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ゼファーの試乗をしていたら、スピードメーターが動かなくなった。調べてみると、メーターギア側の取り付けネジ部分にフレア金具があるのだが、このフレア部分が広がってワイヤが抜けていた。取り付け時からワイヤの長さが少し短く、無理にネジを締め込んだからかも知れない。修理するのは難しそうだし、どう考えても長さが足りないように思えるので、代替え品をネットで探してみたら、ゼファー400用互換品で90センチ長のメーターケーブルが960円+送料250円の合計1,210円の格安価格で売られていたので買ってみた。チューブの中にオイルを入れて取り付けてみると、今度は丁度良い長さだったので、壊れたワイヤは社外品だったのかも知れない。メーターも正常に作動するので、格安ワイヤでも問題無さそうである。ゼファー400用互換スピードメーターケーブルメーター側取付部ギア側取付部
2024.09.13
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ゼファーのフロントディスクローターを新品に交換したので、試乗してみた。フロントブレーキの効きは、交換前と比べて格段に上がり、ガツンと効くようになったので、これが本来のゼファーのブレーキングだろう。引きずりも異音も無いので、組立ての間違いも無いようである。よしよしと思ってドンキーベースに格納し、ディスクを見たら、何と!両方のディスクともパッドが当たっていない箇所が半分ほどもあるではないか。キャリパーを外した時に、パッドの残量と当たり面を確認した。両方とも残量も十分あり、偏摩耗も無く、問題があるようには思えなかったのでそのまま取り付けたのだが…。社外品ローターなので、歪みがあるのかもと思い、マイクロメーターで厚みの誤差を確認したが、誤差は無かった。考えられる事は、2ポットキャリパーのピストンの押し出しが不均等になっている事ぐらいしか思いつかない。キャリパーを分解清掃するか、パッドを新品に交換してみるか、それとも暫く乗って馴染むのを待つか。どうしたものだろう。ブレーキの効きは格段に上がったので、走行には問題無さそうだが、これで果たして車検に通るのだろうか?右のディスクローター左のディスクローター
2024.09.11
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ゼファーの修理が完了し、回転も上がるようになったので、少し試走してみた。途中で止まることもなく、吹け上がりも申し分無いので大丈夫だろう。エンジンが直ったので、以前から気になっていた右前フロントディスクローターを交換する事にした。このディスクローターはパッドが当たるローター部とハブの取付部をリング状のカシメで繋いでいるのだが、揺すってみると動く程ガタが来ているのだ。これはダメだろう。このカシメは修理不能なので交換するしかない。左前は大丈夫なので、右側だけ中古を探してみたが、程度が悪い割りには結構お高い。それなら、社外品の新品はどうかと探したら、バイクパーツセンターにてゼファー400用20号、外径30㎝2枚組が12,500円で販売されていた。結構安いので新品なら両方交換が鉄則という事で、購入した。届いたローターは、色もデザインも同じだと思っていたが、純正と比べてみると多少違うようだ。早速、フロントをホイストで吊り上げてホイールを外しに掛かる。こういう作業をするには、ホイストがあれば非常に便利であり、安全だ。新品のローターをよく見てみると、厚さ4ミリと刻印されていたので、SMで調べてみたら、許容範囲は4.6~4.3ミリで使用限度は4ミリとなっている。じゃあもう既に使用限度になっていると言う事?やってもうたか。どないしょう!背中に冷たい物を感じながら恐る恐る外した純正ローターを調べてみたら、ここにも4ミリの刻印を発見。どういう事?これも純正じゃ無いって事?考えても埒が明かないので、マイクロメーターで厚さを測ったら、新品が4.6ミリ、純正が4.0ミリと出た。なるほど、4ミリと刻印されているローターは新品時には4.6ミリあるのね。それが摩耗して4.0ミリになっていたという事らしい。やっと納得した。この古いローターは丁度交換時期に来ていたという事だ。安心したところで、ホイールから古いローターを外して、この時ばかりと、ボンスターとピカールそれに妻の使い古しのストッキングでホイールを磨く。綺麗になったところで、新品のローターを取り付けるのだが、何処を探しても回転方向を示す刻印が無い。表も裏も、2枚を並べて食い入るように調べたが無い。何処にもないのだ。純正ローターにはちゃんと矢印の刻印があるのに。まぁローターは円盤のような物なので、どっちに回転しようが、左右どちらに付けようが同じ物なので、そんなに神経質になる事でもないと思い、先に進む。六角レンチで取り付けボルトを外した時には良く締まってはいたが、苦労するほどでもなかったので外したボルトをよく見てみたら、ネジロック剤は塗布されていないようだったので、新品装着に当たっては、ネジロック剤を塗布しておいた。後はフロントフォークに取り付けるだけなのであるが、ブレーキキャリパーを磨き、ついでにフロントフェンダーを加工する事にした。このフェンダーは購入時から純正フェンダーでは無く、他車の物を流用していたので、4つの取り付け穴の内2つしか合っておらず、左右ボルト1本ずつで留めてあり、手で引っ張るとカクカク動くのである。ホイールを外す前にフェンダーの角度を調節しマジックで穴開けの箇所をマーキングしていたので、ドリルで穴開けを行うだけで簡単に加工出来るだろうと思っていたのだが、外した裏側を見て唸った。穴開け箇所は既存の穴にかなり接近しており、しかも、そこには厚い鉄製のインナー補強が取り付けられており、このインナーはフェンダーから外す事は出来ないのだ。穴だけ開けるのであれば簡単なのだが、既存の穴にはインナーを加工した厚いワッシャー状の金属が繋がっているので、この金属を切り取って、楕円状の穴を開ける必要があるのだ。なるほど、この加工は難しいので諦めて、ボルト1本で留めていたのだろう。だが、何としてでもやらねばならぬ。手持ちの、ボール盤、グラインダー、鉄工用ジグソーを駆使して何とか両側に楕円の穴を開ける事が出来たので取り付けてみる。前後のバランスも予定した通りに出来たので、良しとしよう。やっとホイールを組み付けて、メーターケーブルを接続し、ブレーキキャリパーを取り付けに掛かるが、ローターが0.6ミリ厚くなっているので嵌まらないかも知れないと心配したが、何とか嵌め込む事が出来た。各部のボルトの締め付けを確認して完成である。フロントブレーキを握ってみてビックリ、あのふぬけたような、遊びの多いタッチが激変し、少し握っただけで、ガツンと効く普通のバイクのタッチに戻っていた。以前ブレーキフルードに気泡の混入を疑い、長時間に渡ってのエアー抜きや、フルードの入れ替えを行っても直らなかったのに、ローターを交換するだけで直るとは。ブレーキの調整は奥が深い。新品のフロントディスクローターの表と裏ガタが来ている右側ディスクローターホイールとフェンダーを外した車体ホイールに装着された純正ディスクローターディスクローターを外したフロントホイール4ミリの刻印がある新品ローター4ミリの刻印がある純正ローターネジロック剤を塗布したボルト新旧のローター取り付け穴が合わない流用フェンダー楕円穴を開けてフロントフォークに取り付けたフェンダー新品に交換したディスクローター整備が終わったゼファー
2024.08.18
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ゼファーのキャブを取り付けたものの、高回転が6000回転で頭打ちになる。色々と考えてみたが、どうも燃料の供給不足のような気がする。手始めはキャブのドレンボルトを緩めて燃料が来ているかどうか確かめる。4番OK、3番OK、2番出ない?。ドレンボルトを抜き取っても燃料が出て来ない。燃料が来ていない?詰まっている?、1番を試すがこれも出ない。2番と同じ。それじゃぁ2気筒で動いていたのか?そんな筈は無い。確かめるためにもう一度エンジンを掛けてエキパイに手を当ててみると、4本とも熱くなっている。と言う事は燃料は来ているのでドレンの詰まりだろうか、前回のクリーニング時に貫通は確かめた筈である。しかし、ドレンの詰まりと回転が上がらない症状は関係ないと思われる。他に何か原因がある筈である。それを探らねば。次に考えられるのは、フロートバルブかフロートの不良だ。燃料が送られて来てもバルブが動いていないか、動きが小さい事だ。即座にバラしたい所だが、このキャブはエアクリ側のインシュレーターを4つ同時に嵌めるのが難しいので、なるべくならキャブを外さずに調整出来ないものかと、考えを巡らす。1番と2番が怪しいので、フロートチャンバーを外す事ができれば、確認は出来そうだ。フロートチャンバーは4隅をキャップボルトで留められているので、六角レンチで外すしか方法が無い。ここにアクセスするには、セルモーターカバーが邪魔なので、取り除こうとしたが、奥のボルトへのアクセスが難しい。狭い場所でゴソゴソとやっていたが、どうせやるなら、3番、4番も見ておいた方が良いし、面倒になったので、意を決してキャブをもう一度外す事にした。折角組んだ、バッテリーやエアクリ、タンクなどを外して行き、エアクリ側のインシュレーターに力を加えると呆気なく一気に外れる。取付時は汗を流しながら格闘したのに…・ワイヤ類を繋げたまま、左側に半分ほど引き出し、1番のフロートチャンバーを開けてみると、燃料が満タンに入っていた。やはり燃料は来ていたので、ドレンの詰まり確定である。そこでおかしな事に気が付いた。フロートチャンバーを外していると言う事は、フロートは重力で一番下まで垂れ下がっている筈であるのに、フロートバルブからポタポタと燃料が落ちて来ている。燃料はホースの中にまだ残っているので、それが落ちて来るのは分かるのだが、この状態だと全開なので、もっと沢山一気に流れ出る筈である。フロートを指でちょんと突いたら、ホースの中の燃料が一気に落ちて来た。と言う事は原因はフロートの引っ掛かりだった?キャブを車体から外し、フロートチャンバーのドレンボルトを抜いて、ネジ山の先を細い鉄棒でガリガリやってみると、茶色の錆様の物が出て来た。ドレンパイプに繋がる筒も掃除する。4個とも全て赤サビ様の物が出て来たので、前回パーツクリーナーとエアーで貫通を確認しただけで、掃除を見逃していたのだろう。ジェット類も全て外しもう一度洗浄し、1番、2番のフロート回りは特に念入りに洗浄し、組み付けを行い、フロートの動きを何度も確認した。出来上がったキャブをエンジンに取り付け、最後の難関エアクリ側のインシュレーターの4つの凸と凹マークを合わせ同時に押し込むと何と一発で嵌まった。時間にして1秒だ。前回も前前回もあんなに苦労したのに…。全く拍子抜けとはこの事だ。エアクリーナー、バッテリー、タンクを取り付け、燃料を送る。祈る気持ちで、セルを回すも掛からない。でも、慌てる事はない。たぶんキャブの中が空っぽだったので、負圧で燃料を送るのに時間が掛かっているのだろう。もう一度回すと今度は掛かった。アイドリングも安定している。アクセルを捻ると6000回転を越えても、タコメーターの針は回り続け、一気に10000回転まで吹け上がった。再スタートも一発で掛かり、アクセルに呼応してタコメーターの針が跳ね上がる。レッドゾーンまで回しても大丈夫だ。完調である。長い道のりであったがやっと直った。明日はガソリンを補充して、試験走行をしてみようと思う。修理が終わり外装を取り付けたゼファーエアクリ側のインシュレーターを外したキャブ車体から引き出してフロートチャンバーを開ける前のキャブフロートチャンバーを外したキャブ左の2つ1番、2番のドレンが詰まっていたフロートチャンバーエンジンに組み付けたキャブ完調となったゼファー
2024.08.16
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ゼファー400のエンジンが掛かったものの調子が悪い。キャブは念入りに清掃したのでバラしたくない。プラグを外してみると、4番だけが綺麗に焼けていたが、後の3本は黒く汚れおり、本体にサビも出ているので、交換してみる事にした。現車に付いていたプラグはNGKのDPR9EAー9だったが純正型番かどうか不明だったので、調べてみたら、ゼファー400のプ純正ラグはDPR9EAー9で間違い無いようだったので、amazonで1本331円、合計1.324円で購入、ついでにキジマの燃料フィルターと燃料ホース内径6ミリも購入した。購入したプラグはターミナル無しだったので、現車のプラグから外して付け替えた。燃料ホースも取り替えようとしたのだが、フィルターには嵌まるが、燃料コックには嵌まらない。何故?現在付いているホースをノギスで測ったら内径6ミリと出たのでそのまま注文したのだ。ホースの包装ケースの裏に車種毎の適合が記されていた。それによるとゼファー400は内径7ミリとなっていた。撃沈である。道理で入らない訳だ。仕方がないので、ホームセンターの汎用ホースで繋げた。さて、いよいよエンジン始動再チャレンジだ。チョークを引いてセルを回すと初爆はあるものの、なかなか掛からない。やっと掛かったと思ったら直ぐにストール。前回より掛かりが悪くなっている。アイドリングもしないし、高回転も回らない。どうもおかしい。致命的な欠陥があるように思われる。燃料がキャブに送られていないような感じがするので、もう少し原因を探る必要があるだろう。暑いので涼しくなってから考える事にした。現車(上)と新品プラグ(下)エンジンに取り付けた新品プラグ ターミナルは移設プラグコードを取り付けたエンジンキジマの燃料ホースと燃料フィルター
2024.07.27
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先月のある夜、次男がゼファーにまた乗りたいと電話して来た。GN125Hではどうだと画像と共に打診したら、125ccかぁ。と不満たらたらだったのでヘッドカバーを開けたまま数年放置してしているゼファーを修理してみる事にした。何故ヘッドカバーを開けているのかと言うと、元々カムチェーンと思われるメカノイズが大きかったのだが、不動になる直前にはアイドリングでも明かにカムチェーンが延びているような音が激しさを増していたので、カムチェーンテンショナーを外したり、取り付けたりして調整を試みたのだが、上手く行かないのでそのままになっていたのである。カムチェーンが限界を超えて延びているとなると、エンジン中央にあるタイミングチェーンを交換しなければならない。この作業を行うには腰下のクランクケースを割らなくてはならない。4気筒のツインカムエンジンをバラバラにして元に戻せる自信はハッキリ言って無い。しかも、バルブクリアランス調整はシム仕様なので尚更だ。もう何年も放置状態が続いているので、何処をどういう具合に調整したのかも朧気なのと、5万キロ程度の走行でカムチェーンが限界値を超えるほど延びるものだろうかとの疑問も浮かぶので、もう一度初心に返ってオートカムチェーンテンショナーの調整から行う事にした。このゼファーのテンショナーは調整不要のオートとなっているのだが、マニュアル通り、テンショナーのロッドを格納した状態でエンジンに取り付け、バネとピンを挿し込み、ボルトを締めて行くとロッドがエンジンの中のテンショナーを押してカムチェーンが張られる仕組みであるが、ボルトを締めてもロッドが飛び出る音がしないのである。外してみると矢張りロッドは格納されたままになっている。右下にあるエンジンカバーを開けクランクをレンチで回してもダメ、何回やってもダメである。指でストッパーを押すとロッドは飛び出るが、ストッパーが異常に固い。どうもストッパーの不良のような気がしてきたので、思い切って新品に交換してみる事にした。色々調べてみるとあるにはあるが、amazonでも9千円を越える価格にビックリ仰天。8千円台もあるが送料を入れると同じような価格になるので、あるあるのkawasaki純正ではどうかと思い、倉敷のkawasakiプラザに宿敵YAMAHAセローで出向き客が1人もいないショールームにて車台番号で検索して貰ったら、残り5ヶ税込み7,865円ナリ。近くの純正が一番安かった。灯台下暗しである。2日で届いたテンショナーは、旧型のピンを抜くとテンションが掛かるタイプであったので、このゼファーはC2なのかも知れない。早速エンジンに取り付けて、ピンを抜くとロッドが飛び出す音が聞こえた。クランクを回してみても以前のようにチェーンがたわむ事もなくピーンと張られている。明らかにテンショナーが効いているのが分かる。これは期待が持てる。次は外していた4連キャブを再度分解して、清掃、組み付けに掛かる。このキャブの分解は4回目となるので、外した部品も大体覚えているが、チャンバー内のジェット類はキャブの番数によって異なる部品があるので、ここだけは分けて管理して置く必要がある。次は組み立てたキャブをエンジンに取り付けるのだが、最初にアクセルワイヤ2本とチョークワイヤを取り付けて、エンジン側のインシュレーターに挿し込む。ここまでは簡単なのだが、エアクリ側のインシュレーターが入れずらい。4つのインシュレーターの角度が微妙に違い、1つでも角度が合わなかったら嵌まらない。インシュレーターには上部に目印の凸部と凹部がありこれをキッチリと合わせるのだが、取り付けの途中でズレてしまう事もあり、汗を吹き出しながらの格闘が必要だ。ゼファーに限らずkawasakiの古いバイクはフレームが干渉してエアクリケースが後に殆ど寄せる事が出来ないので、取付が非常に難しいのだ、これを嫌ってエアーファンネル仕様にしてしまう車体も多いらしい。なかなか嵌まらないので、エアクリケースを玄翁で叩き壊してやろうかとの衝動に駆られながらも、インシュレーターをドライヤーで温めたり、シリコンスプレーを吹いたりしながら、汗びっしょりで何とかキャブを嵌める事が出来た。もう二度とやりたくない。ゼファーは負圧式キャブなので、ガソリンコックに負圧ホースと燃料パイプを繋ぎ、エアクリーナーを取り付け、バッテリーを搭載し、いよいよエンジン始動準備が出来た。キーをON、チョークを引いて、セルボタンを押すとエンジンが目覚めた。チョークを戻し、アクセルを煽ると中回転にもたつきが見られが高回転は良く延びる。アイドリングは安定しているが、中回転がどうもおかしい。そして問題のエンジンノイズであるが、全く無い。あの五月蝿かったメカノイズが綺麗に消え去っている。原因はやはりカムチェーンの延びでは無く、テンショナーの不良であったようである。しかし、中回転のもたつきを何とかしなければ、まともに走らす事すら出来ない。キャブの清掃は念入りに行ったし、キャブを外すのはもう懲り懲りなので、他の場所も考慮に入れながら調整方法を考えてみようと思う。新品(左)とエンジンから外したオートカムチェーンテンショナー(右)kawasaki純正のテンショナーの箱中央のピンを抜くとロッドが飛び出す情けなく垂れ下がったカムチェーンシャキッとテンションが掛かったカムチェーンアルミの腐食が目立つヘッドカバーサンドブラスト中のヘッドカバーブラック塗装を施したヘッドカバー液体ガスケットを剥がしてクリーニングを終えたヘッドカバーの裏社外品ヘッドカバーガスケットを取り付けたエンジンヘッドマニュアル通りカムシャフトプラグに液体ガスケットを塗布カムシャフトプラグを取り付けたエンジンヘッド分解中の4連キャブ組み立て中の4連キャブ組み上がったヘッドカバーとキャブ
2024.07.25
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チェーンテンショナーの取付が終わったので、4連キャブの取り付けに掛かる。エンジン側は直ぐに付いたのだが、エアークリーナーボックス側がなかなか上手く嵌まってくれない。ヒートガンで温めたり、シリコンスプレーを吹いたりしたが、なかなか嵌まらない。こんな筈はないとゴムのインシュレーターを調べてみたら、1番と4番のインシュレーターが内側に回転していた。エンジン側は動かないが、エアクリ側は4つのインシュレーターが全て回転するようになっているので、キャブの口に角度を合わさないと絶対に嵌まらないのだ。キャブも無事付いたので、エンジンを掛ける準備をしようとして、1番のプラグホール辺りのオイル漏れが気になったので、ライトを照らして良く見たら、どうやらヘッドカバーから漏れているようだ。タンクを外している間にここも修理してしまえと、ガスケットを探すとモノタロウに部品番号11060-1811があったが、純正は11060-1329となっており枝番が違う。更に情報を収集してみると、どうやら枝番は違うが同じ物である事がわかったので購入した。SMによるとヘッドカバーを外すには2箇所のイグニッションコイルを外すとある。次にヘッドボルトを抜いてヘッドカバーを外すと、ツインカムが現れる。DOHCだ。一番に目にしたのは中央のカムギアに掛かるダランと垂れたカムチェーンだ。これはダメでしょ。いくら遊びが必要だからと言ってこれは明らかにおかしい。SMによると、「カムテンショナーを取り付けたら、クランクを回してテンショナーを作動させる」とあるので、クランクを回してみると、チェーンはピーンと張ったのだが、カムの回転により緩む場所もあるようだ。エンジンを掛ければ自動でシックリ来るようになるのだろうか?ヘッドガスケットからのオイル漏れモノタロウで買ったガスケット(11060-1811)ヘッドカバーの裏側ダランと弛んだカムチェーンクランクを回すとピーンと張るのだが…
2022.08.13
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ゼファーのエアークリーナーケースは前後に分割式となっており、キャブを取り外す時には前側のエアークリーナーケースを後に寄せる必要がある。後側のケースは取り外せるので、中を見てみたらスポンジ式のエアークリーナーが収まっていた。取り出してみるとスポンジが風化してポロポロと砕ける。もうこれは使用出来ないので、新品をネットで探してみたら、NTB製の互換エアークリーナーがKAWASAKI純正の半額ほどの2,800円で出ていたので、即購入。比べてみたら、純正と全く同じ形状、材質だった。SMによると「SAE30オイルを浸した布でエレメント外側のウレタンフォームを軽く叩いてオイルを染み込ます」とあるので、取り付ける時にやって置こう。取り外したエアークリーナー1取り外したエアークリーナー2新旧のエアークリーナー(純正とNTB製)
2022.07.27
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ゼファーのエンジンを掛けるとアイドリング時にメカノイズが大きい。回転を上げると少し低減するので、カムチェーンが延びているか、カムチェーンテンショナーが上手く作動していないか、テンショナーガイドの不良だと思われる。SMを見るとC3からテンショナーが変更になっている。C1とC2はテンショナーのロッドに切れ込みがあり、これをドライバーでねじ込みロッドが戻らないようにプレートで固定して取る付けるようになっているが、新しいテンショナーはロッドを格納した後、本体を取り付けピンとスプリングを挿入してキャップボルトを締めて行くとロックが外れ、ロッドが飛び出しテンショナーガイドを押し付ける仕組みになっている。テンショナーは新品に交換しようと思っていたのだが、現車のテンショナーを外して分解してみると、前述の構造になっている事が分かった。ストッパーを押してテンショナーロッドを押し込んで、ピンとスプリングを挿入してみるとロッドはキチンと飛び出すので、交換する必要は無いと判断してそのまま取り付ける事にした。しかし、取り外す時にガスケットが少し傷んだので、ネットで探してみたら、amazonで社外品が110円で販売されていたので、即購入。エンジン側に張りついた古いガスケットを剥がし、テンショナー側と共に磨いて取り付ける。SMによると締め付けトルクは1.2kg-mとなっているが、トルクレンチはニュートン表示なので、11.77N-mで締め付け、ピンとスプリングを挿入し、キャップボルトを締めた。これで、テンショナー機構が回復してくれたら有り難いのだが、どうだろう。キャブの下側に付くカムチェーンテンショナー取り外す時に一部損傷したガスケットガスケットが剥がされた痕が残るテンショナーテンショナーとスプリング(中にピンが入る)、キャップボルト、取り付けボルトピントスプリングを入れてキャップボルトを押して行くとロッドが飛び出すガスケットを剥がして平面を出したエンジン側綺麗に掃除したテンショナー社外品のガスケット矢印の刻印を上にして取り付ける
2022.07.26
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ゼファーのインナーフェンダーはバッテリーケースまでが一体となっており、ICイグナイターやレギュレーター、ウインカーリレーなどを設置する場所にもなっているのだが、バッテリーケースが破損して一部欠損している。これは購入時からであるが、前オーナーが予備のインナーフェンダーをオマケで付けてくれていたので、この際交換する事にした。汚れを水洗いして、車体のインナーフェンダーと比べてみると、バッテリー、ICイグナイター、レギュレーター、ウインカーリレーの取り付け部分は全く同じだったので、安心してバラシに掛かる。電装部品を全て外し後部のビス2本を外せば車体から抜き取る事ができるのだが、フェンダーレスに改造してある後部のアルミ板を取らないと外せない事が分かった。面倒くさいが、リアカウルやウインカーを外してアルミ板を外してみたら、何と!後端が千切れた板を使用しているので、車体に留めるビス穴に届いていない。届いていない部分に厚めの両面テープを両面から貼って穴を開け車体とナンバープレートステーにボルトで共付けされていたのだ。両面テープをボルトで締める荒技は初めて見た。アルミ板は前方4箇所でボルト留めされているので、問題はないとは言え凄い加工だ。流石にこれは見てしまった以上直す必要がある。補修部分の大きさにZ金具を切断して、アルミ板と共に4箇所の下穴を開け、リベット留めを行いボルト穴を開けて修理完了。今度は車体にしっかりと取り付ける事が出来るだろう。アルミ板を外せばインナーフェンダーは抜き取る事が出来る。予備のインナーフェンダーを取り付け、電装部品をもとに戻し、シートロックのスプリングを取り付けようとして、異変に気づいた。このフェンダーにはスプリングを引っ掛ける突起が付いていないのだ。オマケのフェンダーはC3用ではないようだ。やられた。しかし、スプリングを引っ掛ける何かがあれば良いので10ミリ厚のアルミの切れ端を削ってビス留めしてやろうとグラインダーで整形して合わせてみると、更に気が付いた。このフェンダーはシートロック機構が作動する凹みの形が違うので、ロック機構が動かないのだ。もうこれは細工をしてどうのという問題ではない。使えないし、どうにもならない。と、言う事で元の割れたフェンダーに戻した。後部のアルミ板の補修が出来たのがせめてもの救いであった。とんだオマケだった。やれやれである。後部のステーを外さないとインナーフェンダーが外れないインナーフェンダーを外した車体一見全く同じに見えたインナーフェンダースプリングを掛ける突起とシートロック機構が作動する溝が異なる(上部がC3用)両面テープに開けられたボルト穴欠損部分をZ金具で補修したアルミ板
2022.07.24
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4連キャブ本体とジェット類のパーツ洗浄が終わったので、組み立てに掛かる。SMをよく読んでみると、メインジェットの番手が102と105の2種類あって、1番と4番が102、2番と3番が105になっているので、天眼鏡で確かめたら、1番と4番が105、2番と3番が102の真逆に取り付けられていた。前回、分解清掃した時に4箇所とも同じと思い込んで間違えたのだろうかと思ったが、前回も4つの箱を用意してバラした筈だから間違える事は無い。それなら前オーナーが間違えたのだろうか?何れにせよメインジェットはSM通りに付け直した。それとエアースクリューの〇リングが4つとも無かった。本体に付いたままになっているのかと思い、ライトで照らしながら細い針金で突いてみたが、どう見ても残っている気配は無いので、手持ちの中華製〇リングを入れて空気量の調整を行う。SMによると、一杯に締め込んでから2回転+-四分の一戻しとなっているので、全て2回転戻しに調整した。ジェット類は締めすぎに注意しながら、順番に取り付けて行く。フロートチャンバーのガスケットは交換した方が良いのだが、ガソリンを入れて漏れがあったら交換する事にする。チャンバーの取り付けビスは、アイドル調整ツマミの台座やチョークワイヤ取り付け金具を共締めするものがあるので、間違わないように点検しながら締めて行く。全ての部品を残すこと無く取り付けて組み立て完了である。オーバーフローが直っていれば良いのだが…。番手が違う2種類のメインジェットゼファーのSM(C1〜C3)組み立てが完了したキャブ1組み立てが完了したキャブ2
2022.07.19
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ゼファーと言ったら400ccの事で、他のゼファーはその後に750とかの排気量が入るとの事。なるほど、KAWASAKIのパーツカタログを見ても400はZEPHYRとだけ表示されている。エンジンは掛かったものの、酷いオーバーフローに見舞われたので、キャブをバラして見る事にした。4連キャブは単気筒バイクの4台分のキャブを一度にバラさないとならないので大変面倒であるが、4連をバラバラにすると同調が狂ったりするので、燃料パイプの詰まりとかOリングの劣化以外は4連のままで作業する事にする。フロートチャンバーを取り外してみると、チャンバーの底に汚れが少しあったものの、ジェット類は思いの外綺麗だった。メインジェット、パイロットジェット、フロートバルブ、フロート、エアースクリューを全て外したが、バルブシートが抜けない。ペンチで掴んで外そうとしたが、バルブに傷が付いただけなので無理をせず諦めた。フロートバルブの当たり面だけのクリーニングに変更。フロートチャンバーと全てのジェット類にYAMAHAのキャブクリーナーを吹いて、通路が貫通している事を確認。更に、パーツクリーナーとエアーで念入りにクリーニングを行う。次はスロットルバルブを外してダイヤフラムを慎重に取り上げるのだが、張り付きがなかったら、ピストン部分を押し上げてキャブから抜くとダイヤフラムに触れる事無く取り出す事ができる。残るはチョークであるが、4連リンクをバラさないと外せないので、動きをよく確かめた上で、問題無いと判断してそのままにして置いた。パーツを外したキャブの各所の穴をキャブクリーナーで洗浄して行くと、2番キャブのメインジェット付近にある筒状の穴にクリーナー液が通らない事が判明。極細の針金とキャブクリーナーで根気よく突いて行くと突然真っ黒な汚れと共に貫通した。結局キャブ内通路で詰まりがあったのはこの部分のみであった。古いガソリンで3年もの間浸かっていたキャブにしては、大きな問題が無かったのは有り難い。ゼファーのキャブは負圧式だが、もっと昔のCB750辺りは強制開放式を採用している。単気筒なら強制開放式の方が、スロットルレスポンスが良いので好みであるが、4気筒の強制開放式はスロットルワイヤに繋がる4つのピストンの同調を取るのが難しいので、負圧式の方が良いのかも知れないが、何れにせよ今となっては、キャブは絶滅して全てインジェクションとなっているので、どうでも良い話しになってしまうのに一抹の寂しさを感じるのである。内部部品を取り外し中のキャブ洗浄を終えた1番キャブの内部パーツ箱にキャブ番号を貼って順番に並べたパーツ唯一の詰まり箇所があった2番キャブの真鍮が嵌まった筒内部洗浄が終わったキャブ①内部洗浄が終わったキャブ②内部洗浄が終わったキャブ③内部洗浄が終わったキャブ④
2022.07.17
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3年振りにゼファー400のエンジンを掛けてみる事にした。3年前は調子が良かったのだが、そのままにしてキャブの燃料を抜いていなかったので、何とも言えない。バッテリーは当然死んでいるだろうから、フォルツア用に買ったバッテリーを搭載してみると、高さが5センチほど足らないが、バッテリーケースにピッタリと収まった。配線を繋ぎ変えて、プラグホールにオイルを垂らし始動を試みる。満充電のバッテリーなのでセルが軽やかに回る。暫くすると初爆があり、何とか掛かった。チョークを戻してアクセルを開けると回転も上がるが、少しぎこちない。これは何とかなるかなと思った瞬間、3番、4番辺りのキャブから滝のような燃料漏れが起こった。ドレンパイプからでは無く、キャブ本体からのようだ。慌ててエンジンストップ。やはりキャブの分解は必須だろうと言う事で、キャブを外す事にした。ゼファーのキャブは過去に2回ほど外した事があるので、要領は分かっているし、このキャブはインシュレーターから思いの外簡単に外す事ができるのだ。先ずタンクを外して、次にバッテリーを外し、タンク取り付けステーを外すと、エアークリーナーケースが外せる。エアークリーナーボックスを後に引くと僅かだがキャブを外す隙間ができるので、車体の右側に引っ張り出せるのだ。予めインシュレーターのバンドや、エアクリ側のバネバンド、チョークワイヤなどは外して置く事は言うまでも無い。外したキャブにはアクセルワイヤが2本付いているので、取り外す。この時ハンドルグリップ側のワイヤを外しておけば簡単なのだが、面倒くさいので、そのままでラジオペンチで取り外した。車体から離れたキャブを机の上に置いて観察してみると、③番と④番のエアクリ側が特に赤黒く汚れており、2つの穴も黒い不純物が付いている。タンク内を覗くと綺麗なのだが、見えない所にサビが少し残っているのかも知れない。何れにしても外観から見るだけで、分解清掃は必須だろう。エンジン側のインシュレーターからキャブを外す2本のアクセルワイヤを外すとキャブが取る出せるエンジン側エアクリーナー側赤黒く汚れた1番と4番
2022.07.11
