近年、問題になっている産婦人科・小児科の医師不足や地方の総合病院の閉鎖は診療報酬削減の影響なのか?。個人的にはかなり疑いの目で見ている。
診療報酬が減って医師は、『医者』であることを辞めたのだろうか?。
もし、そうなら、今の医師不足は理解できる。
しかし、実際は、医師は他の診療科に鞍替えしたり、都市部に移動しているだけで医者であることを辞めているわけではない。
医療保険制度は、医師が日本の何処で医療行為をしても同一の報酬を得られる様にしている。もちろん、医療行為に対して診療科毎に差が付かないように制度設計しているはずである。
診療科や地域により診療報酬の問題で医師不足が発生しているのだから診療報の酬削減の影響とは考えられない。あくまで、診療報酬の配分が適正でないだけて、診療報酬総額を増やす理由にはならない。
勤務医の診療報酬を増やすなら、開業医の診療報酬を大幅に減らさなきゃ話があわない。また、産婦人科や小児科の診療報酬を増やすなら他の診療科の診療報酬を下げるべきである。
『命にかかわることにはお金を出し惜しみしない』と選挙のことばかり考えて診療報酬全体を増加したのでは財政が破たんしてしまう。
診療報酬の削減を『医療崩壊』の原因にして、医療制度改革を先送りにし、医療に税金をつぎ込むことはあまりにも・・・・ひどすぎる!!。
だばこ値上げに思うこと 2010年07月26日
アチィィィィィィー。ギイブアップ 2010年07月20日
本日、飲み会にてごたくを述べる余裕なし 2010年07月14日
PR
カレンダー
カテゴリ
キーワードサーチ