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せっかく新しい事業を始めるので、ブログも新しいものへと移籍することにしました...だいぶ、仕事的体質に戻ってきたので、ちゃんと続けます。http://ameblo.jp/swimmym/
2008年09月20日
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土曜日に楽天のホーム開幕戦に招待され、試合観戦してきた。約1年ぶりに訪問するスタジアムは、オフ期間に、さらにパワーアップしていただけではなく、スタンドは、楽天一色に染まっていた。また、開幕戦をスタンドで見ながら、夢のような3年間を思い出し、「このプロジェクトに参画できてよかったな」と改め実感した。「みんなでプロ野球の新しい歴史を作ろう!」を合言葉に、朝早くから、深夜まで働いていた日々。「アメリカのボールパークに近づけるにはどうすればいいんだ?」という問いかけについて、何時間も打ち合わせをしてきた毎日。そんな苦労も、土曜日に、とある地元仙台の有力者から言われた一言で全部最高の思い出へと変わった...「私たちが誇りに思える球団・スタジアムを仙台に作ってくれてありがとう。そして何よりも、仙台の子供たちに夢を与えてくれてありがとう...」いつか自分も球団を持ちたい...子供の頃に持ちたいというふうに思った動機は、まるで覚えていない。ただ、土曜日、改めて仙台へ野球観戦に訪れ、それが、明確なものへと変わりつつあるのではないかと感じた。人に夢を与えたい...新規事業を準備するに当たって、この言葉は、忘れないようにしたい。
2008年03月31日
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長い充電期間を終え、ビジネス的活動を再始動しました。楽天を退職してから、かなりの時間が経ったが、世界中を飛び回り、大学時代の友人と再会したり、仙台に赴任している間に疎遠となっていた数々の恩人、先輩、友人と会ってきた。社会人になって8年間.... 激動の金融マン時代、そして、まるで夢のようなスポーツビジネスへの挑戦と、休みなく走り続けた自分にとって、このタイミングでの一時停止は、大きな収穫をもたらせてくれた。大学時代に、いつも忙しそうにしている自分を見て、アメリカ人の友人から、Ferris Bueller's Day Off (日本では「フェリスはある朝突然に」)という映画の中から、以下のような言葉をプレゼントされたことがある。Life moves pretty fast. If you don't stop and look around once in a while, you could miss it.今回の充電期間で、その言葉の意味がようやくわかったような気がしたし、次の目標へ挑戦する前に、一度、世の中での自分の立ち位置について考えることができた。次に立ち止まるのは、いつになるかわからないけど、30代を思い切って走る抜けるだけの充電はできたし、ここからは、自分らしく、フルパワーで猛進していきたいと思う。初心を忘れずに、そして、何よりも子供の頃からの夢である「球団オーナー」という夢を忘れずに、一歩一歩頑張っていくので、これからもよろしくお願いします。すいみー劇場の新たな幕開け....楽しみにしていて下さい。
2008年03月28日
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ニューヨークで、大学時代のノスタルジアに浸った後、数日間、サンディエゴとロスを訪れた。 サンディエゴには、スイス人と日本人のハーフの従兄弟が二人ほど、大学生として暮らしている。 従兄弟のRとSは、サンディエゴ州立大学の4年生と1年生なのだが、長く会わないうちに、二人とも立派なティーネージャーになっている。 二人のお父さんは、スイス人の元投資銀行マンで、90年代に、アジアのスペシャリストとして、長年、東京事務所の経営を任されていた。 そのような親の仕事の都合で、彼ら兄弟は、幼少時代を東京で過ごしたのだが、叔父が、10年前に、サンフランシスコでセミリタイア生活に入ることを決めると、家族全員でアメリカに移住した。 南家の従兄弟は、年齢的には、大きく2つの世代に分かれていて、70年代後半に生まれた5人と、80年代後半に生まれた8人に分かれる。 また、ちょっと不思議な家族で、RやS以外にも、ハーフの従兄弟が5人もいるほか、僕の兄弟を含めた純ジャパ軍団は、皆、海外育ちである。 多国籍軍団である従兄弟達との会話は、共通言語が英語なのだが、兄弟同士になるとフランス語や日本語になり、何名かが一同に集まるとかなり面白い状況となる。 サンディエゴにせっかく滞在するのなら、大学生になった従兄弟達に会わないことはないと思い、サンディエゴ滞在2日目の夜に、RとSーを食事に連れ出した。 二人の会話を聞いていて、本当、大学生活を謳歌している感じだった。 Rは、食事会に、ビバリーヒルズ高校白書にでも出てきそうな超金髪のガールフレンドを連れてくるし、Sは、前回のブログにも書いた、フラタニティーの女性版であるソラリティーに、新入生ながら入会したとのこと。 二人は、赤ちゃんの頃からよく可愛がったし、大学時代の休暇に何度か、サンフランに遊びに行き、勉強方法の相談に何度も乗ったりしたので、二人の成長を目の当たりにして、かなり嬉しい気分になった。 彼らと楽しい時間を過ごした翌日には、日本への帰国便がロス発だった関係で、サンディエゴから、カリフォルニアらしい景観が続くハイウェー5号を、ロスに向けてレンタカーで北上した。 そういえば、スポーツビジネスを志した5年前に、よくこの道を南下したり、北上したなぁ、と運転しながら、ふと当時のことを思い出した。 ロスとサンディエゴの間には、MLBの代理人の多くが事務所を構え、当時、スポーツ業界へのコネやツテがなかった金融マンの自分は、まるで、ストーカーのように、事務所の入り口で、代理人の帰りを何時間も待ち伏せした。 今考えると、よくそこまでやったな、と思うのだが、当時は、藁に縋る思いで、代理人の帰りを待っていたと思う。 実に、懐かしい。 ロスに向かう途中、現在、ハリーウッドのファッション学校に通う従兄弟、Hが、ロスに住んでいることを思い出し、携帯へ電話してみると、せっかくだから、会おうということになる。 あいにく、ロスでは一泊のみの予定で、すでに、大学時代の友人であるAlan, Dave, Jonと夕食のプランを数週間前から立てていたので、Hからは、近所のスターバックスで一時間程度、近況報告を受ける。 彼女は、高校卒業後、ハリーウッド映画の特殊に憧れて、ロスのメイク学校に入学した。 ただ、メイクを勉強しているうちに、映画のメイクより、ファッションとしてのメイク。そして、最終的には、ファッションの中でも、服のデザインに興味が移っていった。 本人は、改めて入学し直した、現在のファッション学校での学生生活を満喫しているようで、2月には、ロスの有名デザイナーを何名か集めたファッションショーで自分の作品を十数点出品するとのこと。最近は、専らその準備に追われ、毎日忙しくしているそうだ。 また、その準備が、あまりに大変なので、来週からは、元々ファッションデザインーだった叔母が、ロスまで、娘のお手伝いにくるそうだ。 スターバックスでは、Hの年上の日本人ボーイフレンドにも紹介され、短い会話の中だったが、全ての会話に人柄のよさが現れていた。 それにしても、RやS同様、Hも、本当大人になったな。 やっぱり、高校を卒業して、家を出ると、皆、大人になっていくもんだ。 家を出ると、いったい何が変わるのだろうか? 個人的に、人生において、非常に重要視している成功への計算式的なものがある。 それは、「経験 x 場数」という簡単なものだが、仕事でも、プライベートでも、常に意識して生活している。 どちらか一方が低い数字であれば、トータルスコアも大したことにならないし、極端に言うと、一方が0であれば、トータルスコアも0である。 僕は、どこの国にいようが、どんなシチュエーションに直面しようが、バランス感覚とコミュニケーション能力さえあれば、どんな問題でも乗り切れると勝手に思っている。 そのバランス感覚やコミュニケーション能力を磨くには、一つのことに継続して打ち込む経験を積みながら、時には常軌を逸した、ありとあらゆる場数を踏むことが大切だと考えている。 今回の西海岸遠征では、アメリカの学校で、本人なりに頑張っている3人の従兄弟に会う事ができ、また、彼ら一人一人に、僕なりに考え抜いた、この成功への計算式を伝えることができたことが、一番の収穫だった。 僕自身、社会人になってから、さまざまな会社で、本当、素敵な先輩や上司に恵まれた。 彼らは、覚えていないかもしれないが、各種場面で、指摘してもらった一言一言は、確実に、僕の胸の中に刻まれている。 以前、考えたことがある。 お世話になった先輩や上司に対して、僕ができる最大限の恩返しは何だろうと。 答えは一つしか思い浮かばなかった。 それは、僕自身が、僕らしいやり方で、楽しく仕事に打ち込んでいる姿を、彼らに見せ続けることだ思う。 従兄弟ちゃん達の今後の活躍を願うと共に、自分自身も、そろそろ、次の目標に向かって始動していこうと強く心を動かされた、ロス最後の夜だった。
2007年12月02日
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ニューヨークやロサンジェルスでは、懐かしい大学時代の友人に囲まれ、毎晩楽しい食事会が開かれた。 あまり意識していたわけではないが、アメリカの大学に通った日本人と比べて白人の友人がかなり多い気がする。 振り返ると、彼らからはアメリカについて多くを学び、そして、共に馬鹿な遊びをよくした。 大学を卒業して約8年が断つが、こうやって、ふらっと異国の地を訪れる自分を皆いつも温かく迎えてくれるのだが、大学へ入学したばかりの頃は、決して、白人社会へ溶け込めたわけではなかった。 白人の相手の気持ちを全く考えない直接的な発言には傷つけられたし、高校時代のアメリカの話題に全くついていけない自分は、常に会話の輪に入りきれないでいた。 大学1年生の頃の思い出は、決してよいものはあまりない。 正直言うと、苦いものばかりだ。 ただ、1年が経ち、2年生に上がる頃に、さまざまな転機が起こった。 サッカー部でレギュラーになり、得点を重ねるうちに、校内新聞で特集が組まれたことが一番のきっかけだった。 アメリカ人はスポーツが大好きであり、特に白人の中では、スポーツで活躍する者は、特別な存在になる。 この記事をきっかけに、これまで見向きもされなかった白人から声を掛けられるようになった。 そして、自分の学生生活の方向を大きく変えたのが、白人社会の象徴でもあるフラタニティーへの入会であった。 日本の大学には存在しないフラタニティーの説明を、日本の友人に説明しようとするといつも困るのだが、↓サイトの説明がわかりやすい。 http://www.bestlife.ne.jp/ob/sekai/america/34.html フラタニティーに入会したことによって、自分の中で、確実に何かが変わった。 当時はそんなことについてあまり考えたこともなかったし、最近まで、いまいち何が変わったのかわからなかったが、今振り返ると、それは「自信」だったと思う。 何に対する自信だろうか。 それは、きっと新しく飛び込んだアメリカという社会に、ちゃんと溶け込み、その中で、一人のプレーヤーとして存在感を持てたという自信だったのではないだろうか。 苦しんだ結果の末、得た自信。 世界中のどこへ行っても生きていけると思わせてくれた自信。 アメリカの大学で得た一番の収穫だったのではないだろうか。 「世界の大学ランキング」という雑誌の特集を読み、自分の直感だけを頼りに、アメリカの大学へ進学した高校3年生の自分。 そんな12年前の自分に「ありがとう」と一言言いたいものである。
2007年12月01日
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週末からニューヨークに滞在しているのだが、大学のアメリカ人のマンションに泊めてもらっている。 友人との会話や街中での動向を見ながら、いつも思うけど、アメリカって、やっぱり面白い。 別にアメリカが全てよくて、日本が全て悪いという言っているのではなく、アメリカのアメリカらしいところが、最高に面白いと言いたいのである。 アメリカらしいといえば、以前おざーんが初めてニューヨークに上陸して、一緒に地下鉄に乗っていた時に、「なんかスターウォーズで新しい星に着いたみたいだな...」と言ってたが、日本的に言うと、そういうグチャグチャなところが面白い。 そのグチャグチャが生み出す、社会の格差がありまくる街中も、改めて見ると、ある意味エンターテイメント。 ちょっとお洒落なレストランで食事をすると、オーダーを取りにくるのは、確実に白人。それも、バリバリ金髪な白人。 それも、彼のメニューの説明を、注意深く聞いていると、まるで外資系金融マンばりに、最高の笑顔で攻めのプレゼンをしてくる。 「今日のこのスペシャルを見逃さないように... このメインには、このワインが最高に合いますから...」 全く聞いてもないのに、どんどん攻めてくる。 ようは、彼も、必死にアピールし、できる限り高いチップをもらおうと、ある意味我々と戦っているのだ。 ちなみに、オーダーが終わった後、ワインや食事を運んできたり、食べ終わった食器を片付けにくるのは、ヒスパニック系(ラテン系)の兄ちゃんである。 また、興味があったので、厨房への出入口あたりをウロウロしていると、厨房の中では、アジア系の若者が必死で食器を洗っていたりするのが見えた。 白人→ヒスパニック→アジア人 仕事の分業というか、社会の格差の縮図というか、まさに、this is ニューヨークという感じ。 そんなのを見ながら、ふと思うのは、これから日本って、どういう風に変わっていくのかなということ。 アメリカの大学へ入学した時に、確かアメリカは、日本の人口の2倍ということを何となく覚えていたのだが、この間、何かのきっかけでアメリカの人口を知りびっくり。 日本の人口は変わっていないのに対して、アメリカの人口が、この10年くらいで約1億人増えていた。つまり、アメリカの人口が日本の約3倍くらいに増えていた。 色々とあると思うけど、基本的には、移民が1億人アメリカへ流入したということ。 今後、日本が移民を受け入れるかどうかは、ながーい議論になるので省略するが、まあ、ある程度は、人口=国力ということが成り立つのであれば、アメリカは、見事な戦略を取っているようにも思える。 少子化が進む日本。 活力が落ちていく日本。 それに伴って、世界から見た時の、その存在意義や重要性が落ちている日本。 日本もそろそろ、大胆な改革をしていかないと、取り残されそうだなぁ。 さあ、日本をどうしましょうかね?