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さて、いよいよ決行の日が来た。今回は、妻が朱印集めをしており、名古屋の神社に参拝したいと言うので、伊勢には直接行かず名古屋を経由し、蒲郡(ガマゴウリ)で野営し、翌日伊勢の前線基地に向かう作戦を立てた。ゼファーのミラーを外し、工作車に積み込みフロントタイヤを固定してタイダウンでガッチリ4箇所を締め上げる。ラダーを積み込んでいると助手がカップラーメンや米などの食料を無断で運び込む。何時もの事だがこの緊迫した輸送作戦に水を差す行為だがこれも仕方あるまい。NHKの朝ドラを見て定刻の8時30分工作車を山陽道に乗り入れる。200kgを優に超える400ccのバイクを積むと重心が高くなるのでカーブでは十分にスピードを落とさなければ危険だ。オマケにブレーキの効きも甘くなる。山陽道、中国道、名神高速、東海北陸自動車道とノンストップで快調に飛ばす。工作車のエンジンは絶好調なので、とうとう休憩無しで愛知県一宮西まで350kmを一気に走って来てしまった。昼前だったので真清田神社で朱印をいただき、「きしめん」でも食べようかとうろついたがどこも休みの店が多い。仕方がないので、稲沢市まで南下して「うどん」にありついた。名古屋のうどんはつゆが少し辛めだったが美味かった。尾張大国霊神社で朱印をいただき更に南下。いよいよ名古屋市に入り稲生町の伊奴神社で朱印をいただく。初めての名古屋は都会だけあって道路が凄い。高速の接続付近はカーナビを見ると蚊取り線香の渦のようにグルグル巻きだ。何がどうなのかさっぱり分からない。更に南下して名古屋城の金のシャチホコを眺めて、境内一杯に咲いた紫陽花が有名な愛知県護国神社で朱印をいただき更に南下。最後は名古屋最大の神社熱田神宮で朱印をいただき名古屋高速、伊勢湾岸道、東名高速と乗り継いで音羽蒲郡ICで高速を降り給油。460キロ走行で燃費は9.8/L。工作車にしてはまずまずだ。蒲郡までミカン畑の中を通るオレンジロードを走り、知多半島と渥美半島に囲まれた蒲郡に午後5時30分到着。本日の野営地は三河湾の竹島を眼前に見下ろす蒲郡クラッシックホテルだ。3ヶ月前から宿泊権利を半額で買っており、日にちが確定したので空室状況を調べたら運良く空いていたので即予約したのだ。昭和9年に建造された銅板葺き3階建てのホテルは客室こそ20数室しかないが堂々とした風格がある。夕食まで時間があったので、目の前の竹島に鎮座する景勝地の八百富神社へ朱印をいただきに行ったが留守だった。夕日を眺めて帰りの橋の上から海を見下ろすと水深50センチ程の浅瀬に大きなエイが5~6匹泳いだり砂に潜ったりしていた。ヤスがあれば仕留める事が出来そうであったが、残念ながらカメラしか持っていなかった。6時30分からは三河湾を見下ろすメインダイニングルームでフランス料理のフルコースだ。ビール、シャンパンと飲み進め、ソムリエが付きっきりでワインの好みなどを聞いて来るがさっぱり分からない。フランスの軽い赤ワインを選び堪能していると今度はシェフが挨拶にやって来た。どうも高級ホテルは肩が凝る。朝食も見事だったが、給仕が紅茶をドンドン注ぐので飲み過ぎ、食べ過ぎて動けない。これで良いのかと言う金額しか払っていないのにサービス満点である。部屋でのんびりしたかったが、今日は伊勢までゼファーの輸送を終えなくてはならない任務があるからそうはいかない。9時にホテルを出発。音羽蒲郡ICから東名高速を通り伊勢湾岸道に入る。名古屋の河口には庄内川、木曽川、長良川が流れ込んでおり、それを跨ぐように巨大な橋が架かっている。まるで滑走路のような伊勢湾岸道を走るトラックの群れを絶好調の工作車でゴボウ抜きだ。ここまでは良かったのだが、四日市からは工事のため渋滞11キロの表示。近づくに従って段々渋滞が延びて行く。野生の感で四日市ICで降りてR1に迂回。鈴鹿を通って伊勢関ICから東名阪道に乗ったので渋滞に会わずに済んだ。最後の伊勢道を快調に走り、予定より早い11時9分伊勢西IC到着。母艦から荷物とゼファーを降ろし、ミラーを取り付けて輸送任務は完了した。祝杯を挙げるべく息子と3人で蕎麦を食べて、業務用荷物を受け取りに某社へ。今回は段ボール箱10箱約150kgの重量だ。女子職員総出で工作車に運び入れてくれた。帰途は伊勢道、東名阪、新名神経由の予定であったが助手のiPhoneによると鬼門の亀山IC付近が渋滞の模様。急遽予定を変更して名阪国道を通り奈良経由で帰る事にした。最短距離を優先して伊勢道の久居ICで降りてR163で伊賀上野の中瀬ICから名阪国道に乗る筈であったが、助手のナビゲーターが頼りないので間違えてR165に入ってしまい榊原温泉まで行って間違いに気づく始末である。引き返すのは時間の無駄だと思い野生の感を頼りに山道に分け入るが、感が鈍っていよいよ分からなくなってしまった。ナビを見る限りではこのまま行くと永遠にR163には復帰出来そうにないのでストップ。対策を練っていると前方から郵政カブが走って来た。どうやら民間人の住居があるらしい。急いで手を振って止めようとしたがタイミングが遅れた。しかしプロの援軍郵政マンはバックミラーの片隅に救助を求める工作車を捉えたようで、Uターンして戻って来てくれたのだ。R163への抜け道を丁寧に教えていただき、無事R163に復帰した。中瀬ICで名阪国道に乗ったが時間の余裕があったので、奈良の大神神社に朱印をいただきに行く事となり、天理東ICで降りて桜井市に向かう。途中で戦艦大和の名付け元となった大和神社で朱印をいただき、日本最古の神社大神神社へ。ここまで来たのだから何処にも売っていない三輪そうめんの極細を買って帰ろうと言う事で三輪山本の売店に寄った。お目当ての極細そうめん「白龍」と一把560円と飛び抜けて高価な超極細そうめん「白髪」なる芸術品があった。これを作れる職人は現在日本に2人しかいないという一品である。極細素麺でも普通の素麺と比べるとかなり細いのであるが、超極細の「白髪」はその比ではない。尋常ではない細さなのだ。茹で方や食し方を教えていただいたので、ココ以外は全国でも殆ど売っていないという触れ込みを聞いたので思い切ってたったの2把買ってみた。蒲郡より10円も高い軽油を補給した後は帰るだけである。天理ICから西名阪道に乗ろうとした時に隣の助手から悲しいお知らせが....。iPhoneの道路情報によると山陽道下り龍野付近で事故のため通行止。つうこうどめ~。帰れない....。西名阪道から近畿自動車道で大阪に入るも通行止は解除されず。吹田で中国道に入るも通行止は解除されず。事故処理が長引いているようだ。神戸JCTで山陽道に入るも通行止は解除されず。走りながら次の一手を考える。結論は姫路東から播但道で南下し、姫路バイパスとR2を経由する行軍だ。覚悟を決めたら腹が減ったので、三木SAでラーメンを食す。昨夜のメニューとは雲泥の差だ。夕食を終えクルマに戻ろうとしたとき、iPhoneの道路情報から通行止が消えた。SAの道路情報からも消えていた。通行止が解除されたのだ。3キロの渋滞も無くなっている。SAに所狭しと駐車していたトラック群が動き出した。皆さん解除を待っていたのね。通行止のお蔭で下り線はガラガラである。問題の龍野に差し掛かるが事故の形跡すらない。快調に備前ICまで帰ったがここで明日朝までに必要な買い物を思い出し、急遽ICを降りて無料のブルーラインに乗る。通行止の為か前後を走るクルマは1台もない。ノンストップで岡山まで走り切り買い物を済ませて9時前には無事到着してお疲れのビールを飲んでゼファー輸送作戦の任務は無事完結した。本日の走行距離620キロ。2日間で1080キロ走破した。やれやれである。犬の狛犬の伊奴神社堂々たる熱田神宮ホテルの眼前に浮かぶ竹島竹島からの夕日竹島から見たホテル蒲郡クラッシックホテル工作車に積まれたゼファー
2017.06.07
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次男の左手の骨折がやっと完治したので、トリッキーな日程を調整していよいよゼファー400の輸送準備に掛かる。コーポは住宅街のど真ん中にあるので、スーパートラップの爆音がどうも気になるようで、純正戻しのオーダーが入った。昨年の車検時にスーパートラップから純正に戻し、直ぐにスーパートラップに付け替えたのに、また純正に戻す事になる。スーパートラップは管が太いのでエキパイにアルミテープを巻いて太さを調節したので、テープ剥がしを行う必要がある。純正は長さこそ短いものの鉄製で膨張室も付いているので重い上に、取り付けも狭くてナットを嵌めにくいのだが、他のパーツを外したりする事は無いので、取り付けは簡単な部類だろう。エンジンを掛けてエキパイとの連結部分に手を当てて排気漏れを確認するが、大丈夫のようだ。このまま乗れば次の車検は整備だけで済みそうである。スーパートラップ管純正マフラー
2017.06.05
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3月にゼファーを伊勢に搬送する事が決まった。保管場所はアパートの軒下と言う事なので、盗難防止を考慮してハンドルロックに加えて、追加ロックを探してみた。バイクの価値と釣り合いが取れる値段は2,000円以下だ。そうなると、ワイヤー式ロックは高価で手が出ない。必然的にディスクロックとなってしまった。このロックはフロントのディスクブレーキローターに取り付けるタイプであるが、パンタグラフジャッキで押し上げると直ぐに破壊できるそうである。またハンドルと同じようなものなので、前輪はロックされるが、スケボーの上にフロントタイヤを乗せれば直ぐに盗む事が出来てしまうのが欠点である。しかし、博多の街中でこのロックを使って2年間凌いで来た実績があるので、気休めかも知れないが、買ってみた。ストッピングワイヤーがセットになっていたので2,280円と目標の2千円をオーバーしたが振動感知式アラームが付いているのでまぁ良いだろう。セット内容はメッキ仕上げのディスクロック本体、キー2本、電池取り替え用六角レンチ、ストッピングワイヤーだ。試しに取り付けてみたが問題無い。アラームの音もクルマのセキュリティー音に良く似た音で結構大音響だ。ストッピングワイヤーはロック本体から右ハンドルグリップに掛けて置く。これがないと、ロックを掛けている事を忘れて発車してしまう可能性がある。もし、それをやったらブレーキキャリパーを破壊してしまうのだ。そのためにもストッピングワイヤーは必需品となる。外国製某メーカーのディスクロックセットゼファーに装着テスト
2017.02.23
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年末に次男が帰って来て、同級生とのボウリングの足としてゼファーに乗って行った。以前から調子が悪かったのだが、帰って来るなり燃料計が全然動かないと言う。とうとう壊れてしまったようである。年末年始は忙しいのでここに来てやっと修理する気になっていろいろと調べてみた。日本のバイクの燃料計は大方がタンク内にフロートが突っ込んであり、その位置によって残量が分かるようになっている。グッチなどは方法が違うために満タンにしても暫くは燃料警告灯が消えない。計器の不良を調べるにはメインハーネスから分岐してガソリンタンクに繋がるカプラーを外して短絡させて、メインキーをONにして暫く待つと満タン状態を示すFまで針が振れる。針が動かなかったら燃料計の故障と言う訳だ。これはRH250のウインカーリレーの故障を診断した時にも使った技である。手持ちの配線を短く切ってカプラーの+と-に配線の左右を突っ込んで短絡(ショート)させる。メインキーをONにして暫く待つとメーターがスーと動いてFを超えた所で止まった。どうやら燃料計は正常なようである。後は配線かフロートのどちらかであろう。配線から調べてみたが、断線している所は見あたらない。そうすると残るはフロートしかない。タンクを外して右側裏のフロートが取り付けてあるボルトを4本外して台座を引き抜くとフロートから伸びた鉄棒を接続する台座の天秤部分にてんこ盛りの錆が堆積していた。タンクの錆取りを行った時にここは開けなかった。今から思えば開けておけば良かったと悔やまれる。この錆が直接フロートの動きに影響するとは思えないが、精密ドライバーで綺麗に取り除きウエスで磨いておく。フロートは損傷も無く問題無かったので台座の天秤部分を何回も動かして滑らかな動きである事を確認する。ついでにゴムのパッキンも掃除して組み立てる。エンジンを掛けて燃料計を凝視していると僅かに動いた。ガソリンが殆ど無かったのでガソリンスタンドに直行して満タンにする。祈る気持ちでエンジンを掛けると一呼吸置いて燃料計の針が動いてFを超えた辺りでピタリと止まる。バイクを傾けるとFを僅かに下回る所を針が指す。直った。直った。どうやら台座の天秤部分にゴミでも挟まっていたのであろうと思われる。電気コードで短絡させた燃料計のカプラーキーONでFを指した燃料計天秤の台座に堆積したてんこ盛りのサビ
