イマ解きの眼

イマ解きの眼

2015年10月14日
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カテゴリ: 20世紀人間
 「”嘘だと思って”試してみると良い」 と2015年10月6日午前8時54分頃NHKの朝の番組「あさイチ」で女性MCが発言していた。 この表現はおかしいと思う。 私が考えるに「”嘘だと思っても”試してみると良い」が正しく思う。 嘘と断定しているのに試す必要はない。 その時はそれが嘘だと疑ってもその事実が実際は正しいかもという幅というかそうでないかもという許容される反対のものを含んでいるシロものであることがあろうとする受け止める側の余裕があるのである。 実際にそれを試してみたらその時それが”嘘”であると決めつけたことが案外そうでなかったり、”嘘” そのものと確認でき、それも経験として残り、失敗しないための警鐘のひとつとなる。 冒頭のように”嘘”と断定してしまうとその許容なり検証という行為が行われなくなり、大袈裟にいうと人類史に貢献できなくなるのである。 科学する精神というのは多くの失敗が失敗と認めることによりその経験のから真理なり、確信なり、原理を見いだすということをであると認識することから始まるのである。





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最終更新日  2015年10月14日 00時01分13秒
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