2007年11月28日
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5日間、上海に滞在したのだが、街全体のエネルギー・レベルが尋常じゃなかった。 特に予定があっていたわけではないので、1日の大半、街中を歩きながらとか、オープン・カフェもどきの店で「人間ウォッチング」をしていた。 それにしても、歩くスピードは早いし、話すのも早く、一番面白かったのは飯が出てくるスピードも早い。 さすが中国人。 また、上海では、さまざまな方々にお会いし↓、上海や中国の実情について、色々と情報収集をした -ワイン関連の貿易会社を起業した日本人の元同僚 -日本人向けのフリーペーパーを発行している日本人 -在上海の日本政府機関で働く日本人 -米系のモバイル関連の会社で働くアメリカ人の知人 -友人の上海の工場で働く日本語ペラペラの中国人スタッフ 皆さん、それぞれ元気だったな。この街は「やったもん勝ち」的な要素が強い分、彼らも皆、強く生きているんだな、って感じ。 上海での5日間で、かなり元気になってしまった。中国人のバイタリティに触れることができたことが大きく、そのエネルギーを感じることにより、自分もまた「前へ進もう」という気持ちになれた。 日本人というより、アメリカ人に似ている中国人の考え方は、まさに格差社会の賜物。 「がんばれば成功するし、がんばらなければ人生が落ちぶれていく」 簡単にいうと、生きる気がどのくらいあるかが重要である。 日本のメディアでは、「格差は悪」というような報道がされるが、果たして国力的な一面を考えると、「格差」はそんな悪いものだろうか? 今後、もう少し格差社会における人々の生活パターンの変化について考えてみることにしよう。 さて、ここ数ヶ月の間で、欧米やアジアの街を訪れたり、海外に住む仲間と大量に会うことができた。 ちなみに、現在、ニューヨークにいるのだが、昨晩も、大学時代の仲間ら5名と食事をしながら、アメリカの最近の状況や、仲間の活躍ぶりについて聞くことができた。 育った環境かもしれないが、常日頃から、海外と日本のギャップを常に感じ取ろうとしている自分がいる。それは文化の違いだけではなく、考え方の違いや生活習慣の違いもにまで至る。 きっと、このギャップに、次、自分が探すべき道が隠されているのではないかと思いながら、今日も、ニューヨークの街を散策するとしよう。
2007年11月26日
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だいぶ、久しぶりになるな、書き込み。がんばって再開。 本日は、いろんな人に会ったような気がする。 ランチは、大好きなデザイナーズ家電amadanaのデザイン全般を手掛ける大先輩が、赤坂の「砂場」という、てんぷら蕎麦発祥の店へ連れていってくれた。 それにしても、最高に美味い! また、こういう素晴らしい老舗に似合う、黒塗りのハイヤー的乗り物が、店正面に停めてあって、さらに迫力が増してました。 夜は、友人で人権派弁護士の土井香苗さんが勤める、世界二大人権関連NGOの一つであるHuman Rights Watchのパーティに招待された。 そこでは、アメリカの大学の先輩にも当たるデジタル・ガレージ創業者の伊藤穣一さんと初めてお会いし、ちょっと感動した。 わが校では、もっとも有名な日本人OBの伊藤さんとは、タフツの話しや、彼の同級生であるEbay創業者がこの間、母校へ120億円の寄付をしたことについて話した。 また、さらに感動したのは、中学時代に日本へ帰国した時に、初めて覚えた歌である「リゾ・ラバ」を代表作として持つ、サンプラザ中野さんにお会いできたことだ。 非常に気さくな方で、本当素晴らしい。早速、明日新作のCDを買うこととする。 いやー、でも、人の縁って、本当怖いですよ。つながるもんですね。 では、明日から、上海行ってきま~す!
2007年11月14日
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いやーエジプト行ってから、生気を抜き取られたみたいで、ブログ更新できませんでした。すみません。それにしても、最高の旅行でした。富士山の登山と並んで、エジプト旅行は、人生には一度やるべきことです。はい。ピラミッドを見た瞬間、「わーすげー」としか言えず、ひたすらその偉大さを見つめるしかありませんでした。4800年前にできたんだよな... どんな権力もってたら、こんなもん作れるのかな、というのが率直な感想。プロ野球チームを作るどころではありませんでした。旅行の序章にしかなかったピラミッド。そのあと、スフィンクスを見て...こんなに顔が気持ち悪いのかと思うようなラクダに乗って...伝説のアブシンベル神殿の雰囲気に飲み込まれ...ルクソールで奇想天外な行動に外人にもびっくりされ...ナイル川クルージングで青春し....王家の谷でツタンカーメンの謎に迫り...本当最高の旅行でした。時を越えて、現代でも生き続ける遺跡たちを見ると、心が痺れましたし、まさに歴史の重みを感じました。何千年も残る何かを残した先人達の偉業を見ながら感じたことは... もちろん...俺も何か残してぇの一言です。楽天の仲間と改造に取り組んだスタジアムは、数十年残るだろうけど、それを超える何かを、次やる仕事で達成できないか... んんん、実に難しい課題である。それにしても、素晴らしい仲間と行く、海外の旅は、本当楽しい。是非、秋にでも、また3人で、どこか刺激的なところに行きたいもんである。どこにしようかな?何か、よい提案がある人はコメント下さい!
2007年08月29日
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ここ最近、自分自身や今後について考えさせられるイベントにいくつか参加した。ひとつは、友人のご家族が経営している会社の50周年記念パーティ。場所は、ミッドタウンに新しくできたリッツ・カールトンだったので、雰囲気も食事ももちろん一流だったのだが、会場で聞いたこと、見たことが一番の感動を生んだ。2代目のオーナーが、会社のこれまでの50年間について、スピーチをしたのだが、最初の20年は、日本の高度経済成長期とも重なって、先代による怒涛の拡張路線を繰り広げたとのこと。最後の10年しか知らない自分からすると、その後の話しについてびっくりしたのだが、先代がお亡くなりになった20年目あたりから会社が傾き始めて、10年以上は、リストラや資産の売却等を通じた事業の整理が続いたとのこと。その時期に、2代目は、何度も諦めて事業を止める気持ちになったが、こういう辛い時期を乗り越えて、今後も会社を続けることが、自分が成長する上で必要だと感じ、頑張ったとのこと。繁栄からどん底へ、そして、そこから這い上がり、また繁栄へ。人生と同じで、会社も、山あり谷ありで、50年やっていれば、色んな予想外のことが起こるんだろう。それが、また楽しいのだろう。31歳の自分が、これからもし会社を興し、50周年を迎えることができたとすると81歳。そう考えると、世代を超えて、50年も生き残っている会社は本当凄いと思うし、その時代に適した「何か」を見つけ、順応しながら、新しいサービスを提供し続けることは素晴らしい。今の日本には、ビジネスチャンスが色々形で存在するが、自分が50年続けたいと思うことを早く見つけたいと思う。あと、パーティはパーティで面白く、ハイライトは、何と言っても、日本レコード大賞も受賞したこの人と、この歌と、この衣装↓オーナーの奥さんの中学の同級生なんだって。すごい。さてさて、先週には、同じ音楽の世界ではあるのだが、友人がボーカルとして活躍するバンドが、11年の活動にピリオッドを打つ、解散コンサートに行ってきた。バンドのメンバーは、4人とも高校の同級生で、バンドの活動に青春の全てを注ぎ込んできたとのこと。音楽についてはよくわからないが、彼ら4人程、仲のよいバンドはいないと、関係者は言っていた。メジャーデビューしたり、CMソングに曲が採用されたり、楽しいことは一杯あったと思うのだが、話を聞いていると、彼らの仲間意識が高まったのは、活動がうまくいかなかった時だったとのこと。その時に、4人がお互いを信じ、支えあったからこそ、11年という長い時間を共に過ごせたし、バンドという組織で音楽活動を続けられたのだろう...何事も「続ける」ということは、意外にも過小評価されがちだが、本当大変なことだと、最近の色々な出会いによって痛感した。忙しい生活を離れ、周囲の素晴らしい友人達の活躍を見たり、話しを聞たりすることにより、今後自分がやりたいことに少しずつだが、近づいているような気がする。そういう意味でも、今この時期を大切にしていきたい。
2007年07月30日
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本日、心臓外科医の叔父と会った。 叔父は、昨年まで約30年間、ドイツで医者をしていたのだが、現場に立てる最後の数年を日本で過ごし、日本の若い医者に、自分が習得してきた技術を伝えたいという思いで帰国した。 本人は、日本の医療界の現状を理解して帰国したつもりだったのだが、自分の予想以上に、日本の医療界が腐敗しており、かなり悩んでいる様子だった。 叔父からは、色々な話しを聞いたのだが、その中でも、最もショッキングな情報は以下であった。 http://www.medi-net.or.jp/tcnet/DATA/heart.html 叔父は、ドイツ最大の心臓センターの副院長として、これまで約800件の心臓移植手術を執刀してきたとのことだが、日本では、臓器移植法が改正されたこの10年間に約30件の心臓移植しか行われていない。 何かがおかしいとしか思えない... ちなみに、何度かメディアで注目されたが、日本でドナーが現れず(もしくは年齢制限により)、仕方なく海外で心臓移植を受けた患者の数は、上記30名を上回っているとのこと。 以前、心臓移植を必要とした赤ちゃんのために、各所で募金が行われ、手術に必要だった約1億円以上の資金が集まり、感動を呼んだのだが、実は、海外の医療関係者からは、「日本人がまた高い金を出して、本来自国民を助けるための心臓を買っている」とかなり非難を集めていたとのこと。 その赤ちゃんやご両親が悪いとは、関係者の誰もが思っていないのだが、このような現状をほったらかしにしている、この国の医療制度は一体どうなっているのだろう。 現時点での自分の知識では、一体、誰が悪いのか、どの制度・法律が悪いのか全くわからないし、改善策も検討がつかないのだが、せっかく身近に、このような叔父がいるので、少しずつ、勉強していきたいと思う。
2007年07月18日
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日曜日に、フルリフォームが終わった親友宅にお邪魔したのだが、その時の写真が父親から届いた。同じ誕生日を持つ子供君とは、約2年前に↓ような写真を撮っている。BEFOREそして、これが今日届いた写真↓AFTERおお、確かに腹を横切っている線が減っているように思われる....
2007年07月18日
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台風も来るということで、特に、何も予定を入れずに挑んだ3連休。意外にも、楽しい時間を過ごせた。土曜日は、今月から、ベトナムでの子会社立ち上げを担う友人宅にお邪魔させてもらう。数ヶ月前に、奥さんと引っ越したという素晴らしいマンションは、センス抜群で、居心地最高。引越し直後に転勤が決まるという、なんともビミョーな感じだが、ベトナムでは、さらに素敵なマンションが待っていることだろう。奥さんの素晴らしい手料理を食べながら、ベトナムについて色々と語ってもらったが、色々な経緯があり、奥さんも含めて、みんなで競走馬についても熱く語り合った。「馬の珍名」というトピックに異様な盛り上がりをみせたのだが、今後、「ビッグマハラジャ」「キングマハラジャ」という馬の名を耳にすることが楽しみである。ベトナムという未開の地で、色々と大変な思いをするだろうが、是非、友人には、ビッグガイになって、凱旋帰国してもらいたいものである。日曜日は、昼過ぎまでジムで汗を流し、その後は、珍しく、読書にふける。アメリカで購入した「The Tipping Point」という、数年前のベスト・セラーを読んだのだが、これが、かなり面白い。ある商品、社会現象、流行が、あるタイミングで爆発的にマスに広がる瞬間が、Tipping Pointと呼ばれているのだが、ニューヨーク市内の犯罪率の劇的な減少や、人気子供番組であるセサミーストリートの成功のカラクリの背景をを探っていく、マーケティング本。今見たら、和訳もされているので、時間がある人はどうぞ↓ティッピング・ポイント―いかにして「小さな変化」が「大きな変化」を生み出すか 今後どんなビジネスに挑むのか、まだ決まっていないが、こういう本は、どんどん読んでいきたい。本日は、親友が、新しく購入したマンションのリフォームが終わったとのことだったので、一人でノコノコと遊びに行ってきた。同じ誕生日を持つ長男君と久しぶりに会ったのだが、その成長ぶりにビックリ。弟も3ヶ月前に産まれ、すっかりお兄ちゃん風を吹かせ、今後の成長が楽しみだ。その後、5夫婦くらいが、次々とマンションにやってきたのだが、マンションが保育園状態に... 子供と精神年齢が近いとよく言われる自分は、一生懸命子供と遊び、しまいには、汗びっしょり。まあ、それにしても、楽しかったな。5年後くらいには、本日の保育園的光景が、南家のリビングでも見られるのかなぁ???とちょっと考えた、ノンビリとした3連休の最終日だった。
2007年07月16日
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いやー、1ヶ月もブログサボってしまいました。暇人のクセにブログくらいちゃんと書け!とさまざまな方に非難されましたyo。では、最近の嬉しいニュース... そりゃ、なんていっても、この2ヶ月間、がんばってきたダイエットの成果。何人かには言ったけど、5月頭に、4年ぶりの健康診断をして、驚愕の結果が、医者から伝えられた。---------------------------------------------------医者:「いやー南さん。私かなり長い間医者やってますが、この若さでこの結果は、見たことありませんよ」すいみー:「どうしたんすか?悪い病気にでも...(かなり焦った様子)」医者:「この数値見てくださいよ。(診断結果の中性脂肪の欄に指差しながら...)えー、一般人お標準値は50-150という数値なんですが、南さんの数値、これまずいですよね...」すいみー:「んんんん、ここここれは、何かの間違いでは...」数値は、なんと、696と記載されている医者:「いやー私も何かの間違いだと思ったら、残念なことに、尿酸値やコレストロール等の数値が、きちんと連動してるんですよ。このままだと、3年以内で通風になりますよ。」すいみー:「げげげっ。そりゃまずい。先生、ちなみに、わたくしの体は今どんな状態なんですか?」医者:「まあ、イメージ的に言うと、お腹の周りにサラダ・ドレッシングが浮遊しているような状態ですよ。」すいみー:「サラダドレッシングっ... それは、先生、和風とかじゃないですよね?」医者:「残念なことに、イタリアンです。とてもオイリーです。」---------------------------------------------------いやー、健康不良児分野に分類されるだろうと予想はしていたが、まさか第一人者級になっていたとは思っていなかった。その日から、とりあえず、楽天を辞めたら、少しは痩せて健康的になろうという目標を設定し、まずは、適度な食事制限と適度な運動的活動導入を心掛ける....まあ、食べるのが大好きな私にとって、「全く食べない」とか「美味しいもん食べない」というのは、あまりにも酷だし、絶対続かないので、炭水化物を極力減らす攻撃+週2回はジムに行くことに決める。ジムのお兄さん達の温かい励ましと、彼女からのプレッシャーにより、私がんばりました。そして、ジムに入会したちょうど2ヶ月目の先週、ジムで再度簡単な身体測定を行った。これも皆さんのおかげ、2ヶ月で、体重が奇跡的に6.5キロも減りました。そして、なんと嬉しいことに、体脂肪率が26%台から、いっきに16%台に、約10%もダウン。ひゃー、やればできるもんですな。ジムのダイエット成功者物語にでも出たい気分になりやした。ただ、ここからが鬼門。自分に対して、「この結果は、あくまでも水ぶくれ状態から水を抜いただけじゃ。すいみー試練に立ち向かうのじゃ」と言い聞かせ、炎のダイエット計画フェーズ2へ突入。その気持ちを行動に移すべく、彼女が、今年の自分のビーチ対策として、友人アンディから、あの伝説的なグッズ、というよりあの伝説的な声が含まれた、あれを借りてきてくれた↓みすたービリー、俺に憧れのボディをプレゼントしてくれ!第2フェーズがんばるぞ!「イェス、ワン、ツー、スリー♪カモン、レイズ・ドーズ・レッグス♪」それにしても、英語が分かるモンとして、彼の言葉とあのレトロなBGMが頭から離れない。しまいには、最近、寝言までが英語になっているらしい。恐るべし、みすたービリー。
2007年07月12日
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いやー凄い体験をしてしまった....本日、レッドソックスのゼネラル・マネージャー(GM)のエップスタイン氏と会う約束をしていたのだが、本人から、「今晩せっかく試合があるから、観戦してきなよ」的な誘いを受けた。てっきり、一人で観戦するのだと勝手に思い込み、ボールパークへ向かったのが、球団事務所の受付にいた兄ちゃんに、「GMのスイートでセオ(エップスタイン氏のファーストネーム)が待ってるよ」と言われる。「GMのスイート?なんだそれっ...」と一瞬考えてしまったが、直後、猛烈な興奮に襲われる早足で3階のスイートに向ったのだが、挙動不審に見えたのか、ただ、わけのわからない日本人の小僧がウロウロしているように見えたのかわからないが、3度も、セキュリティに止められた。当たり前だが、止められるたびに、セキュリティのオジサンに「どこへいくんですか?」と不機嫌そうな顔で聞かれる。面白いのが、質問をされる度に「エップスタインさんの部屋に行けと言われた」と答えると、「はぁー?」という顔で、セキュリティがレッドスックスの事務所に電話をするのだが、事実だということを確認すると、まるでマクドナルドの店員並みの笑顔で「ミスター南。よーこそ」と挨拶される。さすが、アメリカ。権力によって対応が全く違う...アメリカではなかなか味わえない3度の優越感に浸りながら、やっとスイートのドア前に到着。ドキドキもんだ。セキュリティによると、アメリカ最古のボールパークの1つである、フェンフェイ・パークのバックネット裏には、スイートが2部屋しかない。GMとオーナーのスイートだ。その1つに、今から自分が入ろうとしている... 俺の人生ってどうなってるんだ。すげー。ドアを開ける。部屋に入ると、まず目に入るのが、ホテルのシェフみたいなスタッフが、ステーキを切っている。その先には、海鮮春巻きを職員らしき男性に作っているシェフもいる...部屋の奥には、大型テレビ画面が3つとソファセット、さらに窓際には、革張りの席が8席ほど2段に分かれて配置されている。男性が8名程いたので、全員に自己紹介をしたのだが、全員レッドソックスの編成部の人間であった。驚くことに全員若く、聞くところによると、編成部のほとんどのスタッフが28~35歳とのこと。また、元プロ選手は1人もいなく、金融業界出身者も多数いるとのこと。日本とは大違いだ。そのうち、エップスタイン氏も部屋に到着し、固い握手をした後、皆で日本野球の話しで盛り上がりながら(選手のことはあまり知らないので制度等の話中心だが...)今後のアメリカと日本野球の関係について語り合った。個人的には、5~10年間のスパンで、高校・大学の一流アマ選手が、直接メジャーに挑戦する日がくるのではないかと予想していることを伝えると(日本野球界にとっては損失ではあり、大変残念ではあるが、本人が希望すれば正直止める方法がない...)、日本人選手に大変高い興味を持っているエップスタイン氏から「裏金問題が今後どう変わるか次第だろう...」という指摘を受ける。さすが、敏腕GM...いずれにせよ、子供の頃から大リーグの球団オーナーになることを夢見ていた自分にとって、大リーグの球団オーナーが観戦する部屋(GMとオーナースイートは同じ規格)で、野球観戦できたことは、アンビリーバボーであり、一生忘れない思い出になった。以前、エップスタイン氏に対して、「いつか大リーグの球団オーナーになってみせるよ」と言った時に、「その時は俺がGMになることを約束するよ」と言い返されたので、20年、30年掛けても、何とかその夢は実現したいものである。現在、インテリジェンスの勉強をしているのだが、会社の将来の戦略を分析する上で、どんな細かいデータや企業情報を集めるより、オーナーや社長のモチベーションの源(ドライバー)を深く分析する方が、よっぽど重要であることを学んだ。そういう意味では、自分は、分析をしやすい人間なんだろう....夢って、本当に強く想い続けると、一歩ずつだが、近づくものだと最近強く感じる。一歩を積み重ねると、さらに近づけるような気もする。今晩、夢のような3時間を過ごせた自分は、本当幸せである。ただ、いつかは、自分の力で、あの部屋を手にいれたいと思った、30歳最後の夜であった。
2007年06月14日
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月曜日から3日間、ここボストンで、朝8時~午後5時まで、毎日セミナーを受けている。この生活も、まだ10日間ほど続くのだが、こんなに勉強が面白いと思ったことはない。アメリカのビジネススクールが使う「ケース・スタディー」という手法が中心となっているのだが、人生で初めて授業中に眠くならない。子供の頃から、授業でよく寝て、よく怒られていた自分としては奇跡的である。今回の「ビジネス・インテリジェンス」セミナーでは、「企業の戦略的リスク分析」を行う一連の考え方・手法について学んでいるのだが、これが意外に面白い。どちらかというと、大企業向けの学問ではあるが、ビジネスを理解する上で、「こんな分析方法があるんだ」と驚くことが多い。明日からの授業の展開が楽しみである。本当、人間にとって「興味」って大事なんだな...世界レベルの企業から派遣された約40名の優秀なクラスメートに囲まれながら、議論を展開したり、セオリを考えたりするのは実に楽しい。日本で待つ仲間に、「何か」を持ち帰られるよう、明日からもがんばるとしよう。
2007年06月07日
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明日から、セミナーは始まるのだが、時差ボケ対策として、本日は、1日ゆっくりする予定だった。昼前から、ハーバード・スクエアを散歩し、カフェでランチとお茶をして、地元新聞に目を通していたら、とある重要な事実に気づいた。なんと、今晩は、あの伝統の一戦、Red Sox 対 Yankeesの試合が、Fenway Parkで開催されるとのこと。これは、やばい。チケットは、もちろんとっくに売り切れているし、Red Soxの関係者に連絡するのには、ギリギリだし、これは球場周辺で調達するしかないとのことで、球場へ足を運ぶ。怪しいオッサン数名と交渉をした結果、何とか、チケットはゲットすることはできた。やあ、需要と供給というのは、不思議な法則だね。これに、時間という要素が加わると、本当、心理戦ですわ。Fenway Parkの中に入ると、雰囲気と熱気に圧倒される。これこそが、スポーツ観戦の醍醐味である。チャンスのたびに、ピンチのたびに、Red Soxファンは、愛する地元球団を少しでも手助けしようと、全員大声で応援している。また、観客全員が、何度も立ったり、座ったりを繰り返す。応援団が存在しないのに、この統率感は素晴らしい。点なんかが入ると、全く知り合いではない自分にさえも、ハイタッチを求め、みんな大喜び。まさに、球団は、地元の誇りなんだね。隣の席には、お父さんと8歳くらいの息子が、試合展開に一喜一憂しており、お父さんが必死に息子に野球の知識を叩き込もうとしているのが印象的だった。自分も、カナダに住んでいるころ、父親にスタジアムへ連れて行ってもらうのが、一番のご褒美だった。この雰囲気で、伝統の一戦を観戦した隣の息子君は、今後何十年も、Red Soxを応援していくのだろう。試合は、終盤に、「岡島」対「松井」という日本人対決も見れたし、席でホットドックも食べられたので、かなり満足。それにしても、岡島人気は尋常じゃない。飲食店で並んでいても、スタジアムの外でブラブラしていても、アメリカ人が声を掛けてくるのは、松坂ではなく、岡島の話題ばかりである。なんか、「オッキードッキー」(okie dokie: 「OK」のスラング)という、キャッチーなアダ名ももらってますます人気が高まっているとのこと。人の人生ってわからないもんですな。【岡島 vs 松井】
2007年06月04日
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昨晩、2週間のビジネス・セミナーを受講するために、ボストンに到着。よく考えたら、大学入学のために、初めてこの街へやってきたのだが、1995年6月。ちょうど、12年前である。当時18歳で、体重も20キロ近く痩せたいた自分としては、大きな期待を持っての渡米だったと思うが、今考えると、初めての一人暮らし、それも異国での生活に、かなり「ビビッていた」と思う。実際、サマースクールでも、人生で唯一のジンマシンが発病したりと何度も体調を壊し、周囲の先輩方を心配させてもんだ。知り合いもいなくて、やっぱ寂しかったのだろう。さて、果たして、この12年間で、自分として何が変わったんだろう...自分が人生を振り返る時に、もっとも重要視するのが、「経験 X 場数」というモノの考え方。1つのことに時間を掛けて極めることも重要だが、色々なことにチャレンジすることも重要である。色々な価値感をもっている人はいると思うが、自分にとっては、この2つのバランスが人生を計る上での1つのバロメーターである。それにしても、まだまだ、経験も場数も足りないが、この12年間は、本当楽しかったなぁ。想像できないような出来事が身の周りで起こるし、ありえないような人とも出逢う。難しいことは抜きにして、次の12年間も、この12年間程楽しかったら、大満足である。18歳の田舎から出てきた若き純粋少年が、当時のボストン・ローガン空港で、具体的に、何を感じたのかは、あまり覚えていない。ただ、言えるのは、あの時、あのスタートがあったからこそ、今の自分に巡り会えたわけで、「ここでがんばろう。」と思ったあの日の純粋な気持ちを忘れないでおきたい。最後に、是非18歳当時の自分に聞いてみたい... 「君が夢見た生活に僕は近づいていますか?」時々、昔の自分のことを、自分の脳に問いだしてみるのも悪くないもんだ。
2007年06月03日
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本日の夜は、モルガンの元先輩のご紹介で、外資系金融機関の役員を経て、現在は、日本版ロースクールに通う「学生さん」と食事した。また、現在アメリカのヘッジファンドでバリバリ働いているモルガン同期のハリーも、たまたま帰国中ということと、先輩と学生さんと別の会社で一緒だったということで参戦した。彼は、金融界の人気ブロガーとしても有名で、金融に興味がある人は必見だ。それにしても、学生さんの話は最高に面白すぎた。そりゃそうでしょ。50何歳になって、また学生になるくらいだもん。なかなか、できない行動だな。本当、何歳になっても、「気持ち」さえあれば、どんなことにでもチャレンジできるんだね。また、最後の会計時に「学割でお願いします。」というコメントが可愛かった。こういうカワイイオジサンになりたいものだ。ちなみに、現在ロースクール生であるうちの彼女も、宴に参加したのだが、二人が、自習室での勉強方法やさまざまな法律について雑談をしている姿ががかなり面白かった。そして、最後に、意気投合した年の差30歳の二人組から、卒業後、「事務所一緒に作ることにしたから...」という発表があり、みんなオオ盛り上がり。いやー、世の中、おもろい人はたくさんいるねぇ。PS: 明日の昼から、アメリカに2週間いってきます!
2007年06月02日
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ここ数日、昼・夜・昼・夜と連日、さまざまな業界の方々と会食をする機会がある。年上の方々がほとんどのせいか、先方が場所のセッティングをして下さるのだが、そうなると、自分が全く知らないようなレストランに連れていってもらえる。本日のランチは、大手外資系メディア企業の日本支社長と、新興コンテンツ系会社社長とご一緒させて頂いたのだが、麹町の「ARGO」という、千鳥ヶ淵の緑と大手町のパノラマビューをつまみに食事ができる、大人なフレンチ・レストランだった。シックでモダンな店内には、ガラス張りの個室やソファ装備のカフェスペースと、NYCのブティック・ホテルを彷彿させた。あと、センスがよい上品な絵数枚に、ライブラリー的な内装(パーク・ハイアットのような)も加わり、なんともセレブな雰囲気。夜、デートに使ったら、ワインの飲むペースが上がるに違いない。お薦めです。面白い話も飛び出し、色々なアドバイスも頂き、有意義なランチタイムでした。【店内と景色】夜は、東京でも話題の建物・店・レストランのプロデュースをしている大先輩と、中目黒「Higashi-Yama Tokyo」で食事。ここも初めてだったが、エントランスからライティング、箸や器までこだわり抜いた感じがする、隠れ家的和食店。内装も、各所に和風テイストの木や花が万遍なくアレンジされていて、まるで現代風の茶屋を連想させるような雰囲気だった。料理も、大人サイズにアレンジされた、素材を重要視した和食。ダイエッターにはぴったし。まあ、ここも女の子ときたら、きっと10倍かっこうよく見られるだろう。大先輩からは、「自分らしい生き方」について、諸々のアドバイスを頂き、感謝感謝。それにしても、自分は本当素晴らしい先輩方に囲まれていて、ラッキーである。今後、どんな「旅」に出発するかわからないが、いつか皆さんに恩返しできる日を夢見て、頑張っていきたいと思う。【店へのアプローチ】
2007年05月31日
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本日、フルスタ宮城の改修を担当した鹿島の営業と設計の担当者と久しぶりに食事をした。思い起こせば、ちょうど2年前に、フルスタの運命を変えたアメリカ出張をこの2人とした。ファーストシーズン真っ只中。連戦の合間を縫った1週間程の弾丸ツアーだったが、今のフルスタのフィーチャーの多くが、この出張からの産物となった。鬼のようなスケジュールは以下のとおり。【1日目】Qwest Field (NFL: Seattle Seahawks)Safeco Field (MLB: Seattle Mariners)※Mariners戦観戦。イチロー格好いい。【2日目】Home Depot Center (MLS: LA Galaxy←ベッカムの来期チーム)Staples Center (NBA: LA Lakers)※Lakersのコートに立てた。【3日目】AutoZone Park (Minor League: Memphis Red Birds)※Memphisの球場はマイナー屈指のスタジアムと言われている【4日目】United Center (NBA: Chicago Bulls)US Cellular Field (MLB: Chicago White Sox)※Michael Jordan の像に感動。White Sox vs. Cubs のWindy City Series観戦。【5日目】Richmond County Bank Ballpark (Minor League: Staten Island Yankees)Keyspan Park (Minor League: Brooklyn Cyclones)Yankee Stadium (MLB: NY Yankees)※Yankees vs. MetsのSubway Series観戦【6日目】Lincoln Financial (NFL: Philadelphia Eagles)Citizens Bank Park (MLB: Philadelphia Phillies)Camden Yards (MLB: Baltimore Orioles)※Orioles vs. Yankees戦観戦。Camden最高。【7日目】RFK Stadium (MLB: Washington Nationals)Fedex Field (NFL: Washington Redskins)※Fedex Fieldはキャパ9万2000人。年間シートで売り切れている。7日間で15球場... もはや伝説的。もう1回やれって言われても、体力的に、ちょっと無理かも。ちなみに、鹿島の人にも、「ミナミさんの趣味に付き合わされましたよ」と冗談なのか、本音なのかわからない微妙な突っ込みを当時された。ただ、本日のディナーでも、あの出張で確実に何かが変わったということは、共通の認識として、みんなもっていた。おおげさに言うと、楽天イーグルスの「運命の分岐点」というやつですかね。ふと考えるだけで、クラブシート、イーグルスネスト、ボックスシート、プレミアムラウンジ、レンガ調な感じ、選手ロッカー、選手のファミリールーム、リボンビジョン、各種サインのデザインなどが、生まれたんだもんな。すげー。 それにしても、個人的には、dream come trueですよ。だって、1シーズン目には、この出張以外にも、アメリカに4回も出張させてもらちゃったし、何よりも、見てきたものを、実際のフルスタの設計に生かせたんだから...そういう意味では、本日の鹿島の方々には、本当感謝です。日本一のボールパークを作ってくれてありがとうございます。PS: 5日目から合流した「おざーん」の当時のブログに、珍道中の一部内容が書いてあった。【フルスタもたくさんをパクらせてもらったCamden Yards↓】
2007年05月29日
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日中は何本かミーティングをこなした後、夕方から、横浜スタジアムにて、楽天vs横浜戦を観戦。横浜港開港記念試合ということで(全席自由席:大人1800円、子供500円)、2万人を超える観客で、スタジアムはかなりよい雰囲気。試合前には、球場外周を1周したのだが、縁日やっていたり、こどもの遊具が設置されていたり、ちょっといい感じ。コンコースに赤ちゃん用の遊びスペースもあったな。あとは、球場を30億円くらい掛けてレノベーションすれば、いいんだがねぇ... いっそうのこと、球団が球場を買ったらどうだろう?場所も駅から近いし、マーケットも大きいので、連動したら、うまくいく要素は揃ってるんだがね。まあ、最後まで見れなかったが、楽天が月間最多勝利記録に並ぶ13勝目。というより、自分が辞めてから、こんな強さを発揮するとは。正直つえー。この調子でいけば、交流戦の賞金5000万円、そしてプレイオフも夢じゃない。ただ、星取表を見たら、今シーズン、まだ100試合近くもあるんだよね。明日は、実家のある浜松で中日戦。先発投手は、なんと、まーくん。うちの実家の裏にある浜松球場は盛り上げるんだろうな... 見にいきてぇ。行こうかな...
