シックライフ・シックハウス症候群・         化学物質過敏症・アレルギーなどに関する事柄

シックライフ・シックハウス症候群・         化学物質過敏症・アレルギーなどに関する事柄

2008年01月18日
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 シックハウス問題が建築業界においてある問題を引き起こしています。それはシックハウス問題を被害者は施主側で加害者は
 建築業者側という単純に割り切った流れになっていることです。


建築業界=シックハウス問題を引き起こしたすべての根源

建設業界=シックハウス問題の全責任

建設業界=シックハウス問題を引き起こした悪


 などといったような図式が成立しており、これは一見あたかも自然のように見えます。

 さらに上記の図式を別の形で表現すると下図のようになります。


被害者&加害者


 しかし、このままでよいのでしょうか?



 側がすべてにおいて問題があるとはいえないのではないでしょうか。

 建築業者側は建築基準法に遵守する形で建築した際においても実際にそこに入居された施主側からシックハウス様の健康
 影響が発症したと相談されるケースも増えている中で、対応に苦慮されている姿が浮かび上がります。

 こうしたことが起こる背景には建設業界はもちろんのこと一般の方が便利でより快適な生活を目指してきた現代社会に住まう
 中で、必要最低限の知識やリスク管理が欠如していることも原因の一つに挙げられます。

 そこで建築基準法を遵法しても、室内空気の状態が厚生労働省の定める個別物質のガイドライン値を下回る場合でもシック
 ハウス症候群様の健康影響が発症しないとはいえないということを建設業界や一般消費者ともに認識することが急がれます。

 ここで厚生労働省が定めるガイドライン値を上回り発症する諸症状がシックハウス症候群で、ガイドライン値以下で発症する
 場合は化学物質過敏症であるという考え方も一考である。

 これについては

   『 シックハウス症候群と化学物質過敏症との違い その1

   『 シックハウス症候群と化学物質過敏症との違い その2

 をご覧ください。

 いずれにしてもこのシックハウス問題を上記のように単純に住まい手側(被害者) VS 建設業者側(加害者)と位置づける
 のは問題があると思います。






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最終更新日  2008年01月18日 11時05分35秒


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