おもいつくまま きのむくまま(経済指標グラフからみえるもの)

おもいつくまま きのむくまま(経済指標グラフからみえるもの)

2010年01月06日
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 極めて良好。当面横ばいと見ていたが上抜けしてきた。米国ビック3の苦境は継続で、日本のビック3は堅調。米国勢はGM・クライスラが厳しく、フォードが好調。日本勢はトヨタが良好で日産が出遅れ。韓国メーカは相変わらずの絶好調を継続。
12月の米自動車販売は好調、フォードやトヨタ<7203.T>が主導 (2010年 01月 6日 07:28 JST ロイター)

 米新車販売台数の推移をグラフ化すると下図のようになる。
20100106_米新車販売台数.jpg

 販売台数は8月に次ぐ103万台で、上昇基調、直近上昇。対前年同月比は上昇基調、直近上昇。自動車販売は今後も緩やかな拡大が予想される。雇用環境の回復の遅れや個人信用力の低下から販売台数の急増は期待できないが、人口増と買替え需要で底堅い販売が予想される。
 ただ、消費者の性能より価格を重視傾向が継続。昨年程ではないが値引き販売は相変わらず横行しているようである。需要動向は、大型車に偏る米国車メーカに不利。
高級車種を主軸に置く日本車メーカも厳しい。廉価車種を多く揃える韓国車メーカに有利。モーゲージローンは、『GMACフィナンシャル・サービシズに38億ドルの追加資本を注入し、政府の持ち株比率を従来の35%から56%』など環境の悪さは相変わらず、韓国車メーカはかなりのリスクを取っている様である。リスクが実現化しないことを祈るのみ。

 今年の販売実績を単純平均すると88.8万台。年間販売台数は1,042.9万台。対前年同期比15.5%減。年間販売台数は1000万台と考えていたので、個人的には上出来な数字。中国に市場規模で抜かれたとしても1000万台市場、存在感は相変わらず大きい。
 来年の米国自動車販売台数は1100万-1200万台、自動車保有台数も減少と考えている。原油需要の伸びは限定的と考える。






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最終更新日  2010年01月06日 21時02分31秒
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