2007年05月28日
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大変アクティブな土曜日だった....金曜日の夜、とある外資系金融機関で働く友人から電話が掛かる。「すいみー、明日暇でしょ。俺と一緒にマラソン走ろうよ?」「はっあ~?意味わかんねー」「明日、外資系金融業界のチャリティ・マラソンがあってさ。うちの会社で枠ひとつ空いてるから、一緒に走ろうぜ。「そんなのぜったい無理。」と必死に抵抗「まあ、朝8時集合だから、よろしくな」「ちょっと待て....」ということで、夜のニュース(天気予報)見ながら「雨でも降らないかな」と断る理由を捜したのだが、見つからず。まあダイエットのいっかんとして、そして友人との思い出作りだと割り切って、参加することにした。朝8時@日々谷公園...1000人近くの人がなんと集結している。さすが、外資系。チャリティという言葉になると、皆、本当がんばる。こういう正義感的なところは、日系企業も見習うべきかもしれない。ちなみに、レースじたい、10km、5km、Walkingの部があるのだが、友人がエントリーしていたのは、なんと10km。こんな距離、よく考えるとそもそもジョッギングをするのは、3年半前に「ノリ」で走ったホノルルマラソン以来である。まあ、レースじたい、友人と怪我をしないように、ゆっくりと走り、無事1時間程度で完走。天気にも恵まれ、初めて走る皇居のジョッギング・コースが与えてくれるさまざまな景色を楽しみながら、実に気持ちよい時間を過すことができた。ノリでこういうアクティビティに参加してみるのもいいもんだ。友人に感謝。夕方からは、友人から「MTV Music Video Awards」に招待され、彼女と二人で、さいたまスーパーアリーナへと向かう。さいたまスーパーアリーナには、さまざまな思い出が詰まっている。前回来たのは、ちょうど1年強前。忘れもしない、野球のワールドカップ「ワールドベースボールクラシック」の準決勝で日本が韓国を破った日である。当日は、楽天の仕事で、ハロー!プロジェクトの運動会のお手伝いをしていたのだが、準決勝のことが気になって気になって、どうしようもなかったように覚えている。そして、日本の勝利を確認した後、どういうスケジュールだったら、2日後の決勝戦@サンディエゴに行けるか、必死で考えていたな。結局、友人3名と、1泊3日で、歴史的1勝を見にいったんだけどね。それ以外に、スーパーアリーナの思い出といえば、2004年PRIDEヘビー級トーナメントで、当時マネージメントのお手伝いをしていたミルコ・クロコップと、5万人強ファンの前を入場したことがあった。あの時の気分の高揚ぶりは凄かった。「1回だけね」と言って、OKを出してくれたミルコに感謝。いずれにせよ、MTVのコンサートはかなり面白かった。生の安室奈美恵も見れたし...音楽じたいにあまり興味がない自分としては、出演アーティストや彼らの歌にはあまり興味が沸かなかったのだが、何よりも、演出がすげー。3時間の生中継だったんだけど、生で見るのと、それがどのような形で、同時にやっているテレビで映るのかを見るのが、何よりも面白かった。複数のLEDビジョンの有効的な活用方法、天井から吊るされた網状のLEDのテレビ上の効果、そして、複雑、且つクリエイティブなライティング。プロの仕事はやはり凄い。ラスベガスでも感じたが、こういうプロの仕事を目の当たりにすると、いかに、プロ野球の試合が、エンターテイメントからまだ程遠いか、痛感してしまう。楽天の仲間には、どんどんスポーツ以外のエンターテイメントを見にいってもらい、それらの「よさ」を野球興行にも生かしてもらいたいものだ。コンサート終了後は、恵比寿の「福笑」で食事し、その後、仲間4名と合流し、朝までカラオケ。マラソン→コンサート→カラオケと、本日は、結局20時間以上、活動し続けてしまったが、たのしかったーな。こういうアクティブな土曜日もいいもんだ。
2007年05月27日
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今週、とある女性社長とその仲間達と打ち合わせをしていた時に、面白い話しを聞いた。初対面の皆さまに、私が簡単な自己紹介をしたのだが、最後に「今はフリーターというか、ニートというか、毎日が夏休みみたいなものです」そうしたら、女性社長のレスが「すいみーちゃん。この間、とある場所で、外国人のプレスに対して、日本人記者数名が自己紹介してたんだけど、面白いことがあったわよ。まあ、普通にNikkei Newspaper(日経新聞)とか、Weekly Post(週刊ポスト)とか、皆それぞれ所属を紹介してたんだけど、サンデー毎日の記者が何て言ったと思う?」「えっ、なんですか?...」「聞いてよ。サンデー・エブリデイだって...もう最高でしょ。」サンデー・エブリデイとは、なかなかいい響きだ。これから、使わせてもらおう。ちなみに、サンデー・エブリデイの私ですが、昨日は、友人とそのお父さん・お母さんと、朝から地元のロータリークラブ主催のゴルフ・コンペに参加した。ど平日の木曜日に行われるコンペには一体どんな方々が参加されるのか、非常に楽しみにしていったのだが、皆さん気さくで、色々な話が聞けた有意義な一日だった。今日は、午前中に、いくつか打ち合わせをした後、某企業で働く友人の新サービスに関わる記者発表に参加した。普段は、仕事のことより基本的に楽しい遊びの話しばかりだが、スーツを着て、びしっとプレゼンをしている友人がとても輝いていた。素晴らしい!その後は、来月上旬から2週間ほど通う、アメリカの短期集中講座に関連する書物を読み込み、さっきまでスポーツジムでスイミングしてきた。腹が凹んできたぞ。まあ、これだけ見れば、完全に、Mr.サンデー・エブリデイだな。でも、最高に楽しい。
2007年05月25日
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本日は、知人の粋な計らいで、武道館で開催された「Pirates of the Caribbean アジア・プレミア試写会」に行ってきた。人気シリーズの3作目、いよいよ完結編である。まあ、なんといっても最高だったのは、生ジョニー・デップ。独特の雰囲気と不思議なオーラを醸し出し、レッドカーペットに最終登場者として現れる。ルックだけでいうと、準主役のオーランド・ブルームには敵わないが、存在感は圧倒的に上回る。近くで見ると、一言、すげー。さまざまな試写会に参加はしたことがあるが、武道館級の会場をいっぱいにする試写会は初めてである。巨大なスクリーン、リアルな海賊船の模型と、配給元のディズニーとしても、かなり時間とコストを掛けたように感じる。ただ、外人の出演者がレッドカーペットで歩きながら取材を受けているうちに、日本人の「セレブリティ」(そうアナウンスされてました)がカーペットを歩くのだが、この人選が実に微妙。-3人ともTシャツ姿でカーペットを歩く非常識な「かりゆし58」-5年ぶりくらいに見た森口博子-同じく3年ぶりくらいに見た山田まりあ-もはやタレントというよりワイドショーのコメンテーターの北野誠-えっ、まだ芸能界にいたの?川村ひかる-本日日本人セレブリティの中で一番の声援を受けたコロッケハリーウッドのスターと、日本のB級タレントのオーラの違い。少し哀れだった。映画そのものは明後日に世界同時公開されるので、内容は説明しないようにするが、「パイレーツ...」っぽい、迫力のあるハリーウッド的な映画だった。是非、お奨め。それにしても武道館には久しぶりに来たが、実に雰囲気がある。ジョニー・デップのスピーチを聞きながら、1度でもいいので、満員の武道館のステージに立ってみたくなった。きっと気持ちいいんだろうなぁー。【舞台挨拶】【ジョニー】
2007年05月23日
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先週末は、3週間ぶりにフルスタを訪問...球団内の51年生まれで集まる「51年会」の仲間が、少し遅くれての送別会を開催してくれるとのことで、久しぶりに「はやて」に乗った。当日は、たまたま友人が顧問を勤めるJリーグの球団社長も、フルスタを視察にいらっしゃっていたので、試合前は、まるで仕事のように球場を案内した。ただ、何度、フルスタを案内しても、気持ちは昂るものだ。球場の隅から隅まで、色々な思い出が詰まっているし、さまざまな記憶がフラッシュバックする。大好きな野球の仕事を、最高の仲間に囲まれながら過ごした2年間半は、自分にとっての一生の宝でもあり、何十年後経っても、このスタジアムを見る度に、胸が熱くなるに違いない。そういう場所が自分の中でできたことに感謝したいし、いつか、この球場で、球団の仲間と同窓会をやりたいものだ。また、特に濃い時間を過ごしたファンタメ部の皆が、たくましく場内外のイベントを運営しているのを見て、ちょっと感動した。自分の果てしない暴走に付き合ってくれたのも、自分自身の社会人の成長をもたらしてくれたのも部署の皆さんのおかげなので、本当感謝している。いずれにせよ、初めて観客として訪れたフルスタで感じたのは、やっぱりここが日本一の球場であることだ。また、当日、取材をしていたアメリカ人のメディア関係者(日本野球のドキュメンタリーを制作していて全国の球場を取材している)に聞いても「圧倒的にナンバー1」とのこと。自分が何らかの形で携わった仕事が、他人からそう評価されると、やっぱり嬉しいものだ! では、次は、世界ナンバー1になれる何かを見つけるとするかな....
2007年05月22日
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先週、大学時代の友人(アメリカ人)二人が、ニューヨークとロスから、揃って遊びにきた。アランはロスで弁護士、ジャックは現在ニューヨーク大学のMBAに通う元金融マンである。どのように東京を案内しようかと自分なりに考えてみた結果、3つのポイントに絞ることにした1. オールド東京2. ニュー東京3. 食い物初日は、夕方に到着したので、広尾にある焼肉屋「牛の蔵」に連れて行く。この焼肉屋は、つい最近友人のりょーすけから紹介されたのだが、焼肉マニアを自称する自分に衝撃を与えた。肉のグレード、サービス、コストパフォーマンスともに最高級である。もともとアメリカ人としてはグルメな友人二人は、「こんな旨い肉を食ったら、アメリカの肉なんて食えないよ」と驚きの声をあげ、カルビやらハラミはらを、ひたする追加注文をしていた。やはり焼肉は、万国共通の食べ物である。翌日は、朝4時半に起き、築地を訪れ、マグロのセリ等、外人観光コースを辿った後、築地市場内の名店「大和寿司」でブレックファスト。外人二人は、ニューヨークやロスの「名店」にもしょっちゅう足を運ぶ寿司通を自称していたのだが、さすがに、築地の新鮮なネタにびっくり。アランのコメントがまた面白かった。「寿司のメジャーリーグを味わうことができて本当最高だ。イチローや松坂も、初めてメジャーのグラウンドに立った時は、きっとこんな気持ちになったんだろう..」彼らは、今後、アメリカ(マイナーリーグ)の寿司の名店に行く度に、メジャーリーグの味を思い出すのだろう。その後は、浅草、靖国神社、皇居と、オールド日本の観光を回ったのだが、日本に住む日本人として当たり前だと思っていたことを彼らは色々と不思議がって、その視点については、大変勉強になった。遅めのランチは、東京一と勝手に評価する恵比寿の「天津」に二人を連れて行く。#1とんかつに関しては、友人の間でも票がかなり分かれるのだが、自分の場合、圧倒的な差でここが一番美味しいと思う。さくさくとした衣、ジューシーなヒレ肉、自家製ソース&キャベツ用のマヨネーズ... 想像するだけで今またヨダレが出るくらいだ。ジャックは、大学時代に、近くの日本食の定食屋によく連れていき、本人はトンカツが大好物だったので、このランチのチョイスに感激。完食後には、天津のトンカツに感動した模様で、店主や店員に握手を求めていた。午後は、ニュー東京の象徴として、丸ビル、六本木ヒルズ、東京ミッドタウンを案内するのだが、二人が一番びっくりしていたのは、ヒルズで立ち寄ったトイレ...「こんな手を乾かす機械見たことがない。どこでもあんな素晴らしいものが設置されているのか?日本の技術力と発想力は脱帽ものだ。」これまで、何度もアメリカと日本を往復したのだが、日本に公衆トイレに設置されている乾燥機の素晴らしさに、気づいたことがなかった。外人といると、本当、面白い。夜は、定番コースとして、西麻布の「権八」を訪れる。ただ、驚くことに、店内の客の7割は外人。もはやここはNYと思うくらいだ。数年前に、ジョージブッシュが小泉さんとここで食事をしたのだが、それ以来、外人の観光コースの一部としてすっかり認識されてしまったようだ。おそるべしマーケティング戦術だ。友人二人が持参したガイドブックにも、Must Visit、つまり、お奨めスポットとして権八が紹介されているくらいである。また、日本風屋敷の内装・外装、スタッフが英語での対応に慣れていたことや、英語のメニューがあったりするので、外人を連れてくるのには、打って付けのレストランであることは間違いない。外人観光客が日本食を食べたいと言った時には、まずここをお勧めする。3日目は、彼らを品川駅まで送り、1日半の京都散策に向かわせる。外人二人だけで、日本を歩くのも大事な体験だと感じた自分は、東京でお留守番をすることにした。予想通り、数々のハプニングがあったようで、それはそれで、彼らの大事な思い出になるだろう。4日目の夕方に帰京した二人を品川でピックアップし、自分も初めてとなる、大相撲観戦へと向かう。1階のマス席に陣取り、焼き鳥をつまみながら、観戦したのだが、それにしても、「変えがい」があるスポーツだとつくづく感じた。興行の時間、スポンサーの露出、シート、ショーアップ等、ありとあらゆるものが、昔からの成り行きのままになっており、プロ野球以上に酷い経営状態である。日本の国技を、将来に残していくためにも、元力士で構成される日本相撲協会に、外から新しい血を入れ、少しでも改革をしていってもらいたいものである。最後の夜は、そろそろ、日本食にも飽きているのではないかと思い、大好きな恵比寿の「ロゼッタ」という、日本テイストを加えたイタリアンをサーブするレストランに二人を連れていく。彼らがもっているイタリアンのイメージが、ロゼッタの料理で破壊されたようで、帰り際には、ジャックが、どの国の料理も「日本風」に変えた方がいいのではないかと言っていた。帰国日の午前中には、彼らを、両国の大江戸博物館へと案内した。基本的に、自分自身、博物館や美術館が嫌いなのだが、ここの博物館は見ごたえがある。東京の約400年の歴史を、模型、画像、映像等を巧みに利用して表現しているのだが、東京の歴史を知ってもらうためには、東京随一の場所である。大学時代の友人とは、数年に一度程度しか会えないが、こうやって、遠い日本まで遊びに来てくれるのは嬉しいことである。また、大学時代、自分自身がアメリカ文化に馴染めず、彼らの助け・アドバイスを求めたことが何度もあったが、そのお礼が10年後の今、やっと出来た気がした。最後に、外国にいると自国の長所・短所が色々と見えてくるものだ。時間がある今だからこそ、どんどん外国を訪れ、今この国が必要としてるサービスやプロダクトについて、ゆっくりと考えてみたいものだ。
2007年05月21日
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日曜日は、久しぶりにサバイバル・ゲームに参加。サバイバル・ゲームを知らない人は以下を参照http://www.h3.dion.ne.jp/~kaz/sub1.htmとにかくスリル満点+抱腹全身等の非日常的行動が、じつに堪らない。このような刺激こそが、大人の遊びの象徴でもある。次回までには、秋葉原でマイ・マシンガンを購入する予定だ。今回のゲームは、20対20で行ったが、変わったコース設計であったことも関係して、普段体験できない「山越え」をして相手陣地を攻撃したり、「防衛戦」を行ったりした。また、先日、イラクにおけるPMC (Private Military Company)、いわゆる民間軍事会社の活動について書かれている本を読んだばかりだったので、普段と比べて色々と考えながらプレーしてしまった。最近では、フィジ等の南太平洋の国や、ネパールやアフリカ出身者が、高い給料の誘惑に釣られ、アメリカやイギリスの民間軍事会社で働くケースが増えている。ちなみに、この「戦争のアウトソース化」について、アメリカに住む友人達に聞いても、誰一人知らなかった。詳しい説明は以下を参照。http://www.bund.org/opinion/20050625-2.htm戦争がいいか、悪いかと聞かれれば、もちろん悪いのだけど、そもそもなぜ戦争は起きるのか、また、現代において、なぜアメリカは戦争を引き起こし続けているのか等、充電期間中に、色々な書籍を読んで、歴史について勉強したい。
2007年05月15日
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木曜日の昼は、欧州系の投資銀行であるクレディスイス(CS)で働く友人と、アークヒルズで久しくランチをした。ダイエッターとしては、もちろん、サラダ・スープセット。昔話に花を咲かせながら、お互い近況報告をしたのだが、CSで働く前に、彼が三菱証券で働いていたことを思い出し、一年前に、三菱に移ったモルガンの頃のボスについて恐る恐る聞いてみた。詳細はともかくして、外資系と日系金融機関では、給料も職員のモチベーションも違うらしく、かなり苦労されているとのこと。でも、日本のためにも、世界に通用する日系投資銀行を作ってもらいたいものである。夜は、早稲田大商学部の准教授をしている友人のゼミで講演をした。楽天の立ち上げ話を中心に、自分のこれまでの生き方、そして、夢について話しをした。友人の准教授とは、僕が18歳の頃、同じサマースクールに通っていて、7つ年上の彼には、ネックタイの閉め方から、レポートの書き方まで、何から何まで教わった。そんな自分が彼のゼミで講演をするなんて、なんか不思議な気分であった。何回か学生の前で話しをしたことはあるのだが、今回のオーディエンスであった学生の真剣さには感心した。友人は、昔から、非常に熱い男で、何事にも一生懸命な生き方をしてきたので、彼を慕っているゼミ生20名も、同じような考え方をきっともっているのだろう。いずれにせよ、講演の後にも、数多くの質問がポンポン出てきたし、講演後の懇親会でも、いろんな質問を受けた。本当、若い人のエネルギーって心地よいものである。金曜日は、昼に、家業でジャガーやアストンマーチンの販売を手がける友人と二人でランチをする予定だったのだが、急遽バスケットボールのプロチーム設立を目論む彼の友人3名もジョインした。彼らは、ここ数ヶ月で、リーグに対してビジネスプランを提出するそうなのだが、各ビジネス分野についてのアドバイスが欲しいとのことだった。楽天での経験を踏まえて、彼らと色々な話しをしたのだが、5年という短い時間で、スポーツビジネスについて教えてもらう立場から、教える立場に変化した自分のことについて途中考えてしまい、これまた不思議な気分になった。本日は、大学時代の親友Jonathanに誘われ、彼の母校St. Mary’s International Schoolで開催されたInternational Food Fairへ遊びにいった。そこは、まるで日本ではないような賑わいをみせていて、世界10数カ国のブースで、さまざまな料理が振舞われている。結局、彼女と二人で、オーストラリアのラムチョップ、ドイツのソーセージ、ネパールのマサラチキン、アメリカのステーキサンドイッチ、タイのパッタイ、そして、日本のカキ氷を食べてしまった。ダイエッターとしては、少々食べ過ぎだったが、天気も素晴らしく、ピクニック気分だったので、仕方ない。夜は、松坂の代理人に誘われ、巨人戦を東京ドームで観戦。普通の野球ファンに戻って観戦した初めてのプロ野球の試合だったのだが、やはり試合内容よりも、入り口で配布していたチラシやビジョンを活用した場内演出の方が気になってしまった。しまいには、コンコースの売店で何を売っているか確認したり、顧客情報を集めているブースで働くスタッフに色々と質問までしてしまった。もはや職業病。これは、普通に野球を見れるようになるまで少し時間が掛かりそうだ。色々な不思議な気分にさせられたここ数日だったが、来週も、活動的な1週間にしたい。
2007年05月12日
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今週から東京での生活を再スタートした。車を修理したり、スポーツジムに入会したり、意外にやらないといけないことが多いので、まだまだゆっくりはできていない。昨日は、レッスンプロに転身した、モルガン時代の同期のもと、初めてのゴルフ・レッスンを受けた。ビデオを見て、色々と分析をしてもらったのだが、めちゃくちゃ自己流であることが発覚。色々な部分を指摘されるが、とりあえず基本中の基本であるグリップから直すことに... 長い道のりになりそうな予感。また、友人が経営をやっているクリニックで、血液検査をやったのだが、驚愕の結果が出てしまった。中性脂肪の正常値が50-149という数値なのだが、私の場合、なんと696...検査結果を見た、医者も正直反応に困っていた。「わかりやすくいうとどんな状態ですか?」との質問に「あえていうと、腹の周りにサラダドレッシングが浮遊している状態ですね。それって、健康的ではないですよねぇ...」という回答。その後、生活習慣病やら、通風という言葉を含んだ説明を受けたので、その足で、スポーツジムに入会。ただ、今週は昼・夜・昼・夜と連続して、友人と食事が入っているので、本当にどうなるやら。近々に受ける人間ドックまでには、ジム活動を通じて、数値を何とか下げる努力をするしかないのかな...
2007年05月10日
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さて、2004年9月より、楽天の新規球団の立上げに携わってきましたが、本日をもちまして、退職することになりました。楽天在職中は、さまざまな方に、さまざまな形で、大変お世話になりましたが、本当にありがとうございました。ちょうど4年前に、「スポーツの仕事がしてみたい!」という一心で、外資系金融業界を飛び出し、ノープランで会社を作ったのですが、まさか、50年ぶりに新規参入する球団の立上げという仕事に巡り会うとは、当時想像もできませんでした。まさに、奇跡ですよ。子供の頃より、野球オタクであった自分にとって、球団で働いた毎日は夢のようでしたが、それに加え、仕事の内容的にも非常に濃い2年半でした。プロスポーツ界における歴史的な出来事に絡むことができたのは、お金には換えがたい経験でしたし、何よりも、自分が描いたビジョンが、日々形になっていくのを見れたことは、とても勉強になりました。このような機会に巡り会えた自分の強運と、楽天で働くチャンスを与えてくれた三木谷さんに感謝したいと思います。 今後につきましては、特に何をするかは全く決まっていないのですが、大学卒業以来、外資系金融業界やプロ野球業界を渡り歩いた結果、あまり長期の休暇を頂いたことがありませんでしたので、数ヶ月はゆっくりとした時間を過ごし、旅行や読書から得る刺激を生かしながら、次のステップを考えていく予定でございます。また決まり次第、ブログを通じて、必ずご報告致しますので、宜しくお願いします。 では、近いうちにまた皆様とお会いできることを楽しみにしています。今後とも宜しくお願いします。南 壮一郎
2007年04月27日
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先日、富士山の麓に位置し、今年F-1が久しぶりに開催される富士スピードウェイで開催された、第1回スーパーママチャリ・グランプリに出場した。約400mのコースを、ギアなしママチャリを使用して走るという、なんとも爽やかで、スポーティーなイベントに感じるかもしれないが、6時間走り続けるのは正直つらい。ただ、約15名の輩と共に出場し、天気・景色も最高で(富士山はやはり世界一の山だ)、かなり楽しかった。レース中も、駐車場でBBQをやったり、ポカポカ陽気の中で昼寝したりと、かなりゆったりとした雰囲気で、これまた大人的な週末であった。ちょっと疲れると、バトンタッチしてしまうのだが、帯同した弟分であるタダシとソウちゃんのおかげもあり、なんと270周も回ってしまった。合計すると、なんと100km。いやーがんばったね。途中から、目標を周回数から、1周のベストラップ獲得に変更しオジサンパワーを炸裂した結果、全体で2位という素晴らしいリザルトも得た。さすが、オジサン。ムキになると強い。レース後は、おざーんの箱根の別荘に遊びにいき、温泉を満喫させてもらった。レース後数日間は、日頃の運動不足により、猛烈な筋肉痛に襲われ、さらにオジサンぶりを発揮したが、アウトドアな週末は最高だ。
2007年04月24日
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NYC最終日。大学3年時に、アメリカへ留学していたにも関わらず、直感を信じ、上智大学に1年間留学した。その後の人生に多大な影響を与えた1年だったのだが、今でも付き合っている、友人との出会いの場でもあった。Tomokoもその一人で、現在、某投資銀行のNYC本社で働く、本人はいつでも否定するが、バリバリのキャリアウーマンである。彼女は、どこの国の、どんな仲間よりも「努力家」であり、自分で決めたことを実行する時の、エネルギーレベル+集中力は、異常なほどである。帰国子女でもないにも関わらず、発音も含めてほぼネイティブであるだけではなく、仕事をしながら、1年で米国公認会計士も取ってしまった。とにかく、獲物にロックオンした彼女は凄い。Wall Streetで働くTomokoと最終日にランチすることとなり、すでにアメリカ滞在10日目ということで、バンカーが愛用する和食レストランに連れていってもらう。やっぱり、和食はどこで食べてもウマイ。Tomokoの結婚生活やら、仕事の状況やら、他の仲間の話しやら、1時間半ほど、雑談を楽しむ。あっ、あと来月結婚するうちの弟と、Tomokoの妹を引き合わせて、合コンをさせたら、その後、付き合っていたなぁ、という爆笑話もしたな...ランチ後、近くで働く、大学時代のFratブラザーであるBuckeyとお茶する。Buckeyは、現在、ヨーロッパ系投資銀行で働いているのだが、近く、ヘッジファンドに転職をするらしい。Fratについて知らない方々は、ジョン・ベルーシー主演の「アニマル・ハウス」という映画を是非見てもらいたい。アメリカの大学は、Fratなくして語れない...Buckeyとの懐かしい再開後、今回のNYC出張のメインターゲットである会社と打ち合わせを行い、かなりのいい成果があった。ネットや書籍で、色々なリサーチはできるけど、やっぱり現場の生の声は、最高に役立つ。夜は、大学時代のルームメイトであり、体育会サッカー部でツートップを組んでいたMattと4年ぶりの再会。Mattは、高校時代、アルペンスキーのオリンピック候補選手だったが、競技中の事故により、膝をぶっ壊し、スキーを辞めなくてはならなかった。ただ、ここからが凄いのが、リハビリを頑張り、大学ではサッカー部に入部。学年は1つ下なので、僕が卒業した後なのdが、4年生の時には、All-American、つまり全米ベスト11に選ばれるのである。アメリカ人のオール・ラウンド・アスリート、恐るべし。大学時代に、何度かNY近郊にある自宅にも遊びにいったのだが、現在は、不動産ディベロッパーとして大成功しているお父さんの会社を、兄と弟の3人で実質的に経営している。大学時代、あんなクレージーだったやつが、いまや、MBA持ちの経営者とは.... 人生面白すぎ。Mattには、アッパーイーストにある、メキシカン・レストランへ連れていってもらったのだが、ダウンヒルのスキーヤーばりの、迫力あるドライビング・テクニックで、NYCのタクシー君たちも威嚇しながら、現地に到着。大学時代のバカ話、Mattが来日した時にクリームパンを毎日食べていたこと、女の子のお尻ばかり追いかけていたこと、最高の思い出ばかりである。できれば、あの時代に、また戻りたいものだ...日本帰国後は、かなりドタバタで、月曜日は東京、火曜日~水曜日は仙台、木曜日は日帰りで福岡、金曜日は東京、そして、今季のホーム開幕戦が開催された今週末は仙台に滞在と、自宅のベッドが恋しくなるような毎日。そのような状況でラッキーなこともあり、アメリカ出張中にセットされた福岡でのMtgに日に、我らのゴールデンルーキー田中まー君が、プロデビューするという。Mtgに一緒に参加した同僚と、ワクワクしながら、福岡ドームで彼のデビューを見ていたのだが、ななななんと1回2/3で、ノックアウト。ほろ苦いデビュー戦となってしまったが、ベンチでの、あの悔し涙... 絶対、彼は大物になるだろう。そういえば、昔、会社の上司に、初めて後輩ができた時に言われたことがある... 「できる新人とできない新人の見分け方は、失敗をした時の反応を見るのがわかりやすい。失敗して悔しがらない奴は大抵伸びない。反面、涙が出る程、悔しがっている奴は、絶対成功する。」自分は一体どうだったんだろう...ちなみに、週末の仙台へは、たくさんの先輩や友人が、開幕戦を観戦しにきてくれた。こんな素敵な仲間に囲まれて、3年目のシーズンをスタートできるのは、本当幸せだ。「プロ野球チームを立ち上げる」という、自分自身の人生における大きなターニン・ポイントへ辿り付けたのも、これまで育ててくれた先輩や、支えてくれた仲間のおかげである。皆の期待に応えられるためにも、これからも夢を大きくもって、南流のやり方で、一生懸命突き進んで生きたい。
2007年04月02日
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昨晩、ニューヨークに到着。基本的に寂しがり屋なので、仕事以外の時間は、友人達と過ごす。昨晩は、大学時代のクラスメートのYuniとIku、そして、大学時代から知り合いのKeiと、唯一といっていい程のカナダ時代からの竹馬の友Nobyと、K-Townで人気の韓国料理屋で、アメリカでは珍しい炭火焼肉にがっつく。フロリダの地獄のジャンクフード生活からやっと脱出。アジアは最高だよ。やあ、でも皆それぞれ、違う仕事していて、おもろい。Yuniは投資銀行、Keiは商社、Nobyは携帯関連のエンジニア... その中でも、Ikuは、最近、自分が先輩達に触発されて、少し興味をもっているインテリジェンス系の仕事をしているので、色々と教えてもらって、勉強になった。でも、Nobyとは24年、Yuni、IkuとKeiはもう12年と、4人ともかなり長い関係なのだが、ひたすら「Youは、もっと大人にならないと...」と説教されまくり。まあ、確かに本質はあまり変わってないから仕方ないけど... でもさ、説教するなら、英語と日本語を混ぜて言うのだけはやめてほしいもんだよ。Wonjo (23 W32nd St)↓本日は、午前中、メールで日本の仕事を片付けて、大学時代の同級生のJoshと昼食。ニューヨーク的には、洒落ていると感じた、通に人気のあるイタリアンをご馳走になる。Joshは、クラスメートの友人でもピカ一の秀才で、すでにヘッジファンドのパートナー。大学時代からできる奴は、やっぱり社会に出てもできる。Teodora (141 E57th St)↓ランチの後は、夕方までながーい、ながーいミーティング。ただ、かなり内容の濃い内容で、これだけでも、出張の価値、おおいに有り。ミーティング後、大学1年時、ニューヨークで4ヶ月間、富士銀行でインターンしていた時に、お世話になりっぱなしだった、藤松さん夫妻にご挨拶。久しぶりで懐かしかった。寂しいときに、よく日本食の晩御飯を食べさせてくれた恩師であり、ニューヨークのお父さんとお母さんでもある。その後、モルガン時代の後輩で、スタンフォードのMBAを卒業し、ニューヨークのヘッジファンドで働くyucoとお茶。忙しい中、抜け出してくれてありがとう。そして、婚約おめでとう。夕食は怒涛のダブルヘッダー。前半戦は、大学時代の弟分、かつ悪友でもある日米ハーフのJonathanと若干フレンチ色が強い、ベトナム料理。今度日本に帰国するらしいので、諸々情報交換。楽しみだ。Le Colonial (149 E57th St)↓後半戦は、一気にMidtownからLower East Sideまで移動して、大学時代の仲間で、現在、NYUのMBAに通っているJackと、NYCでも屈指の人気を誇るアメリカン・ビストロで二度目の夕食。スポーツの仕事を始めようとした時に、ニューヨークで、よくマンションに泊めさせてもらったので、楽天での経験を長々と説明。喜んでくれた。Schiller's (131 Rivington St)↓という、仕事して、食べて、仕事して、食べて、食べての繰り返しだが、友人の皆が、少なくとも自分が「食べる」ことが好きだということを認識していてくれて、NYCに来る度に、それぞれの好きなレストランに連れていってくれることはありがたい。だけど、腹がどの角度から見ても、ヤバい... 2度の夕食はちょっとやりすぎだったかも。日本帰ったら、絶対怒られる...でも、世界中にどこ行っても仲間がいることは、やっぱ素晴らしい。みんなに感謝。
2007年03月22日
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Red Sox松坂を襲撃した後、カラスコの姿が見当たらない。周囲の警備員に聞くと、St. Petersburg方面に向かったとのこと。St. Peterbergといえば、今季ヤクルトからDevil Raysに移籍した岩村がいるのではないか。早速、向かうとする。当日、Devil Raysは、キャンプ地に桑田率いるPiratesを迎え、オープン戦を開催していた。残念なことに、桑田は、当番日ではなく遠征に帯同していない... ただ、Mr.カラスコと桑田... 全くどんな絡み方をするのか、想像がつかない。とにかく実現せず残念。球場に到着後、グラウンドを見渡すと、早速、カラスコは外野で選手にちょっかい出している。あっ、岩村と握手を... その後、試合中にも、グラウンドに乱入。いずれにせよ、結果的には、日本のプロ野球界のマスコットとしては、大リーグの試合に出場?するという快挙である。すごいのか、たちわるいのか、正直わからない...また、ふと見たらまたカラスコがいない。Devil Rays関係者によると、近くに、Clearwaterという街があり、翌日には、この春、もっとも観客が入るのではないかと言われている試合が開催されるとのこと。Clearwaterは、Philliesのキャンプ地。メディアガイドを調べると、なんと対戦相手は、あの名門Yankees...試合前にスタジアムで捕獲体制を組んで待っていると、「いたっ」カラスコが。それも、松井に近づいている...GODZILLA in USA (参照:サンスポ) 楽天の非公認マスコットで、メジャーキャンプを邪魔するために渡米中のMr.カラスコが、フ軍対ヤ軍戦にも現れた。 試合前から松井秀を標的にしている様子だったが、血を見るような戦いは回避され「握手しましたよ」とゴジラ。「最初に“こんにちは”と声を掛けたのですが、無視されてしまって悲しかったです。そもそもカラスコが楽天のマスコットだって、知らなかったんですよ。なんで“イーグルス”って書いてあるのかな、と思って…」。 初対決は米国での知名度と貫禄でゴジラの勝ち!これらの模様は、↓をご参考に。【youtube】Mr.カラスコが岩村・松井を襲撃そして、目を離した隙に、Yankeesのベンチの中に... やばい、日本人選手ならともかく、あの大物と接触をしている....ありえない光景だが、Yankeesの伝説のキャプテンDerek Jeterとシャドーボクシングをしている。それを、Joe Torre監督が凝視。もう対応しきれない...国際問題に発展しかねない状況。昨年に引き続き、強制送還になってしまうぞ、カラスコよ。