2017.02.02
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今日はいよいよゼファーの車検の日である。今回は岡山空港の近くに移転して新しくなった陸運支局で初めての車検だ。噂ではバイク専用レーンが出来て、以前よりも厳しくなったとの事。午前中は採血のために岡山市の病院へバイクで出掛ける。車検の予約は午後1時だから十分間に合う。理想は1時までに車検の手続きを済ませる事なので、ネットで調べてみたら、午前11時45分~午後1時までは休憩中であった。これは以前と変わっていない。今時、全職員で昼休憩を1時間15分キッチリ取る職場は珍しい。もう少しサービス精神旺盛でも良いのではと思うのは私だけであろうか。以前の陸運支局よりは近くなったが、岡山市なので少し早めに工作車で出発する。途中でラーメンでも食べて行こうと思っていたのだが、途中のとんかつ屋を逃してしまったので、後は陸運支局まで食べ物屋は1軒もなかった。昼1食くらい抜いてもいいやと思い駐車場にクルマを止めると、目の前で茶髪のねえちゃんが弁当を売っていた。残り2ヶの内1ヶを500円で買ったが、ご飯が多いので減して貰ったら50円引きしてくれた。弁当を持って受付棟へ入るとロビーは明るいのだが、職員ブースは電気まで消して誰もいない。やはり、ここはまだお役所体質が抜けきっていない閉鎖的な場所だ。取り敢えず1人で弁当を食べていたら、1時になった。すると明かりが点けられ、職員が何十人もぞろぞろ蟻のように出て来た。さあ、戦闘開始だ。ユーザー車検窓口で車検と登録と名義変更したい旨を伝えると、先ず車検を受けて、その後に手続きを行うよう指示され、予約番号を尋ねられる。うっかりと控えて来るのを忘れた。時間と名前を告げると確認が取れたようだ。テキパキと早いし丁寧だ。しかしこの小さな失敗がこの後の不幸な出来事の前触れである事はこの段階では分かるすべも無かった。車検用紙に必要事項を記入して、車検レーンへバイクで移動。今回はヘルメットは工作車に置いて、ノーヘルの軽装で挑む。6コースの内の5コース目が噂の二輪専用レーンになっていた。今日は前に2台いるだけで、後ろには誰もいない。クルマの方もかなり少ないので、二輪の検査員は隣の4コースの四輪と掛け持ちとなっていた。不安要素はヘッドライトの光軸が少し上目だったのだが、以前から全部下向き過ぎて落ちていたので、今回はこれでやって見ようとバクチを打った事と、フロントブレーキレバーの遊びが大きい事くらいだ。このレバーの遊びだけはどうしようもない。今回も含めて過去何回もエアー抜きを行い、1度バイクショップでもやって貰ったのだが、一向に改善しない。大阪でゼファーを見た時に何台も触ったのだが、やはりどれも遊びが大きい。ゼファーはこんなもんだろうか...。それはさておき、いよいよ順番が来た。いきなり検査員が「それでは始めて」と言う、何を始めるのか?たぶん灯火類の事だろうと思い、ライトの上下、ウインカー、ストップランプ、ホーンなどの操作を行う。全てOKが出た。次は検査員がスイッチ類を操作して確認する。次は足廻りや車体のボルトを金槌で叩いて回る。右フロントから始めて一周して左フロントに来た時、メーターケーブルが緩んでいるとの指摘を受ける。見てみるとかなり緩んでいる。これは緩んでいると言うより、ホイールを元に戻した時に仮留めをしたまま増し締めをするのを忘れていたようだ。直ぐにナップサックからプライヤーを取り出して増し締めを行う。やれやれと思ったら次は、ハンドルスイッチを凝視している。何かマズイ事でもあるのか?「ライトのHI、LO、ウインカーのR、L、HORNの文字が消えていて見えないので、分かるように書いて下さい。」との事で次の検査への指示が出た。前後のブレーキと光軸だ。ブレーキは難無く通過。光軸は....。赤く光って×である。12.7度上向き。もう一回計りましょうか。と優しい言葉を頂いたのだが、12.7度は狂い過ぎだ。再検査で通過するとは思えないので鄭重に断って、敷地内にある自動車整備商工組合に持ち込んで、調整を行う。計測器の画面と数値を見ながらヘッドライト調節スクリューを回して1分程で完了。事務所で支払い。何と3,240円とな。ビックリした。以前は付近のテスター屋で2,100円だったのに....。新しくなった車検場にはこの商工組合しかない。独占禁止法違反ではないかい!まあ、何はともあれ、今日は車検を通す事が1番だ。気を取り直して2回目に突入する。車台番号を確認して、メーターケーブルとハンドルスイッチを確認、「スイッチの文字を入れて下さい。」と言われ、光軸検査へ。今度は当然○である。これで目出度く通過だ。最後の検印ブースで終了印を貰えば車検は終わりの筈だった。検印係りが、「ハンドルスイッチの文字がまだ合格となっていないので、よく見えるようにホワイトで書いて4時迄に再検査して下さい。」と無情の言葉。へっ。後で書いとけば良いのかと思ったら今しないといけないのね。時計を見ると既に2時だ。あと2時間しかない。どうしてくれよう。筆記用具を売っている店を暫し考えた。取り敢えず最寄りのコンビニに行ってみたのだが、ボールペンとマジックくらいしか置いていない。コンビニではそんなものであろう。文房具店を探そうにも、私の携帯はガラケーなので、ネット検索ができない。仕方がないので司令本部に電話すると妻が一宮だったら、確かホームセンターがあったと思うよ。と指示を受ける。そう言えば来るときにタイムの看板があったような....。一宮まで引き返すとあった。ありました。ホームセンタータイム。急いで文具売り場に駆けつけ、ホワイトペンを漁る。棚の端にぺんてるホワイト油性ペン極細という理想的なペンが置いてあるのを見つけた。早速、買って陸運支局へとんぼ返りして駐車場でハンドルスイッチカバ―にホワイトを入れてみる。極細でも少し太く、純正のような小さな文字は書けないが、何とかフリーハンドで下手くそな文字が書けた。本日、3回目の検査を受けようとキーをONにしてセルボタンを押すが、今度はセルが回らない??何故。キーのON、OFFを繰り返すが無反応。今まで何ともなかったのに。ここに来てどういう事だ。とうとう天は我を見放したか。今日の車検は黄信号だ。ここでお陀仏となるのだろうか。キーをONにすると表示灯は点灯するので、セル本体かセルの配線の不備だろう事とは想像がついたのだが、不良箇所を特定しなければどうにもならないのだ。キーをONにしてセルボタンを押したまま、ハンドル辺りの配線から揺すってみると、突然セルが回った。どうやらセルスイッチ辺りの配線が怪しい。その後異常は現れなかったので、今の内に検査を済ませるべく検査場に乗り込む。検査員がホワイトで大きく書かれたハンドルスイッチカバ―を見るや否や「OK」と大きな声。最後の検印を押して貰いこれでやっと晴れて合格だ。車検は一度不備が見つかったら、その場で直してもダメ。必ず再修理や調整をして再度検査をやり直すしかないのである。その事を肝に銘じる事になった車検であった。駐車場に帰ろうとバイクに跨りセルボタンを押すとまた回らない。配線を揺すると何もなかったように回る。これは帰ってからセルスイッチの分解だ。車検で大きく手間取ったので、急いで書類作成にかかる。総合受付で書類を渡し、新規登録と名義変更をしたいと申し出ると、受付の女性が書類を示しながら記入場所を1つ1つ指示してくれ、彼女の読み上げる事を書くだけで全て終わった。その後3分程で車検証が出来上がり、ナンバープレートを貰って速攻で撤収。大わらわの車検であった。車検場でのゼファーの勇姿二輪専用第5レーン検査中のゼファー光軸、光量測定器文字が消えて殆ど見えなくなったハンドルスイッチケースぺんてるホワイト油性ペン取り敢えず書いたスイッチケースの文字
2016.11.01
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マフラーを純正に戻したので、あとはオイル交換くらいと高を括ってのんびりしていたら、残っていると思っていたオイルが1リットル程しか無いのに気が付いた。それに前回はオイルフィルターを交換していない事も発覚。急いでナップスへ買い出しに走る。今回もオイルはカストロールのPOWER1/10W-40だ。それとオイルフィルターは純正が無かったので、キジマの汎用品としたが、このサイズはHONDAのCBやKAWASAKIのゼファー、GPZなど使われている機種が多いようである。オイル交換なのだが、ゼファーはセンタースタンドが無いので、車体を直立さすにはジャッキが必要となる。現車は純正のマフラーを取り付けてあるため、膨張室のような膨らみがありメンテナンススタンドが掛からない。仕方がないのでクルマ用ジャッキ2台をフレームの左右に掛け、タンクの上にレベルを置いて垂直を出す。ドレンボルトは気持ちやんわりと締めていたので簡単に緩む。オイルを排出し切った所で、フィルターを外して行く。古いのは当然黒ずんでいるが、汚れの程は分からない。新品と交換してドレンを締める。オイルの量はフィルター交換時で2.7L。交換無しで2.5Lとなっているが、2L程入れて後は点検窓で確認しながら入れる。エンジンを掛け数分で止めて5分程待って量を確認。2回程繰り返すと適正量となる。サビが浮いていたミラーは分解してサビ落としを行い、ブラックに塗装して乾燥させて置いたので、ミラーを磨いて組み立てる。次はタイヤの空気圧の調整を行う。適正値はフロント2.0気圧、リア2.25気圧となっているのだが、かなり少なくなっていたので、エアーコンプレッサーで適正値まで入れる。最後に灯火類の確認だ。ヘッドライトのハイ、ロー、OK。ウインカーOK。ホーンOK。テールライトOK。ブレーキランプは見えないので、丁度買い物に行く途中の妻が通りかかったので見て貰う。私 ブレーキを順番に掛けるからライトが光ったらOK出してね。妻 どうぞ。私 リアブレーキを踏みながら、どう?妻 テールが光っとるよ。私 踏んだときに光っとるな。妻 最初からず〜と光っとるよ。私 何?だから!このバイクはクルマと違って常時点灯なので、テールはエンジン掛けたと同時に点灯する仕組みになっとるから最初から光っと るのはあたりまえじゃ。踏んだときに更に明るくなるかと聞いとるんじゃ。これだから女子供には任せられないのだ。妻 最初から同じだけど。私 光量が変わらない?それでも女子供の言う事は俄に信じがたいので、足を延ばしてテールを見てみる。確かにブレーキランプが光っていない。妻 だから何も変わらないと言っているのに!プンプン!!あ〜ぁここに来て球切れか。またナップスへ買いに行くのか....。と思いながらテールレンズを外してランプを取り出して見る。フィラメントの一方が切れていると思い、光りにかざすと、老眼で分かりにくいのだが切れていないように見える。試しに。V7ドンキーのテールを外してランプを取り出し、セットしてみると、やっぱりブレーキだけ点かない。球ではない。ブレーキはフロントもリアも点灯しないので、スイッチではなく配線のような気がする。ヒューズを確認すると、ヘッドライトを除く灯火類は一緒になっているようで、当然問題無い。テールのアースが素人配線で今にも切れそうだったので、テール回りを全て分解して修理する。ギボシが少し緩んでいた所も直すと見事点灯。ブレーキランプ復活だ。思いがけない落とし穴があった。 これで、今晩雨戸を利用してライト調製をしたらやっとお仕舞いである。ギリギリセーフだ。全走行距離51,756kmキジマの汎用オイルフィルター実に多機種で使用出来るサイズ新旧のフィルターフィルターと取り付けカバー赤サビが露出したミラーロッド塗装後のミラー配線の不良が見つかったテール回り
2016.10.31
