マクロビ・ヒーリング・サロン【さろん楓・ふぅ】@白金台

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2008.01.09
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カテゴリ: 我、想う
癒しに携わっていて最も心が震える瞬間は、
人が自分の弱みや苦手なこと、できないことを
素直にカミングアウトするとき。

そして、それを認めたうえで
それを越えたい、より良くなりたいと努力する姿には
人の尊厳、誇り高さというものを感じて、
いつも、なんともいえない感動に揺さぶられます。

同じ意味で、人に対して何か失礼なことをしてしまったときに
素直に自分の非を認めて、潔く謝れる人には同じような感動を覚えます。


それができる人こそがすごいですよね。

去年は、「謝れない人たち」がずいぶんと世間を騒がせましたが
人の本当の気持ち、誠意を表現できる人に出会うと
「この人はホンモノだ!」と思えて震えが起きたりします。

そんなとき、不思議と怒りもおさまっていく…
というような現象があるように思います。


…10年ほど前のことでしょうか。
会社員として働いていた頃、
10歳ほど年上の営業マンと共にお客さんである法人に謝罪に行ったことがありました。

当時、私はIT系システムの保守に携わっていました。
そもそもシステムってダウンするんですよね。

先方は当然怒っているわけです。

先方の担当者は業者に対して厳しい(うるさい?!)ことで知られていた人でした。
(余談ですが、今思えば、業者に嫌われるような口うるさい担当者というのは、
実は、きちんと仕事をしている人なのですよね…)
道中、いったい何を言われるのだろう?というドキドキ感もありました。


が、会議室に通され、着席するなり、その営業マンは開口一番
「このたびはご迷惑をおかけして大変申し訳ございませんでした」と
深く頭を下げたのです。
隣にいた私も慌てて頭を下げました。

頭(こうべ)を垂れていたこと、何秒でしょうか?
つまり、簡単にぺこりと頭を下げる謝り方ではなかったのです。

私は、システムがダウンしてしまうさまざまな事情を説明するのかと思っていたので
かなり面食らいました。

でも、もっと面食らっていたのは、先方の担当者のほうでした。
「いやいや、もういいですよ」と頭を上げてくださいというような手振り。

その後、厳しいお言葉を頂戴することもなく、
「今後もよろしくお願いします」と逆に頭を下げられて、その会社を後にしました。

この出来事を通して、私は大人の謝り方を痛烈に学びました。
そして、「これが誠意というものか…」と20代の私は先輩を尊敬のまなざしで眺めたものでした。

人間関係でトラブルになったり、
相手に失礼なことをしてしまった場合は

でも、そんな時こそ、
反省するよりも、原因分析するよりも
まずは、不快感を与えた人に対して誠心誠意謝罪すること。

コレが大切なのではないでしょうか。

反省も分析もその後でいい。

言い訳は言語道断ですが、
反省の気持ちや原因分析や今後の決意を相手に伝えたところで
結局言い訳にしか聞こえないような場合があると思います。

それよりも謝ること。
それが大切なのではないでしょうか。
そういう誠意って必ず伝わるものだと思うからです。

潔く謝れる人。
年頭だから、というわけではないですが
そういう人を目指していきたいと思いました。





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Last updated  2008.01.10 12:29:53
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