2006.06.04
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テーマ: Monty Python(22)
カテゴリ: Monty Python
1948show.jpg
 勿論、ただ貴重なだけではない。面白いのだ。実は、いくら連中が作ってるとは言え、パイソン以前の「古い」コメディではたして笑えるかというのは不安だった。だが、とりあえず今「1948ショウ」の最初の2本を見ただけだがパイソンに劣らず笑える。ってーか要するに同じ人が同じセンスで作ってるんだからな。パイソンはオチがないから面白い/新しいのではなくて、面白い/新しいセンスの人が「オチの廃止」という実験を盛り込んだのだ。この番組では一つ一つのスケッチはしっかりオチているが、それでも爆笑出来る。

 例えばクリースの演じる「人を人とも思わない」系のキャラ。チャップマンのデクノボウぶり。パイソンのライヴなどでもお馴染み「昔の貧乏自慢(四人のヨークシャー人)」も出て来るし。個人的には、基本的に顔の作りが良いのにヒドいロンパリのせいで出てくるだけで適度に気持ち悪いマーティ・フェルドマンの存在感が良かった。英国情報局長(クリース)にソ連への潜入を命じられるお茶係の馬鹿っぷりが白眉。あとこいつにいきなり殺されるチャップマンも面白いのだが(どういう経緯かは映像を見てほしい。ってーか、買え)。

 しかし実は圧倒的に存在がでかいのが全体の進行役と自分で思い込んでいる馬鹿女、「ラブリー」エイミー・マクドナルドちゃんだ。「ちゃん」のあとにハートマークを付けたいくらいの馬鹿っぷりである。パイソンのSFスケッチに出て来る馬鹿女が毎回出演している様な感じか。どうやら毎週「エイミー・マクドナルド基金」に寄付を呼びかけているのだが、これによって彼女は贅沢な暮らしが出来るのだ。素晴らしい。

 しばらくは本編を中断してこっちを見るぞ。(一話毎の紹介はやらないと思うけどね)





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Last updated  2006.06.04 19:52:13
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