Hon Councilers: Drums : Zeke Manyika Saxophone : Chris Hunter 4枚目のシングルとしてリリースされたが、レコーディング自体は a Parisより早かったと推測される。ジーク・マニーカがドラムを担当していることと、曲調、サウンド共にSpeak Like A Childの延長上にあると言うのがその根拠。勿論俺の推測でしかないけど。 更に言えば、延長どころか曲自体はSpeak~より古く、既にJam時代に録音されていて、シングルカットの予定だったがポールが「後にとっておこう」と思って取りやめたと言う経緯がある。勿論、Jamの未来のためでなく(構想中の)TSCのために「とっておいた」のだ。 ポップで非常に楽しい曲だが、この時点のTSCを考えると、バンド自体が既に先に進んでしまっている感は否めない。a Parisの後に出されてもどこか古く感じてしまうのだ。だが、そういうことを考えなければ絶品のポップナンバー。当時の日本の「渋谷系」特にフリッパーズギターなどには大きな影響を与えた。 当時はアルバム未収録で、アメリカでのみLP My Ever Changing Moods(Cafe Bleuのアメリカ盤)に収録された。日本や本国ではSinguler Adventuresまでアルバムには入らなかったし、それどころかシングル未発売の日本ではシングルボックスが87年に出るまではリリースさえされていなかった。 (Instrumental) タイトル曲のインスト。特別なリミックスなどがされたわけではなく、単なるカラオケである。現時点で未CD化。それどころかLPにも入ったことが無い。