2007年03月20日
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フロリダに到着した翌日、ついにカラスコのスポッティング情報が...なんと、ボストン・レッドソックスのキャンプ地のFort Myersを挙動不審にウロウロしているとのこと。捕獲に向かうと....「Mr.カラスコ」が松坂襲撃も返り討ち...(スポーツナビ参照) 東北楽天の人気悪役マスコット「Mr.カラスコ」が15日(現地時間)、米国フロリダ州フォートマイヤーズで行われている大リーグ、レッドソックスの春季キャンプに乱入。日米メディアの注目を集める松坂大輔の“襲撃”を試みたが、松坂の返り討ちにあった。 同チームの練習に乱入したMr.カラスコは、グラウンド整備用のトラクターを乗り回し、外野でノックを受け、さらには選手のキャッチボールを邪魔したりと、海を渡ってもやりたい放題。乱入して2時間が過ぎたころ、ついにお目当ての松坂と遭遇する。さっそく松坂に対してファイティングポーズを取ったMr.カラスコだったが、松坂のエルボーを食らい予想外の展開に。最後は、「これで終わり」とばかりに脳天チョップを決め、、笑いながらクラブハウスに引き上げる松坂の前に、あえなくノックアウトとなった。 本拠地であるフルキャストスタジアム宮城では、何度も捕獲されながら脱出してきたMr.カラスコ。その不屈の闘志で松坂にリベンジをする機会は再びめぐってくるのか。 また、この風景は、テレビでも放映される↓ズームイン朝!カラスコが松坂を襲撃...http://www.youtube.com/watch?v=MX4wqS7KM9s個人的には、スポーツ業界の仕事に興味を持ち始めた5年前から、ボクの兄貴分として、色々なアドバイスをしてきてくれた、現・松坂選手の代理人Scott Boras氏の日本代表である佐藤さんに、久しぶりにお会いできたことが嬉しかった。佐藤さんとお会いしなければ、スポーツの仕事には就かなかったと思うし、楽天の立ち上げという歴史的な仕事に辿り付けたのも、佐藤さんの心のサポートがあったからである。また、松坂選手は、「大リーグ挑戦を表明した記者会見」でも、「代理人としてBorasを選んだのは、日本代表の方が素晴らしいから..,」と佐藤さんの存在の大きさを認めている。代理人は悪口を言われるケースが多いが、ボクにとって、佐藤さん程、選手のことを考え、誠意をもって対応している方は、日本でも、アメリカでもいないと思う。今後の活躍に期待したい。最後になるが、以前から付き合いのあるRed Sox GMのTheo Epsteinとも久しぶりに会った。1年半ぶりだったので、Theoの結婚話を中心に、お互いの近況報告をした後、日本野球市場の現状や、松坂選手との交渉が日本でどのように報道されていたのか等について質問を受けたので、反対に、松坂選手の交渉の舞台裏について、色々と教えてもらう。また、Theoは、真面目一辺倒に見えるが、実は、かなりユーモアのセンスの持ち主で、松坂選手を驚かす日本語を教えて欲しいとお願いをされたので、色々と刺激的な言葉を書き残してきた。それぞれの言葉の意味をTheoに教えると、大笑いしながら子供のように喜び、事務所中の人間に対して連呼している姿が、誰かにそっくり... よく子供っぽいと言われる自分として、なんとなく、彼と気が合う理由がよくわかる。今度は、Theoとは日本で会いたいものだ。
2007年03月18日
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成田からフロリダまでかかった時間... 17時間。空港でのロスト・バゲッジ... 1つ。空港ラウンジで20分間に送ったメールの数... 15通カラスコの大リーグ挑戦... priceless飛行機の中で、暇だったので、パスポートに押してあるスタンプを凝視しながら、一つ一つのスタンプが、ボクの人生にもたらせた意味、それら活動が生み出したボク自身の歴史を振り返った。今使っているパスポートを取得したのが、2001年5月。この約6年間で、今回の出張で日本を出国するのが、なんと37回目。海外行き過ぎ...ちなみに、世界の地域別にブレイクダウンすると、北米が21回、アジアが11回、ヨーロッパ5回。年に3回はアメリカに行っている計算か... 今年も既にアメリカ2回目だし、そんなもんだろう。これも、子供の頃から、海外に住む機会を与えてくれて、家族旅行で世界中いろいろな場所に連れてってくれた両親のおかげ。二人に感謝。父親から、中学校の頃の立志式に言われた「BOYS BE AMBITIOUS!」(少年よ、大志を抱け!)30歳になっても、もちろんこれからも、「少年」の心で新しいことにチャレンジしていきたいと思う、今日この頃です。それにしても、若っ↓明日早朝から、捕獲活動が始まるので、今晩は、早く寝ることにする。
2007年03月15日
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先週末は、土曜日に「amadana cup」というコンペに参加しました。最高に格好いい家電メーカーamadanaの商品が賞品になると聞き、一人盛り上がっていました。結局、成績奮わず+ハンディに恵まれず、残念な結果に...これ欲しかった↓それにしても、amadanaは、どんなものでもセンスがよい。【amadanaオンラインショップ】http://www.amadana.com/日曜日は、午前中から、横浜にある「コストコ」(COSTCO)へ買い物に出かけた。コストコとは、「高品質な優良ブランド商品をできる限りの低価格にてご提供する会員制倉庫型店舗」、wikipediaによると、年中無休の会員制倉庫型卸売店とのこと。日本全国に50万人、世界で4500万人くらい会員がいるらしい。1人当たり4000円の会費ということを考えると、日本の会費だけで20億円も売上があるのか... ということは、全世界の平均会費単価が、日本と同じく4000円だとすると、世界中の会費だけで2000億円程度の売上があるということ。恐ろしい。まあ、せっかくなので、トイレットペーパーの36個入りとか、キッチンタオル16個入り等、本当使うんかという、バルクで色々購入した。東京に帰る途中で、昔、立ち上げを手伝ったレストランがある、川崎のチッタデラに立ち寄ることに。せっかくなので、4年連続観客動員数日本一という、でっかい垂れ幕が貼ってある、CineCittaで、「パフューム」という映画を見た。実はこの映画、先日、Yahooのトップニュースで、「750名の男女が絡み合うシーン」という大変魅惑的なタイトルで紹介されていたため、思わず予告編を動画で見たしまった映画である。映像と音声で「香り」を表現しようとした非常に芸術性の高い映画。いい香りの表現だけではなく、グロテスクなシーンからも、スクリーンからプンプン匂いが漂ってきた。適度な緊張感が2時間半続く、なかなか面白い映画だった。衝撃のシーンを見たい人はこちらどうぞ↓http://perfume.gyao.jp/movies/ゴルフ、買い物、映画と、アクティブな週末もいいもんだ。とりあえず、これからフロリダに行ってきます...
2007年03月14日
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「表参道ヒルズ」と聞くと、どんなイメージ持つのかな?エッジの利いた流行ファッション、スノビッシュな外資系高級ブランド、トレンディードラマのワンシーンを描くようなカップルのランデブー...常日頃から、面白いことを追求する仲間を持つおかげで、今回も、また、表参道ヒルズだけではなく、世の中の常識と反比例するような、BAKAな遊びを実行した。まず、写真から...スーツを着た大の大人が約20名、なんと、ラジコンをやっていることが鮮明にわかる。イェス、ラジコン。Radio Controlから安易に取ったのであろうけど、通称ラジコン。時には、格好よくRCと短縮されることもあるらしい。いつ以来か、全く覚えていない。子供の頃から、ラジコンとか、ミニ四区とか、プラモデルとか全く興味がなかったので、そもそも、こんなコースでやってことも、見たこともない。でも、最高におもろかった。というか、ドライビング・テクニックを習得するために、どんだけ集中しているんだよ、って感じだ。確かに、F-ZEROとか、マリオカートとかをマスターするために気合入れたけど、ゲーム以外で、車関係で熱くなるの初めてだったかも...ただ、自分のことよく考えたら熱くなるのは簡単な構図なんだよね... 人間、本当負けず嫌いよくないよ... きっと、りんごの皮むき大会でも、熱くなるんだろうな、俺。ちなみに、夜の最後に、トーナメント形式で大会もやって、予選ラウンドは無事突破したが、準決勝で敗退。残念。優勝商品は豪華なフェラーリ・ラジコン。はまちゃんは、きっと、今晩も、自宅のコースで走らせているに違いない。でも、今宵の一番の盛り上がりポイントは、なんといっても、店長の座を賭けた、はまちゃんと店長の壮絶なバトルと、それを応援している、BAKA楽しい熱いスーツ集団。その応援につられ、二人はとんでもないベストラップをたたき出す。ふゅー、あついぜ、ラジコン。表参道ヒル ズ。これから見るたびに、はまちゃんの、あの熱いヘアピン・ターンを思い出すぜよ。
2007年03月12日
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本日、スポーツ新聞を読んでいたら(仕事なので毎日の日課です♪)な、な、なんと。ここ数ヶ月、スタジアムで見ないあのキャラが、大リーグに挑戦するとのことです。【ソース:サンスポ 3月9日号】http://www.sanspo.com/baseball/top/bt200703/bt2007030904.html楽天の非公認マスコット・Mr.カラスコのメジャー乱入計画が8日、明らかになった。なんと、松坂大輔投手(26)が所属するレッドソックスのキャンプ地・フロリダ州フォートマイヤーズを、15日に襲撃するという。カラスコの目的は不明だが、大事なオープン戦期間中の松坂にとっては一大事となるかも?とんでもない暴走計画だ。フルスタ宮城をバイクで駆け回ることで有名なMr.カラスコが、近日中にも渡米。オープン戦中のレッドソックス・松坂の襲撃をたくらんでいることが分かった。「カラスコの渡米? 球団と契約しているマスコットではないので、どこに行こうが勝手です。目的も分かりません」楽天の球団関係者は関与を否定。渡米の意図ははまったくの謎だが、カラスコは昨オフ、球団に対して松坂と同じポスティング移籍を要求した経緯がある。その後はプロレス団体など数多くの面接を受けているが、正式な移籍先は決まっていない。ポスティングに成功し、オープン戦でも好投している松坂に対し、腹いせを狙っている可能性が高そうだ。カラスコのメジャー襲撃は松坂だけでは終わらない。フロリダ中を駆け回り、16日には岩村が所属するデビルレイズとパイレーツのオープン戦(セントピーターズバーグ)に乱入するという。その後も乱入を続け、17日にはフィリーズと松井秀&井川のヤンキース、18日にはフィリーズとデビルレイズのオープン戦(ともにクリアウオーター)が標的。日本人大リーガーにとっては悪夢となるかもしれない。さらに、フィリーズには、客席でいたずらをしたり、相手選手にちょっかいを出したりする“本家カラスコ”ファナティックもいる。日米の暴走マスコットが対決するシーンも見られそうだ。※岩手さん、写真勝手に転用してゴメンね。史上初のマスコットによる、大リーグ挑戦... 来週末楽しみにしていてください。えっ、年末のカラスコ騒動を知らない!?なら、これ見てくださいな。「時代遅れ」とか「おじさん、知らないの?」とか言われちゃうよ。【ポスティング要求・記者会見】http://www.youtube.com/watch?v=-ZHXxAnSLcs【公務員試験に挑戦】http://www.youtube.com/watch?v=qF47DKV9B0Q【オートレース表彰式乱入】http://www.youtube.com/watch?v=2hOpotQzbVo【テレビ番組のマスコットへ!生出演。】http://www.youtube.com/watch?v=GGsp_BZpVbI
2007年03月09日
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子供の頃から三日坊主的な行動が多かった自分だが、ブログはそれなりに続いていたような気がする。ただ、少し空けてしまうと、やっぱ止めてしまう。まあ、こんな繰り返しが続くと思うけど、また始めようかと...えっ、きっかけは?色々とあるけど、たまたま昨日、知人に頼まれて丸の内で講演をした際に、「ブログ更新しないんですか」とか「スポーツビジネスについてブログで書いてください」とか、色々と言われたので... そんなとこです。あと、アーティストの友人に、「ブログでもやれば」と話の流れで言ったら、今月から、ちゃんとブログを始めているので、こりゃ自分もちゃんとやらなければといった、完全なる他力本願というか、外圧というか、そんな感じ。いつの時代も、プレッシャーが掛からないとなかなか動き出せない自分なのだが、ブログをきっかけに、セルフ・スターターになれれば... 希望的観測ですけどね。
2007年02月16日
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楽天イーグルスでは、さらなる飛躍を遂げるために、今シーズンオフ、スタッフをかなり増員している。しかし、ただ単純に人の数を増やせばよいものではなく、クオリティーが、もっとも重要であるのだが、問題は、1. スポーツの仕事をする 2. 仙台に住む という部分にあり、なかなか適任な人材が集まらない。そこで、仙台にたまたま野球観戦をしにきた、人材系企業で働く友人に相談したところ、1.お金をたくさん使って広告を打つ2.面白い特集でクロースアップされるという選択を教えてくれた。それら解決策を、困っている弊社人事担当の職員に持ちかけたところ、2.の誰かの特集を組んでもらおうということで、先程の友人に再度相談。「それなら、スイミーさんしかいないでしょう....」「はっ」ということで、友人に相談してから、約1ヶ月で、わたくしの、外資系金融業界→スポーツ業界への転職について、何か予想していたより、立派な特集ができあがってしまった...http://rikunabi-next.yahoo.co.jp/01/yokatta/y_09.htmlお読みの方は、是非、楽天イーグルスに転職をしたいと思う若者を紹介して下さい。よろしく☆
2006年11月22日
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この間、仲間20人くらいで、「警ドロ」をした...ある地域によっては、警ドロ。ある地域によっては、ドロ警。僕がカナダでやっていたのは、Cops & Robbers...名前はともかくして、万国共通の伝説のあのゲーム「警ドロ」。やってしまいました、カップルだらけの後楽園遊園地で。参加者全員が20年ぶりなので、とにかく最初は、ルールやら、コツが全く思い出せない。あと、全員が大人になっているということと、場所が空き地ではなく、人がいっぱいいる遊園地ということで、かなり滅茶苦茶。警備員に怒られながら、ラブラブ・モードのカップルの邪魔をしてしまったりして、その都度ルールが変わっていく。途中で、「走るの禁止」ということで、競歩スタイルで逃げる泥棒を、競歩スタイルで追う刑事が、見受けられる。正直、ハタからみたら、「何のバラエティ番組ですか」と思われるくらい奇妙な光景。でも、大笑いしながら人から逃げる(人を追う)という行為は、最高に楽しい。最高の非日常的なエンターテイメントである。その後、皆で「ラク~ア」の温泉に入り、宴会突入。男20人の宴会、いわゆるソーセージ・パーティ。もちろん、宴会では、ソーセージ・パーティらしい話題で盛り上がり、本日のMVPの表彰もされる。モースト・ヴァリューアブル・警察官 & ドロボーには、それぞれ金と銀のロレックスが授与されたのだが、それそれの時計が、しゃぶしゃぶ用の鍋に落ちたり、ごまダレのお椀に落ちるハプニングが起こる。さすが、タイ産のロレックスの秒針は止まってしまい、帰る時にも、テーブルの上に見事置いてあった... 一晩のエンターテイメントの締めとして、警ドロの疲れを癒すために、マッサージを1時間受けたのだが、これが原因なのか、ただのデブだからなのか、翌日から、腰に電気のような痛みが走るようになる。普通に歩けるのだが、前にしゃがむと猛烈な痛みに襲われ、靴下も彼女に穿かせてもらわないと、穿けない状態... 医者の予想に反して、通風持ちになる前に、腰痛持ちになってしまった。人生初めての腰痛... 「デブ楽しい」的なブランディングを捨て、そろそろ、ダイエットを始めなくては...さらば週2回の上カルビ。さらば深夜の豚骨チャーシュー麺。そして、さらば、肉野菜炒め定食+うな重的な豪快な昼飯生活。子供のように毎日遊んでいない(動いていない)自分の生活を理解して、子供のようにご飯を食べないようにすること決めたことが、今回の警ドロの最大の成果だったのかもしれない...
