カレンダー

プロフィール

黒山羊さんたら読まずに食べた

黒山羊さんたら読まずに食べた

バックナンバー

・2024年11月
・2024年10月
・2024年09月
・2024年08月
・2024年07月
2005年04月22日
XML
テーマ: ■雑学王■(728)
問題1.生命とはなぜ進化していくのか?利己的なDNAと言う観点から論ぜよ。

2.進化に対して大絶滅が果たした役割について論ぜよ。



解答
1.従来の生物学においては、生物が親と酷似した子を産むという事実がまず知られ、それを実現しているのが遺伝子であると解明されてきた。しかし利己的なDNA(遺伝子)と言う観点から見ると、自然選択で選ばれているのは、実は遺伝子であり、遺伝子は細胞の機能を介して生物の形質を作り上げるだけである。生物たちは、その機能をもって競争し、競争に勝ったものだけがその子孫をのこす。それが進化と言う結果をもたらしているのである。いわば、私たちの進化・適者生存は各個体のためではなく、利己的性格を持った分子である遺伝子(利己的遺伝子)が、自分の作った生物体という名の生存機械(サバイバル=マシン)を使って、サバイバルゲームを演じて、遺伝子の幸せのために進行しているとも言える。



(余談:利己的遺伝子The Selfish Geneですねー。不機嫌なジーンで叫ばれまくってましたね。あまりドラマの方は見なかったですし、偉い教授の設定のわりにはちょっと意味を履き違えてた気が。あたかも遺伝子自体が意志をもって、利己的に振る舞うかのよう・・・と言うのは間違い。『なぜ進化するのか』は意地悪な質問だと思う。)

またしても参考はWikipediaより→ウィキペディア 利己的遺伝子 及び 社会生物学・利己的遺伝子



解答
2.絶滅はニッチ(生態的地位)の空きを生じさせる。空席になったニッチを埋めるため、生き延びた生物による急激な適応拡散が起こる。適応放散により、新しい種・多様性が増加したり、異なる環境圧力下にさらされる種もでてくるので、進化に大きな影響を及ぼす。




ウィキペディアより 大量絶滅 及び ニッチ





お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

最終更新日  2005年04月23日 23時23分08秒
コメント(1) | コメントを書く
[生物系のお話・進化系統学] カテゴリの最新記事


【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! -- / --
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x
X

PR

コメント新着

スーパーコピー時計@ スーパーコピー時計 日本超人気のスーパーコピーブランド激安…

お気に入りブログ

はやみねかおる 書… New! 幹雄319さん

いちごオ・レ ◇紗姫◇さん
コーヒーは飲めません 碧眼の兎さん
ゆっくり一番星 一番星5510さん
★しろくま★の大学生… ★しろくま★さん

© Rakuten Group, Inc.

Mobilize your Site
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: