PR

プロフィール

朽棄

朽棄

カレンダー

2006年09月28日
XML
カテゴリ: カテゴリ未分類



 彼の名はタープマン。ウーノス城で仕事を斡旋してくれる気のいい男だ。

 かつての私は彼にさんざん世話になった。

 もっともインフレがひどい現在では、彼が提示する報酬では報告等の手間を考えると

仕事の引き受け手がいないのが実情らしい。

 「ああ、久しぶりだな。とりあえず仕事をくれ。報酬はPOT限定の物で、だ。」

 「あんたくらいの熟練者が今更この程度の報酬の仕事をするのか?」

 訝しげに問うタープマン。報酬が少ないことがわかっているのなら値上げしろと言いたい。



 隠す必要もないので正直に答える。

 「ああ、えらく高い税金になってるな。だがその程度のクロなんて余裕で稼げるだろう?」

 確かにどこで狩りをしようがPOT代、修理代くらいすぐに稼げる。

 例え今回のように高額な税金がかけられたとしても、大したことではない。

 「私は税金を払うのが嫌いだ。過去一度たりとも支払ったことがない。」

 更に私は言い募る。

 「だいたいあれは税金とは言わない。搾取と言うべき代物だ。」

 もっとも歴代の支配者の中にはUW時に守備側の味方に付いた傭兵に報酬を支払ったり

ばら撒いたりした気の利いたもの達もいたようではあるが。

 「だが、税金をかけるのは支配者の特権だろ?」

 もちろん言われるまでもなくそのようなことは理解しているし、納得もしている。



 「まったくあんたは相変わらず筋金入りの頑固者だな。」

 余計なお世話だ。

 「まあ仕事をしてくれる分にはこちらとしては有難いからいいがな。だがひとつだけ忠告だ。」

 いつになくまじめな顔のタープマン。

 「あんたほど熟練していない者たちの迷惑にならんようにな。」



 それは言い換えればそれらの魔物相手に鍛錬を重ねている者たちにしてみれば邪魔以外何者でもない。

 「言われるまでもない。」

 それはいいかっこしいの私とって守らなければならない、冒険者の仁義とも呼べるもの。

 「理解しているならオーケーだ。しっかり稼いでくれや。」





 こうして私はウーノス城を駆け巡る。

 人を見かければダッシュで逃げながら……。













 作中にもありますが、私は税金をかけること事態に文句はありません。

 それはUWで勝つことの報酬であり、楽しみの一つでもあるわけですから。

 ただ支払うのがきらい。それだけのことです。

 もっとも文句を言っちゃいかんとも思いませんが。

 税金かけられて喜ぶ人がいるわけがない。

 どうでもいいと思う人はいるでしょうけどね。




 文句を言われたくなければ税金をかけなければいいわけだし、

 税金をかけられたくなければ、税率0%を公言するユニオンに参加すればいい。

 自分の力が及ばないと思うなら人を集めればいい(これは非常に大変なことではありますけどね)。

 もっとも現在のユニオンは税率0%を公言しながら税率100%にしたようですが(苦笑

 噂レベルなら日記には決して書かないのですが、その発言を聞いていた人から直接聞いた情報ですから……。

 嘘までついて人を集め、支配者の権利を勝ち取った現在のユニオン。

 その根性を褒めるべきか

 或いはその性根を……。

 まあ土曜日には決着のつく話でしょうから、それまではのんびりと(´、丶)






 さて、どうなることやら。





お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

最終更新日  2006年09月29日 00時17分20秒


【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! -- / --
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x
X

© Rakuten Group, Inc.
X
Mobilize your Site
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: