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体調を崩しておりましたが、すっかり回復いたしましたようやくしつこい咳も、ほぼほぼ出なくなりました。咳払い程度です。更新はサボっておりましたけれど、メール対応はちゃんとやってましたよぉ~最近、新規のご相談メールが相次いでましてね。結構、頑張っておりましたところで、今回は「占い師に導かれて」の患者さんの近況です。直近では6月27日(だったと思います)に書いています。彼女の経過は、過去ブログを参考方です。昨夜、久しぶりにご主人からメールが届いたんです。先週末から腹痛があって、我慢に我慢を重ねていたけれど、限界に来て、地元の病院に駆け込んだようです。腸閉塞で入院となりました。案の定、小腸が腫れていたと。ここの病院は、いつも何かあると診て頂いている病院です。よくして頂いています。今回の入院で、腸閉塞事件、何度目かなぁ。腹膜切除から2年2か月が経過しました。過去ブログを読んで頂くとわかりますけど、腹膜播種の再発胃がんで、再発してからも、他の病院で10か月治療を受けてからの、米村先生です。何故かこの患者さん、時々、腸閉塞を起こすんですよねぇ。腸閉塞は、持病的になっていて、ご本人、 やぱっ、なんか。。きそう。。。と直感が働くらしいです。そうすると、ご自分なりの対策があって、それをすると、免れるそうなんです。なので、今回もそれをやってしのごうと思ったようなんですが。。。しのぐことができず、入院。聞くところによると、柿を食べてから、おかしくなったとか。 えっ柿確か、柿ってあの渋み成分が便秘を引き起こすんじゃなかったかな昔から、食べ過ぎると便秘するよってよく言われたから、沢山は食べないようにしたもんです。今回は、これが原因なのでは以前も、柿を食べた後にやばくなったことがあったらしいですし。。。で、米村先生に報告電話を入れました。今回は、柿を食べてから、おかしくなったみたいですよって。すると、 かきぃって言うてましたけど。腸に不安がある方は、避けた方が無難な果実かもです。皆さんも、ご注意を。 相談受付アドレス yukibasiri1188@yahoo.co.jp「 癌の相談」である事がわかるように件名にご明記ください癌 の診断がおりた方からの相談に応じさせて頂いております沢山の方とメールの交流がございます必ず、HN等ではなくお名前の明記をお願い致します目が難儀しております、恐れ入りますが、電話番号の明記もお願いしますこちらから、電話させて頂きます尚、患者さんのブログのご紹介はしておりませんのであしからずですお返事は別の未公開の交流アドレスから致します通常、新規の方には3日以内にお返事していますが、3日以上、経ってもお返事が届かない場合はお手数ですが、再度、メールをお送りください。尚、通常のお返事は4~5日程度お待ち頂いております。
2023年10月17日
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桜の便りが、あちこちで聞かれるようになりました。もう、春 ですね。そう言えば、このブログを始めたのも春でした。2006年の4月ですから、今年で17年目です春 って、何か新しい事を始めるのに、適している季節なんでしょうかねぇ。そもそも、17年も続くなんて、開設当初は全く予想していませんでした。スキルス胃がんサポート と銘打ったブログですが、今や、「腹膜播種サポート」と化し、スキルス胃がん専門ブログだったはずが、大腸がん、卵巣癌、子宮がん腹膜偽粘液種、腹膜中皮腫等・・・交流する患者さんの原発が増えました。ただ、共通している点はあります。腹膜に癌があること。そして、米村豊医師の患者さんであること。なのですが。。。実際は、米村先生とは全く無縁の患者さんや、ご家族とも交流があります。その中には、ご遺族となってからも、長年交流が続いている方もいます。そんな方から、久しぶりにメールが届きました。久しぶりと言っても、必ず、毎年年賀状は届きますし、春に近況報告が届くのもこの10年、恒例となりました。この方、10年前にご主人を30代の若さで大腸がんで亡くされました。腹膜播種の診断がおりてから、相談メールが届いたのがご縁の始まりです。家族が亡くなると、生活も環境も大きく変わります。特に、若くして連れ合いが亡くなると、その連れ合いのご両親や、ご兄弟、ご親戚との繋がりも微妙に変化していきます。更に、今時、珍しくもないはずなのに、母子家庭や、父子家庭 に偏見を持つ方もやはり存在しているのが現実です。そんなご苦労も聞いてきました。それでも、お子さん達はたくましく育ちました。10年前、二人のお子さんは、まだ小学校に上がる前でしたけど、今や、高校生と中学生です。今年も、お子さん方の成長がぎっしり書かれているメールが届いたという訳です。2人とも、今時の高校生と中学生で、何ら特別なことはありません。その 普通 が何だかとても嬉しい。亡くなったご主人は どんなに辛くても たとえ、不幸が待っているとしても、 ただ、生きたい、生きていたいこんな言葉を残しました。辛いことがない人生なんてありませんし、不幸 に巡り合わない人生もありません。だけど、逆に、幸せ がない人生もない。幸せ に気が付かない人はいるかもしれないけど、必ず、幸せ は存在しています。そのことを、よくわかっているからこそ、発した言葉じゃないのかな・・・10年経って、そう思います。相談受付アドレス yukibasiri1188@yahoo.co.jp「 癌の相談」である事がわかるように件名にご明記ください癌 の診断がおりた方からの相談に応じさせて頂いております沢山の方とメールの交流がございます必ず、HN等ではなくお名前の明記をお願い致します目が難儀しております、恐れ入りますが、電話番号の明記もお願いしますこちらから、電話させて頂きます尚、患者さんのブログのご紹介はしておりませんのであしからずですお返事は別の未公開の交流アドレスから致します通常、新規の方には3日以内にお返事していますが、3日以上、経ってもお返事が届かない場合はお手数ですが、再度、メールをお送りください。尚、通常のお返事は4~5日程度お待ち頂いております。
2023年03月20日
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久しぶりの まいちゃん成長記 です。昨年10月23日以来となります。まいちゃんのパパが30代の若さで スキルス胃がんで亡くなったのは 2009年ですが、 今も、お付き合いが続いています受験生のまいちゃん、無事、大学の看護学科に合格しました合格連絡のメールが届いてすぐ、本人に電話しました 「合格、おめでとう~」って言うと、 「毎日、チョコ1個ずつ食べて頑張りました」って。昨年の12月に、私、まいちゃんに一口サイズのチョコのセットを陣中見舞いと称して送ったんです。受験勉強は頭を使う脳を使う脳は一番糖を必要とする臓器なら、チョコレートだと言う、単純な発想です。そしたらその時、ママからお礼のメールが届いたんですけど、そこには、 「嬉しくて涙が出ました」って書いてあって、んなチョコレートくらいで大袈裟な・・・って思ったんですけど、続きを読むと、実はまいちゃん、この少し前に、凄く嫌な思いをしていました。図書館のトイレで、盗撮被害にあっていたんです。スマホを差し込まれたそうで、直ぐ、異変に気付き、犯人は逃げて行ったとか。受験という大切な時期ですし、多感なお歳頃。まいちゃん、大泣きするわ、落ち込むわで、凄くショックを受けていました。そんな時に届いたのが、このチョコレート。まいちゃん 「凄く嫌なことがあったけど、 こんな良いこともあるんじゃな」って喜んだそうで、その笑顔を見たら、ママ、泣けてきたらしいです。そんな事があったなんて、つゆ知らずの私は、自分がまいちゃんの年齢なら、こんなチョコのセットを貰ったら、テンションあがるな・・・って思い、能天気に送っただけなんですけど。良いタイミングだったようです。更に、このチョコのセット、どこでも売っている物なんですが、バレンタインの時期になると、まいちゃん、毎年、ママにおねだりしていたそうで、ママはこれまた毎年、スルーしてたとかだから、毎日1個ずつ大切に食べるって決めたようなんです。そして、無事、合格ですやったね、まいちゃん余談ですけど、あの盗撮犯は、早々に捕まったそうです。相談受付アドレス yukibasiri1188@yahoo.co.jp「 癌の相談」である事がわかるように件名にご明記ください癌 の診断がおりた方からの相談に応じさせて頂いております沢山の方とメールの交流がございます必ず、HN等ではなくお名前の明記をお願い致します目が難儀しております、恐れ入りますが、電話番号の明記もお願いしますこちらから、電話させて頂きます尚、患者さんのブログのご紹介はしておりませんのであしからずですお返事は別の未公開の交流アドレスから致します通常、新規の方には3日以内にお返事していますが、3日以上、経ってもお返事が届かない場合はお手数ですが、再度、メールをお送りください。尚、通常のお返事は4~5日程度お待ち頂いております。
2023年02月12日
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今日も過去に下書き保存していた内容のアップとなります。少し、補足してアップします。今日も切ない内容になりますので、スルーをご選択の方はここまでということで年が明けてから、何度かメールが届きました。その中に、 「今、あやちゃんママもここに入院しているんですよね 会いたいです」という内容がありました。私がブログでエールを送る文面を書いた時に、あやちゃんママ の名前も書いたからです。えりさんは、あやちゃんママの本名も知りませんし、もちろん、どこの部屋にいるのかも知りません。何より、えりさんは自分では動けませんから、尋ね歩くなんて事はできません。会いたいというのなら、あやちゃんママの方から会いに行ってもらうという手もありますが、それは躊躇われました。あやちゃんママは、癌歴15年です。その間には、辛い別れを何度も経験しています。彼女にとって、同じ病の仲間との別れは単に辛いだけではなく、再発を繰り返している自分にとって恐怖でもあるはずです。状態の良くないえりさんに引き合わせることは、あやちゃんママの精神面を考えると、積極的にはなれませんでした。どちらも、私の大切な友達です。だから、 「今、彼女もまだ術後落ち着いてなくて」と、やんわり断わったのですが、 「動けるようになったら、会いに行きたい」って言いました。それが自分の今の目標であるかのようでした。何かをしたいって思う気持ち、これは、どんなにつらい状況であっても、「希望」 と言えますから、そんな気持ちを抱いてくれることは、嬉しく思いました。それから少しして、えりさんから 「もしかして、あやちゃんママって 〇〇さんって人ですか」というメールが届きました。私もこの時まで知らなかったんですけど、あやちゃんママと、えりさん、ナント同室だったんです。これには、私がびっくりしました。カーテンで仕切った個室状態ですし、えりさんは動けません。入院経験のある方はわかると思いますが、カーテンで仕切っていても、聞くつもりはなくても、他の患者さんの看護師さんや医師との会話にはつい、耳がダンボになってしまうものです。動けないえりさんは、なおさらです。返事に窮していると、突然、えりさんから電話がかかってきたのです。つづく相談受付アドレス yukibasiri1188@yahoo.co.jp「 癌の相談」である事がわかるように件名にご明記ください沢山の方とメールの交流がございます必ず、HN等ではなくお名前の明記をお願い致します目が難儀しております、恐れ入りますが、電話番号の明記もお願いしますこちらから、電話させて頂きます尚、患者さんのブログのご紹介はしておりませんのであしからずですお返事は別の未公開の交流アドレスから致します通常、新規の方には3日以内にお返事していますが、3日以上、経ってもお返事が届かない場合はお手数ですが、再度、メールをお送りください。尚、通常のお返事は4~5日程度お待ち頂いております。
2022年08月15日
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今日は昔話を。最初からこのブログを読んだ方はご存じでしょうけれど。21年前、父(享年70歳)が突然、スキルス胃癌・腹膜播種で余命数カ月と言われた時のこと。胃癌発覚当初、大学病院の主治医から言われた言葉は 「十分、治る胃癌です わたしが責任をもって治します」でした。胃癌という診断にショックを受けましたが、ネットで調べてみると、初期の胃癌の場合、5年生存率は8割を超えるとありました。治る胃癌 という診断でしたから初期なのだと思っていました。ところが、手術前夜になって話が、がらりと変わりました。スキルス胃癌、それも、びまん型で、大変、性質の悪い胃癌です。場合によってはそのまま閉じますと、説明がありました。翌日、手術待ちの間、主治医である教授先生に呼ばれ、 「迅速病理の結果、腹膜播種だったから お腹の中に、抗癌剤を沢山まきました (薬剤はマイトマイシン) このまま、閉じます 余命は3か月です」突然の余命宣告でした。この日の夜から、ネットでスキルス胃癌・腹膜播種について検索しまくりました。21年前のネットって、PCで、それもダイヤルアップという方式で繋ぐもので、(3分毎に市内通話料金が発生)情報量も今と比べるとかなり少なく、調べるにも、やたらと時間がかかったものです。そんな中で、米村豊医師を見つけたんです。当時、金沢大学病院に勤務されていて、腹膜播種はなんぞや、有効な治療法はなんぞや。。。そんなHPを立ち上げておられていたのです。(現在は、このHPは存在しません)この医師に話を聞きに行こうそう思い、セカンドオピニオンの申し出をしたところ、強力な引き留めにあいました。教授先生に何を言っても無駄なのだと悟ったので、若い医師にデータを貸してくださいとお願いしました。溜息をつきながらでしたけど、渡してくれました。そして、セカンドオピニオンを強行。2001年11月に初めて米村豊医師で出会いました。 癌が小さくなったら、手術はできる。 僕が切ってあげるよ。 新しい良い薬(TS-1)が出たから、 これ、やってみると良い。 〇〇病院の××先生が、 こんな結果を出しているから、 期待できる薬だから。当時はTS-1が新薬でした。希望が持て、喜んで帰宅したのですが、教授先生にTS-1をお願いしてみると治療拒否されました。そんな怖い薬は使えないと。そして、その教授先生が、延々と説くのです。他の治療法の話とか、今後の展開とか、過去の症例実績とかならわかるのですが、自分がどれほど偉くて有名な医者かをです。子供のころから勉強漬けで、必死に勉強して、ここまで登りつめた。米村先生私と、どちらが偉いか、近隣の病院に行って、聞いてみると良いと。自分より米村豊医師を選んだことがどうにも我慢ならない様子でした。偉くて有名な医師でしたから、プライドを傷つけてしまったようでした。頭を下げれば、治療してやるけど、そうでなければ、治療はしないという態度です。これって、今ならパワハラ、ドクハラですよねぇ。どちらが偉いとか、正しいとかそんなことよりも、治療拒否だけは困りました。困り果てた私は、米村豊医師に電話を入れたんです。事情を話すと そりゃいくらなんでもヒドイ。 今から、××先生に電話を入れるから、 すぐ、〇〇病院に行きなさいと手配してくれたんです。どこの誰かも知らない、1度診察室で会っただけなのに。この〇〇病院というのは、日本屈指の癌専門病院で、紹介状がないと、門前払いの病院です。にもかかわらず、診て頂くことができました。その後、TS-1が奏功してくれて、1年の延命は叶いましたけど、手術はできないまま、父はこの世を去りました。あの時のご恩を返そうと、この活動を始めて今に至ります。何故、こんな昔話を今頃書いたのかと言うと、まさしく、同じような目にあった方が、いるからです。21年前と、時間が止まっている病院や医師が今もいるとは私の場合は、主人や叔母や、色んな人の手を借りたから父の闘病を全うできましたが、全ての人がそうできるものではないでしょう。今は、コロナ禍 もあります。なんか、歯がゆくてなりません。余談ですが、父の最初の大学病院では、この教授先生を良く思わない医師や、看護師さんは何人もいたようで、そういう医師や看護師さん達からは、父は、やたらと親切にされてましたっけ相談受付アドレス yukibasiri1188@yahoo.co.jp「 癌の相談」である事がわかるように件名にご明記ください 沢山の方とメールの交流がございます 必ず、HN等ではなくお名前の明記をお願い致します目が難儀しております、恐れ入りますが、電話番号の明記もお願いしますこちらから、電話させて頂きます尚、患者さんのブログのご紹介はしておりませんのであしからずです お返事は別の未公開の交流アドレスから致します通常、新規の方には3日以内にお返事していますが、3日以上、経ってもお返事が届かない場合はお手数ですが、再度、メールをお送りください。尚、通常のお返事は4~5日程度お待ち頂いております。
2022年06月16日
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今日は、癌の話とは違うのですが、急なめまい について。梅雨になると、気圧の変化からめまい や 頭痛を引き起こすことがあると、今朝見たテレビでやってました。気象病 と言うそうですが。ただ、めまい には他にも幾つも原因があって、中には、癌 が原因のものもあるとも紹介されていました。今回書く めまい は、そのどちらでもなく、耳石 が原因のめまいです。これは、私自身が経験したことです。1年半前、私、目の手術を受けました。入院期間は1週間。この間、洗髪と洗顔は禁止。髪や顔を洗った水が目に入ると感染症を引き起こす懸念があるからです。顔は、蒸しタオルで拭くで済みますが、洗髪できないのは、冬場でしたけど、気持ち悪いものでした。美容院での洗髪はOKなので、退院まで、我慢、我慢・・と思っていたら、退院の前日に病院内で洗髪して頂けることになりました。美容院のような洗髪台があって、洗って頂けたのは良かったんですけど、何せ、ここは美容院ではなく、病院。ひらがなにすれば、よく似てますけど、全然違う場所ですからねぇ。オシャレでも、最新型でもない洗髪台に、むき出しのイスです。洗髪が終わって、さぁ、椅子をあげますよという段になり、ヘルパーさんが、椅子のべダルを踏んだら、いきなりバンと起き上がってしまいました。だからと言って、どうってことはありません。お礼を言って、病室に戻ろうと廊下を歩いたら・・・あれあれれれなんか、ふらつく・・・頭がぐるぐるする・・・まっすぐ歩けない・・・壁に手をついて立ち止まりました。なんなんだまさか、脳梗塞かいや、両手足、しびれもないし、ちゃんと動く。なんだかわからない。ふらふら歩く私の姿をみて看護師さんが走ってきました。車椅子に乗せられて、病室へ。血圧測定をしましたが、問題なし。ひとまず横になりました。しばらくしたら、落ち着きました。ですが、退院してからも、上を見上げると、頭がぐるぐるする時があり、また、階段を降りようとすると、頭がぐるぐるする時もあり・・・これはいったいなに調べてみると、どうやら、あの洗髪台の椅子のバンって時に、耳石が動いたようです。これが一番、あてはまります。治療法は、耳鼻科で耳石を動かしてもらうこと。とは言え、年末年始でしたから、直ぐに耳鼻科ってわけにもいかず。そのうちに、治まってしまいました。今はな~んともありません。退院してから、年末年始でも営業している美容院を探し、財布と相談しつつ、幾つかの美容院で洗髪して貰いました。家なら毎日洗髪ですけど、毎日美容院で洗髪って、費用を考えとると、ちょっとね。冬場だったから、3日に1度で妥協です。1600円で洗ってくれる美容院と、3000円で洗ってくれる美容院では、やっぱり、洗髪台の機械、椅子が全然ちがう~ってことを知りました病院のは、さすがにちょっと。。。でした※本来の活動の方は、今、めっちゃ頑張ってるぞって感じです相談受付アドレス yukibasiri1188@yahoo.co.jp「 癌の相談」である事がわかるように件名にご明記ください 沢山の方とメールの交流がございます 必ず、HN等ではなくお名前の明記をお願い致します目が難儀しております、恐れ入りますが、電話番号の明記もお願いしますこちらから、電話させて頂きます尚、患者さんのブログのご紹介はしておりませんのであしからずです お返事は別の未公開の交流アドレスから致します通常、新規の方には3日以内にお返事していますが、3日以上、経ってもお返事が届かない場合はお手数ですが、再度、メールをお送りください。尚、通常のお返事は4~5日程度お待ち頂いております。
2022年06月09日
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私、このような活動を始めて20年を超えました。20年以上、このような活動をしていますと、同じ人から、2度目(2人目)の相談・・・ってこともあります。昨年の11月のことです。「2006年に、ご相談をさせて頂きました」というメールが届きました。2006年だけでなくその後も相談メールを送ったことがあるそうで、今回は3度目のご相談らしいのです。15年前に、当時20代前半だった長女さんがスキルス胃癌の末期で、相談メールを送った時の内容が書かれていました。 (あぁ、そういえばそんなことが・・)と、なんとなくですが、思い出せました。2006年のことです。まだ20代の長女さんが、スキルス胃癌末期で、病状が進行。もう手がないと言われ、なんとかならないものかと、当時、静岡がんセンターにいらした米村先生のご見解を今すぐにでもお聞きしたいということでした。それで、私が米村先生にお願いしたのでした。確か、患者さんは動ける状態になく、ご家族がセカンドオピニオンという形で米村先生を受診されたのですが、時既に遅く、残念ながら長女さんはそのまま地元の大学病院で亡くなりました。それから10年後の2016年にも相談メールが届いています。次女さんが検診で、胃にピロリ菌が見つかったそうで、親御さんは、長女さんのことがありますから、ピロリ菌でも、心配で仕方なかったようです。この時の相談は、ピロリ菌ですから、癌専門委の米村先生の受診ということも憚れ、私にメールが届いたんですね。で、この時は私が米村先生にご見解を聞き、そのお返事をメールで返して終わりました。この時、米村先生は ピロリ菌の除菌後も、 定期的に胃癌に精通した医師に診てもらうことが 大事ですって仰ったんです。そして今後はその5年後の2021年。去年の11月ですが、三度のメールが届いたんです。 次女に癌が見つかりましたと。相談受付アドレス yukibasiri1188@yahoo.co.jp「 癌の相談」である事がわかるように件名にご明記ください 沢山の方とメールの交流がございます 必ず、HN等ではなくお名前の明記をお願い致します目が難儀しております、恐れ入りますが、電話番号の明記もお願いしますこちらから、電話させて頂きます尚、患者さんのブログのご紹介はしておりませんのであしからずです お返事は別の未公開の交流アドレスから致します通常、新規の方には3日以内にお返事していますが、3日以上、経ってもお返事が届かない場合はお手数ですが、再度、メールをお送りください。尚、通常のお返事は4~5日程度お待ち頂いております。
2022年02月24日
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私と直接、交流のある方々へ 現在、非公開の交流アドレスですが、 ネット接続を変更した為、 @ybb.ne.jp が使用不可となっています ドメインの前は変わらず、 @yahoo.co.jpに変更することで、使用可能です尚、以前のアドレスの復活まで、10日ちょっとかかりますので、その前に私に連絡される方、ドメイン以下の変更、もしくは確認の上、メールを送ってください。お手数をおかけして、申し訳ありません。相談受付アドレス yukibasiri1188@yahoo.co.jp「 癌の相談」である事がわかるように件名にご明記ください 沢山の方とメールの交流がございます 必ず、HN等ではなくお名前の明記をお願い致します目が難儀しております、恐れ入りますが、電話番号の明記もお願いしますこちらから、電話させて頂きます尚、患者さんのブログのご紹介はしておりませんのであしからずです お返事は別の未公開の交流アドレスから致します通常、新規の方には3日以内にお返事していますが、3日以上、経ってもお返事が届かない場合はお手数ですが、再度、メールをお送りください。尚、通常のお返事は4~5日程度お待ち頂いております。
2022年02月02日
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20日に2回目のワクチンを済ませました。翌日は、38度の発熱。2日目の今日は36度5分の平熱です。昨日は、きつかった。。。今は、モデルナアームが、ちょっとかゆいです。しつこくなってますが、母の話の続きです。母は転院を余儀なくされてしまったので、最初に貰ったパンフレットの中の病院に相談に行きました。このA病院は、神奈川県西部にあります。名前だけは知っている程度の病院で、評判も知りません。ただ、泌尿器科があるというだけでチョイスした病院でした。ソーシャルワーカーさんの当初の説明では、A病院は、自前の救急車で無料で迎えに来てくれる。費用は月21万円程度。でしたが、実際は違っていました。・コロナの影響で、迎えはなし・デポジットとして10万円を納める これは、退院時に返却・コロナ感染の経過観察の為 最初の1週間は1万円の個室に入る・1週間が経過したら、 差額ベッドなしの4人部屋に移動 この時、4人部屋に空きがなければ、 そのまま個室になるけれど、 この場合の差額ベッド代は請求しない・パジャマや、おむつは当病院指定の物を 使用 ・健康保険が適用されるので、 月にかかる費用は、 限度額認定の額となる 20万円なんて額には程遠く費用は安い・面会はできず、 危篤となった場合、 家族が泊りでの看取りは可能こんな感じでした。相談料として3千円かかりました。かなりの田舎にあって、まわりにはな~んにもない場所で、家族が泊まり込むにも、車がなければ、家族は食事も難しいという場所でした。話だけ聞いて、帰りました。相談受付アドレス yukibasiri1188@yahoo.co.jp「 癌の相談」である事がわかるように件名にご明記ください 沢山の方とメールの交流がございます 必ず、HN等ではなくお名前の明記をお願い致します電話番号の明記もお願いしますこちらから、お電話させて頂きます尚、患者さんのブログのご紹介はしておりませんのであしからずです お返事は別の未公開の交流アドレスから致します通常、新規の方には3日以内にお返事していますが、3日以上、経ってもお返事が届かない場合はお手数ですが、再度、メールをお送りください。尚、通常のお返事は4~5日程度お待ち頂いております。
2021年09月22日
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連日、母の話を書いておりますが、ちゃんと、通常の活動はしておりますので、私と交流のある皆様、ちゃんと、近況連絡やご相談、くださいね。母の 「いつ亡くなっても不思議じゃない」という状態は、当初の予想と違って、長引きました。通常、尿量が極端に減ったり、全く出なくなったり・・・という症状がでると、余命数日~1週間というのが相場です。ところが、母の場合、この話の最初に書きましたが、減った尿量が、何故か急激に増え、多い状態が続くようになりました。クレアチニンの数値は、高めではありましたが、さほどではありません。ですが、尿素窒素(BUN)がかなりの異常値で、状態がかなり悪いことは想像できました。完全の寝たきり状態、意識障害が1週間も続くと、転院話が再燃となりました。こちらからの問いかけがどこまで理解できているのかわかりませんでしたけれど、元気な頃をよく知っている看護師さん方が、母に優しく話しかけてくれている様子を遠目で見た時、心からありがたいと思いました。初対面でこの状態では、こうはいかないと思います。年末に私が退院。年が明けて、事務方の仕事が開始されるといよいよ病院を探さねばならなくなりました。母が入院している病院側の事情も、この頃、大きく変わってしまったのです。コロナ専用病棟を作ることが正式に決定となり、正に、母が入院している病棟がそれになります。転院の督促は、更に強まり、こんなところにも、コロナの影響が出てきました。コロナに感染しないように努めることは、どこかの誰かを助けることに繋がるのだと、実感しました。病院の駐車場で、患者家族の会話が耳に入ります。患者さんの親御さんのようです。 「だから、今の時期、 〇〇なんてとこに遊びに行くなと あれほど言ったのに、 コロナ貰ってきやがって 退屈だから、タブレットもってきてだ ふざけやがって」無性に悲しくなりました。今年の1月のことです。 相談受付アドレス yukibasiri1188@yahoo.co.jp「 癌の相談」である事がわかるように件名にご明記ください 沢山の方とメールの交流がございます 必ず、HN等ではなくお名前の明記をお願い致します電話番号の明記もお願いします。尚、患者さんのブログのご紹介はしておりませんのであしからずです お返事は別の未公開の交流アドレスから致します通常、新規の方には3日以内にお返事していますが、3日以上、経ってもお返事が届かない場合はお手数ですが、再度、メールをお送りください。尚、通常のお返事は4~5日程度お待ち頂いております。
2021年09月18日
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ワクチン接種1回を終え、接種日当日と、翌日、翌々日くらいまですぐに眠くなる・・・という以外特に変化もなく過ごしています。ところで、今日は切ないお話になりますが、書き記しておこうと思います。先日の日記の末尾に書いた訃報患者さんの話です。スルーを選択の方はここまでということで患者さんはスキルス胃癌で、40代半ばの男性です。昨年の秋に癌が判明。腹膜播種でした。腹水も顕著だったので、即、腹膜播種の診断がおりたようです。その後、米村先生のもとへ。腹腔内化学療法を行いました。腹水は完全には消えませんでしたが、細胞診陰性となり、手術日程が組まれました。腹水が陰性になったことで、癌が消えたと、米村先生が言ったとか、言わないとかで、ご本人は、癌が消えたなら手術しなくても良いんじゃないか抗がん剤治療もやらなくても良いんじゃなかって考え始めたようです。いやいや、そうじゃなくて・・と何度となく、患者さんの友人を介して私も説明させて頂きました。それで手術となったのですが・・・一時、腹水は陰性になったのに、実際の体の中と、検査結果は半比例。予想を遥かに超えて癌が進行していたんです。開いてみないと本当の状態は、わからない。これは、今も同じです。癌が摂り切れないことは明白でしたが、原発巣だけでも取ることに。胃は亡くなりましたが、入院中は不思議と普通に食べられ、最小限の手術内容だったこともあり、順調に回復、退院となりました。退院後は、ご本人の強い希望で某免疫療法を始めました。ここまで進行してしまった癌には、申し訳ないけれど、免疫療法が効くとは、到底思えません。効かないと思いました。効かないとわかっていましたけれど、ご本人の希望なら、ご本人の希望や目標になるのなら、やってみるべきだと伝えました。免疫療法は、どれも高額です。経済的な負担は決して、小さくありません。それでも、ご本人やご家族が望むなら。結局、4回ほど受けることができたようですが、帰らぬ人となりました。術後3か月のことです。術前の治療の段階の時、ご本人と電話でお話したことがあります。自分には、まだまだやりたいことが沢山ありますと、言ってました。だから、死ぬわけにはいかんのですと。無念だっただろうと思います。なんで、こんな病気にって思います。術後3か月で亡くなるなら、手術なんてしない方が、辛い抗がん剤治療なんてしない方が高額な治療なんてやらない方がって思う方もきっといると思います。でも、それは誰にもわからないことです。何もやらずの時間を耐える。。これができる方もいるでしょう。でも、それは、元気な人には想像つかないほどの過酷な試練なのかもしれないのです。相談受付アドレス yukibasiri1188@yahoo.co.jp「 癌の相談」である事がわかるように件名にご明記ください 沢山の方とメールの交流がございます 必ず、HN等ではなくお名前の明記をお願い致します尚、患者さんのブログのご紹介はしておりませんのであしからずです お返事は別の未公開の交流アドレスから致します通常、新規の方には3日以内にお返事していますが、3日以上、経ってもお返事が届かない場合はお手数ですが、再度、メールをお送りください。尚、通常のお返事は4~5日程度お待ち頂いております。
2021年08月30日
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新年 あけまして おめでとうございます。年賀状をいただいた方々 ありがとうございました。今年は お返事が かなわず 申し訳ありません。患者様ならびにご家族の皆様 ご遺族の皆様 ご心配をおかけしております。私の目の方は 順調に回復しておりますが、まだ メールや更新ができる状態ではありません。今しばらく お待ちください。尚、今回も代筆にて。
2021年01月05日
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ご心配おかけしております。母は、現在も入院中です。そんな中 私自身が 網膜剥離で入院、手術となり、本日 退院してまいりました。も片方の目も白内障があり、いずれ手術の予定です。日常生活への支障はほとんどありませんが、文字を読むのが辛くて頂いたメールは読めていますが、お返事を書くことが 困難です。今しばらく ブログの更新も 難しそうです。お返事をお急ぎの方は 直接 電話を頂いても けっこうです。ご心配を おかけして すみません。なお今回の日記は代筆です。
2020年12月29日
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このところ、酷暑もあり、入院中の母のもとへ、度々出向いていることもあり、私自身が、お返事が遅れがちなのではありますが・・・新規の相談者の皆さま、私からのお返事そのものが遅くなってしまってこれは申し訳ない気持ちでおります。私からのメールが届きましたら、是非、届いている旨のご一報をお願いします。メールにお返事をしても、なしのつぶて・・・という方、いるのです。気になってしまって・・届いていないのかもと思い、再送するのですが、それでもお返事はこず。。。やっぱり気になってしまいます。みませんけど、よろしくお願いしますです。相談受付アドレス yukibasiri1188@yahoo.co.jp「 癌の相談」である事がわかるように件名にご明記ください 沢山の方とメールの交流がございます 必ず、お名前の明記をお願い致します お返事は別の未公開の交流アドレスから致します通常、新規の方には3日以内にお返事していますが、3日以上、経ってもお返事が届かない場合はお手数ですが、再度、メールをお送りください。尚、通常のお返事は4~5日程度お待ち頂いております。
2020年08月17日
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久しぶりの更新となってしまいましたm(_ _)m日々、メールの対応はしてますよ米村先生の外来日ですが4月より若干、変更となります。岸和田徳州会病院での外来日はこれまで第一木曜日を除く、毎週木曜日でしたけど、4月からは毎週木曜日になります。このところ、余命半年って言われましたって患者さんが、その半年頃に手術を受けるというケースが増えています。実際に開いてみたらびっくり、術前化学療法が凄く効いていて驚くほど癌が無くなっていたってケースが相次いでいて、私自身も、びっくりしてます。もともと余命宣告なんてアテにはなりませんし、医師は最悪を想定して告知するのが常なので、余命半年って言われても、実際に半年で死んでしまう訳ではないけれど、勝負は、この半年間の治療である・・とは言えます。つい先日も、再発胃癌・腹膜播種の患者さん(40代男性)が手術となりましたけど、術前に腸閉塞を起こすほどの状況だったにも関わらず、術前化学療法がものすごく効いてくれて、たんまりあった播種が消えていたんですよ。興奮のあまり奥さんが手術の晩にメールをくれました。 どこに行っても、 半年で死ぬ みたいな話しか聞けなかったのに、 米村先生は生きられるって言ってくれました それが例え、嘘に化けることになったとしても、 先生の嘘つき!なんて思いません その言葉で救われてきました 言葉って大事ですよねって言ってました。米村先生、常々仰います 医者が絶望させてどうする 医者は希望を与えるのが仕事やって。腹膜播種の厳しさは、誰よりも知っているお人ですしんな甘くないってこと、嫌ってほど味わっておられますけども、それでもなお、こう言い続ける・・・勇気と信念と実績がなければ言えない言葉です。今、実績は確実に増えてきてます。あと、腹水があった卵巣癌の患者さん、この患者さんも余命半年って言われて、米村先生のもとへ来られました。CA125 なんて7000くらいあったんですよ。それが、術前化学療法を経て余命の半年に当たる先月の末に手術になりましたけど、あんだけ大きかった腫瘍は驚くほど縮小されていました。腹腔鏡で見た時には、横隔膜にびっしり癌があったんですけど、綺麗に消えていましたしね。術前の化学療法の選択が、やっぱり肝心かなめだって気がします。相談受付アドレス yukibasiri1188@yahoo.co.jp「 癌の相談」である事がわかるように件名にご明記ください 沢山の方とメールの交流がございます 必ず、お名前の明記をお願い致します お返事は別の未公開の交流アドレスから致します通常、新規の方には3日以内にお返事していますが、3日以上、経ってもお返事が届かない場合はお手数ですが、再度、メールをお送りください。尚、通常のお返事は4~5日程度お待ち頂いております。
2020年03月04日
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5月以来となります。あの愉快な胃癌患者さんの近況です。あの「食べたらお腹ぽっこり」の症状を米村先生に直接診て頂くべく、予定通りに7月に大阪へ。後日のご本人談によると、 これが上手い具合にぽっこりしている状態で診てもらえましたで、米村先生、「ん~、ちょっと様子見ようか・・」となったと。ご本人も、体調そんなに悪くないし、食事もほぼ摂れていたのでこの7月の外来の報告は、やはり電話でしたけど、かなり経ってからでした。・・・って言うか・・・この報告なんて、どうでも良いほどの状態で、電話が来たんです。お盆の少し前の事です。 数日前から、鏡を見たら目が黄色なんですよと。。。 えっ 黄疸ってことですか そうみたいで、こっちの病院で検査受けたら、 肝臓の数値が凄いことになってて・・・ 今、入院しているんです数値を聞いてびっくり私、慌てて・・・ もしかして、胆管狭窄とか閉塞とかですかと尋ねると、 みたいですと答える。これまた私、慌てまして・・・ そーゆー場合は、経皮ドレナージとか、 胆管ステントを入れて、一先ず、 胆汁を排出するか、流れをむりやり作れば 治まるはずなんで・・ 場所によっては、この処置も難しいんですけど と、まくし立てると・・ けいひ えっと、経由のけいに、皮膚のかわって書くんですけど あぁ、こっちの先生もそんな話してましたけど、 できれば大阪の病院でやって貰えないかと思って・・・確かに、入院しているのは内科のようだしたし、これ、外科的処置だからなぁ・・・と言うわけで、急いで米村先生に電話を入れました。 そりゃあかんわ~ はよ、こっち来て貰わんと すぐに手配しますわで、ドタバタジタバタしたんですけど、丁度、お盆。動きたくても動けない。結局、お盆明けに移動。 ○○ですぅ~、おかげさんで今、空港ですぅ これから大阪、行ってきます~と電話この時、ビルビリン値は10を超えてました。相当、倦怠感があるはずなのに、お声は元気。最初に肝機能の数値を聞いた時は、マジでやばいって思いました。だから、米村先生もドタバタしたんですけど、不思議とこの方、元気なんですよねぇ。大阪では、先ず胆汁を排出させ、その後、胆汁を体内に流れるように処置。ビルビリン値、少しずつ下がりました。更に、IVHポートも留置。これがあれば、帰ってから高カロリー輸液を落とすことができますからね。安定したところで、退院となったんですけど、あの大阪を襲った大きな台風。関空が使えず、やむなく新幹線で帰宅新幹線での移動は、相当きつかった模様で 死ぬかと思ったとこれもで聞いた後日談。ようやく帰宅したものの、体力は激減。食事、思うように摂れない。体力回復の為、また、お馴染みの地元の病院に入院をお願いしましたとあり。ビルビリン値は2まで下がってましたが、やはりお腹の張りから、食事の苦労が続いてました。お盆前あたりから、頻繁に3日に1回だったり、5日に1回だったり、長くても1週間に1回は ひろりんさんと仲良くなって良かった~ と、事細かに報告さらに、相談がありました。今月8日の昼間にもあり。たまたま、話せる場所にいなかったから、 夜にまた で電話を切りました。夜、私から電話をいれると、 あれ、俺、なんで電話したんやったかな あぁ、そうだ、米村先生が言ってたアブラキサン あれ、どのパターンでやったら良いか聞こうと思ったんだろれつの回らない声でした。それきり、電話が途絶えたんです。さすがに気になる。。どうしたんだろう。。もう半月以上、連絡がない。まさか、もしや・・・昨日、 ○○ですぅ~、まだ何とか生きてますぅ~と電話。(シャレにならん)来月から、抗癌剤治療、再開の目処が立ったようです。・・・ったくぅ。米村先生ご推奨のアブラキサンが、地元病院で始まります。相談受付アドレス yukibasiri1188@yahoo.co.jp「 癌の相談」である事がわかるように件名にご明記ください 沢山の方とメールの交流がございます 必ず、お名前の明記をお願い致します お返事は別の未公開の交流アドレスから致します通常、新規の方には3日以内にお返事していますが、3日以上、経ってもお返事が届かない場合はお手数ですが、再度、メールをお送りください。尚、通常のお返事は4~5日程度お待ち頂いております。
2018年10月27日
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本日は、4ヶ月ぶりとなります。あの胃カメラ3回目でスキルス胃癌が判明した40代の女性患者さんの近況です。違和感を感じて病院に行って検査して、胃カメラしたけどわからなくて、半年後の2回目の胃カメラでもわからなくて、更に3ヵ月後の3回目の胃カメラでようやくスキルス判明でした。「おかしいなぁ」 って感じてから9ヶ月も経っていました。だから、当初はかなり厳しい話をされました。今、米村先生の元へ駆け込んでから、2年が経過しました。腹膜切除後からは、1年8ヶ月です。この患者さんの不思議な事は、腫瘍マーカーの推移です。これまでも何回か書いていますけど、腫瘍マーカーのCEA だけが高値安定。今回も10です。13くらいまで上がることがあるんですけど、これが頭打ちで、また下がる。下がっても基準値以内には入らない。上がらないけど、下がらないの繰り返しです。腫瘍マーカーというのは、血液中に存在する癌細胞が作り出す特異なタンパク質に反応するものですが、必ずしもそればかりじゃなさそうです。例えば、何らかのアレルギーとか、癌とは関係のない炎症とか・・・この患者さんの場合、実際は何に反応しているのかこれわかりません。ただ確かなのは、「今」 お元気だということ。これ、間違いありません。今年の秋は、お子さんの運動会を楽しんできましたし、お母様と2人、2泊3日の女子旅を満喫してきましたし・・・術後当初は、それこそ無理せず栄養の点滴に頼って良いですから、回復に努めてくださいよ~って、何度も言ったもんですよ。食べられないし、抗癌剤の副作用で下痢は続くしで体重は減る一方でしたからね。※本当に苦労していた時期に漢方に頼った話を過去に書いています。術後も腹腔内化学療法を受けていたのですが、半年くらい経過した頃だったかな・・・アレルギーが出てしまいました。それで、腹腔内投与は中止となり、TS-1のみになりました。でも今は、少しずつではありますが、体重も増えてきて、体力もフツーです。手術をすれば、想像以上の苦労がやってきます。こんなはずでは・・みたいな苦労にやられる日もあります。でも、時間の流れは確実に苦労を和らげてくれました。苦労を乗り越えたから、「今」があります。お元気そうで、本当に私も嬉しいです相談受付アドレス yukibasiri1188@yahoo.co.jp「 癌の相談」である事がわかるように件名にご明記ください 沢山の方とメールの交流がございます 必ず、お名前の明記をお願い致します お返事は別の未公開の交流アドレスから致します通常、新規の方には3日以内にお返事していますが、3日以上、経ってもお返事が届かない場合はお手数ですが、再度、メールをお送りください。尚、通常のお返事は4~5日程度お待ち頂いております。
2018年10月23日
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今年も鳥取から梨が届きました。今年のカズオさんの梨は・・・デカイ です620g ありましたびっくり※私のブログの長年の愛読者の方々はご承知でしょうけども、カズオさんは、ご自身で「梨バカ」と称するほどの熱心な梨農家さんです。残念ながら2005年にスキルス胃癌で他界されました。13年前です。40代後半のお歳でした。大幅に縮小されましたが、奥様がカズオさんの意志を継いで、梨を作り続けています。そして、毎年、カズオさんの梨を送って下さるのです。お礼のメールを入れると、何故、こんな大きな梨が出来たのか不思議なんだとか。今年は干ばつと、天候不順で全体的に小さめなんだとか。この特大サイズは、流通に乗らず出回らないサイズだそうです。自然の悪戯なのか、カズオさんの遊び心なのか・・・お味はと言うと・・・甘い瑞々しくて、梨の味が凝縮していて、上手に食べないと、梨の汁がポタポタ・・・とってもジューシーですカズオさんが、スキルス胃癌・腹膜播種で米村先生の元へ来られた時は、腹水が顕著でした。まだ、米村先生が静岡におられた頃です。転倒の際に足を骨折してしまい、松葉杖姿でしたね。今なら、すぐさま腹水を抜いて、そのままワンショットで、腹腔内に抗癌剤を入れて・・・って出来るのに、あの時は、出来なかった。今なら、米村先生なら迷わずそうする。そしたら、腹水が止まったかもしれない。手術ができたかもしれない。もっと生きられたかもしれないのに・・・数ヶ月後には、入院。病床から、「ひろりんさんに食べて欲しい」と言って送ってくれた梨は、涙が混じって少しばかりしょっぱかったな。今なら、もっと出来ることが増えました。治療成績、あがりました。相談受付アドレス yukibasiri1188@yahoo.co.jp「 癌の相談」である事がわかるように件名にご明記ください 沢山の方とメールの交流がございます 必ず、お名前の明記をお願い致します お返事は別の未公開の交流アドレスから致します通常、新規の方には3日以内にお返事していますが、3日以上、経ってもお返事が届かない場合はお手数ですが、再度、メールをお送りください。尚、通常のお返事は4~5日程度お待ち頂いております。
2018年09月25日
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しばらくぶりの更新となってしまいました。この酷暑。。。PCろくに使えないもので、電話番号が記載されている新患の方には、もう、直接電話しています。メールも1日1~2通はお返事しておりますが、対応は遅々としておりまして・・・これまでお付き合いのある方々、急ぎの方は、もう私に電話しちゃってください。先日、鳥取の友人から、TBSのテレビドラマ「義母と娘のブルース」で、竹野内豊さんが演じる父親が、余命僅かのスキルス胃癌なんですけど、見てますか?というメールが届きました。綾瀬はるかさん主演のドラマで、最初の1回と2回はちょっとだけ見たんです。ドラマの中で、竹野内豊さんがなんか深刻な病気っぽいってとこまで。それが何の病気かは知らぬままでしたがふ~ん、病気ってスキルス胃癌だったのか・・・・・・って言うか、未だに「スキルス胃癌=余命わずか」という、あんちょこな固定概念は止めてほしい。と、私的には怒りです。鳥取の友人は、ご主人をスキルス胃癌で亡くしていることもあり、ドラマの中での治療を見て、「なんで、スキルス胃癌で放射線治療なんですか?」という、厳しいつっこみが・・・ドラマでは2009年の設定になっていて、友人のご主人は、この数年前にスキルス胃癌闘病してます。年代的には、似たような時期なんです。私だって2009年ならこのブログ、もうやってました。2009年のスキルス胃癌の常識は知ってます。その上で、確かに「なんで放射線治療?」と私も思う。肝臓の多発性転移か、はたまた骨転移で疼痛緩和目的か・・・たまたまこのドラマのダイジェストが放送されたので、気にして見てみました。竹野内豊さんが、 スキルス性の胃癌なんですと告白してました。(という事はですよ、純粋なスキルス胃癌ではなくて、スキルスタイプの胃癌ということ?ボールマン分類で言うならば、Ⅲ型ということ?)小学生の娘に、弱っていく姿を見せたくないから、ぴんぴんころりでいきたいと竹野内さんは言う。医師は、戦う姿を見せることも親の役目では?と言うのだけど、竹野内さんは、自分なりに親として考えたことなんでと言う。米村先生なら、ここで 諦めたらいかんと叫ぶだろうなぁ・・・そして、術後5年経って元気にしているスキルス胃癌患者さんの症例を幾つか紹介して、 生きなあかんって言うとこだろうなぁそして米村先生は、この患者を助けないかんと強く思うんだろうなぁ・・・そーゆー医者だから。術後5年生存者症例を幾つも具体的に上げられる医師はそう多くはない。治療が上手くいっても、そうじゃなくても、それは結果論であり、ぶっちゃけ、やってみないとわからない。神のみぞ知るなんだけど、初めから可能性を否定して諦める必要はないと思う。諦めるのは、何時だってできるけど、積極的に治療に臨める期間は、何時までもあるわけじゃない。「ピンコロでいきたい」と治療を断っていた竹野内さん、突然娘の前で倒れ、それから治療をすることに。この突然倒れるまでの日常描写から、どこかで出血が続いていて、貧血を起こしたんじゃないか?と推定。ボールマンⅢ型なら、胃潰瘍状態である事が多いので、ここからの大量出血なら、吐血というケースもあるけどそうではなかったから、そう推定。そもそも、食事、普通に摂れていたし・・・で、運ばれた病院でマーカー値が20上昇していて、転移が見られたとの台詞あり。20上がって大変な腫瘍マーカーなら、CEAだろう。そこで放射線治療と抗癌剤治療が併用される感じでした。酷い痛みのシーンがなかったことから、骨転移ではなくて、恐らく、肝臓の多発性転移だと思われる。で、治療をする気持ちに変わっていく。(もっと早く治療始めれば可能性は大きかったのに)とまぁ、これはドラマの話で、結局のところ、病気はなんでもよくて、竹野内さんは死を意識しなきゃいけない治ることが難しい病気であれば良いわけで、新しい家族の中で生きることへの意識が変わっていく・・・ってことを描きたかっただけなんでしょう。でも、スキルス胃癌にどっぷり関わっている身としては、こんな風に見てしまいました。スキルス胃癌だって、余命宣告されたって、手術して、10年以上元気にしている患者さんを何人も知っている身としましては、やはり、最初から諦めるのは勿体無いとしか思えません。だめだよ、竹野内さん、諦めちゃ相談受付アドレス yukibasiri1188@yahoo.co.jp「 癌の相談」である事がわかるように件名にご明記ください 沢山の方とメールの交流がございます 必ず、お名前の明記をお願い致します お返事は別の未公開の交流アドレスから致します通常、新規の方には3日以内にお返事していますが、3日以上、経ってもお返事が届かない場合はお手数ですが、再度、メールをお送りください。尚、通常のお返事は4~5日程度お待ち頂いております。
2018年08月13日
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身内に不幸ができてしまいました誠にすみませんが、メールのお返事は6月26日以降とさせて頂きます尚、メールのチェックはできますが、お急ぎの場合は、直接、電話もしくはスマホにメールをください。相談受付アドレス yukibasiri1188@yahoo.co.jp「 癌の相談」である事がわかるように件名にご明記ください 沢山の方とメールの交流がございます 必ず、お名前の明記をお願い致します お返事は別の未公開の交流アドレスから致します通常、新規の方には3日以内にお返事していますが、3日以上、経ってもお返事が届かない場合はお手数ですが、再度、メールをお送りください。尚、通常のお返事は4~5日程度お待ち頂いております。
2018年06月22日
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4月13日にお母様のスキルス胃癌の相談メールを送信された、ユミさんへ既に、お返事を送信しておりますお手数ですが、ご確認の上、再度、メールをください。お待ちしておりますひろりん相談受付アドレス yukibasiri1188@yahoo.co.jp「 癌の相談」である事がわかるように件名にご明記ください 沢山の方とメールの交流がございます 必ず、お名前の明記をお願い致します お返事は別の未公開の交流アドレスから致します通常、新規の方には3日以内にお返事していますが、3日以上、経ってもお返事が届かない場合はお手数ですが、再度、メールをお送りください。尚、通常のお返事は4~5日程度お待ち頂いております。
2018年04月19日
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このブログの左横の、フリーページには、過去に交流があった患者さんの話があります。その中の「こぐまママ」さん。2004年6月にスキルス胃癌で30代の若さで亡くなりました。米村先生の元へは来る機会がないまま・・・その後もご主人である、こぐまパパとはずっと年賀状のやりとりが続いていて、今年は、こぐまちゃんの花嫁姿の写真が載ってました。こぐまママさんは、手術不能のスキルス胃癌と診断され、つまり、腹膜播種だった訳ですが、関東圏の癌専門病院で抗癌剤治療を受けていました。抗癌剤治療を続けるも、病気が進行してしまいます。一通りの治療が終わってしまい、治療対象から外れてしまいました。癌専門病院や、大学病院では、治療を施しても、もう効果が見込めないと判断されると、系列病院に転院を促されるものですが、こぐまママさんも、例外ではなかったのです。こういった病院は、そもそもが治療効果のある患者さんの為のもの。限られたベッドは、他の患者さんに渡さねばなりません。非情のようにも思えますが、こういった措置は他の誰かを助けているとも言えるのです。散々治療を受けた後、もう治療法がないと言われたら、癌専門病院なら、大学病院なら何かあるのでは?と思いたいところですが、現実はそうではないのです。フリーページには、促された転院先の病院に、こぐまママさんをお見舞いに行った話を書いています。あの時、病室で会ったこぐまちゃんは、まだ小学校の4年生だったかな。ママの病気の真実を告げられていませんでした。真実を知らないこぐまちゃんは、無邪気な笑顔でした。あのお見舞いから2週間あまりで、こぐまママは旅立ってしまいました。こぐまちゃんは、すくすくと成長して医療関係の専門学校に進み、医療従事者になり、そして花嫁さんになりました。こぐまちゃんは、こぐまママのこと、どれだけ覚えているのかわからないけど・・・私はあの頃、よくこぐまママとはケータイでメールをしてました。可愛い人でした。こぐまパパは、ママが亡くなった後、ずっと、めそめそしていて、ママとのケータイメールを何度も何度も読み返していたら、ケータイが壊れたって言ってました。修理に持ち込んだけど、ダメだったと落ち込んでました。でも、これはきっとママから何時までもめそめそしていないでっていうメッセージだと思ったって。あのパパも年賀状では笑顔でしたあの時の無邪気な子供が、今は花嫁さん。。。めそめそだったパパは、花婿の父・・・時の流れを感じます。とっても感慨深いです。相談受付アドレス yukibasiri1188@yahoo.co.jp「 癌の相談」である事がわかるように件名にご明記ください 沢山の方とメールの交流がございます 必ず、お名前の明記をお願い致します お返事は別の未公開の交流アドレスから致します通常、新規の方には3日以内にお返事していますが、3日以上、経ってもお返事が届かない場合はお手数ですが、再度、メールをお送りください。尚、通常のお返事は4~5日程度お待ち頂いております。
2018年01月27日
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久しぶりの更新です。切ない話なので、スルーをご選択の方はここまでということでここ2週間ほど、どうにもやるせない思いにかられております。何と言ったら良いのか。。。「何故、何故、あの時・・・」と悔やめる思いが、沸いてくるのです。こんな活動を長年やっていると、「真実」 を知ることは、必ずしも最善では無いことを学びました。だからと言って、根拠のない嘘はつけません。時に、真実はオブラートに厚く包み、そっと差し出します。オブラートは、やがてゆっくり溶け出して、差し出された方は、時間をかけて真実を見つめるようになります。そして、何が最善であるのか、何が後悔を残さないのか・・・考える時間を作り始めるのです。あるスキルス胃癌の患者さんが再発しました。初回手術時、28個のリンパ節から癌が検出されていて、再発は避けられないであろう状態ではありました。初回手術から5ヵ月後に腹膜の手術を受けましたが、その1年後に再発の兆候が出始めました。更に数ヶ月後、再発が決定的になった時、娘さんの結婚式の日取りが、その数ヶ月先に決まりました。その日は、もうじきやってきます。再発しても、体調が芳しくない日はあっても、検査で出てくる数値は異常値が続いても、不思議とこの患者さんの日常は変わりませんでした。仕事を続けていました。数値だけを見て判断するならば、到底、あり得ないので米村先生に話すと、 仕事に行っても別にええんですわ 再発とか考えるより 曖昧な状態でも、ハッピーで過ごした方がええと言われます。米村先生はそういう医者。数値は悪化しても状態は安定していて、これまで通りの日常を送っていたある日、緊急連絡が入りました。その緊急連絡の内容は、敢えて書きません。骨転移が疑われる、ただならぬ状況が判明したのでした。このような状況での骨転移の疑惑を聞くのは初めてです。米村先生に電話を入れると、さすがに驚いておられましたが、「確認の為に、PETやりましょう」と言われるので、 「でも、この患者さん○○県の方ですよ、 この状態で、大阪への移動って・・・大丈夫なのか・・・」と不安を口にすると、ある症状の確認をされ、これがなければ大丈夫だからと言われます。急いで電話を入れて、米村先生の伝言を伝えつつ、状態の確認をすると、若干ながら懸念の症状が出ていました。ここからは、私の独断となります。できるだけ動かない方が良いと思われるので、近場で検査できる場所を当たってみてくださいと。先ずは、確認から始めましょう。更に、もし懸念状態だとすれば、局所的であることは少ない、他にも同じ状態の箇所が複数ある可能性があること。ちょっとした事でも、骨折してしまう危険があること。今回は薄いオブラートに包んで伝えました。患者さんのご家族は、早々に動き始めました。それでも、ご本人は日常を変えませんでした。私は、言葉をきつくしました。ご不快に思われるであろうとも思いましたし、反感をかってしまうかもしれないとも思いましたが、実際は、そうはならず真摯に温かく受け入れてくれました。少しずつ、患者さんご本人の行動が変わっていきました。ですが、近場でPET検査の予約を入れた翌日に、私が一番心配していた異変が起こってしまいました。緊急入院となりました。あの時、オブラートに包んだりせず、絶望しかないとしても、真実を伝えていれば、こんなことにはならなかったかもしれないと、毎晩、お風呂に入っては頭を抱えてました。取り返しのつかないことになってしまった・・・と。 我は無力なり何かが出来る人間だと、うぬぼれていたつもりはないけれど、この言葉が何度も何度も浮かんでくるのです。誰かに責められた訳ではなく、こんな時でも、ご家族は私を気遣ってくれます。逆にご自身を責めてしまうほどです。でも、違うんです。ご家族も、ご本人も悪くはないのです。だって、言うならば素人です、何も知らない人なんです。最悪の話をしたところで、人は「そんな事にはならない」と思うものですが、伝え方によっては、現実を受け止めたかもしれない。今、患者さんは結婚式に参列するためのリハビリをされています。周りの方々も、懸命にサポートしています。どうか、良い結婚式になりますように。。。相談受付アドレス yukibasiri1188@yahoo.co.jp「 癌の相談」である事がわかるように件名にご明記ください 沢山の方とメールの交流がございます 必ず、お名前の明記をお願い致します お返事は別の未公開の交流アドレスから致します通常、新規の方には3日以内にお返事していますが、3日以上、経ってもお返事が届かない場合はお手数ですが、再度、メールをお送りください。尚、通常のお返事は4~5日程度お待ち頂いております。
2017年12月21日
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12月10日に、腹膜播種の相談でメールを送ってこられたケイコさんドメインからケータイからの送信のようですお返事を送りましたが、届いていないようですお手数ですが、PCからの着信拒否の設定の解除をお願いいたします再度のメールをお願いいたしますお待ちしております相談受付アドレス yukibasiri1188@yahoo.co.jp「 癌の相談」である事がわかるように件名にご明記ください 沢山の方とメールの交流がございます 必ず、お名前の明記をお願い致します お返事は別の未公開の交流アドレスから致します通常、新規の方には3日以内にお返事していますが、3日以上、経ってもお返事が届かない場合はお手数ですが、再度、メールをお送りください。尚、通常のお返事は4~5日程度お待ち頂いております。
2017年12月12日
