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2012.07.04

ブルーノート（缶）

(2)

テーマ：パイプたばこを吸おう(1843)

カテゴリ：パイプ煙草インプレ

　この煙草は着香物の中では非常に人気の高い銘柄ですし、実は私も今回が２度目の購入になりますから、「今更」感は拭えませんが、まぁ、私の記録用として見逃して下さい。前に吸ったのは、ブログで煙草記事を書き始める前だったのです。
　前に吸った時も、噂に違わぬ美味しさだと感じたのを覚えていますし、選択としては非常に固い線です。

　開封時の香りは、柑橘類・蜂蜜・微妙にバニラといったところで、着香パイプ煙草らしい非常に良い香りです。ウットリします。カットは、フレイクを良く解したリボンカットとラフカットの混合で、解し切れてないブロークンフレイク状の塊も散見されます。湿り具合は、標準的だと思います。

　この煙草を内径20mmのパイプに詰めて吸い始めますと、・・・う～む、いきなり美味しい。味と香りに奥行きを持たせた蜂蜜レモンがドッと来ます。この柑橘系の軽やかな酸味と、蜂蜜系の芳醇な甘味の組み合わせというのは、私の大好物です。この味と香りが着火直後からタップリと味わえるのですから、たまりません。

　火着き・火持ちは大変良く、尚且つ過燃焼になりやすい訳でもありません。非常に平和に喫煙を続けられます。

　喫煙中盤を過ぎてくると、味に重厚感と言うか、煙草感と言うか、そういう喫味が加わってきて、コクが深まるような感じになります。着香分が抜けてきて、元の煙草の味が表に立つようになってきていると思うのですが、元の煙草がなかなかの上質な物のようで、甘味が途切れる事はありません。　

　喫煙終盤にかけて、着香成分が抜けてきて、益々地の煙草の味が表に出てきますが、その味もなかなか良いです。煙草らしい紅茶系の風味に、残っている柑橘系の味がまざり、レモンティーのような喫味になります。もちろん甘味もたっぷりあります。この段階でも非常に美味しく吸い続けられます。

　という事で喫煙終了。後味はレモンティーっぽく、残り香は柑橘系です。

　ルームノートも好ましいので、周囲の人にも好評ですし、時と場所を選ばず楽しめる側面もあります。

　やはり着香煙草の定番と言われる銘柄は、それなりの内容があるものだと改めて感じる喫煙となりました。間違いのない煙草です。

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