日日粛粛

日日粛粛

2011.04.03
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カテゴリ: 独り言

3月11日の地震以後,日本政府は何をやっているのかまったく見えない.

自国民の大惨事に接しても,なお他人事のような対応に終始しているように見える.恐らく,今回の地震に至る前まで,政府はアメリカの影響力を削ぎ,中国とアメリカの2方を眺めながらの外交に舵を切りたかったはずだ.

しかし,今回の大惨事に至り,ほぼ「何もできない」日本政府の指導力と有事対応の無様なほどの欠如が明らかになった.それに比べてアメリカの対応は,日本政府のそれを凄まじく凌駕するものであり,しかも統制が取れたものであり,アメリカの総力を注ぎ込んだ素晴らしいものとなった.

正直言って,世界第2位の経済大国と自画自賛していた日本が,これほどまでにアメリカの国力に及ばないとは思わなかった.

今日の日本の反映が,アメリカの庇護の下に成立してきたことを日本政府は真摯に見つめなおすべきだ.

日本は,「Japan as NO.1」以後,アメリカをライバルと見てきた.一方,アメリカは「TOMODACHI」と見てきた.ライバルには,相手の弱点を突くことができるが,「TOMODACHI」に致命傷を与えることはできない.

「世界に冠たる日本」などとは,金輪際思わぬこと.

ポンコツな我が国の政治家には,日本人の美徳を勉強する必要がありそうだ.






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Last updated  2011.04.03 17:39:58
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