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このブログで、子供への癌の告白と言えば、やっぱり何と言っても、まいちゃんの話です。2009年6月にパパは30代の若さで他界しましたが、「そりゃないよ」 という題目でシリーズ化し、現在進行形の形で、ずっと書いていました。パパが亡くなってから、もう8年経ちますけど、今も、まいちゃんと私は仲良しなんですまいちゃんがパパの病気が癌だって聞いたのは、3歳だったか、4歳だったか・・・パパが癌になって、再発してからは家の中の空気が、とにかくおかしくなって、何も知らされていないまいちゃんは、ただ、訳もわからず不安で一杯になりました。そんなまいちゃんが、返って不憫になった家族は、パパの病気は大変悪い病気で、癌という病気だと告げたのです。どこまで理解できていたのかは、わかりません。それでも、病気のパパには優しくしないといけない、まいちゃんも、パパを助けないといけない、そう思った(感じた)のは、確かみたいでした。家の中で、ふらふら歩くパパに両手を伸ばして、支えようとしたことがあります。パパとママが喧嘩した時は、ママに、「パパには優しくしてあげんと」と諭したことがあります。泣かずに保育園に行けば、ママを困らせなければ、パパの病気が治ると思っていたこともあります。病院での待合室で、居合わせた人にパパの病状を説明したこともあります。「パパはね、ふくすいがあってね、たいへんなの」って。小学校に入る前に、パパは亡くなってしまって、それからも、お爺ちゃんが交通事故で、お婆ちゃんが膵臓癌で亡くなるという不幸み見舞われました。今はママと、ママ方のお爺ちゃんとお婆ちゃんと暮らしています。小さな体で、幾つもの大きなストレスを抱えてしまったまいちゃんの心には、深くて大きい傷が幾つもできてしまったけど、その分、人の痛みがわかる子に成長しました。昨日、まいちゃんのママが中学校の運動会の写真を送ってくれました。まいちゃん、本当に大きくなりました。体はもちろんだけど、心は本当に大きい。大人顔負けの寛大さをもっています。本当はさせたくない苦労だったけど、これは避けられない苦労だったのだから、まいちゃんは、受け止めるしかなかったんです。他に選択肢はなかった。大好きなパパは、今もまいちゃんの中ではヒーローです。相談受付アドレス yukibasiri1188@yahoo.co.jp「 癌の相談」である事がわかるように件名にご明記ください 沢山の方とメールの交流がございます 必ず、お名前の明記をお願い致します お返事は別の未公開の交流アドレスから致します
2017年09月07日
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この題目で書くのは、本当に久しぶり、何年ぶりかしら今年の2月に、番外編で、「女子会」の話で書いているあやちゃんママの近況です。あやちゃんママ、もう癌10年選手なんですよ病名は、虫垂高分化型 粘液腺癌 腹膜偽粘液腫 です。長い病名を分割して説明すると、原発は虫垂であること。癌の中でも大人しいとされる高分化であること。でも、癌の中でも懸念材料とされる腺癌であること。でもでも、難病とされる病気で再発を繰り返すことが多いとされる偽粘液腫 という癌であること。病名からひもとくとですね、性質が良い癌なのか悪い癌なのか・・よくわからない癌なんですねぇ。よくわからないけど、癌と診断を受けて10年経つ今、「元気で存命」 という事は確かな事実です。最初、原発の虫垂の切除を受けたのが2007年。当時、30代前半というお歳でした。その後、早々に米村先生の元へ来て、ナント、それからお子さんを設ける時間を頂戴したので、腹膜切除の本番の手術を受けたのは、2009年4月。2011年に1度目の再発で、暫定ストマになりましたけど、その後、普通に生活。2016年に2度目の再発確認。2017年2月に、手術。開いてみたら、推測していたよりずっと良い状態で、想定外の暫定ストマ卒業となり、今に至ります。手術の後、ママの体からストマが外れた事を知ったあやちゃん、何って言ったと思います 私がママを治そうと思っていたのにぃこれまで6年もの間、ママのお腹に付いていたストマがなくなった事で病気が治ったって思ったらしいんです。それで、米村先生に先を越されたのが、悔しかったらしいですあやちゃんね、今、小学2年生ですけどね、将来、お医者さんになるつもりなんですよ米村先生みたいなお医者さんになりたいらしいです。ママからは、とっても大変なお仕事だと、散々言われたらしいんですが、それでも、お医者さんになりたいらしいです。テレビドラマの 「ドクターX」 が好きなんですって。2月に会った時にね、私、あやちゃんに聞いたんです、「お医者さんになったら、私、失敗しないのでって言うの」ってね。そしたら、 う~ん、言いたいけど、難しいって真剣な答えが返ってきました。なんか、凄いですよね。小学2年生なのに、この言葉の重みを知っているんですから。で、肝心のあやちゃんママですけど、ストマが外れたからと言って、直ぐに通常のトイレ生活にはなりません。最初はオムツにお世話になりながら、便意の感覚との戦いです。6年も仕事をサボっていた腸ですから。腸って筋肉でしょう、筋肉は訓練しないとね。今は、ようやくオムツとも卒業したそうです。それでも、便意なのか尿意なのか、ガスなのか・・・区別がつかなくて、苦労はしてますけどね。どの感覚で力んで良いのか、わからないらしいです。それでも、お腹の張りはやたらと感じるらしく・・・まだ外れて4ヶ月ですもの、これ、しゃ~ないです。とっても元気してます
2017年06月28日
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既に、米村豊先生のFace Book で紹介されていますが、米村先生の十八番である、腹腔内化学療法と温熱療法並びに、腹膜切除を紹介する本が出版されました。 がんに効く最強の統合医療こちらの本の中に、腹腔内化学療法と温熱療法の内容が書かれています。米村先生の元へ来られたばかりの患者さんや、治療を受けている患者さんの中には、腹腔内化学療法や、温熱療法、更に腹膜切除を十分に理解できておられない方もおられるようです。先日も「手術の時以外にも温熱療法ってあるんですか」って質問を受けました。ご存知ない方もおられるんですね。かといって、米村先生ご自身が出版された本は、あまりにも専門的過ぎて、わからないそんな方には、とてもわかりやすい内容となっています。私、腹膜播種の治療を見始めて16年経ちます。腹膜播種の治療成績、特に、著しい変化を感じるのはスキルス胃癌ですが、本当に治療成績が伸びたと思います。「1年」 という時間に大きな山と壁がありました。一般的に、他の癌からの腹膜播種は、スキルス胃癌と比較するとやはり、出発点が違いますからね。でも、大きな山と壁は、少しずつ小さくなってきたように感じています。この手法に興味のある方、ご一読くださいませ。実はこの本、私知らなかったんですある患者さんのご家族が教えてくれました。 へぇ~じゃ、そのうち本屋さんで買いましょと思っていたら、ご自分の分と私の分まで注文して下さいまして・・(早っ)それで私の手元にもあるという訳なんか、いたれりつくせりで気を使わせてしまいました。スミマセン、だって、米村先生言わないんだもの。何時もなら、ご自分の本を出される時は 本、出しますよ~ってやたらと言うくせに 相談メールあて先 受付アドレス yukibasiri1188@yahoo.co.jp「癌の相談」である事がわかるように件名にご明記ください 沢山の方とメールの交流がございます 必ず、お名前の明記をお願い致します お返事は別の未公開の交流アドレスから致します
2017年06月21日
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久しぶりに、あの「娘にせがまれて仕方なく」 の胃癌患者さんの近況です。この方のシリーズの数字を見てもおわかりでしょうけど、この患者さんとのお付き合いも、長くなっています。近況のお知らせは、昨年の6月以来となりますでしょうか・・・今も変わらず、普通にお元気ですこの患者さんの経過は、昨年の6月のブログを参照方です。今年の7月になると、胃癌・腹膜播種判明から5年です。腹膜切除、並びに術中温熱療法を受けてからは、既に4年3ヶ月が経過しました。前回は、腫瘍マーカーのCA19-9が上昇し始めた事と、クレアチニンの数値か高いこと、尿管狭窄が片方だけですが認めらた話を書いています。で、現在はと言うとですね、クレアチニンの数値は、高めながら安定。ギリギリではありますが、標準値です。ちなみに、尿管ステントは入れていません。昨年の6月時点で、再発かの見解が、地元の医師と米村先生で分かれた事から、しばらく様子を見ていましたが、腫瘍マーカーが上昇したこと、クレアチニンが高いこと尿管狭窄が見られる事から、ゼローダの服用が開始されました。今は、CA19-9も15と下がり、標準値。ゼローダの服用は、副作用の出方をみつつ量を加減して、休薬期間も調整して継続中です。前回、地元の医師との意思疎通が上手くいっていない話も書きました。ですが今は、ようやくではありますが、イイ感じになってきています。これまでは、どうもしっくりしていませんでした。例えば、ゼローダの服用量。米村先生は、過去のTS-1 の時の副作用の酷さから、かなり加減しての処方でした。ですが、地元の医師は標準量じゃないとと言われます。地元の医師が言われることは、実際のところ、ことごとく正論なのです。だけど。。。患者さんにすれば、まだ付き合いの浅い医師の見解よりも、手術してくれた米村先生の見解に軍配を上げたいところ。でも、何かの時を思えば、地元の病院を手放す訳にもいかず。。。地元の医師も尊重しなければ、不安と心配と焦りが付きまといます。それで、もやもや感が生まれてしまう。。これでは良くないと思った娘さん。私に申し訳なさそうに、こう言われます。 今後も米村先生に診て頂くことに変わりはありませんが、 今後の治療方針の主軸を、 地元の先生にお任せしても宜しいでしょうか。。。本当に本当に申し訳なさそうに言うのです。あらまぁ、そんな事を気に病んでおられましか。。こういう患者さんサイドからの申出というか、提案というかは、米村先生、全然気にされません。何かあった場合の飛び込み先、急にお世話になるかもしれない病院や医師は、大切にすべきですからね。医師と患者とは言え、人と人。気持ちが少しでも通い合った方が良いに決まってます。これまでも、米村先生を第一主義に掲げる患者さんは沢山いました。目の前にいる地元の医師に対して、何かに付け、「米村先生はこう仰った」と言えば、相手だって良い気はしません。それ故に、地元の医師と疎通がとれず、時に険悪になることも。米村先生は、 そう思ってくれる気持ちはありがたいんやけどぉ、 それではいかんのですわと患者さんのある意味、「都合」を優先しておられます。ですから、私、娘さんには事前に米村先生には言っておきますから、次回の米村先生の外来では、気兼ねなく、今後の治療の主軸は○○先生にお願いさせてくださいって米村先生に言ってくださいって伝えました。だって、本当に米村先生、気を悪くしたりしませんもん。それでも当日は、米村先生に対して相当気を使われたようで、緊張しまくりだったようです。大丈夫だって言ったのに。 これが奏したのかなぁ。。。地元の医師、とっても丸くなって、気安くなったようです。ようやく、イイ感じとなりました
2017年04月07日
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我が家のチューリップが、ようやく今朝、咲きました花が咲くまで、何色の花が咲くのかもわからぬまま・・・今日、初めてわかりました。頂いた球根だったんです。上段の写真は昼間のもの。夕方になると、お花は閉じるんですよね。下段の写真は夕方のものです。今日は久しぶりに、あの、胃癌患者さんの話です。2月に、肺気胸というトラブルに見舞われた話を書きました。あの後、翌月の3月に、今度は高熱が何々、今度は一体何って焦りましたけど、これ、インフルエンザでした知り合って1年経ちますけど、ある意味、これだけ忙しい患者さんって私的にも相当、珍しいです。で、今は術後9ヶ月を迎えまして、ようやく、本物の元気になりました。1年前、米村先生を初めて受診したのですが、その前までは、抗癌剤治療が奏功すれば手術しましょう・・・って言われていた患者さんでした。2015年12月に、地元の病院で手術を受ける予定でした。それが、術前の検査で腹膜播種が判明して、手術は事実上の中止となったんです。それでも、患者さんにすれば、「抗癌剤治療が上手くいけば手術しましょう」なんて言われれば、その言葉を信じて治療を受けるもの。でも、4クール終えても、手術の話は出てきませんでした。このままここで治療を受けていても、手術の話は出てこないのでは・・・と不安になり米村先生の元へこられたのが2016年3月末でした。受診前、この患者さんは米村先生の手術のリスクをご存知でした。良い結果ばかりではないこと。。。迷いも相当あったと思います。でも、7月に手術を受けました。1年前は、ギリギリ理想的な時間の流れで手術を受けることができたのも、良かったと思います。今は、更に新患が増え続けていて、手術は5~6ヶ月待ちですからねぇ。。。あれやこれやの癌とは無縁のトラブルに見舞われ、手術で、胃がなくなってからは、食事の苦労は、当然のことながらありましたが、今は、本当に普通に元気になっています。奥さんからね、メールが届いたんですよ。当時、治療の選択は相当迷ったし、実際に、手術を選択してそれが良かったのか、しばらくは心配だったけど 今は、本当に幸せですってね。 相談メールあて先 受付アドレス yukibasiri1188@yahoo.co.jp 癌の相談」である事がわかるように件名にご明記ください 沢山の方とメールの交流がございます 必ず、お名前の明記をお願い致します お返事は別の未公開の交流アドレスから致します
2017年04月05日
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もう少しだけ、思い出話にお付き合いください。スルーをご選択の方は、今日も早々、ここまでということできっと、今、同じような思いで苦しんでいる方がいると思うので、当時の事、書かせてください。辛いのは、自分だけじゃない・・・です。若造君は、幼い頃に悪性リンパ腫という病気を患ったので、ご両親も、不憫に思ったのでしょう、甘やかされて育ったという一面が垣間見れました。他人に対しては、礼節をわきまえた普通の会人でしたけど、内弁慶だったようです。病状が辛い時は、母親に当たることが多かったですね。お母さんは私との電話で、何度泣いておられたことか。。。それでも、こんな事もありました。お母さんと、私との電話の最中のこと。この時も、泣いておられましたが、お母さんのケータイにメール着信があったのです。 ちょっと待ってください 今,○○(若造君の本名)からメールが・・・ さっきは悪かった、言いすぎた・・・って短い文面です。そのメールを読んで、またお母さんは泣き出しました。彼だってわかっているのです。母親が悪いわけじゃないこと。誰も悪いわけじゃないこと。でも、つい当たってしまうのが、何時も母親であること。当たってしまった後、母親が泣くことは知っていて、傷つけてしまった自分、母親を泣かせた自分に自己嫌悪に陥ることも。お母さんも、彼の心の内はわかっていて、そんな思いにさせてしまう事に、また、泣いてしまうのです。どちらも深く思いやっているからこそ、泣けてくる。。。久しぶりに聞く、彼のお母さんの声。 覚えていて下さって、ありがとうございますそう言われました。もちろん、ちゃんと覚えています。米村先生も、彼のことは覚えてますよ。
2017年03月31日
