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久しぶりに夜景を見下ろした。 43階からの眺望である。 ここを訪れたのは何年ぶりだろうか。 かれこれ十年は経っている気がする。 眺望の良いホテルのバーは、大好き。 少し贅沢な夜が、沈んだ気持ちを和ませてくれた。
2007年07月20日
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四半世紀も前の、土用の丑の日に結婚式をあげた。 急遽式を挙げることになって、駆け込み予約したらこの日しかなかったのである。 「出来ちゃった結婚か?」と周囲に騒がれたけど、理由はなんだったのか? もうすっかり記憶にない。 多分、安く挙式できたからだろう。 駅ビルの六階の、ブライダル会社のカウンターに冷やかしで立ち寄って、即決した。 時折。 この頃に振り返ることがある。 どんな苦労でも自分の手で選んだ人生だから、絶対に弱音は吐かない、と決めた三十歳。 色んなことがあったけど、ずっとこの覚悟だけは揺るがなかった。 人生には、一体何が必要だったのだろうか。 強気で突っ走ること? ふと弱気になった自分に苦笑する……。
2007年07月19日
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久しぶりに鎌倉光則寺を訪れた。 この時季の境内の、ハンゲショウの群生は圧巻である。 わたしが初めてハンゲショウに遭遇したのは、今から二年前のこと。 噂を耳にして訪れたのだけれど、白い蝶の大群が一斉に舞い降りたのかと見まがうほどの光景に一瞬息を呑んだ。 半夏生とは、二十四気節の一つで夏至から数えて十一日目(今年は七月二日)のことを言う。 この日は天から毒気が降るとか地から毒草が生えてくるとか言い、野菜を食べたり種まきをしないなどのならわしであったとか。 この年、わたしは偶然に他の場所でも、ハンゲショウを見ることになった。 末期ガンで闘病中の元夫を見舞う途中の空き地に、ひっそりと肩を寄せ合うように咲いていた。 光則寺の群生に遭遇していなかったなら、きっと見過ごしていただろうと思う。 半夏生が来るとハンゲショウを思い出し、同時に病院の途中で見たハンゲショウを思い出す。 今もひっそりとあの空き地で咲いているのだろうか。 そして彼は、このハンゲショウの出会いから一月後、他界した。 来月はその彼の三回忌がやって来る。
2007年07月08日
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