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2011.08.28
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カテゴリ: カテゴリ未分類
この夏休み、免許更新講習を受講した。

民主党政権にかわり、一時期廃止の動きもあったが、
教師の指導力低下を憂う国民の声が
その動きを封じ込めたのであろうか、
10年に一度の更新講習義務付けが継続されている。

この講習は、地元大学での受講が原則。
合計30時間の履修が義務付けられている。

内容としては、
必修が12時間(2日間)と

1講座6時間の合計5講座受講する必要がある。

悔しいのは、1講座につき6000円、
合計3万円もの受講料を支払わなければならない点。
やむをえず他県で受講となれば、
旅費・宿泊費は自己負担となる。

必修12時間は、本学では「教育最新事情」と銘打って、
新指導要領の解説、特別支援教育の基礎、
そして東北大震災を受けての危機管理といった内容であった。

選択18時間、私の場合、
「社会学」「論理学」「国語科教育」の3講座を希望した。
夏休みにすべて受講したいということで、


正直、必修の中で「新指導要領」と「特別支援教育」は
いらないなと思った。
現場は大学の先生以上に
切実感と必要感を持って研修を仕組んでおり、
講義の内容はそれを超えるレベルではなかった。


受講者がグループになって
学校の立地条件等を設定し、
シミュレーションしながら
教師はどう動くべきか演習形式で学んだ。
これはかなり有意義であった。

社会学では社会を構造的にとらえる視点を、
論理学では形式と記号でものごとを分析し、
人工言語で思考する視点を学んだ。
国語科教育では、
教材開発論に学んだ。

選択講座は、必修以上に成果はあった。
しかしどれもこれも中途半端。
たった一日で学ぶには
無理があった。

この免許更新講習は
これからも継続されるのだろうか。

教師は現場で育てられる。

大学を否定しているわけではない。
私自身、10年前、
現場実践の壁にぶち当たり、
自ら大学院の門をたたいた。

その経験からも、
大学における学びは
個々の強いニーズがあってこそ生かされると考える。

唯一実践的だったのは
国語科教育論であるが、
これは現場実践の中でも
十分学べる。
そのような機会はあふれている。

大学で学ぶ意味はなんだったのか、
免許更新講習を終えて、
改めて考えている。





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最終更新日  2011.08.28 05:58:43
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