日本産カミキリ学習帳

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2005/08/20
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カテゴリ: カミキリ本編
8月14日

自分で見つけたスーパーノリウツギでの出来事。

ブチヒゲカミキリ採集前にまったりとした赤色の虫を採った。

てっきりこれがイガブチだと思っていたが

触角の斑がない。

アカハナかと考えたがすぐアカハナも採れて比べると

触角の鋸歯がないので違う。

大きいのでセアカかとも思ったが

セアカの赤色♀も採れてしまい、これとも違う。

判らずじまいだったが、帰宅後調べてすぐに判った。


ooaka
Konoa granulata B ATES ,1884 オオハナハナカミキリ

体長15-23mm

ハナカミキリ族日本産44属のうち
オオハナカミキリ属日本産は1属1種の日本特産種

体は黒
上翅は赤色

前胸はいくらか横長。
  前縁部がくびれる。
  後縁は横に凹陥。
  正中部前半と正中部両脇が浅く凹むが
  正中部後半には多少とも縦隆が認められる。
  背面は密にやや不明瞭に点刻されて金毛で覆われる。
上翅は幅広い
  ♂では後方に直線的に狭まる。
  ♀では両側ほぼ平行で端近くで丸く細まる。
  背面は密に小果粒と短い赤色微毛で覆われる。
  端はまっすぐ、あるいはやや斜めにえぐられ気味に切断される。
    内・外角とも明らか。
触角は♂では上翅の4/5前後に達する。
   ♀では上翅の1/2をやや越える程度。
肢は♂では太く頑強で後脛節は反る。
  ♀では♂より一見して細く、後脛節は直線状。

成虫は夏期に出現
   特にノリウツギやシシウドの花を好む
   ブナの立ち枯れにもよく飛来する。

寄主植物:ブナ、ダケカンバ、モミ

分布:北海道、本州(ヤブツバキ帯-ブナ帯)



結局、1♂2♀を得た。

アカハナ系を並べて見ると違いが判りやすかったが、

現地での初見では他の赤色を含め、全く判っていなかったのが実情である。

昨日のブチヒゲは2頭と書いたが生体持ち帰りが2頭いた。

4頭と訂正する。

イガブチも並べて比較してみたい。











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Last updated  2012/04/09 09:50:03 PM
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