2006.11.25
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カテゴリ: オタク部分
 「ちきゅうはかいばくだん」は物凄いが、アレは一介のお手伝いロボットの狂気を笑うための小道具であり、また、アレによって実際にちきゅうがはかいされた描写は無いのでその恐ろしさは解らない。

baibain.gif 我々が怖かったのはむしろ「人間製造機」だったり「どくさいスイッチ」だったりするワケだが、よく仲間と話していて「アレは怖い」となるのは結構「バイバイン」だったりする。たった一つのくりまんじゅうが地球を埋め尽くす恐怖。そして最後「宇宙のかなたにおくるしかない」と言って風呂敷に包んだくりまんじゅうを打ち上げるが、その「宇宙のかなた」で今も増え続けているくりまんじゅう・・・くりまんじゅうが宇宙をも埋め尽くすのはいつになるのか?

 理系の馬鹿(褒め言葉)達は当然これを試算した。すると恐るべき結果が。なんと、あるサイトによると23時間5分(!)でくりまんじゅうは宇宙の体積を追い越す=この宇宙がくりまんじゅうで埋め尽くされる、と言うことになるというのだ。

 この試算は宇宙の体積を有限とした計算、つまり137億年前に生まれた宇宙が膨張し、現在のかたちを275億光年の直径を持つ球とした前提で行われている。これは「科学的」には正しいのかも知れないが、「SF的」には正しいのだろうか。つまり、「宇宙は無限である」ということだ。無限というのは限りが無いことで、くりまんじゅうがいくら増え続けても無限より少ない。
 一個の物が5分で倍になる。「倍」というのは「1」に対する「2」であり、2が4になり、4が8に・・・と「無限」に増え続けても「数えられる数字」から逸脱することは無い。何億何千万の何乗・・・とかなっても「倍に増え」続ける以上は「無限」には到達しないのだ。無限と言うからには「数」は超越しているのである。

 理系の人たちは「高速で動くロケットに乗せることで時間の経過をほぼ0に出来るのでくりまんじゅうは増えなくなる」とか「いや、それ以前に大気圏突破の際に燃え尽きるので無問題」「くりまんじゅうの増加速度と宇宙の膨張速度の関係は?」など、それはそれで素晴らしい結論を出してくれている。俺には難しい計算は出来ないから、言葉で解決することにした。口車は科学に勝つ。

 (口車って言うのか、コレ)





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Last updated  2006.11.25 20:12:00
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