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2024.12.23
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カテゴリ: 読書
先日図書館で借りてきた〝不自然な死因”と言うイギリス法医学者が書いた本、すごく楽しみにしてた。
結構厚い本だし読みごたえがありそうだ、一体どんな事件を知ることができるんだろう、と。
しかし今、前半分で止まってる。
表紙裏にタイムズ紙の賛辞が載ってる・・・・夢中にさせられ途中でやめることができない本・・・はあ?
こんなつまらないノンフィクション今まで見たことないほどなのに、いい加減なこと言うな、と言いたい。
まずは自分が何をきっかけに医者になりたいと思ったか、から始まって家族自慢とも思える話しが続き、やっと仕事の話になったかと思うとすぐ終わり、今度は自分のプライベートな生活の話し。
私は、著者はプライベートなことから事件をより理解しようとしてるのか?と好意的に考えて、つまらないながらも読み進んでいきました。
しかし、どうにも我慢ができない、何も盛り上がりがない、何でこんな内容で480ページも読み通せるのか、一体どこがおもしろいのかわからない。
こういう時のために私は保険として6冊借りてきてた。


これは私の期待を裏切りませんでした、いや期待以上でした、と言う言葉は不謹慎ですが。
ベトナム戦争後、ベトナムにべトちゃんドクちゃんと言う結合双生児が生まれたということが時の話題になりました。
彼らが生まれたのはアメリカ軍の撒いた枯葉剤のせいだ、と言うことになってましたよね。
しかし、どうもそうじゃないみたいで、ここにはダイオキシン問題という闇があるみたいです。
日本ではダイオキシンとエコということが密接に関係してるような報道をされてきましたし、今もそうですか?しかし武田先生は異を唱えてます。詳しいことは今ここに書くことから外れるので止めますが。
 結合双生児は世界中で生まれてます、最近ではアメリカで頭が二つ、体が一つの女の子たちが有名ですが、もっと前はやはりアメリカで確か芸人だった男性結合双生児が活躍してた、と言うこともありましたし、しかも彼らはそれぞれ結婚してた、ということでした。
そういう風にもっと例はあると思います。
 マーシャとダーシャは上半身が二人で下半身が一人と言う形で生まれてきました。
彼女たち、生まれてすぐに親には赤ちゃんは死んだと嘘をつき、研究材料にされてたんですね。
まるでマウスかなんかのように怖がって泣き叫ぶ子たちを何年も。
ロシアがまだソ連と言われてた時代で、共産国家に障害者は存在しない、と世界に存在を否定してたと言うことです。

この本はジャーナリストが二人に話を聞いて書き上げた本ですから、彼女たちの気持ちがよく書かれてる。
双子と言っても性格はまるで正反対なのにそれでもお互いを思いやって、切り離し手術には断固反対したそうです。自分たちは二人でいなきゃだめなんだ、愛してるんだ、と。
手術をするのはかなり難しい状態ではあったようですが。
彼女たちの苦しみ、孤独が伝わってきました。
 二人は障害者の学校に行って一応楽しく生活するのですが、卒業したら老人ホームへ・・・

老人になると愚かさが際立ってくる老人たちに〝化け物”だとか嫌がらせを言われ、外に出ると見物人に取り囲まれる、とこれでもかと辛い目にあうのは読んでる側も辛い。
中には優しい人間もいるし、恋も経験する。
でもやっぱり私たちは思い出すのは辛いことの方が多いですよね。
それが見た目が違うことで一層つらい目に合うって残酷以外の何物でもない。
人間の本性は醜いけど、それを修正していく思いやりと言う知性がどれだけ大切か。





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Last updated  2024.12.23 20:18:03
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