2006.11.11
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彼女の前で一度も口にしたことのない恥ずかしいセリフを、ベッドに仰向けになって倒れて、写真を見つめて、無表情で呟く。それからなんとなく恥ずかしくなって、顔を枕にうずめた。写真の中の君は、笑っている。


「本当、口ベタだよね。」いつも君に言っていることを、今日は自分に言ってみる。実際のところ、僕も気持ちの半分を君の前で言えていない。でもきっと分かってくれてるよね。僕だって、何も言わなくても君の気持ちは感じてるから。



「君が、好き。」

鏡の前に立って、もう一度言ってみる。今度はさっきほど無表情を保っていることができなかった。ベッドに飛び込んで、しばらくして、また天井を見上げた。




君が、好き。





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最終更新日  2006.11.11 16:15:18
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