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今回の車検はスパートラップマフラーを装着して挑むつもりでいて、27日にタンクを磨いていたら福さんがやってきた。丁度良い機会だったので、マフラー音を聞いて貰ったら、即アウトの判定が出た。アイドリングなら静かなもので、回転を上げるとそれなりの音がするのだが、車検に通らない程の音とは思っていなかったので少しショックだった。それならばと、エンド部分を留めてあるキャップボルト3本を緩め、福さんに手伝って貰って引っ張ってみたらエンド部分が外れた。中にディスクを留めているキャップボルトが6本見える。来客もあり日が暮れて来たので今日はここまで。29日の午後から時間が空いたので、ディスクのキャップボルトを緩めながら考えた。中のディスクを減らしても車検は通らないかも知れないし、もし通ったとしても、また元に戻すのが手間だ。これなら、純正マフラーに付け替えた方が遙かに短時間で済むのではないかと思い直し、バラすのを止めて元に戻し、純正マフラーを取り付ける事にした。キャップボルト3本を外して純正と並べてみると、スパートラップは長くて恰好良い。しかもかなり軽いのだ。純正を取り付けようとしたら、エキパイに巻いているアルミテープで接続部分が太くて嵌らない。もう忘れたが、スパートラップの方が内径が大きいので合わせるために巻いたのだろう。アルミテープも劣化するので、車検が終わった毎に巻き替えるのも良いだろう。純正マフラーはボルト1本で留めるだけで至って簡単である。エンジンを掛けてアクセルを煽ってみる。スパートラップよりは静かだが、大きくは違わないような気がするのは私だけであろうか。それとも加齢で耳も悪くなってきたのであろうか。エンド部分のキャップボルト3本を外せばエンド部分が抜けるマフラーの内部/ディスクを留めているキャップボルトが見えるスパートラップ(上)と純正マフラー(下)純正マフラーを装着した車体(ピンボケ失礼)
2016.10.29
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バッテリーの充電も済ませたので、燃料タンクを取り付けてみたのだが、キャブ側の燃料パイプの位置が分からない。外したのはもう数ヶ月前だ。記憶がない。ゼファーの燃料コックには太い燃料パイプと細い負圧パイプの2本が取り付けられるようになっているのだが、負圧パイプはキャブに取り付けたままだったので、直ぐに分かったのだが、燃料パイプの位置は装着した状態で舐めるように探しても見当たらない。仕方がないのでタンクを外してマグライトを照らして探したのだが、どうしても見つからない。そんなバカな??古い燃料パイプをあてがってみたら、どうやら2番と3番キャブの間付近らしいのだが、目を皿のようにしてみても見つからない。不思議だ。キャブの下側から手を突っ込んで探ってみたら、4連キャブを繋ぐ燃料ラインの中央、つまり2番と3番キャブの間に下向きになっているホース接続口に手が触れた。道理で分からなかった訳だ。この接続口はクルクル回るようになっているのだ。やっと見つけた接続口に燃料ホースを取り付けるのだがこれがまた狭くて、苦労した。こういう物は先に取り付けて置かなければならないのね。たかがホースの取り付けに思わぬ時間を取ってしまって、やっとの思いで燃料パイプの接続を完了する。キャブのドレンパイプはヒビ割れカチカチで使え物にならないので、全て新しい耐油ホースに取り替える。ゼファーの燃料コックは負圧式なのでRESとONとPRIの3通りの位置がある。RESは予備タン、通常はON。エンジンを掛けた時だけキャブに燃料が流れる。PRIは常時燃料が流れるので、キャブに燃料が無いとき、つまり今回の様な時に使用する。PRIでガソリンを空っぽのキャブに流す。燃料パイプからガソリンの流れが止まった段階でコックをONの位置に代えて置く。チョークを引いて、アクセルを3回程煽って置き、キーをON、セルボタンを押すと呆気なくエンジンが掛かった。アクセルを捻ると回転も付いてくる。上がりも下がりも問題無い。キャブのオーバーフローはない。一安心して、アクセルを更に煽っていると突然キャブからオーバーフローが起こった。あぁ〜何てこったい。ダメか〜。ガックリである。折角苦労して組んだのに、またキャブをバラすのは超めんどくさい。何か良い方法は無い物か.....。こんな事の無いようにキャブの部品は念入りに掃除した筈である。組んでから数ヶ月経っていて、いきなりガソリンを入れたので馴染んでいないのかも。ここはヤケを起こさず、このまま少し様子を見てみる事にした。3日程経ったので、ガソリンを抜き代えて、フロート室を叩いて置く。さて、エンジン始動だ。少し愚図ったがエンジンは掛かった。キャブからのオーバーフローは....、無い。暖機を終え、アクセルを大きく煽る。オーバーフローは....、無い。エンジンON、OFFを繰り返し、アクセルを煽っても大丈夫だ。美味く機能しているようである。やれやれである。日にちが無いので早速ネットで車検の予約を入れて置く。10月31日月曜日午後1時。帯状疱疹は右目の瞼が時々痒くなる。ゼファーも帯状疱疹ももう一息だ。やっとタンクを取り付けたのだが.....苦労した燃料パイプの取り付けドレンホース
2016.10.28
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外していたバッテリーを取り付け前に点検してみたら、電解液が不足気味であったので、手持ちの補充液を適性レベルまで足しておく。エアクリ後ろのケース内に納めて、プラス、マイナスとトリクル充電器用のコードも一緒に取り付ける。メインキーを回して通電を確かめる。セルも回るし異常なし。バッテリーは外していたとは言え、数ヶ月経過しているので、トリクル充電器で直ぐに充電に掛かる。丸一日は必要だろう。電解液を補充したバッテリー車体に搭載して配線が完了したバッテリー
2016.10.22
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帯状疱疹も大分良くなって来たので、そろそろゼファーを組み立ててしまおうと思っていた所へ次男から電話があり、11月4日に帰って来て用事を済ませ、2日程どうしてもゼファーに乗りたいとの事。予定では来春、引っ越し先のコーポに工作車で届ける事になっていたのだが、初物にいきなり乗るより少しでも慣れていた方が良いと言う結論に達し、11月3日までに車検を受ける事にした。そうなると忙しくなってくる。今月はこれから千葉県市川市への出張と神戸への私用が控えている上に、仕事も忙しいし、帯状疱疹も直り切っていないのだ。今日は取り敢えずマフラーでも取り付けてみようと、純正マフラーを引っ張り出してみて考えた。このバイクは平成2年式なので、排ガス規制も音量も緩い時代のものだ。ヤフオクで買った時にオマケで付けてくれたス―パートラップは前オーナーが言うには車検は通らないとの事であったが、音量は純正と比べれば大きいが、さほどでもない。V7ドンキーのアゴスチーニの方がむしろ大きいような気がする。音量さえ通れば、平成2年式だと排ガス検査は無いかも知れない。それならひょっとして車検に通るかも知れないと思い、外しておいたス―パートラップを再び取り付けて見る事にした。もしも、不合格なら純正を持って行ってその場で付け替えれば良いだけの話しだ。やってみる価値はありそうだ。と、言う事でスーパートラップを取り付けた。艶有りブラックで塗装したエキパイとの違和感があるかと思ったが、気になる程でもない。取り付けが完了したス―パートラップ
2016.10.19
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仕事以外で色々と忙しくエキマニ取り付が延び延びになっていたが、いよいよ取り付ける事としてパーツを探したがエキマニカラーが見当たらない。小さな三日月形の部品が8ヶなので、フランジと一緒に纏めて置いているとばかり思っていたが、フランジを入れた木箱の中にはカラーもフランジを留めるキャップナットも無い。何処へやった?小さな物なので、小物入れか封筒に入れている筈なのだが、何処を探しても見あたらない。6月に外してからたった3ヶ月だと言うのに、もう既に全く記憶にない。これが老化現象と言うものだろうか?今日も朝から頭に湯気を立てながら、工具箱や棚、小物入れなど、舐めるように探しているのに見つからない。もう2日も探しているのだ。もういい加減面倒になって来たのでKAWASAKIに注文しようと、PCの前に座ったのだがついついtamaさんのブログ幸せの黄色いクロスカブの続きを見てしまった。シチズンのコスモトロンX8なるレアーな腕時計を岡山まで送って直したという記事である。岡山にはそんな凄い店があるのかと感心して、灯台下暗しだなぁなどと思っていたら突然記憶が甦った。そうだ、確かカラーのサビが酷かったので、クラブマンのタンクのサビ落としをした時に使った錆取り剤に漬けていたのを思い出したのだ。そこは台所の外側にある棚で、バイク置き場とは全然違う場所なのだ。ブログの途中だったが、記憶がある内に急いで棚に走り置いてある小さな瓶を覗いてみたら、瓶の口まで入れていた筈の錆取り剤は今年の猛暑ですっかり蒸発して無くなって、サビの塊とカラーが底に転がっていた。あぁ良かった。良かった。やっと見つけた。tamaさん有り難う。瓶の隣には小物入れに入れられたフランジナットも無事見つかった。これも錆取り剤に漬ける予定だったのだろう。その記憶すらない。カラー4ヶのサビは完璧に取れて地金の色が出ているのだが、あとの4ヶは全く取れておらず、サビだらけだ。何故こんな事になるのだろう。錆びた4ヶはグラインダーでサビ落としをして、取り付ける事にした。袋ナットはそのまま利用するのだが、1ヶ所普通のナットが付いていたので、これはホームセンターで袋ナットを買い足す。ガスケットは新品を4ヶナップスから買って来た。ガスケットを入れ替え、エキマニに傷が付かないように慎重に取り付けようとしたのだが、エキマニの後部がフロアジャッキに当たって取り付けできない。ジャッキを外してサイドスタンドにして再度取り付け。中側の2番、3番からカラーを挟んでフランジを取り付けて行く。その後1番、4番を取り付ける。そうしないとフランジの厚みがあるので外側からは無理である。フランジナットは軽く締めて、全部取り付け出来たら、ガスケットが少し潰れる程度に慎重に締める。ここを大トルクで締めたらスタッドボルトを折ってしまう可能性があるので、締め過ぎには注意が必要だ。慎重に作業したつもりであったが、4番のエキマニをフランジで少し傷付けてしまった。後で耐熱塗料を吹いておこう。エキマニがシルバーからブラックに変わったが、取り付けて見ても違和感はない。サビサビと綺麗になったカラーゼファー750と共通の新品ガスケット外したガスケット新品ガスケットを嵌めたエンジン装着が完了したエキマニ
2016.09.18
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バイクカバーは掛けていたものの、博多の露天で2ヶ月ほど乗らずに置いていたので、チェーンに赤錆が出ていた。スプロケットとセット売りの安物だったので仕方がない所であるが、どうせ交換してから一度も注油などしていないのであろう。錆は出ているものの、走行距離はあまり出ていないので、交換しなくても大丈夫だろうと思い、掃除してみる事にした。このチェーンはカシメタイプなので、クリップのように外して洗浄する事ができない。出来ないと言うよりチェーンを外すにはスイングアームを外さなければないらないので、非常に面倒なのである。だから外さないのである。面倒な事はしないのである。車体をジャッキアップして後輪を浮かす。ゼファーの場合、サイドスタンドの取り付け部分にフレームの左右を連結するパイプがある。このパイプはジャッキで持ち上げれば丁度後輪が浮く位置にあるので、作業がやりやすい。パーツクリーナーを吹いてワイヤブラシで汚れを落とす。次にCRCを吹きながらストッキングで磨いて行くと、錆は殆ど除去できた。ローラー部分は走っている内に錆は取れるので、ここでは磨かない。後は、チェーングリスを塗っておけば当分は大丈夫だろう。赤サビが出たチェーン掃除後のチェーン
