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2014.02.13

カピート２・スーパーライト

(2)

テーマ：パイプたばこを吸おう(1843)

カテゴリ：パイプ煙草インプレ

「カピート２」のもう一つの銘柄「アロマティック」については、以前にレポートしていますが、個人的にはイメージが薄く、どんな煙草だったのか良く覚えていません。（笑）　今回の「スーパーライト」はどんな煙草なのでしょう。

　開封時の香りは、弱いバニラ香と思われるもので、それに微かに干草の熟成臭が混ざります。カットは細かいラフカットで、ほとんどブラックキャベンディッシュだけの構成かと思われるほど真っ黒です。手触りは、やや乾燥気味に感じられます。

　これを火皿内径20mmにパイプに硬めに詰めて着火しますと、開封時と同様に非常に弱いバニラ香が来ます。と言うより、来てるんだか来てないんだか分からないくらい香り立ちは弱いです。味も、甘味と酸味は確かにあるのですが、全体的にスカスカで、吸い応えと呼べるものが全くありません。
　正に「スーパーライト」な喫味です。

　火着き・火持ちは良好で、且つ燃え過ぎるような気配もありませんから、吸いやすさはバツグンです。何も考えずに吸えます。

　喫煙中盤になっても、スーパーライトな喫味は継続します。不味いという訳でもありませんし、これならこれで何となく常喫するには良いのだと思うのですが、逆にしっかり楽しもうとするには手応えがなさ過ぎるように思います。

　喫煙終盤になって微妙に出汁系のコクが出てきますが、それもドンと来る訳でもなく、あくまでスーパーライトな範疇での出方です。また、喫煙中盤辺りからの粉っぽいザラついた喫味が終盤ではより明確になり、もう火皿に灰しか残っていないかのような雰囲気になります。

　という事で喫煙終了。後味は、・・・う～む、何も無し。残り香は、パイプ煙草の煙（笑）でした。

　ながら吸いの常喫用としては、まったく邪魔にならない煙草ですから、そういうシチュエーションで吸って下さい。

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