偶々(たまたま)テレビの情報番組で街角インタビューに応える人を視るともなしに観ていると ” どの面下げて ” ものを言っているのだと言う思いにとらわれることがある。 例えば、だらしなく伸びきった寛衣のようなTシャツの首ぐりからたれ落ちそうな豊満な胸の谷間の上部の合わせ部分が見えることを気にすることなく、長年連れ添った少しの行き違いの中で一瞬にして愛が冷めたという理由で別居中の配偶者の悪口を長々と ” くっちゃべって(〔俗語〕 無駄なおしゃべりを続ける) ” いるのをみるとその念(おも)いになる。
結婚とは思い入れと誤解と幻想の入り交じったもので始まると考える筆者にとってはその時点で悪口の対象となっている配偶者を選んだのは ” アナタ ” であるのだと言いたい。 そんなに見る眼のない自分を反省しないで相手にばかりか自分の思い入れをカタチにしろと要求するのはおかしいと想わねばならないのにそうしない、えて勝手(わがまま)な存在なのだ。 蛇足ながら、 ” えて ” は本来は ” 得手 ” と漢字で書かれるがここでは ” 猿 ” を意味する ” エテ公 ” を想記してもらいたくてこう表現した次第である。 さらに言うと殊更(ことさら)女性が嫌いなのではない、似非(えせ)なる人間が好ましくないのである觔斗雲から その1 2023年04月25日
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