2016.09.14
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赤錆が出ていたエキマニを外して錆落としを行い、黒サビ転換剤を塗っていたのだが、そろそろエンジンに取り付ける事にした。このままだとまだら模様で汚いので、いっその事ブラック塗装する事にした。黒色の耐熱塗料の手持ちはあるのだが、つや消しである。ホームセンターやオートバックスに置いてある黒色の耐熱塗料はつや消ししか見た事がない。エキマニにつや消しは似合わないと思って艶有り耐熱塗料を探してみたらオキツモワンタッチスプレー 耐熱塗料 ツヤ有 黒 300ml/1,649円というのが見つかった。どうもこれ以外の艶有りスプレーは無いようである。少し高いが購入してみた。天気の良い日を選んで塗装を行う。乾燥時間は24時間で、完全硬化は180°の熱を掛けなければならないようであるが、エキマニなのでエンジンを掛けて走り回れば大丈夫だろう。塗装前のエキマニとオキツモ耐熱塗料(艶有り)耐熱塗料を吹いたエキマニ1耐熱塗料を吹いたエキマニ2
2016.09.11
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ゼファーのエアエレメントを取り出してみると、ゴミや小さな虫が付着していたが、破損は無いようなので、再使用する事にしてエアーを吹いてゴミをとばす。このエレメントはプラの枠にスポンジを取り付けているので、湿式タイプとなるのだろう。本当は、灯油のような洗浄油で洗えば良いのだろうが、面倒なので今回はエアーのみとして、表面にオイルスプレーを軽く吹いて終わりとする。取り出したエアエレメントエアーで掃除後のエレメント
2016.09.07
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リアホイールを外すにはリアブレーキキャリパーを外す必要がある。外したついでに、パッドの点検をしてみたら、何と残りが1ミリも無い。首の皮1枚で残っている状態である。危ない。危ない。確か前回はフロントと同時に交換した記憶がある。フロントはダブルディスクとは言えまだ使える状態だった。かなりリアブレーキを多用していたのだろうが、どんな乗り方をしていたのだろう。早速、パッドを探してみる。流石ゼファーは人気車種だけあって、沢山売っている。あまり安い物はパスして、レビューの良い物を選んだノーブランドのハイパーブレーキパッド972円だ。スリットが入ったゼファー400用はRGV250ガンマSP2/GPX400R/GPZ400R/ZX4/GPX250R,R2/KR-1/ZXR250,Rと兼用になっているようである。ススキのガンマと同じとは意外である。パーツクリーナーでキャリパーの汚れを落とし、新品パッドの角をヤスリで少し落として、取り付けようとしたら、パッドの穴がホルダーのピンに嵌らない。穴が小さすぎるのだ。やはり汎用品なので僅かな誤差があるようである。仕方がないの外して、万力に挟んで棒ヤスリで片方の穴を少し広げた。これで何とかピンに挿し込む事が出来るようになった。次はピストンだ。新品パッドの厚み分だけピストンを押し込まないとディスクに掛からないので、マスター側のオイルタンクのキャップを外し、圧力を逃がすようにしておいて、指でピストンを押してみるが、これが固くてビクともしない。今まではオーバーホールを兼ねてフルードを抜いてキャリパーをバラしていたので、こんな問題は起こらなかったのだが、バラさずにやろうとすると、ピストンを押し込む工具が必要になる。ホームセンターで売っている万力などを代用しようかと思い、買い出しに行く前に念のためにネットで探してみたら。専用工具のディスクブレーキセパレーターが1,540円で出ていた。この値段なら、変な代用品を買うより、確実であり、それに1つ持っていても損はないと思い、購入する事にした。広島へ出張の間に届いたようで、定時連絡の時にその旨が報告された。妻 茨城県から何か荷物が届いとるよ。私 小さな軽い物だろ。妻 結構大きな封筒に入った結構大きく重い物だけど。私 ......重い?たかが1,500円程のディスクブレーキセパレーターの重さなど知れているのに何が重いじゃ。これだから女子供の常識はあてにならないのだ。と思いながら帰って早速封筒を開けてみたら大きめの白い紙箱にズッシリと重いディスクブレーキセパレーターが鎮座していた。確かにでかくて重い。かなり頑丈な作りでどうも四輪用のようだ。失敗してしまったらしい。まあ、しかし大は小を兼ねるという諺があるように、使えない事はないと思い、試してみた。ピストンを挟む金具の幅が広いので2つ同時に挟むことができた。ハンドルを締め込んで行くとピストンは難無く戻って行く。やはり専用工具の威力は凄い。新品パッドの小をピストン側、大をホルダーピンに挿して外側にセットする。ローターにパッドを挟むようにセットしてキャリパーを取り付ければ完成である。すり減ったパッド(赤)と新品パッドディスクブレーキセパレーターピストンを挟んだディスクブレーキセパレーターキャリパーに取り付けた新品パッドローターに装着したキャリパー
2016.09.04
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アクセルワイヤの交換により、戻りもスムーズになったので、キャブの取り付けにかかる。エンジン側のインシュレーターに汚れがあったのでこれも外して磨いておいた。先にキャブをインシュレーターに嵌めてしまったので、エアボックスがどないしても入らない。先にエアボックスをセットしてキャブを右側から押し込まないと取り付けできないのね。1回やっていのだろうがもうすっかり忘れていた。ゼファーの場合、エアボックスの後ろにエアーフィルターが入ったエアクリボックスが連結されるので、エアクリボックスは後からでも取り付けできる。エアボックスのインシュレーターを潰しながら強引にキャブを押し込んだら、スロットルワイヤとチョークワイヤの取り回しを確認して、エンジン側のインシュレーターからキャブに連結する。一番厄介なのは、キャブにエアボックス側のインシュレーターを連結する作業だ。4つの口同時に同じ力が掛けられないので、右を嵌めれば左が外れる。寒い時期にはインシュレーターをドライヤーで温めると入れやすいようだが、この暑さなので、そこまでする必要はないだろう。その代わりにインシュレーターにシリコンスプレーを吹いて試したら、スンナリと入ってくれた。これは効果大のようだ。ここまで、できたらもう大丈夫だ。後は、エアボックスの底に付いているブリーザーチューブを繋いで、エンジン側のインシュレーターバンドを締めて、最後の難関エアボックス側のインシュレーターを留めるバネを4つ嵌めるのだが、内側の2つが嵌めにくい。指がつりそうになるのだ。これを乗り越えれば後は、エアクリボックスを繋げば完成である。装着が完了した4連キャブレター
2016.09.02
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キャブの掃除が終わったのに、取り付けるのが面倒で、その上この暑さなのでそのままにしていたが、重い重い腰を上げて取り付ける事にした。取り付けながらふと思った。アクセルワイヤーの戻りが悪いので、戻し側を取っ払っているのだが、どうも腑に落ちない。ここでキャブを取り付けてしまったら、後からやり替える時に、ワイヤのタイコを嵌めるのが難しくなる。何故戻らないのかもう一度よく調べて見る事にした。ワイヤを外してよく観察してみると、引っ張り側のワイヤの先に付いているプラのアジャスターのネジが折れているように見える。このアジャスターのネジはホルダーにワイヤを取り付けるプラの留め具に繋がっていなければアジャスト出来ないと思う。ネジ部分と繋がっていたであろう留め具部分をよく見ると断面が折れた跡にそっくりだ。やっぱり折れていたのだ。道理でまともに仕事をしない訳だ。しかし、この部分が折れている事に気付かず何十回も取ったり付けたり無駄な時間と労力を費やした自分が情けない。そうと分かれば、代替え品をネットで探すまでだ。ヤフオクでステンレスの引っ張りと戻しワイヤの2本組を1,800円で競合なく落札できた。社外品では?との事であったが、届いたワイヤと外したワイヤを比べてみると純正品と全く同じ物であった。勿論、今度はアジャスターと留め具は一体となっている。2本共汚れも無く新品のように非常に綺麗なワイヤで動きも問題無かったが念のためにオイルスプレーを注入しておく。キャブを外している内に早速取り付けて、アクセルを捻りながらアジャスタを調整。今度はバッチリ。戻りもスムーズである。やれやれである。新旧アクセルワイヤアジャスタ部分が壊れたワイヤ(下)と正常なワイヤ(上)ハンドル側キャブ側
2016.08.31
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ゼファーのリアアクスルシャフトもフロント同様スイングアームのエキセントリックカラーの中でキャップナットを締めるようになっている。アクスルシャフトを通す順番はスイングアーム(エキセントリックカラー)、カラー、ホイール、カラー、ブレーキホルダー、スイングアーム(エキセントリックカラー)となる。タイヤを浮かせた状態で、左からアクスルシャフトを真っ直ぐに挿し込めば難無く通る筈である。ところがである。これがまたすんなりと通らないのである。ゼファーのアクスルシャフトは普通のバイクのように真っ直ぐの鉄棒では無く、左のスイングアームの中のエキセントリックカラーに掛かる部分が段差になって太くなっている。この段差が少しでもカラーの穴に合わないとシャフトは通らない。カラーの位置を少しずつ変えながらアクスルシャフトの通る位置を探して行く。エキセントリックカラーは花マルをあげたのに、がっかりだ。フロントに続きこのアクスルシャフトを通すのにはコツがいる。装着出来たリアホイール
2016.08.29
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リアブレーキキャリパを外したので、アルミの腐食と汚れで変色してしまっていたキャリパホルダーも外してみた。アルミパーツなのでナイロンディスクで磨けばアルミ色に光る。複雑な所はお馴染みのボンスターで磨いて行く。几帳面な人は、更にバフ掛けを行い、ピカピカに仕上げるのだろうが、この車両についてはアンバランスになるので、そこまではしない。スイングアームと言い、こういう細かな所にアルミパーツを使えば高級感が出る。磨く前のキャリパホルダー1磨いた後のキャリパホルダー1磨く前のキャリパホルダー2磨いた後のキャリパホルダー2
2016.08.13
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ゼファーのリアホイールもフロント同様アルミ錆と汚れで酷い事になっている。ディスクブレーキはドラムに比べてガツンと良く効くし、メンテがやり易いのだが、パッドの削りカスがホイールを汚すのが欠点である。リアはエキセントリックカラー式なので、普通のバイクのようにジャッキアップの前にアクスルシャフトのナットを緩めなくても電動インパクトレンチが使えるので、先にジャッキアップしても大丈夫なのである。Kawasakiの悪口ばかり言って来たが、この機構については花丸をあげよう。ブレーキキャリパーを外した後に、電動インパクトでクランプボルトを外してから、右側の12ミリの筒ナットを緩めれば、ホイールの両側にカラーと共にアクスルシャフトが左側に抜ける。フロント同様ブレーキディスクのキャップボルトを外すのだが、こちらは固く締め上げ過ぎているようで、電動インパクトでも1発では緩まない。体重を掛けながら慎重に緩めたので凹ボルトの頭をなめずに済んだ。グラインダーにナイロンディスクを取り付けアルミ色の部分を磨いて行く。ディスクが届かない所や、ブラック塗装された所はボンスターで気長に磨いて行く。それにしても外で作業しているので、日陰でも暑い。汗がボタボタと滴る。よりによってこんな暑い日にやらなくても良いのだが、実は冷蔵庫の冷凍室にキリンの一番搾りを忍ばせているのだ。アテは勿論県内産の枝付き枝豆だ。凍る寸前までキンキンに冷やしたビールに茹で立てのアツアツ枝豆。想像しただけで、もうもうたまりません。と、いう事で何とか磨きが終了した。さぁビール。ビール。磨く前のリアホイール1磨く前のリアホイール2磨いた後のリアホイール3磨いた後のリアホイール4磨いた後のリアホイール5
