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2007年12月02日
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ニューヨークで、大学時代のノスタルジアに浸った後、数日間、サンディエゴとロスを訪れた。

サンディエゴには、スイス人と日本人のハーフの従兄弟が二人ほど、大学生として暮らしている。

従兄弟のRとSは、サンディエゴ州立大学の4年生と1年生なのだが、長く会わないうちに、二人とも立派なティーネージャーになっている。

二人のお父さんは、スイス人の元投資銀行マンで、90年代に、アジアのスペシャリストとして、長年、東京事務所の経営を任されていた。

そのような親の仕事の都合で、彼ら兄弟は、幼少時代を東京で過ごしたのだが、叔父が、10年前に、サンフランシスコでセミリタイア生活に入ることを決めると、家族全員でアメリカに移住した。

南家の従兄弟は、年齢的には、大きく2つの世代に分かれていて、70年代後半に生まれた5人と、80年代後半に生まれた8人に分かれる。

また、ちょっと不思議な家族で、RやS以外にも、ハーフの従兄弟が5人もいるほか、僕の兄弟を含めた純ジャパ軍団は、皆、海外育ちである。

多国籍軍団である従兄弟達との会話は、共通言語が英語なのだが、兄弟同士になるとフランス語や日本語になり、何名かが一同に集まるとかなり面白い状況となる。

サンディエゴにせっかく滞在するのなら、大学生になった従兄弟達に会わないことはないと思い、サンディエゴ滞在2日目の夜に、RとSーを食事に連れ出した。



Rは、食事会に、ビバリーヒルズ高校白書にでも出てきそうな超金髪のガールフレンドを連れてくるし、Sは、前回のブログにも書いた、フラタニティーの女性版であるソラリティーに、新入生ながら入会したとのこと。

二人は、赤ちゃんの頃からよく可愛がったし、大学時代の休暇に何度か、サンフランに遊びに行き、勉強方法の相談に何度も乗ったりしたので、二人の成長を目の当たりにして、かなり嬉しい気分になった。

彼らと楽しい時間を過ごした翌日には、日本への帰国便がロス発だった関係で、サンディエゴから、カリフォルニアらしい景観が続くハイウェー5号を、ロスに向けてレンタカーで北上した。

そういえば、スポーツビジネスを志した5年前に、よくこの道を南下したり、北上したなぁ、と運転しながら、ふと当時のことを思い出した。

ロスとサンディエゴの間には、MLBの代理人の多くが事務所を構え、当時、スポーツ業界へのコネやツテがなかった金融マンの自分は、まるで、ストーカーのように、事務所の入り口で、代理人の帰りを何時間も待ち伏せした。

今考えると、よくそこまでやったな、と思うのだが、当時は、藁に縋る思いで、代理人の帰りを待っていたと思う。

実に、懐かしい。

ロスに向かう途中、現在、ハリーウッドのファッション学校に通う従兄弟、Hが、ロスに住んでいることを思い出し、携帯へ電話してみると、せっかくだから、会おうということになる。

あいにく、ロスでは一泊のみの予定で、すでに、大学時代の友人であるAlan, Dave, Jonと夕食のプランを数週間前から立てていたので、Hからは、近所のスターバックスで一時間程度、近況報告を受ける。

彼女は、高校卒業後、ハリーウッド映画の特殊に憧れて、ロスのメイク学校に入学した。

ただ、メイクを勉強しているうちに、映画のメイクより、ファッションとしてのメイク。そして、最終的には、ファッションの中でも、服のデザインに興味が移っていった。



また、その準備が、あまりに大変なので、来週からは、元々ファッションデザインーだった叔母が、ロスまで、娘のお手伝いにくるそうだ。

スターバックスでは、Hの年上の日本人ボーイフレンドにも紹介され、短い会話の中だったが、全ての会話に人柄のよさが現れていた。

それにしても、RやS同様、Hも、本当大人になったな。

やっぱり、高校を卒業して、家を出ると、皆、大人になっていくもんだ。

家を出ると、いったい何が変わるのだろうか?



それは、「経験 x 場数」という簡単なものだが、仕事でも、プライベートでも、常に意識して生活している。

どちらか一方が低い数字であれば、トータルスコアも大したことにならないし、極端に言うと、一方が0であれば、トータルスコアも0である。

僕は、どこの国にいようが、どんなシチュエーションに直面しようが、バランス感覚とコミュニケーション能力さえあれば、どんな問題でも乗り切れると勝手に思っている。

そのバランス感覚やコミュニケーション能力を磨くには、一つのことに継続して打ち込む経験を積みながら、時には常軌を逸した、ありとあらゆる場数を踏むことが大切だと考えている。

今回の西海岸遠征では、アメリカの学校で、本人なりに頑張っている3人の従兄弟に会う事ができ、また、彼ら一人一人に、僕なりに考え抜いた、この成功への計算式を伝えることができたことが、一番の収穫だった。

僕自身、社会人になってから、さまざまな会社で、本当、素敵な先輩や上司に恵まれた。

彼らは、覚えていないかもしれないが、各種場面で、指摘してもらった一言一言は、確実に、僕の胸の中に刻まれている。

以前、考えたことがある。

お世話になった先輩や上司に対して、僕ができる最大限の恩返しは何だろうと。

答えは一つしか思い浮かばなかった。

それは、僕自身が、僕らしいやり方で、楽しく仕事に打ち込んでいる姿を、彼らに見せ続けることだ思う。

従兄弟ちゃん達の今後の活躍を願うと共に、自分自身も、そろそろ、次の目標に向かって始動していこうと強く心を動かされた、ロス最後の夜だった。





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最終更新日  2008年07月24日 17時21分15秒
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