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稲葉忍

稲葉忍

Oct 13, 2025
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カテゴリ: 読書・コミック
今回読んだ本は「デューン 砂漠の救世主」(上巻)。

「~砂の惑星」ラストでポールが皇帝シャッダム4世から帝位を奪い、アラキスで皇帝となって12年後が舞台。ポールを救世主として崇拝するフレメンはムアディブの名のもとに聖戦を繰り返し、数々の星を制圧してきた。そんなポールを苦々しく思うベネ・ゲセリット、スペースギルド、トレイラクスが影で陰謀を巡らせており、ポールの正妻であるイルーランも計画に加担しており…と言う内容。

貴種流離譚だった前作とは異なり、政治劇の要素が強い。

・冒頭はスペースギルドの連中が登場する。リンチ版「砂の惑星」では登場していたが。ギルドの構成員はメランジを多量に摂取した結果、突然変異で異形の姿になっているという設定だが、映画だとエトラムルみたいな異形で描かれたが、小説では半魚人のようだという表現。
ポールはアラキスで新政権を樹立したが、外にも中にも敵を抱えてるって状況。メランジの生産はアラキスでしか行えないってことでポールがメランジ生産を独占してるもんだからベネ・ゲセリットなどが黙っちゃいないってわけか…旧勢力はポールの剣の師匠だったダンカンをゴウラ(生前の記憶を持つクローン)として蘇らせてポールに揺さぶりをかけようとする。デューンの世界では機械は極力使わず、人間の精神を強化することで演算ができる、予知能力等の超能力を持つ様になった…という設定だが、クローン技術とかは禁忌とされてるがトレイラクスが密かに伝えてきた技術?
・アラキスの城下町に潜入したトレラクスのフェイスダンサー(筋肉組織・骨格などを自在に変化させる能力を持つ者)スキュタレーは潜入調査中に「聖戦」に参加したフレメンと出会う。彼はポールに対して不信感を抱いていることが明らかに。例の「聖戦」でフレメンは他の星に侵略し、自分の宗教に改宗させたり、星を幾つも破壊してきた。イスラム教やキリスト教は異端を滅ぼしたりして勢力を拡大したが、宗教ってのはろくなもんではない事がわかる。一応仏教徒だが、日本の仏教は戦争しないから
・ポールの妹・アリアは胎児の段階で母が「命の水」を飲んだせいで母方の記憶を受け継ぎ、人間ピューターとしての能力を持ってるが精神的に未熟なところがあり、ヘイトと名乗るダンカンに翻弄されていく。
・ポールの方もダンカンのクローンに翻弄されていく描写がある。さらに予知能力を持ってるポールはダンカンが現れたことで予知が鈍ってるらしい描写もあるし、フレメンが「聖戦」と称してたくさんの犠牲者を出したことから「神になりたくなかった」と考えるように。新たな皇帝になったと言っても国の運営は大変だし、「月が落ちる」夢を見ておりそれに縛られていく…ってのは砂上の楼閣状態。
「神になりたくなかった」ポールだけどフレメンからは神聖なる救世主像を求められたら苦悩するわな。


デューン 砂漠の救世主〔新訳版〕 上 (ハヤカワ文庫SF デューン・シリーズ 0) [ フランク・ハーバート ]





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最終更新日  Oct 15, 2025 06:02:26 PM
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