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2011.11.08

カピート２　アロマティック

テーマ：パイプたばこを吸おう(1852)

カテゴリ：パイプ煙草インプレ

　世間では同名のミニ・パイプも販売されていますが、それとの関係は良く分かりません。まさか、あのパイプで吸うための煙草だとも思えませんし・・・。（笑）

　開封時の香りは、甘いガムを連想させる類で、他に蜂蜜と、甘い系統の柑橘類が混ざるような感じでしょうか。
　カットは、リボンカットとラフカットの混合で、湿気は普通からやや湿り気味といった所でしょうか。

　少し緩めに詰めて着火しますと、非常に軽い喫味である事に気付きます。味は、蜂蜜味のガムのような甘さがあるのですが、全く強くは主張してきません。香りも、開封時の香りを少し弱くしたような感じで、これも主張は弱いです。
　燃やし過ぎている風でもありませんし、味が出ていない様子でもないので、多分こういう煙草なのだと思います。これだけ軽い喫味のパイプ煙草は、他にちょっと記憶がありません。ニコチン感も少ないです。
　なるほど、パッケージには「MELLOW LIGHT」と書かれています。

　こうした味わいは喫煙中盤過ぎまで続きますが、そこから終盤にかけて、少し味が濃くなってきます。薄味に慣れたせいなのか、それともタールが下の方に蓄積してきたせいなのかは分かりません。とにかく、終盤から煙草を吸っている雰囲気が強まってきます。
　この時の味は、基本的に序盤の味を濃くしたような感じで、質的な違いはほとんどないような気がします。相変わらず、蜂蜜味のガムのような味です。

　取り敢えず、濃い薄いはあっても、味は最後まで変化しませんでした。

　という事で喫煙終了。燃焼はやや遅く、火付きは悪くないものの、火持ちは今一つです。後味も残り香も軽い感じですが、爽やか系という訳ではなく、ちょっとしたベタ付き感はあります。

　ガムっぽい味という事では、同じくJTの「ロックンチェア」が思い出されますが、そう言えば似たような方向性のように思われます。あれの軽いバージョンが今回の「カピート２・アロマティック」なのではないかと思わせます。

　気軽に何となく吸うには、良いかも知れません。

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