音質が悪いと聞いていたが思ったホドでも無い。途中から良くなって行く傾向があると思うんだがどうだろう。ライヴそのものは案の定、ぬる~く、つまりロニー・ウッドそのものって感じです。演奏陣が凄く豪華で、キース、マック、ボビー・キーズはともかくとしてドラムがジガブー(!)、ベースがスタンリー・クラークという、必然性がよく解らないメンツ。そしてLove in VainやRock Me Babyと言った曲でもかまわずスラップを決めるクラークのプレイには違和感バリバリ。逆にAm I Groovin' You?でのプレイ(長いソロを含む)は最高。ジガブーはあまり「らしい」ところは聴かせていない。何でもあのノリになっちゃうのかな、と思ったけど普通にR&Rしてるのね。でもI Can Feel the Fireとかでは独特のグルーヴを・・・
フロントの二人はどうせ始終酔っぱらってるんだろうし、ヨレヨレなのは当然。ロニーが歌うストーンズナンバーも珍品だが、キースがストーンズでは聴けない曲を2曲歌ってるのも貴重。Love In Vainはフェイシズでもやってるけど、どっちにしろロニーが歌ってた曲ではない。