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今日はちょっと懐かしい、そして切ない内容となります。これはヤバそう。。。と感じられる方は、本日の内容もスルーで昨日の事です。もう2度とかかってくる筈のない電話番号から不在着信がある事に気付きました。ワンギリマーク入りです。この電話番号の主は、2009年にこの世を去りました。だから、もうかかってくる筈はないのです。私のブログの長年の愛読者の方なら、思い出してくれるでしょう。この不在着信の電話番号の主は、「頑張れ若造!」 と題してシリーズ化して書いていたあの若造君なのです。彼は直腸癌・腹膜播種でした。病気が発覚早々だったと思います。本人から相談メールが来ました。今、思い出しても恥ずかしくなりますが、あの時、私、さも癌治療が何たるかを知り尽くしているかのように彼に抗癌剤治療をレクチャーしたんですよね。楽な治療ではないこと、辛い副作用がつき物であること等々。。。そしたら彼、何て言ったと思います 抗癌剤治療は子供の頃に散々やりましたから、 十分、承知しています げぇげぇ吐いたりするんですよねそう言ったんです。彼、小学校に上がる前の年齢で、小児癌、彼の場合は悪性リンパ腫を患った経験があったのです。辛い抗癌剤治療は幼い頃に経験済み。小学校を卒業する頃、治った宣言を受けたのです。ですが29歳になって、直腸癌に。。。彼、こんな事も言ってました。 直腸癌が治っても、 また40か50になったら癌になる気がする 3度目の癌は、何だろうなぁ治ってもまた試練は訪れる、そう覚悟している風でしたが、何故か、笑顔でした。前向き、ひたむきです。自分の運命を嘆いても仕方ない。嘆いてもどうなるものでもない。子供の頃の経験から、これは十分わかっているそんな感じでした。ですが3度目の癌になる前に、30代の若さで。。。不在着信を見た時、彼のお母さんが、解約せずに使っているのだと思いました。解約、出来なかったのだろうと。彼の番号を生かしておきたかったのだろうと。多分、誤って私の番号を押してしまったのでしょう。でも、あまりにも懐かしかったので、かけなおしてみたんです。そしたら、彼のお母さんが出ました。やはり、間違って押してしまったのだと。 とってもお世話になっていながら、 何もできなくて・・・ 久しぶりに聞く、彼のお母さんの声。。。 七回忌を終えました ショックが大きすぎました でも、当時、最善の事をして頂いたのだと思ってます そう言われました。あれから、もう今年で8年目。。。ついこの間の事のように、彼とのやりとりを思い出します。
2017年03月30日
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今日は、辛いお話ですので、スルーをご選択の方は今月に入ってから、ある患者さんの訃報が届きました。患者さんはスキルス胃癌の女性で50代です。この患者さん、胃腸の不調を訴え病院に行くも、胃炎と診断を受けました。2014年春の事でした。しばらく様子をみても良くならず、再度、胃カメラ検査を受けた同年秋に胃潰瘍とスキルス性胃癌と診断されました。この時、既にステージ4で、陽性の腹水も認められました。癌専門病院で、TS-1 + シスプラチン の治療を受けていましたが、年明け早々、2015年1月に米村先生の元へ。全身化学療法 + 腹腔内化学療法 の併用療法が開始されます。腹腔ポートの埋め込み時の、PCIスコアは26 でした。それが約3ヶ月の治療後には、胃カメラの検査では、癌は検出されず、腹水もなくなりました。2015年3月の手術では、PCIスコアは3にまで減少。手術内容は、胃全摘、脾臓、胆嚢、子宮、卵巣切除(片方の卵巣には転移あり)、食道3cm、大腸2m、小腸20cm、リンパ2群カクセイ、腹膜切除、並びに術中温熱療法施行大手術となりました。それだけ、癌が進行していた事になります。食事の苦労から始まるのは誰しも同じですが、苦労はあっても、徐々に回復し穏やかな時間がやってきました。術後も抗癌剤治療は続くので、楽な日々とは言えませんが、しばらく順調な日々でした。ですが、術後1年半を迎える頃から、定期外来で受ける血液検査で、炎症の数値が上がって来ました。それでも、しばらくすると下がります。様子を見つつの治療続行。ですが、今年の2月に入り、腫瘍マーカーのCA19-9 が2000というトンでもない数値に。この2月まで、普通に何時も通りに通院していたのですが、自宅でちょっとおかしな行動や、言動がみられるようになり、呼吸が荒くなり、救急車で地元の病院へ。酷い肺炎がわかりました。しばらくは落ち着いていたのですが。。。この3月に旅立たれました。術後2年でした。この患者さんの病状から2年という時間を得るのは、それはそれは、大変なことなのです。実際、私の父は、スキルス胃癌発覚時、この患者さんよりも、遥かに良い状態でした。インオペの開腹時に確認していますが、腹膜以外に転移はなく、腹水もありません。それでも、TS-1 単剤だけで得られた時間は1年足らず。。ですが、医療の現実がどうあれ、ご本人にしても、ご家族にしても2年という時間は、満足のいく時間ではないでしょう。だから、私には 「お役に立てなくて・・・」 という思いが溢れました。でも、娘さんから届いたメールの内容から、謝ってはいけないような気がしました。50代という年齢で旅立たれ、ご主人は、患者さんの実の父親に「何もしてあげられなかった」と涙ながらに頭を下げ、その実の父親は、「代わってやりたかった、何もできなかった」とこちらも涙ながらに、逆に頭を下げ、この患者さんの娘さんと息子さんは「親孝行できなくてごめんね」と泣きながら謝り・・・当のご本人も、意識がはっきりしている時に「こんな体になってごめんね」と謝ったと言います。誰も悪くないのに、何故、皆が謝るのだろう・・・そんな気持ちになるのだろう・・・悪いのは癌なのに。。。と娘さんからのメールに書かれていたのです。癌という病気が、皆を悲しませ、そして謝らせるという不条理を生み出してしまう。治療という意味においては、何が正解なのか、それはわかりません。この患者さんにとって、結果的には、2年という時間を作り出したけれど、果たして、それがご本人にとって良かったのか、悪かったのか・・・それはわからないけれど、闘病中は、希望をもってご夫婦で通院されていた事は確かです。そして、在宅でケアしてくれた医師は、 「米村先生の特殊な治療が、 上手くいった患者さんだと思います」と述べたと言います。娘さんからは、米村先生と私への温かな感謝の言葉を頂きました。 感謝の気持ちでいっぱいです。。。と。そして、私も、人の役に立つことをしようと思いましたとありました。
2017年03月28日
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先日の米村先生との会話です。あるスキルス胃癌患者さんの病状を米村先生にお伝えしたんです。病状が進行していて、腸閉塞が顕著な状態の患者さんです。すると米村先生 サイラムザとパクリタキセルをやってみたらええと思いますねと仰る。私、胃癌・腹膜播種に関わるようになって16年目になります。この間、胃癌に認可がおりた抗癌剤って、ゼローダ、サイラムザ、ハーセプチンと言ったところ。ハーセプチンは、HERT2 陽性患者さんにのみ適用ですから、数に入れて良いものやら・・・ですけど。だって、胃癌患者さんで適応される割合は、データ上は、6~7人に1人程度。でも、私の実質感は10人に1人くらい。ですから実質増えたと言えるのは2種類ってところでしょうか。16年経ってもこんなもんなんですよ、現実は。種類が増えないなら、というより、現実には増えるのを待てない訳だから、今ある手札で工夫するっきゃないこれが、今の抗癌剤治療の在り方です。そこで出たのが、サイラムザ + パクリタキセル の組み合わせです。これ、まだ目新しい手法ですが、なかなかどうして、結構、手ごたえありなんです。米村先生との会話の続きに戻りますが、 それが効いてくれれば良いですけど、 例え、効いてくれたとしても、 この状態からだと、一時になってしまいますよねと私が言うと ん~、でもぉ、これが結構長く効いている患者さんがおるんですわ スキルスの再発の骨転移の患者さんなんやけどぉ、 結構、元気で通って来てますわ 普通、骨に転移があるとぉ、厳しいでしょう それが、えっとぉ、もう半年くらい経つかなぁ、 良く効いてくれてて、数値も下がるんです これ、結構、ええですわと言われる。 数値って言うと、ALPですかと尋ねると おぉ、それそれ、ちょっと出てこんやったと仰る。隠しても仕方ないけど、確かにスキルスの骨転移は相当厳しい。これは、もう何度も経験している。最も短かった患者さんだと、1ヶ月だった。。。そんな中で、米村先生、ちょっと忘れているっぽかったけど、以前、再発ではない骨転移のスキルスの患者さんが、TS-1 単剤で1年元気で過ごしたってことがあったじゃない。もう12年前の話だけど。再発と、初発では違うけど、あの1年生存の患者さんが、私が知る限りでは最長記録。この記録、更新できる予感がする。で、話はまた戻って、今話してるのは、顕著な腸閉塞の患者さんの事なんだけど、米村先生は、こちらもこの手法で期待しているみたい。期待感が、声にバンバン出てたから。昔からそう。同じ治療内容でも、休薬期間を変えたり、投与方法を変えたり、もう、あの手この手。ちょっと変わったことするなぁと思って尋ねると、 ○○先生の論文に効くって書いてあったから、 やってみようと思ってと言われる。目新しい事、何でも挑戦してきてこられました。そうやって、道を切り開いてきたんですよね。きっと、これからもそうなんだろうな。
2017年03月05日
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患者さんのお見舞いに行って参りました。卵巣癌の患者さんと、以前、この患者さんのお見舞いに行ってくれた、あやちゃんママと、あやちゃん(8歳)と、私の4人での女子会の実現ですこの女子会実現の経緯は。。。昨年、手術そして長期入院の後、退院した卵巣癌の彼女は、退院してしばらくは、自宅で過ごしていました。彼女、元は偽粘液腫でが再発時には、卵巣癌のある種の重複癌。ただ、抗癌剤治療は止まったまま。。。そしたら、腫瘍マーカーがグングン上がってしまって、腫瘍も確認されるようになり。。。その前も感染症の高熱で、何度か短期での地元病院での入院はあったのですが、12月に入ると、また入院となりました。「お会いしたいです」って以前から言われていたこともあり、入院先はすぐそこの東京だし、私、お見舞いを打診したんです。そしたら、 お会いしたいです、でも、今はとっても無理ですそう言って、電話口で泣き出してしまいました。。。そして自分自身に言い聞かせるように 元気になります、元気になりますから そしたら、お会いしたいですそう言いました。その彼女が、いよいよ年末に近づいた頃、治療を目的に、米村先生の病院に転院となりました。東京からの転院です。転院をしてからは、疼痛は明らかに改善されました。フェントステープの量は増えましたけどそのお蔭で、今、彼女は普通に笑顔でいられるし、スマホも、テレビも楽しめています。転院してから抗癌剤治療、TJ 療法ですけどこれを2回試みました。腫瘍マーカーは信じられないほど激減。1/4 にまで減ったんです。でも副作用が体に与えるダメージは大きく、そうそう思うようには進みませんけどね。でも、これまでの治療は良い経過を辿っています。そんな中、実はあの、あやちゃんママ(偽粘液腫)が2回目の再発となりました。昨年の秋に判明して、この2月に手術が決まっていたんです。本当にたまたまですけど、この2人、同じ病院で同じ時期に入院となったのです。この偶然に力を得たように、卵巣癌の彼女が、 ひろりんさん、会いに来てくださいって言うので、行って参りましたこの日のことは、また次回に。
2017年02月07日
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今日は、久しぶりにあのあっちゃん(大腸癌・30代・女性)のお話です。過去には、2014年11月9日と、2015年4月4日に書いています。彼女の経過は、ちょっと変わっていますので、経過が気になる方は、過去の日記を参照方です。何故、久しぶりの近況のご紹介となるかと言えばですねぇ。。。だって、ちぃ~ともあっちゃんからメールが来なかったからでも今回届いたメールで、あっちゃんの生活に大変化があった事がわかって、納得ですけどね米村先生の手術を最初に受けたのが、2013年3月。その後、2014年10月に再発が判明。2015年4月に再手術を受け、現在に至ります。術後はゼローダの服用が続いています。一度、TS-1 に変えたそうですけど、アレルギーが出てしまい、TS-1は3ヶ月で止めて、またゼローダ(2投2休のサイクル)に戻ったようです。現在は、休薬中だけでなく服用中も元気モリモリとなり、体力がグングン回復しているのを実感しているらしいですよ。今回、初めて知ったんですけど、癌になってから?手術を受けてから?体重が21Kgも落ちていたんですって21Kg 落ちるって・・・それが、今は8kg 戻ったらしいです。そりゃスゴイ術後は酷かった下痢も、今は多い日でも10回で、大抵はそれ以下になったようです。下痢は、油物を取るとてきめんのようで、今回、あっちゃんなりの裏技を教えてくれました。誰にでも当てはまる技じゃないと思いますけど、あっちゃんの裏技、ご紹介します。それは毎回食事の前に、ヤクルトを1本飲むんだそうです。初めは1日に1本、朝飲んでいたらしいですけど、あっちゃんみたいに、腸を切除して腸が短い場合、食べたら直ぐに便が出ちゃうからヤクルトの効果も直ぐ、出ちゃうんじゃないかそう考え、毎回、食事前に1本、飲むようにしたらしいです。この効果の実感は、臭いで感じたんですって。毎回、食事の度、便は完全に消化しきれないような状態で出るそうですが、どうしても、朝1番の便の臭いがきつかったらしいんですね。それの臭いが、毎回、ヤクルトを飲むようになってから、さほど気にならないレベルになったんですって。じゃぁ、乳酸菌は多ければ多いほど良いのかと言うと、そうではなくて、多すぎると逆効果にもなり、下痢の回数が増えてしまうこともあったとか。だから、自分にあった「丁度良い」を見つければ、これ、いけるんじゃないかと思って、教えてくれたんです。必ずしもヤクルトじゃなくても、乳酸菌飲料、他にも色々ありますからね。それに確かに、テレビなんかでも、それぞれ合う乳酸菌は違うから、自分に合うヨーグルトを見つけると良い・・・なんて話、聞いたことがあります。私自身も、毎日ヨーグルトは食べてますよ~色々なヨーグルトを食べたけど、私に合ったのは、ダノンのビオです。旅行に行っても、コンビニでダノンのビオを探して食べるか、飲んでます。あっちゃん。。。30代で癌と言う病気になって、全然、病気に向き合えなくて、体力激減して、気持ちも萎えちゃった時もあったし、今だって完全に下痢が無くなった訳じゃないし、普通の人みたいに、食べたり飲んだりできる訳じゃないし、健康な時と全く同じって訳にはいかないけど、今は、今の自分に本当の意味で慣れて来て、自分なりの、「丁度良い」 がわかってきました。仕事だって普通に出来ていましたが、この度、独立したんですって個人事業を開業したって報告がありました。これこそ、スゴイって思いましたよ。ずっとね、新しい体には慣れてきますからって私、言ってたんです。でね、その意味が今、ようやくわかるようになりましたって書かれていました。どんな状況でも、体でも、これ、代わってくれる人いませんから。その環境に順応していくしか道って無いんです。嫌でも何でも、これ、受け入れるしか無いんです。そしたら見える新しい何かが、必ずある筈です。あっちゃんまた、連絡くださいね。私も、友達がこんなに沢山できるようになって、ホント、嬉しいです
2016年03月17日