2006年10月23日
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土曜日の夜10時まで、ディズニーランドを満喫した後、よく考えたら、日曜日も月曜日も、やることが、「読みたい本を読むこと」と「会社のレポートを書くこと」しかなかったので、急遽、伊豆にある祖母の別荘に行くことに決めた。別荘といっても、35年以上も前からある古い物件で、劣化も激しい。綺麗好きな人であれば、「ちょっと」という年代モノである。いずれにせよ、11時に恵比寿の祖母のマンションを訪れ、鍵を貸してもらい、1時間半くらい車を飛ばして、深夜1時くらいに到着。その晩は、雨戸とかを開けて、空気を入れ直し、寝るだけだった。翌日(日曜日)は、朝から本を読んだり、レポートを書いたりしながら、ダラダラとしていたのだが、休憩を兼ねて押し入れを調べてみたりした。伊豆の別荘は、僕が生まれる前から、南家の憩いの場であったので、うちの父さんとか、例の香港のオジサンとかが、20代前半を過ごした場所でもある。大人になって遊びに行った時には、よく押し入れとかを漁るのだが、今回も、すんごいファンキーな掘り出しものを見つけた↓1. 雑誌「anan」の1973年11月号→表参道特集が最高に面白かった...2. 雑誌「non-no」の1975年8月号→流行の水着特集が妙に色っぽい3. 1982年の麻雀のスコアブックに自分の名前発見→当時、6歳のソウイチロウ君が麻雀デビューするなど、面白いものがたくさん... まさに、タイムトリップでした。さて、実は、土曜日の夜、伊豆に向かうことを決めた段階で、親が熱海に別荘を持っている大親友に連絡をして、日曜日の夜に、熱海で遊ぶ約束を取っていたので、伊豆スカイラインを30分程走り、熱海へと向かう。もともとは、伊東の美味い魚料理屋に行く予定が、友人の先輩で、熱海で面白いプロジェクトをやっている方がいるので、予定を変更して、そのプロジェクト現場へと直行する。そのプロジェクトというのが、「わ~、大人的な遊びだな~」と思うようなもので、簡単にいうと、古い雑居ビルを買い取り、毎週末、東京からやってきて、自分達で好きなようにレノベーションをかけるというものだ。その先輩は、「俺のプラモデル」という表現をしていたのだが、本人(+奥さん)は、ほぼ毎週末やってくる以外に、このプロジェクトを聞きつけた仲間も、よく手伝い(遊び)に来るらしく、僕たちが遊びに行った日には5人くらいの仲間が、壁のペンキ塗ったり、外壁にレンガを貼っていたりと、精力的に働いていた。5月にプロジェクトは始まったらしいのだが、年内には終る予定らしく、すでに、5階には、ウッドデッキもある、広いバルコニー(15畳くらい)になっていて、屋上には、地元の温泉を引いた素晴らしい露天風呂が完成していた。これこそが、ひょっとしたら、自分が理想とする大人の週末の過ごし方かもしれない... 楽しい仲間に囲まれ、よい汗をかき、何か目標に向かって一生懸命「遊べる」週末、本当最高だと思う。我々が到着する頃には、都合よく、すでに夕食の時間で(手伝わなくてごめんなさい!)、皆さんと一緒にテラスでバーベキューを楽しみ、食後には、熱海の街を一望できる露天風呂でリラックスした。それにしても、お風呂から見た満月は、これまで見たどんな月よりも美しかった~。ただ、屋上から熱海にの街を見て気付いたのは、周りには、何十年も前からあるような汚いビル、まるで活気を感じない商店街、若者が絶対近寄らないような旅館ばかりであることだ。山もあり、海もあり、最高の温泉もあり、何よりも、東京から新幹線で45分程度で来れる、まさに「観光地としての条件」が揃っている街が、何でこんな「死んでいるんだろう」という疑問を強烈に感じる。聞くところによると、最近では、カジノ計画というのも検討されているようだが、本当にカジノがないと再生できないのだろうか。プロ野球チームを、仙台に作るお手伝いをして、一番感じたのが、「新しい何か」を地域単位で始めるには、地元の人達のニーズをいかに感情レベルまで把握して、地元の人達と上手にコミュニケーションを取りながら、彼らにも町興し的活動に参加してもらえるようなスキームを作るのが重要だということだ。僕がきっと知らない熱海の諸事情は、本当たくさんあると思うのだが、偉そうにやってきて、大金をボーンと使い、派手なホテルやリゾートを作るのではなく、熱海の人々と話し合うことにより、彼らのライフスタイルやニーズを把握し、彼らも参加したくなるような街作りのスキーム・ビジョンを作れれば、絶対再生できるような街だと思う。そういう流れが起これば、不動産ファンドやらデベロッパーが、無視するわけもないし、そうすれば、新しいモノが自然と建設されるようになり、気付けば、熱海が日本の最高峰のリゾートになっているかもしれない。そのくらいのポテンシャルを熱海という街に感じた。不動産業界については、全くわからないのだが、プロが試合をする日本一ボロイ球場と言われていた宮城球場が、フルスタ宮城という日本一の球場(by ボビー・バレンタイン)へと様変わりしたように、地域や街も、センスとコミュニケーション能力のあるプロデューサーさえいれば、変われるような気がする。最近、自分のライフワークについてよく聞かれるが、難しいことは抜きにして、やっぱり人々をハッピーにさせることが、僕は本当に大好きだ。街のプロデューサー... 何かたくさんの人々をハッピーにできそうな気がする...
2006年10月11日
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先週の日曜日、楽天イーグルスの公式戦日程が、無事終了し、色々と感じるものがあった。ちょうど2年前に、楽天の仕事を始めたのだが、最初は、8畳もないような会議室でスタートした球団が、今となっては、チームのスタッフを入れると150名以上も在籍する、立派な企業になってしまったのである。最初は、「キャンプインまで4ヶ月くらいしかないけど、本当大丈夫なのかね?」と、自信過剰気味な自分でさえ、かなり疑っていたのだが、さまざまま方々の応援を受けて、球団は無事2年目のシーズンも終えることができた。東北の皆様、そして個人的には、他球団の皆様、色々とありがとうございました。さてさて、本来土曜日は、球団のスポンサー企業様とのゴルフ・コンペが予定されていたのだが、猛烈な嵐が東北を通過したため、安全確保が優先され延期となった。せっかくの休日、何かやなねばと思ったところ、東京の友人から、仕事の電話があり、聞くところによると、東京は既に雨が止んで快晴だと... 5分後、自然と仙台駅に向かっていた自分がいたのだが、一体東京で何をしようか、全く考えておらず、悩んでいたのだが、一冊の雑誌がキオスクで目にはいる。「そういえば、ディズニーランドって、最近どんな感じになってるのかな...」とふと思い、そういえば、この間、↓のような本も読んだばっかりだしな...と考える自分がいたので、そのまま、ディズニーランドに、直行してしまった(10年ぶり2回目)。それにしても、人がいること、いること。本当、酔いそうになった。また、夕方から行ったので、便利なFast Pass(←係りの女の子、長々と説明してくれてありがとう)がなく、並ぶは、並ぶ。待つのが苦手の自分の行動パターンは、1. カリブの海賊 ↓2. サンドウィッチとクレープを食う ↓3. ピノキオの乗り物 ↓4. フライドチキンとポテトを食う ↓5. ビッグサンダーマウンテン ↓6. ポップコーンを食う ↓7. エレクトリカル・パレード(始まる前に10分ベンチで仮眠) ↓8. ホーンテッド・マンション ↓9. お土産を買うと、1回乗り物に乗ると、待ち時間にイライラして、我慢したご褒美に食い物を彼女に買い与えられながら宥められ、また並ぶという、デブな子供みたいなことになってしまった。※ちなみに、少ないのだが、フルスタ宮城がディズニーランドに絶対勝っているところ → 食いモノ (ディズニーランドの飯は、正直マズイ!!!というかコンビニ食レベルでちょっとガッカリした… スタジアムの飲食チームはエライ!俺をどんどんデブにしてくれ!)それはさておき、ディズニーランドは、本当ハードもソフトもよくできている。もはや仕事病に近いが、意味もなくトイレに入ってしまったり、スタッフの制服の種類を確認したり、ゴミ箱やベンチのデザインまで細かく見入ってしまったが、「さすが」って感じだった。丁寧な仕事と、完璧主義なまでの細かさは、見れば見るほど感動する。特に、うらやましかったのは、キャラクターの豊富な数。ミッキーを筆頭に、白雪姫と七人の小人、トイストーリー、ピーターパン、シンデレラとそれぞれが確立した個々の独特な世界観を持ちながら、ディズニーランドという調和された1つの世界で共存しているところ。子供の目からすると、スーパーヒーローが大集合しているような世界に映るのではないだろうか。じゃ~それをスタジアムに置き換えると… んんん、なかなか難しい…いずれにせよ、ディズニーランドには、スタジアム運営の色々なヒントが隠れていると思われるので、暇を見つけて、何度も「視察」に行きたいと思う。それにしても、知らないうちに、入場料含めて、3万円近く使ってしまったのも、ディズニーマジックとしかいいようがない… 恐るべし。(↓これ、ディズニーの新種のキャラクターにどう?)
