マクロビ・ヒーリング・サロン【さろん楓・ふぅ】@白金台

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アンコール♪@ Re:☆パソコンに向かう姿勢を変えてみる3つの提案(09/24) こちらではお久しぶりです。仙台、曇りの…
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2008.08.25
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『この自由な世界で』という映画を観てきました。

まだ都会にいる自分が当たり前のようでいて、
落ち着かない感じもするという不思議な感覚のまま。

大好きなケン・ローチ監督の作品です。
この監督の作品には、いつもガツンとやられます。
今回もまたでした。

よく「名もない市井の人々に寄り添い続ける名匠」と称せられる監督さんなのですが、そうですね、私はこの監督の人を見るまなざしの温かさに惹かれ続けています。人間のどうしようもない弱さが愛しくなってくる・・・。そんなふうに言えばいいでしょうか。

でも、今回はそれだけではありませんでした。
そうやって終わるのか!と、はっとさせられました。


ストーリーに関しては、こちらを読んでいただくとして割愛しますが、
簡単に言えば、小学生の一人息子をもつシングルマザー、アンジーの仕事の奮闘記です。舞台はロンドン。

同じく働く母親として共感できるかと言えば、ソ・ウ・デ・モ・ナ・イ。

私は、やっぱり痛い、怖いのは嫌だし、
願わくは人に嫌われたくないから、もうちょっとモノの言い方に気を使うだろうし、
胸の谷間をチラつかせて新しい仕事をゲットしてみたい気もするけれど、
それは、逆立ちしたってムリそうだし(笑)。

子どもから「母さんの悪口を言われたから腹が立って殴ったんだ」
なんて言われたら、もう泣かずにはいられなくて、
そんな息子の願いを聞き入れないなんてことはできないだろうし。

「ああ、アンジー、

と、ハラハラドキドキで観ていたわけです。

そんな自分は、詰まるところ、小心者で、これじゃぁビックにはなれないなぁ・・・なんて思いながら。

農家滞在をしてきて、地に足が着いた穏やかさ(いや、もちろん忙しいですし、タイヘンさももちろんあります)を過ごしてきたばかりの私にとっては、アンジーの生き方はパワーがあってかっこいいけど、それによってどんな幸せが得られるのだろう??と思ってしまったりして・・・。

それと同時に、
そんなふうに波乱万丈のアンジーを見守る自分は


こういう言い方をすると語弊や誤解があるかもしれませんが
「経済的に」「労働環境的に」という意味です。

つまり、それは、私個人の学歴とか職業能力の問題ではなく
日本という国の暮らしのシステムによるものがすごく大きいということです。

職業安定所に
「何でもいいから仕事を」という方はほとんどいませんよね。
今の日本、本当に働こうと思ったら職はあるのですから。

『この自由な世界で』という邦題はものすごく希望を抱かせるムードに溢れていますが、原題は『it's a free world・・・』。

そう。「・・・」の後に続く問いかけはものすごく大きなもののはずです。

「自由」というものほど、やっかいでムズカシイものはない。

「自由」

その素敵な響きとは裏腹に、私たちが引き受けなければならないもの。
それについて、考えさせられる映画です。





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Last updated  2008.09.01 14:04:09
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