勿論、件の映画の米国盤を買うのが馬鹿馬鹿しい、と言う意味ではない。Amazing Journeyってのは(多分)バンドの名前で、(多分)DVDのタイトルはOne Night in New York Cityである。そう、コレは米国ハードロック界のお達者プレイヤーが集まったフーのトリビュートバンドなのだ。メンバーを聞いて驚け(知ってる人は驚かないでよろしい)。マイク・ポートノイ(D)、ポール・ギルバート(G)、ビリー・シーン(B)、ゲイリー・シェローン(Vo)という、まあそっち方面が好きな人なら大抵知ってる、しかも無茶苦茶上手い人たちが寄ってたかって。結局演ってるのは単なるフーのトリビュートバンドである。ってーか、コピバンだ。
もっと面白いのがポートノイ。勿論最初はターゲットTシャツで登場。ドラムセットには当然ハイハットは無い。そして、オープニングのBaba O'Rileyのイントロから既に「あの動き」を披露。その後も随所でキース特有の「必要ない動き」を完全コピー。揚げ句にA Quick One While He's AwayではIver the Engine Driverの前にオフマイクで何やら喋ってるヤツまで完全再現。もうまるっきり馬鹿である。