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2023.03.01
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テーマ: ニュース(100303)
カテゴリ: その他いろいろ
JAXA宇宙飛行士候補者選抜の結果に関する記者会見
https://astro-mission.jaxa.jp/astro_selection/news/detail/002870.html
お二方とも絵に描いたようなハイキャリアの持ち主で、やっぱり一般人には宇宙飛行士は手の届かないものなんだなと実感しますね。


さて、どうにもこうにも引っかかるのが
2人
という人数です。

少なすぎない?


自前で有人ロケット技術を持たない我が国が二人選んだのはスゴイかもしれませんが、一方でこれから本格的な宇宙時代になるというのに、なにをもったいぶっているのだろう。
100人とは言わないけど、20~30人ぐらい選んでも良いんじゃないの?


私は、科学的・工学的には宇宙飛行士なぞ不要だと思ってます。
それこそドローンや仮想技術で良くて、命をかけて宇宙に行く必然は全く無く、宇宙飛行士の育成にかける予算は、こういう遠隔操作技術につぎ込むのが将来の日本の技術力向上・産業育成に有用だと思います。



農業と環境調査のためのリモートセンシング・GIS・GPS活用ガイド [ 井上 吉雄 ]


ではなぜ2人では少ないと思うのか。
それは、宇宙への旅立ちは、理工学の問題ではなく、人間の問題だからです。

むしろ人文系の学問にこそ宇宙飛行士が必要なのではないか。

宇宙に行った人がよく言うのは、人生観が変わるということです。
漆黒の空間に美しい青い水の惑星が浮いている。そこに国境線などはなく、無限に広がる空間にあるこの小さな小さな星の上で、我々は協力しあって生きていかねばならないのです。

これはまさに政治の問題であって、観念や倫理の問題です。更には文学や史学にも波及するような話です。
文系学科こそ宇宙に取り組む必要があり、宇宙飛行士はその伝道者たるべき存在なのだから、積極的に育成する必要があると思います。


ほぼ日のアースボール 地球の今がリアルタイムに見える 国境も国名もない地球儀 セカンドモデル 直径約15cm 台座付き 青 Hobonichi ほぼ日 渡辺教具製作所



なぜ文学部宇宙学科が無いのか。
国際政治学科宇宙専攻がないのか。
おそらく大半の人文系学部の経営層には宇宙への展望や興味はないと思いますが、それじゃ先細りだよって話です。


真のグローバル人材の育成を掲げるのであれば、国をまたいで活躍する・・・なんてレベルの小さな話ではなく、まさに地球規模で物事を考えられる人材を育てなければならない。
これからのグローバルリーダーは宇宙飛行の経験者であるべきだ。



そう考えると、宇宙飛行士の採用は100人でも少ないと思いませんか?


ではごきげんよう。





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最終更新日  2023.03.10 23:22:57
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