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気がつけば、1週間以上も更新していませんでしたねぇ。。。毎日見てます、朝晩チェックしてますって言うて下さる方が少なくないというのに、ホント、すみません。毎日、メール対応、時に電話対応はしているんですけども、ブログまで手が回らなくて・・・です。今日は、ちょっと基本的な注意事項を。と言うのもですねぇ。。。よく患者さんや、そのご家族から「温熱療法」に関してご報告や、ご質問を頂くんです。米村先生が施行している「温熱療法」と言うのは、術中に施行する、還流型の温熱療法と、術前に施行する、腹腔鏡を使用しての還流型の温熱療法です。簡単に言うと、癌は熱に弱いから直接42度に温めた抗癌剤で臓器に直接熱を与えるって手法です。癌は熱に弱い、体は温めた方が健康に良い、昔から「湯治」って言う治療法もあるくらいだ、だから、体を温めるのは「絶対良い」ことだと思っている方が本当に多いんです。これ、否定はしません。嘘じゃないですからね。以前も書きましたけど、たまに熱めのお湯に入るとか、風邪等で発熱するとか・・・こういった 「たまに高めの熱」を体に与えると、ヒートショックプロテイン という現象が起こることが科学的に判明しています。簡単に言うと、免疫力が活性化するシステムです。注意しなければならないのは、慢性的に熱を与えるとこの現象が起きなくなるので、あくまでも、「たまに」 が良いです。で、癌患者さん御用達とも言える温泉に行ったり、専用の機械を使った 「温熱療法」 を受けに行かれたり、またまた、民間の 「温熱療法」 を試みる癌患者さんは本当に多いです。別に、温泉に行っても良いですし、他の「温熱療法」を試みても全然構わないです。で・す・が・・・ここで是非、注意して頂きたいのが、体内に金属が入っている場合です。関節に入っていたり、ペースメーカーが入っていたり、治療用のポートが入っていたり・・・こういった金属が体内にある場合は、温め過ぎにご注意です。金属が必要以上に温まってしまったり、熱くなってしまう場合があります。そうなると、金属を包むプラステックが劣化する可能性や、酷い場合は、火傷をしてしまう可能性があるんです。実際、腹腔ポートを埋め込んでいた患者さんで、某温熱療法を他所で受けていたところ、ポートの金属が加熱されてしまったようで、腹部が大火傷・・・ってことがありました。患部の写真が送られて来ましたけど、お腹の半分が、真っ赤赤になっていました。しばらくして治まりましたが、かなり痛そうでした。金属が体内にない場合は、何をしても構いませんけどね~埋め込まれている場合は、「温熱療法」 も要注意です。
2015年05月03日
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風邪による酷い頭痛と咳、鼻水で寝込んでしまいました。一時的に、メールのお返事は、お急ぎのみ、それも簡単な対応とさせて頂いております。折角、お友達になったばかりのジュンちゃんや、なみちゃんに気の利いたお返事ができてなくてごめんなさい。復活したら、ちゃんとお返事しますんで待っててくださいね。あたまがぐぁんぐぁんします
2014年12月14日
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今日は、あの 「覚悟が足りない」 患者さん(虫垂癌・70代・男性)の近況です。娘さんが律儀に、定期的に近況の報告を下さいます。HNにしている 「覚悟が足りない」 の理由は発病当時(2011年秋)の患者さんご本人と、娘さんとの温度差を表しています。患者さんは70代ということもあり、病気の情報を入手する手立てが、大してある訳ではなく、それがネットでの情報収集に猛進する方にとっては、「歯がゆい」もの。だから、こんなHNにしました。ネットでは、腹膜播種のシビアさは氾濫しているというのに、腹膜播種と言っても、本人の反応はイマイチ。それは仕方ないです。そんな言葉、これまで聞いたこともなく、聞いたところで何それレベル。ただショックなのは、「癌」という言葉。これだけでも、十分打ちのめされてしまうのが当たり前だから、これ以上、何も言う必要もないといえばそれも真なりです。でも、今の世の中、癌は治る病気という風潮もあり、これを真に受けてしまうとマズイのが、腹膜播種。だから、温度差が生まれてしまう。この患者さんの経過はこうです。 ●2011年秋 手術にて虫垂癌・腹膜播種判明 ●ゼロックス+アバスチン治療施行この後、米村先生の元へこられ ●2012年4月 腹膜切除+術中温熱療法施行 人工肛門造設この際の注意事項としまして、この患者さんの場合は、地元病院にて既に術後の治療が開始されていました。ですが、基本、手術前の大腸癌の患者さんに対しましては、アバスチンの使用は控えています。というのも、アバスチン使用経験のある患者さんは術後に消化管穿孔が見られる傾向があること、そして、手術時の出血が止まりにくくなる傾向もみられるからです。ただ、この患者さんの場合は使用回数が少なかった事もあり、こういった傾向はみられずに済みました。 ●2013年夏 再発 CEA30 ●2014年1月 再手術で現在に至ります。腹水4Lの癌の患者さん(80代・女性)も、3度目の手術の際に、精神的な問題が勃発しましたが、この患者さんも、3度目の手術の際に、精神的な問題が勃発しました。年齢的なものもあるようですが、複数回の手術や入院が、患者さんに与える影響というかストレスは相当強烈のようです。何かが、おかしくなる傾向を感じます。この虫垂癌の患者さんも、かなりの鬱状態に陥り、それに付随して、付き添う奥さんもちょっと不安定になりまして、被害妄想が膨らんでしまいましてねぇ・・・何を見ても、悪い方にしか捉えないと申しましょうか・・・兎に角、夫婦揃っておかしくなってしまい、患者さんなどは「もう死にたい」 と漏らすほど。。。でも、腹水4Lの患者さんも、この虫垂癌の患者さんも、数ヶ月を経て、すっかり元通りになり、心身共に元気復活しましたから、人間の底力も大したもんです。ただ不思議なのは、この虫垂癌の患者さんの腫瘍マーカー。CEAの推移が凄いんです。CEAは5以下が正常値ですが、この患者さん、大幅に超えている状態が続いてます。127135115数字だけを見たら、「それ、CA19-9 の間違いでしょ」って思ったアナタ、結構、通ですねところがどっこい、CEA なんです。数字だけ見たら、末期で寝込んでいるくらいな想像をしてしまいますが、ぜんぜん、違います。術後は、ご自分で2時間車を運転して通院してますし、先日などは、娘さんを連れまわして遊びまくり。。。娘さんは疲れを感じたというのに、本人、元気、元気。何故か、常に前向きで明るく、ちょっとした事など全く気にしない。ちょっとした事ちゃうやんか、それ・・・って事まで、我、意に関せず。 そんな事で、死にゃぁせんわ、あっははは・・・ってな感じ。何から何まで、ポジティブシンキング。いやぁ。。。手術の度、大きな山を乗り越えて、力をゲットしているようです
2014年08月31日
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久しぶりの更新となってしまいました。こんなにサボるつもりも無かったのですが、気が付けば、あらまっって程、空いてしまいました。すみませんm(_ _)mたまに、ちょっとばかりトンネルの中にいたりします。って言うより、はまったりします。まぁ一応、生身の人間なもので。ちょっとお出かけして来ました。山梨県の 「ハイジの村」 です。山梨県の観光用、無料スマホアプリと、ここでしかゲットできないARを使うと、こんな写真が撮れます。世界遺産をテーマのイルミネーションになっていて、ちなみにこれは、ピサの斜塔です。イルミネーション可愛いシクラメンを買って来ました。1つ298円で、通常の鉢植え皿に3つ共入るサイズです。ここからは、本題で~す患者さんは50代の男性で、虫垂癌です。昨年の1月に虫垂炎になりました。当初、抗生剤で様子を見てました。俗に言う 「ちらす」 ってヤツです。ところが半年後、腹膜炎を併発。その時の手術で、虫垂癌が判明しました。リンパ節にも転移がありましたけど、洗浄細胞診陰性。これは、腹腔内を生理食塩水で洗浄し、その洗浄した水を検査したところ、癌細胞は検出されなかったってことです。これで完全に腹膜播種の疑いが消えた事にはなりませんが、確定要素からは、外れたことになります。ですが、リンパ節に転移があったことから、術後半年間、ゼロックスを受けました。 こ・こ・で、プチ医療的情報 リンパ節というのは、癌に限りませんけども、 病原を体内に広げないようにする、言わば、防波堤の役目をします。 ですから、癌という病気になっても、ここを通過せねば 癌は転移出来ません。 リンパ節は、体内のあちこちにあります。 原発から遠いリンパ節に癌がある場合は、全身転移が疑われますが、 近場のリンパ節ならば、まだ敵はそう遠くには行っていないと考えられます。 どこのリンパ節であろうとも、リンパ節に転移が認められたという事は、 癌が、防波堤を突き破ったと考えられ、 原発を離れて、どこかに隠れている可能性が 否定できないと言う事になります。 これは、自己免疫が己の癌細胞を 敵と認識できなかったから・・・と考えられています。話は戻りまして・・・ところが、今年の夏に腹膜に癌が見つかりました。腫瘍マーカーもグングン上昇。CA19-9 が500台にまで上がってしまったのです。腫瘍マーカ-が上昇中にメールで本人から、相談が来ました。米村先生のセカンドオピニオンを希望という内容でした。長くなったので次回に。
2013年12月19日
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ひろりんと交流のある方々へ ケータイアドレスのドメイン @willcom.com をお知らせしている方々へ 機種変に伴い、このアドレスは本日より消失しております 過去にこちらのアドレスにメールを頂戴している方々には 後日、新しいアドレスをお知らせ致します 尚、別のケータイアドレスのドメイン @pdx.ne.jp の アドレスをお知らせしている方々は、変更ありません ケータイメール着信不可の方々、 緊急事項連絡は、直接お電話でお知らせください
2013年09月29日
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9月3日に相談メールを送ってこられました、タカハシさんへ頂いたケータイアドレスにPCよりメール送信するも、戻ってきてしまいます着信拒否設定の解除をして頂くかもしくは、お持ちのPCアドレスより再度、メールをお願い致しますお待ちしておりますひろりんこの日記は数日後に削除いたします
2013年09月04日
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1月12日より、楽天ブログの機能変更が行われます主だった機能変更は 掲示板(BBS)この機能が終了し、これまでの書き込みは全て自動削除となります ブックマークこの機能も終了となりますこれまで、このブログから飛んでいた方はご自身のPCにお気に入り登録をしてくださいまた、私からの希望でブックマーク登録をさせて頂いたサイトの管理人の皆様方、自動削除となってしまいます、ごめんなさい メッセージこの機能が一番、重要なのですが、この機能もなくなりますこれまで、ご相談頂く場合は、一旦、このメッセージ機能を使用して相談内容及び、アドレスを頂いておりましたですが、1月12日よりこれができなくなりますこれに伴い、以前使用していたアドレスを暫定アドレスとして公表いたしますこちらのアドレスに1度、相談メールをくださいその後、本来のアドレスのご連絡を私からいたします以前、使用していたこのアドレスは、公表したことから迷惑メールが山ほど届くようになりました現在も一時より減ったものの、迷惑メールが届いておりますですので、この公表アドレスには、今後また大量の迷惑メールが届く可能性が考えられます頂いたメールが迷惑メールフォルダに入ってしまうことも考えられますので、私からの返事が1週間待っても届かない場合は、お手数ですが再度、メールをくださいますようお願いいたします相談受付メールアドレスあくまでも、一旦、メールを頂くためのアドレスとなりますyukibasiri1188@yahoo.co.jpこちらのアドレスは、別途、ホームのページにも載せます
2012年01月10日
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九州で用事を済ませ、広島やら京都に寄り道しております。明日、帰ります。メール対応は、必要に応じて行っておりますが、どうもノートPCは私には使い勝手悪くて、何度も打ち直し状態。。。セカンドオピニオン依頼は、米村先生のご都合もありまして、31日以降でないと調整が取れません。31日には行いますので、現在ご依頼中の方々、少々お待ちくださいますようお願いいたします。メールのお返事を大変お待たせして、申し訳ございません。
2011年10月29日
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誠にすみません、昨夜から九州入りしております。今月中に福岡でなあかん案件ができまして、ついでに足を伸ばして、大好きな長崎に先に来ちゃいました。29日深夜に帰宅予定でございます。お急ぎメールのみ出先からお返事しておりますが、慣れないパソコンでイライラ・・・来週早々には、元通りモードで対応しますんで!!ごめんなさいですぅ。。。
2011年10月26日
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今日は初の1日に2度更新です。・・・っていうか、長くなったので2つに分けただけなんですがここで私から、一つ問題提起です。この患者さんは、代替医療を受けておられました。米村先生はご存知ではありませんでした。(非難するものではありません、念のため、付け加えておきますね)癌患者さんは、大抵の方が主治医に内緒で何らかの代替医療もしくは、健康食品等を試しています。癌専門病院や、大学病院ではこういった類の物を禁止というか、遠慮して貰っています。と言うのも、こういった病院の役割は単に癌患者さんの治療だけにあらず、癌治療の研究も行っている為です。主治医に内緒で、何らかの物を試されると何が効果を出しているのかわからなくなるのです。一般に出回っている物の中には、海外の病院では抗癌剤扱いになっている物もあります。そんな物であれば、抗癌剤を異常量投与されている計算になるかも?しれません。また、漢方なら東洋医学として確立されている物もあります。西洋医学との因果関係は、実際のところわかっていません。新たな試みとして、抗癌剤治療の西洋医学とコラボして研究している病院もあります。西洋医学と東洋医学の専門家が、協力体制にあって試す分には、問題もないでしょうけど、勝手にされてしまうと、問題が起こらないとは言えません。また、代替医療と称して、医師が施行している自由診療もあります。この場合は、人体にかかる影響は大だと思われます。大抵が、現在主治医から受けている治療に差し障りは無いとの説明から、安心して試されているようですが、その根拠がそもそもありません。抗癌剤治療との相乗効果を出す物もあるかも?しれませんが、逆に抗癌剤治療の効果を抑えてしまっている物もあるかも?しれません。抗癌剤の副作用を抑えるという謳い文句のある物であれば、抗癌剤の効果を弱めている可能性だって考えられるというものです。実際は、わかりませんけどね。わからないので、研究機関でもない病院に勤務する米村先生は、こういった手法を否定されてはいません。批判もしていません。それどころか、患者さんの権利だからと希望される方には、認めてさえいます。ですが、今後の因果関係を予測する為にも、自己申告はして頂きたいようです。
2011年02月27日