2006年10月10日
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いや~ずいぶんブログを休んでしまいました。8月も終わりに近づいていますが、今月は、数々の友人・先輩・家族が仙台にやってきて、楽しかった... うちの仙台のマンションは、ちょっとしたユースホステル状態。学生時代を彷彿するくらい、人生の色々なフェーズで出逢った人たちと、ゆっくり話せる機会を持てた。中には何年も会っていない友人もいたため、「ボクのこの10年」という10分程度の簡単なプレゼンをしたのだが、このプレゼンをする度に必ず登場する「ターニング・ポイント」がある。時は、1998年。わたくし、当時からちょっとクレージーで、アメリカの留学先から、日本の上智大学に、交換留学生としてやってきていた。いわゆる「逆輸入」。どうしても、日本での大学生活をしてみないと気がすまなかったので、北京大学への留学をドタキャンして、日本に一年限定で戻ってきた。日本にいる間、色々なアルバイトをしたのだが、その中でも、長野オリンピックでの仕事は、スポーツ好きには堪らなかった。色んな方のサポートがあったおかげで、なんと日本の放送コンソーシアムの「外国人選手インタビューアー」もやった。簡単にいうと、オリンピックの各スポーツで、外人がメダルを取ったりした時や、有名な外人選手がいて、テレビ用のインタビューが必要な時は、ボクが、マイクや録音機材をもってインタビューしにいくという仕事である。ちなみに、他にも何人かそういうスタッフがいた関係で、それぞれに担当スポーツが振り分けられるのだが、ぶっちぎり最年少ということで、長野からバスで1時間掛かる「白馬」に約2週間単身派遣された。ただラッキーなことに、白馬といえば、そう、あの感動の「原田雅彦&日の丸飛行隊」が見事金メダルを取り、原田選手が号泣した場所として、日本国民の脳裏に焼き付けられた場所である。そういうことで、わたくし、その現場にいました。優勝候補であったフィンランドが優勝した時のため、スタンバイしてました、日本選手のインタビューアー・エリアの隣で!!!それにしても、極寒と吹雪の中、国民が自国の選手を応援する姿を見て、本当感動した。北米のプロスポーツの試合観戦をした際には、スタジアムやアリーナのエネルギーが、電気のように自分の体を走り抜ける感触を覚えるのだが、オリンピックはやっぱり何かが違った。白馬での仕事では、ジャンプ競技以外にも、複合(荻原ブラザーズ)やアルペンスキー、後半には長野に戻って女子フィギュア(高校生の荒川静香)や女子スピードスケート(岡崎朋美)の仕事もしたのだが、それまでの、カナダやアメリカでの生活を通じて見てきたプロのアスリートと比較して、背中に背負っている何かが、全く違うように感じた。21歳の自分の人生経験地的では、その「何か」を具体的な言葉で表現する力はなかったので、白馬チームのアナウンスを担当していたNHKの名物アナ、Y氏に大会期間中、質問してみた。そして、今でも覚えているが、素晴らしい答えが返ってきた。「オリンピックは、まさにヒューマン・ドラマ。人間の人生そのものが、この短い期間に凝縮されているんだ。国のプレッシャーに押しつぶされるスター、調整に失敗した優勝候補、彗星のごとき現れるヒロイン、常勝チャンピオン。普通の人が生きているうちに出逢うだろう、一生分の人生の種類を、君は、この大会で見ることになる。皆、4年に1回の、この大会に「全て」を賭けている。選手の背中には、自分の人生だけじゃなく、コーチの、連盟の、家族の人生も背負っているし、さらに、国によっては、全国民の期待も背負っている。だから、君が普段見ている北米のプロアスリートと彼らでは違うように感じるんじゃないのかな」その言葉のおかげで、その後の、自分の外人アスリートへのインタビュー内容が少し変わった気がする。調子や抱負という単純情報を聞き出すだけではなく、彼らが長野にたどり着くまでのライフ・ストーリー、や、彼らが闘ってきた「心の闇」の部分を理解しようとした。陽気に過去を話してくれる選手もいれば、悲しそうな顔をしてなかなか口を空けない選手も大勢いて、本当、貴重な人生経験をさせてもらった。白馬の話に戻るが、原田さんが号泣する姿を目の前で見て、号泣する自分もいた。大好きなプロチームが優勝した時には、一度も涙したことがなかった自分としては、かなり自分のリアクションにショックだったが、それは、きっと原田さんの涙に、色々なものを感じたからだと思う。当時の自分にも、原田さんの背中の上に色んな人の人生が見えたのだと思う。そして、自分も自分らしい生き方を捜して、挑戦し続けなくでは... と強く感じたのだった。今晩、2016年オリンピックの日本国開催地候補地が「東京」に決まった。ボクの周囲に、その誘致活動をサポートをした人間が大勢いたので、結果を聞いた時には、その喜びを少しでも誰かと共有したく、彼らに思わず連絡をしてしまった。ただ、もっと大枠的に考えると、10年後、大勢の若者・子供達がオリンピックを生で見ることによって、ボクが当時の長野で目の当たりをして感じたことを体験できたら、本当素晴らしいことだと思う。「東京」は、これから3年間、世界の他の候補都市と闘うことになるのだが、是非誘致活動を頑張ってもらい、子供や若者に、チャレンジする素晴らしさを味わえるチャンスを、日本にもたらしてもらいたいと思う。スポーツは、ボクの人生をこれまで大きく変えてきたが、これからも、スポーツを通じて、人生に対する理解を深めていきたい。そして、いつかスポーツの歴史に何か貢献できるような活動をしてみたいと思う、今日この頃である。
2006年08月30日
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本日は、8回裏に山崎さんの豪快な逆転満塁ホームランにより、久々に気持ちいい勝利を収めた。その満塁HRのシーンを振り返ろう↓http://www.youtube.com/watch?v=FjK96OFih3Aその満塁HRが、綺麗な放物線を描いて、レフトスタンド中段に突き刺さった、ちょうどその頃、とある仕事の承認を社長から得るため、球団が保有するVIP用のロイヤル・スイートを訪れていた。ロイヤル・スイートには、日本全国からさまざまなVIP的なお客様を迎えるのであるが、今日も10名ほど、東京からいらっしゃっていた。部屋に入室する前に、ガラス部分で、社長がどのあたりにいるかを確認する...「げっ」「あれって、Sさんじゃん...」Sさんは、モルガン時代の上司で、隣のグループ(課)だったのにも関わらず、職場でも、プライベートでも可愛がってもらい、よく美味しいレストランにも連れていってもらった。とてもハンサムでスマートな方で、旧I銀行のニューヨーク支店で働いて時には、ジョルジオ・アルマーニのモデルもやっていたほどの色男である。進路に迷っていた時にも、「おまえ、アルマーニの広報とかやったら面白いぞ。紹介しようか?」とアドバイスしてくれたり、比較的、安定な道(金融業界)を進める周囲の先輩をよそに、僕の個性や価値観を認めてくれて、早くから「君はもっと面白い業界に行くべきだよ」と、プッシュしてくれた珍しい先輩である。ただ、まさか、うちのスタジアムでお会いすると思っていなかったので、ビビリながら部屋に入り、ご挨拶をする。先輩は、当時一緒に働いた6年前と比較して、白髪が増えていたが、鋭い眼光、端正なルックスは健在で、相変わらず格好よかった。「おお~、皆から聞いているよ。何か頑張っているんだって...」Sさんは、現在、モルガンのマネージング・ディレクター(日本的にいうと執行役員かな...)をやっておられ、相変わらずバリバリ仕事をこなしてそうな雰囲気をかもして出していた。今度、東京でゆっくりお会いする約束をして、部屋を出ようとした瞬間...「げっ、Sさん、あれってKさんじゃないですか...」思わず絶句。Kさんとは、ライブドアのフジテレビ問題でも、頻繁に出てきた、Lブラザーズ日本オフィスの社長で、彼も、モルガンの元上司である...Kさんも、隣のグループであり、仕事も1件くらいしかご一緒しなかったのだが、お互い、スポーツマンだったことで、プライベートでよく遊んでもらった。思い出すだけで、スキーに2度、テニスに3度、ゴルフに2度、バスケに3度と短い間に結構交流したなあ...Kさんは、50代と思えない程の運動神経の持ち主で、体の管理からいうと、ある意味僕の憧れの存在でもある。ゴルフはもちろんシングル、テニスなんて、NYの駐在時代に、全米オープンの予選を勝ち抜いて、本戦まで辿り付いてとのこと。バスケは高校時代に国体に出場していて、今だシャープな切り込みから、渋いフェーダウェイ・シュートを放つ.... どこまで完璧なんだ、この人は...とりあえず、Kさんにもご挨拶... 「おお~南君。噂では聞いていたよ。頑張っているかい?」クールなルックスから想像できない、温かい笑顔で迎えられるその後、モルガン時代の話しや、元同僚のお話しをして盛り上がり、ちゃっかり、自分で何か仕事を始めた際には、「助けてください...」と御願いをしておいた。スポーツ業界で働き出したこと、また仙台にいる機会が増えたことによって、以前御世話になった金融業界の方々とお会いする機会は激減したが、たまたまお会いすると、いかに自分が素晴らしい方々とお仕事をさせてもらっていたか、いかに自分が優秀な人間の下で修行させてもらったか、強く感じる。彼らに、教わったこと、彼らに、叱られたことが、今の僕を作ったのであり、彼らの精神を色々な形で自分流に表現していくことが、先輩方への最大のお礼だと思う。モルガン時代の自分が、いったい何を考えて仕事をしていたのかは正直覚えていない。ただ、辞めてから6年の月日が経ち、自らの足で自らを支え、社会を必死に走るようになった今だから、やっとわかるのだが、素晴らしい仲間に囲まれながら、修行をしていたんだなと...是非、この機会を利用して、本日、たまたまお会いした先輩だけではなく、当時お世話になったモルガンの先輩・同僚には、本当感謝したい...※それにしても、一点疑問に思った。「みんなから聞いてるぞ...」とか「噂では聞いていたよ...」とか、何でモルガンやLブラザーズのお偉いさんが、俺の行動を知ってるんだよ... 俺ってそんな不思議キャラなのかぁ!?
2006年07月29日
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ここ数日、職場の大切な仲間が会社を休んでいた。何と、結婚の申し出をするために、彼女の実家まで行っていたらしい...オトコとしては、皆通る道。果たして、どんな気持ちになるんだろう~???「お嬢さんをください!」「結婚させてください!」「xxさんと一緒になりたいと思います!」想像が膨らむ。実は、↑の仲間の話をツマミに、本日、会社のファミリーで飲みにいった。何人か既婚者がいたので、彼らの実体験を語ってもらったのだが、だいたいこういう「ご挨拶」にはパターンがあることが、なんと判明した...1.オトコは、ご挨拶をする際にはスーツを着ていく2.応接に案内され、お義父さんに「まあ、座ってください」と言われる3.お義母さんが「日本茶」を持ってくる4.オトコは、基本正座する5.オトコ、勇気を絞って挨拶をする6.お義父さんが「娘をよろしくな」と言う7.お義父さんが、居間に案内する8.近所の寿司屋からの出前が置いてある ※桶にサランラップが掛かっている9. 食後は、ビール飲みながら、お義父さんと、プロ野球について語る10. 客室(昔の娘の部屋)には、布団が綺麗に2枚横に並べてある不思議にこのパターンが多いのではないだろうか。結構ドラマって、リアルなもんだ。いずれにせよ、大切な仲間が、人生の大事なセレモニーを無事終えて、本当よかった。明日から、背負うものが違うので、「今まで以上に」仕事頑張ってもらおう(笑)おめでとう!
2006年07月27日
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日曜日の夜、社会人として駆け出しの頃、大変御世話になった偉大な先輩と、当時から可愛がってもらっていた先輩の奥様とお食事をする。二人にお会いすると、色々な思い出が蘇るのだが、9割が「食べ物」に関するものばかりである。あえて突っ込むと、僕が、健康診断がオールCとDになったきっかけを作ったのも、趣味「食べること」を叫ぶようになったのも、エンゲル係数が同僚の倍誇っているのも、元の原因を辿れば、この二人にあると言っても過言ではない。別に文句を言っているわけではない、いや、食に対して目覚めさせてくれたことに感謝をしているくらいだが、二人のグルメ度は、これまで出逢ったどんなグルメよりも、レベルが半端なく高い。先輩には、当時から、色んなレストランに連れて行ってもらったのだが、マニアックな部類のもの(例:「スッポン」)から高級なもの(例:「フグ」)、または、焼肉やら焼き鳥やら寿司の店で、絶対知らないと行かないだろうと店に連れて行ってもらった。休日に先輩が美味いレストランに奥様と行くと嗅ぎ付けると「俺も連れて行ってくださいよ~」と御願いをして、何度も二人の貴重な時間にお邪魔してました。その二人と久しぶりにお食事をするということで、数日前からすんごい楽しみ♪もちろん、何を食べるのかな~?という考えが頭を充満する...前日にメールを確認すると... 19時30分に...麻布十番・「富麗華」でお待ちしております...「おおおお、富麗華にまた出逢えるとは」。まるで街中で、初恋の女の子にバッタリ会えた時のような電気がビリビリビリと体を流れる。僕の体内には、さまざまなランキングが装備されている。「焼肉ランキング」「ラーメンランキング」「とんかつランキング」(ほとんどが食べ物であるのは間違いない...)とかあるのだが、「中華ランキング」というものも存在する。そういう事情の中、最近、周囲にミスター・ラードと呼ばれる私の体が、1位にランクする中華料理屋が、まさにこの「富麗華」である。銀座のなんちゃら臨門やら、中華街のなんちゃら珍楼も、美味しいは美味しいが、僕の体内の脂は、富麗華の油と相性がよいみたいDA♪※【注】わたくし、一応、2年ほど、世界一の華僑ファミリーと仕事をしていた関係で、想像を絶するような中華料理を香港で食べていましたので、この「中華ランキング」はあくまでも日本国内限定です。当日は、先輩夫妻と僕と僕の彼女の4人で食事をしたのだが、2年ぶりに訪れる、店内の雰囲気は、まあそれは最高~。ブルースリーやジャッキーチェンでさえ、暴れてぶっ壊すことを一瞬ためらってしまうような重厚な家具や内装、モダンセレブな雰囲気を演出する暗くもなく明るくもないライティングと伸びやかな胡弓の音色、ハキハキとして上品な店員(蛇足かもしれないが、店の外に駐車されている何台もの運転手付き黒塗りリンカーン)... ここはまるで、食通のためのディズニーランドかぁ。料理はもちろん圧巻。高級食材のオンパレード。メニューに書かれている各料理の名前を呼ぶだけでもゴージャズ感が漂う。まるで、あの銀河系軍団「レアル・マドリッド」のスターティング・ライナップのようだ。ゴールキーパー「特選 前菜四種盛り合わせ」君センターバック「金華ハムとふかひれの極上スープ」君サイドバック「干しアワビの姿煮込み」く~んボランチ「活伊勢海老の龍井茶葉炒め」く~んどんどん選手名を呼び出す声がとろけてしま~うサイドハーフ「大正海老のマヨネーズソース」さんトップ下「富麗華 名物北京ダック」さまそれも、コースだと1本しかついてこないで、単品で1人2本~2トップは「上海名物黒酢の酢豚」殿と「楊州風炒飯」殿自分で書いてきて、またヨダレが出てしまった... このような非日常があってもよいのだろうか...「せせせせ先輩... 美味しすぎです。溶けてしまいそうです。放心状態です。」食後は、ここが先輩らしく、「ちょっと移動するぞ」の一声で、一同は、デザートを物色するために西麻布・CHIANTIへ出向く。そう、あの芸能人やらスポーツ選手がいつもウジャウジャしている古きよき「キャンティ」。只、予想を裏切らないこの名店... やっぱり今宵もいましたよ... ブーツとスパイクヘアを入れたら身長2m10cmを超えるだろう某有名ギタリストと、ニャンニャンしてたところをフライデーされてしまい、夫婦でCM出演も果たしていたのに、ちょっと前に離婚した元巨乳タレントが。それも、今宵も白髪のチョイ悪オヤジと、何やらニャンニャンしてるよ。まあ、ここでも、素晴らしいデザートの数々をたいらげ、本日はゲームセット!いつも先輩には、仕事だけではなく、プライベートでも勉強させてもらっているが、久しぶりにその豪腕ぶりを目の当たりにすると、失神してしまいそうだ。色々と御世話に先輩だが、いつしか、立派な大人になって、お礼をしたいものだ。そうだ、とんでもなく美味い料理をご馳走しよう!趣味「食べること」の男にとっては、最高のイブニングin麻布になった。いつか自分のマネーでも、ふらっと行けるように仕事を頑張るしかないな。ブログやってる場合じゃないよ。
2006年07月26日
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ヒルズ族の皆様は、ご存知だと思いますが、先週ヒルズ近郊に温泉ランドが誕生しました。新しい「大人のビューティ・エンターテインメント」空間という売りらしいです。サウナ、マッサージ等、わたくしの大好きな施設が完備されているということで、週2回にこの「Roppongi-Style Onsen」行くことになるでしょう... 六本木天然温泉zaboohttp://www.zaboo.jpさすが、ユニマットですね。素晴らしいビジネス・センスだ。
2006年07月25日
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