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今年もカズオさんから恒例の 「梨」 が届きました・・・って言うか、実際は奥さんからなんですけどね。カズオさんは、スキルス胃癌で2005年の秋に旅立ってますから・・・40代でした。梨農家を営まれていて、ご自身がご自分のことを 「梨バカ」 と表現するほど、このお仕事に情熱と志と、誇をもっておられました。理念を持った農家が、利益が出るようになるまで、楽ではなかったようです。ご自分が納得できる梨が出来、仕事としてようやく軌道に乗り始めた頃、病に倒れたのだと、ご本人から聞いています。TS-1の副作用は色々ありますが、カズオさんには紫斑が出ました。腕や、背中の一部分で、服に隠れる場所ばかりですが、この紫斑って、実は珍しいです。TS-1を服用している患者さんを沢山知ってますけども、私が知る限りではカズオさんだけ。痛くも痒くもなく、ただ、部分的に肌の色が変わっていただけで、これ自体が悪さをする事は無かったようです。カズオさんが旅立って、そろそろ4年が経とうとしていますが、奥さまとは今もお付き合いが続いています。私を応援して下さる方は、今や本当に増えました。ご遺族となってからも尚、応援メールを頂きます。元気な患者さんのご家族はもちろん、ご遺族、そして患者さんご自身・・・多くの方々に支えられ、今に至ります。ご遺族の中には、若くして奥さまを亡くされた方も少なくありません。男女平等の世の中、こんな考えは偏見でしょうけども、残された方が女性で、尚且つ50代以上の方となると、再婚なんて選択肢は滅多になく、ご主人を亡くされても、変わらぬ生活を続ける方が殆どです。ですから、気軽に電話もできます。これが男性となると、そういう訳でもなく・・・「再婚」 という選択肢も少なからず出てきますので、私からの連絡はし辛くなってしまって・・・そうなれば私の存在など、この方にとっては消えた方が良い訳でして・・・残された方が女性であっても20代、30代になるとやはり同様です。カズオさんの奥さんの場合、40代という、丁度中間の年齢です。長男の家に嫁ぎ、義父母との同居でした。世間で言う 「嫁VS姑」 は無いけれど、 「嫁VS舅」 はあったらしいですわ。病床に伏すご主人に、 「あの舅とだけは暮らせない」 と泣いて訴えたと言います。だから、アナタ逝かないで・・・・って。ですが、ご主人は逝ってしまった・・・残された奥さんは、当時、中学生と高校生の男の子の母でもありましたが、実家に帰ることも考えました。でも、ご主人が愛した梨の木を切ることが忍びなく、1年だけ自分の力でやってみよう。無理なら、止めよう。と決心され、規模を縮小して、ご主人の意思を継いだのです。1年頑張り、2年目に突入した時に、今度はこのお舅さんが胃癌に倒れました。スキルスではありません。ですが、既にリンパ3郡に転移が見られ、手術不可。抗癌剤治療が始まりました。厳しい余命も告げられ、そのような状態の舅を放っておく訳にもいかず、 「献身な嫁」 に大変身です。嫌いと言いながら、よく面倒をみてましたよ。好き嫌いより、病人の看病はちゃんとしないと 「人間としてどーよ」 みたいな感じでね。ご主人の名代でもあったのだろうと思います。そのお舅さんが他界され、いよいよ、本気で将来を決めねばならない時が来ました。お姑さんと養子縁組をされ、名実共に、この家の人間となったんです。まぁ、このお舅さんという人は、クセのある人だったようで、それもあって、お姑さんとは変な仲間意識が芽生え、仲が良いんです。私はね、コソっと聞いてみましたよ、再婚は考えないんですか?って。そしたら、 「主人が死んだ時点で、私にとっては余生はもう老後みたいなもの 主人以外の男性と結婚なんて、考えられません BFぐらいは作るかも?ですけど、やはり、私は一生彼の妻です」って返事がきました。ってことは・・・私とはずっと親友でいられるってことかな?カズオさんが旅立って、4回目の秋がきました。今年の梨は、すごく大きくて立派!!です。カズオさん、奥さんは、私以上に華奢な体で毎年頑張ってますよ~、腕あげてますよ~こんな風に書くと、また、来年も送らなきゃいけない・・なんて思わないでくださいよ~
2009年09月20日
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昨年の秋にこんな訃報メールが届きました 「母が他界しました 何故か不思議と後悔がありません 色々とお世話になりました、ありがとうございます」正直、驚きました。何故驚いたのかと言えば、このメールが届く前に、この息子さんは怒っていたからです。患者さんは60代後半の女性で、スキルス胃癌です。病気判明時には、大腸への転移と腹水が認められました。当然のことながら、手術不可との診断です。ここでご相談を受け、米村先生のセカンドオピニオンを受診後、腹腔内化学療法を選択し手術を目指す事になりました。この患者さんの経緯はちょっと違っていて、地元病院の好意により、腹腔内投与を地元で受けていたという点です。この腹腔内化学療法というのは、腹腔内に直接抗癌剤を投与する手法ですが、腹腔内に抗癌剤が行き渡る個所にしか効果が期待出来ない為に、TS-1服用と併用して行われます。ガイドラインに無い治療法でもあり、どこの病院でも受けられる治療ではありません。ですが、この患者さん場合は何故か特別で、主治医の好意により、地元病院での協力が得られる事となりました。定期的に投与が行われ、治療は順調に進みました。ですがある時、何度目の投与だったのか忘れましたが、重篤な抗癌剤治療の副作用が出てしまい、生死を彷徨う事態になったのです。そこで、息子さん・・次男さんから怒りのメールが届きました。「何故、こんな状態になる前に抗癌剤の投与を止めてくれなかったのですか!!主治医の話では、抗癌剤のやり過ぎだそうです止めてくれさえすれば、母はこんな状態にはならなかったのに・・・主治医の話では、命が危ないそうです今、患者は病院でまさに死にかけています!!」しばらく連絡も無かったので、順調に治療が進んでいるのだと思っていました。抗癌剤投与の前には、血液検査を行なうのが普通です。この血液検査で体の状態を把握し、抗癌剤投与が可能な状態かどうかを判断するものです。投与前に、その都度相談がくるわけではありませんし、又、投与後の体調の報告義務は、この主治医にはありません。また誰にも、どうにも予測不可能な状態変化もあります。決して責任を逃れるつもりもなく、又、この主治医に責任転嫁をするつもりもありませんが、「何故、止めてくれなかったのか!!」と言われましても、何の連絡も報告も相談も届いていないので、止めようもにも、止めることなど出来ません。それに、投与が行われたという事は、治療可という状態であったハズで、予測不能な状態に陥ってしまったとしか考えられません。この治療に限らず、抗癌剤治療はどれもこれも、危険が伴なう治療です。ガイドラインにある治療であっても、危険が伴なうのは同じです。重篤な副作用が出たことがない治療なんて、ありませんです。抗癌剤治療が何たるかを、細かく説明して、次男さんには理解して頂きました。とにかく何時でも連絡して下さいと、これ以降に届くメール全てに私の連絡先も書き添えました。また、現在の状態がわかるデータを病院に持参して、米村先生にご相談して下さいとも、伝えました。その後、長男さんが来院されたようですが、現状を充分に納得して頂きました。この後も、頻繁に状態報告のメールが届きました。結局、この危険な状態は案外早くに回避できました。思ったよりずっと早く、ご本人は自力で院内を散歩出来るまで回復したのです。ひとまず、安堵しました。ですが、これだけ一時は心配な状況に陥ってしまったため、もう治療不可と主治医は判断したようです。ご家族としては、回復したのだからと治療再開を願う一面もありましたが、あとは患者本人の意思に任せるしかないと思ったようです。その後、治療は行われることはありませんでした。そして、それから2~3ヶ月くらい経ってからでしょうか・・上記の訃報が届いたのです。「母が他界したのは、悲しくて辛いですが、やるだけの事をやったのだという思いがあります。何故か、不思議なくらい後悔がありません」と書かれていたのです。患者さんご本人の思いは、今となっては知る由もありません。過去にやはり同様の重篤な副作用が出た、スキルス胃癌の30代女性患者さんがいました。ミユキさんと言いますが、彼女は生死を2週間彷徨った後に、こんなメールをくれました。「もう、治療は無理だそうです手術までいけませんでしたでも、やれるだけの事はやったし、充分頑張ったから悔いはありませんこれまで本当にありがとうございました、感謝しています」60代の患者さんが、ミユキさんと同じ思いであったかどうか・・・それはわかりません。「悔いが無い」と言えるのは実に難しいです。ですが、この60代の女性患者さんも、ミユキさんと同じ思いであってくれたら・・・と思う私です。
2009年01月17日
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最近、ここのコメント欄や掲示板で、患者さんやご家族同士の交流がみられ、私としては、すんごぉく嬉しいです^^コメント欄だと時間が経つと、どこへやら~??とわからなくなりがちですし、また、ここの掲示板はログが少なくて、50件程度で消えてしまうため、もう少しログ出来る掲示板を新設しようかと以前から考えております。米村先生の患者さんや、ご家族同士の交流の場になったり、また、決して多いとは言えない病気ですから、同様の仲間と私の頭の上で交流して頂けたらなぁ・・等と、思っております。どういう訳か、私にスゴク恩義を感じてくれている方がいまして(内心、変わり者やなぁと思ってますが^^;)この方、サーバーをお持ちなんです。ちょっと相談してみましょこのところ、立て続け・・・という訳じゃないんですが、大動脈近くのリンパに転移があるので、手術は難しいと診断を受けた、スキルス胃癌の患者さんが何人かいまして・・・大動脈近くですからねぇ・・・ここを傷つけてしまったら、出血多量で大変な事になる訳で・・・そんなリスクを背負ってくれる医師も少ないでしょうし、また、ここのリンパに転移があるようなスキルス胃癌では、延命治療を考えた方が無難とも言えますが・・・そうは思っても、患者さんやご家族にしてみれば、何とかして欲しいと切に願う訳でして・・・ちょっと、米村先生に相談してみました。大動脈近くのリンパに転移がある、スキルス胃癌の患者さんがいるんですが・・・大動脈か・・・そりゃ、難しいねぇ・・・そうか・・・やっぱり、米村先生でも難しいのか・・・でもまぁ、診てみないとわからないからね、一度、僕のところへ来るように言って下さいそう言われるので、患者さんにはそう伝えました。米村先生の話は、これで終わった訳じゃありません。ほら、大動脈近くのリンパを切除しても、意味が無いという論文があるでしょう?えっ?そうなんですか?すみません、私は知らないんですが・・・それじゃ、ダメじゃないですか僕が書いたんです(ガクッ・・・なんじゃそりゃ・・・)先生、言っている事と論文内容と違ってやしませんか?ははは・・・書いた本人が否定するんだから、間違いないというよりもですね、再発予防の為の切除には意味が無かったけど、転移している場合の切除には意味があるんです何時の間に、先生は一人でボケとツッコミが出来るようになったんでしょう??関西に住むと、誰でもこうなるのかしらん??で結局、この患者さんは米村先生の元へセカンドオピニオンへ行かれ、こちらで手術に向けての治療を受ける事となりました。もともと、この患者さんのご主人から、ご相談を受けていましたが、セカンドオピニオンは近くの癌専門病院を考えておられたんです。兎に角、近くの病院が良いからと言われるので、私はそのご意志も尊重していますので、(別に、私は患者さんの紹介業をしている訳じゃないですし、患者さんやご家族の利益と意志を尊重していますからね~)特に、米村先生を薦めた記憶はないんです。それがですね、このブログのトップページで紹介している、米村先生が共同執筆した本を取り寄せて読んでみたら、「目からうろこ」状態になりまして・・・どうしても、米村先生のお話を聞きたいと熱望されるまでになりました。手術出来るかどうか??の状態の患者さんではありましたが、一応、手術日程が決まっていたんです。そういった、ご事情も全て聞いていましたので、急遽、米村先生には無理やり予約を入れて頂きました。手術前がいいですものね、やっぱり。その代わり、待たされますから、その点はご了承くださいと念を押しておきました。実際・・・10時の予約で行ったものの、診察が終わって病院を出たのは、夕方5時を回っていたそうです。これを聞いた時は、さすがに申し訳ない事をしてしまったと思いましたが、久しぶりにゆっくり夫婦で過ごせる時間となりましたと、言って頂けました。お疲れになったでしょう?先生もかなりお疲れだったようですが、患者さんにはキツイ時間だったと思います。これからの治療、応援させて頂きますので、宜しくお願いしますね~リエさん
2008年05月17日
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米村先生がテレビ番組「たけしの本当は怖い家庭の医学」にご出演されてから、1ヶ月以上経過しましたが相変わらず、米村先生の診察をご希望する方からのメールが結構届いております。そういうお問い合わせに関しまして、予約は病院に直接電話を入れて頂くようにお願いしておりましたが・・・どうも、最近は病院に直接電話を入れてもダメみたいですねぇ・・・私のところにも、そんな報告メールが多々届くようになりました。米村先生と事前に直接連絡を取り、患者さんの状態報告を頂いてからの予約・・・というシステムに変わっている様子です。この連絡方法は、病院で教えてくれます。何故か?と言いますとですね、どうも相変わらず先生のご専門外の患者さんが沢山来院されているようなのです。先生の本来の治療に支障をきたすほどに。とにかく、何でも良いから米村先生に診て欲しいと希望する患者さんが、後を絶たず・・・ありとあらゆる病気の患者さんが訪れてしまうので、事前に先生のご判断の上の予約という形を取らざるを得ないんですって。テレビの影響ってスゴイですね~って、コレご本人の言葉です^^;
2007年11月11日
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半額レンタルに釣られて、DVDを借りてきました。『アジアンタムブルー』という映画です。阿部ちゃん扮する編集者と、松下なおさん扮する売れないカメラマンとの恋愛話です。何故この映画を見る気になったのかと言えば、売れないカメラマンの松下さん扮する「葉子」がスキルスで余命1ヶ月を宣告される内容だからです。映画では何の予兆もなく、取材で出向いた地方で、突然の激しい痛みで倒れ病院に運ばれスキルスが判明します。胃に穿孔が出来、痛みが出たそう。この穿孔は胃癌が原因でスキルスだという設定です。ちなみに、こういうパターンでスキルスが判明した患者さんを、私は知りません。東京に帰って精密検査を受け、そこの医師の判断は手術不可で余命1ヶ月。「これから葉子はどうなっていくんですか?」という阿部ちゃんの質問に対して「肺に進む場合と腹膜に進む場合があって、腹膜に進むと食事が取れなくなり、痩せていきます」という説明…なんちゅー説明やねん!阿部ちゃんもこんな説明で納得すなよ!!んな単純な訳ないやんか…スキルス胃癌という観点から見ると、病気が発覚してからの内容は、突っ込み所が満載で、別に病気はスキルスじゃなくても良いんだな…と感じました。(この作者と作品のファンの方には失礼ですみません)じゃぁ何でスキルスなんでしょ。進行が早いから?治らない病気って決めつけられたのかしら?そもそも『アジアンタムブルー』とはアジアンタムという植物が、一度葉がちりちりに枯れ始めると、もう何をしても止められない状態を言うのだそうです。アジアンタムの憂鬱。これを作者はスキルスとなぞらえたのかしら…それでも稀に、その「枯れ」から回復するアジアンタムもあるという。これをアジアンタムの奇跡…だったかな、そう呼ぶのだそうです。スキルスの奇跡だってちゃんとあるんですよ。切なくもの悲しい話でした。やっぱ、こういう内容の映画やドラマは見ないようにしないとダメだなぁ…スキルスというと、つい気になってしまって…現実だけで十分なのに…このところメールのお返事をお待たせしてしまう事が多くなっています。順次対応していますので、3日程度のご猶予は下さいm(_ _)m
2007年09月21日
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