2016.08.09
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このクソ暑い中岡山の街に出る用事があったので、ナップス岡山店に寄ってゼファー用の燃料フィルターを600円で買ってきた。ゼファーには古い燃料フィルターが取り付けられていたのだが、中の濾過紙に黒いペースト状の不純物がベットリと付着していてとても再利用する勇気はない。いずれ交換せねばと思っていた所である。タンク内に錆があったので前オーナーが取り付けたのだろう。バイクを持ち帰った時にタンクのサビはタンククリーナーで一応除去したので、大丈夫とは思うが、隅っこの方は見えないのでまだ錆があるかも知れないので、念のために今回も燃料フィルターを取り付けて見る。しかし、暑いのエアクリーナーボックスも取り付けられないでいる始末である。タンクを乗せるのはまだ先になりそうである。新旧燃料フィルター
2016.08.04
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磨き終わったホイールにディスクローターを取り付けるのだが、左右が分からなくならないようにマジックで印を付けていたのであるが、ローターをよく見てみると回転方向と思われる矢印が刻印されていた。取り付けてあった通りに装着すると逆回転方向になってしまう。この矢印が回転方向を示すものであるならば、前オーナーが間違えて取り付けてしまったと思われる。外した左右のローターを比べてみるが、どちらも全く同じ物のようなので、左右が逆になっても問題はないだろう。今度は、矢印の通りに取り付けてみた。後はアクスルシャフトを通してホイールを取り付けるだけである。シャフトは右側から通すようになっているがこれが通らない。そんなバカな?何回やり替えても途中で止まってしまうのである。フォークの何処かに当たっているようである。ゼファーのアクスルシャフトは他のバイクと異なっていて、フォークを貫通したアクスルシャフトをナットで締めるのではなく、アクスルシャフトは左のフォーク内までしか長さが無く、ネジが切ってある長いスペーサー状のパイプをフォーク穴に差し込みフォーク内でアクスルシャフトと連結するようになっているのだ。何でこんなめんどくさい事をするのだろう。右のフォークを外してアクスルシャフトが通る穴を確認すると、アルミのバリが指に掛かる。どうやら、アクスルシャフトを挿し込む時にハンマーでどついたのが悪かったのかも知れない。砥石リューターでバリを取って再び挿し込む。今度は上手く入ったが、パイプが締まらない。アクスルシャフトの先のネジに噛み込まないのだ。パイプを押し付けるように力を加えながら回しても噛み込まない。不思議だ。暑いし、汗が噴き出すし、幾らやっても空回りで締まらないので「もう止めた!」とカンシャクを起こしそうになった時にメーターギアと左のフォークの隙間が少し斜めになっている事に気が付いた。フォークの向きがおかしい?2本供取り付けボルトを緩めてアクスルシャフトを挿し込んで、連結パイプを締めてみると噛み合った。フロントフォークを外した時に角度がほんの少し狂っていたのだ。どうしてKAWASAKIのバイクには何時もこんなに泣かされるのだろうか。アクスルシャフト如きを通すのにエライ時間を取られてしまった。ブレーキキャリパーはアルミ腐食もさることながら、ピストンの先に赤サビが出ていた。本当は、オイルを抜いてピストンも磨きたかったが、このダブルディスクのエアー抜きには苦労させられた経験があるので、正常な内は触りたくない。ザッと磨いて終わりにする。ローターからキャリパーを外した時についフロントブレーキレバーを握ってしまう事が過去に多々あった。ブレーキを握るとローターを挟んでいないピストンが迫り出て来てパッド間の隙間が狭くなり、再びローターに嵌らなくなるパッドの隙間にクサビ状の物を打ち込んでみても一旦せり出したピストンはなかなか戻ってはくれないのだ。仕方なくブレーキオイルを抜く嵌めになるのである。そこで、今回は絶対に失敗しないように、ハンドルからフロントブレーキレバーを外しておいた。こうすれば、誤ってレバーを握ってしまう事は絶対無い。フロントブレーキのローターKAWASAKIのアクスルシャフトやっと組み上がったフロントホイール
2016.08.01
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ゼファーのアルミホイールは手入れがされた形跡がなく、アルミの腐食で酷い事になっている。ドラムブレーキの場合はそのままの状態でホイールを磨く事ができるが、ディスクブレーキの場合ローターが邪魔になって磨きにくい。ダブルディスクの場合は尚更だ。めんどくさいが、メンテナンスジャッキでフロントを持ち上げてホイールを外す。左右に付いているローターを外すべく6ミリのキャップボルトを緩めるのだが、ここは強く締めてあるので、インパクトレンチを使う。ところがである。どのボルトも呆気なく外れてしまう。よく見てみるとネジロックが塗布されていない。一度ハブから外したようである。ローターを外してしまえば、電動工具も使いやすくなり掃除がはかどる。グラインダーにナイロンディスクを装着し、先ずリムを磨く、続いてスポーク部分のナイロンディスクが当たる部分を磨く。アタッチメントをワイヤーブラシに取り替えて残りの部分を磨いて行く。最後にボンスターで仕上げをして終わりにする。本当はピカールで艶が出るまで磨けば良いのであるが、暑いので止めた。磨いて行く内に左側にENKEI/KAWASAKI/J17×2.50の文字が浮かんで来た。MADE IN JAPANのエンケイホイールなので安心である。ゼファーのフロントホイール/ローターが既にサビだらけアルミの腐食も甚だしい磨き終わったホイールENKEIの文字が浮かぶスポーク
2016.07.27
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2月にゼファーを博多からピックアップしたときからチョークレバーが戻らない症状が出ていた。ゼファーのチョークは左ハンドルスイッチに取り付けられているので、操作はし易いが、エンジンを掛ける時にはチョークレバーを手前に引き下げたまま指で保持していないとレバーが戻ってしまうので何かと不便である。キャブからアクセルワイヤを外したついでに、チョークワイヤも外して、エンジンオイルを通しておいたので組み立ててみる。さて、チョークレバーを下げてみると、指を離した瞬間に戻ってしまう。どうやらスイッチボックス内に異常があるようだ。再びバラしてよく見てみると、スイッチボックスの裏蓋部分に飴色の硬質ゴム様の小さな部品が砕けていた。抜け防止用金具のビスを外してこの部品をピンセットで抜いてみると、砕けた部品の中にはバネが仕込んであった。どうやらこの小さな部品はチョークレバーの戻りを止めるストッパーのようである。そのストッパーが砕けたのが原因らしい。KAWASAKIのHPからストッパーを検索してみると、何と。このストッパーは部品設定されていない。ハンドルスイッチのアッセン交換となってしまうのだ。ネットで中古を調べてみたら、人気車種だけあって色々と出ていたのだが、こんな小さなストッパー1個のためにスイッチ丸ごと替える気にはなれない。そもそもこのストッパーはどんな形をしていたのだろうかと疑問が湧いてきた。調べてみると、ゼファーではこの部品がよく壊れるようで、チョークレバーを引っ張り式に交換してハンドルからエンジン付近のフレームに移設したりとか、皆さん苦労しているようである。そもそもこんなに壊れやすい部品なのに、パーツとして設定していないKAWASAKIは不親切であるように思うが、ここで不満を言っても始まらない。ネットで大体の形が分かる写真を見つけた。要するにチョークレバーを下げると飴色のストッパーに仕込まれたバネにより、レバーを押さえるので元に戻るのを摩擦で止めているだけの構造である。至って簡単明瞭である。それなら摩擦係数のより大きいゴムを使えば、バネが無くても同じ効果が得られるのではないかと思い、作ってみる事にした。幸い、TLR125のエンジンクッションを自作した時に買ったゴムの余りがあったので、カッターで切り取って、ベンチグラインダーで整形してみる。スイッチボックスの裏蓋に付いている四角な穴に嵌め込む。後はレバーの当たり具合をみて高さを調節して削れば良く似たものは、作る事が出来る。ワイヤを取り付けスイッチボックスとチョークレバーを組み立てる。レバーを一杯まで手前に押し下げてみると、ピタリと止まる。キャブ側のバネに引かれてもゴムの摩擦でレバーは戻らない。指を添えて動かすとちゃんと動く。何とか代用ができたようであるが、どれ程もつかは分からない。構造が分かったので壊れたらまた作れば良いだけの話しである。砕けたチョークレバーストッパーゼファーのパーツリストネットから拝借したレバーストッパーの形状ゴム板から切り出したストッパースイッチボックス裏カバーとゴムストッパーカバーに嵌め込んだ自作ゴムストッパー手前に押し下げたまま動かない/ストッパーが機能したチョークレバー
2016.07.03
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ゼファーのキャブの組み立てが終わったのでアクセルワイヤーを繋げてみる。小排気量車のアクセルワイヤは1本のものが殆どであるが、ゼファーの場合は引きと戻しと2本になっている。エンジンオイルを通しているので、2本共動きは軽く問題無い。キャブ側からタイコをセットして、ハンドルホルダー側を嵌め込むと装着完了である。おもむろにアクセルを捻ってみると、抵抗感があり全然戻らない。外す前と同じ症状である。ワイヤの動きは問題無いので、ケーブルの取り回しだろうかと思い、確認するもこちらも問題無い。全て外してもう一度セットしてみても症状は変わらない。何度やってもダメである。どもうも戻しのワイヤの長さが違うのか、これが足を引っ張っているようである。このままだとらちがあかないので、戻しのワイヤを外して引きだけにしてみた。そうすると、アクセルが劇的に軽くなり、戻りもスムーズである。新しい戻しのワイヤを手に入れたら不良ワイヤと比べて見ることにして、取り敢えず引きだけで様子を見てみることにする。引っ張りだけにしたアクセルケーブル
2016.07.01
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ゼファーのキャブは当然の事であるが4連キャブである。リンクを外してバラバラにして掃除すれば良いのだが、調子良く動いていおり、折角のリンクが狂ったら面倒な事になるので、4連繋げたままで掃除する事にした。キャブの外回りはリンク金具などが邪魔になって掃除しづらいが、歯ブラシとパーツクリーナーで油汚れを根気よく落として行く。綺麗になったところでフロートチャンバーを開けてみる。底に少し汚れが溜まっていたが、前回よりはかなり少ない。ニードルやスクリュー類を外して洗浄の上、穴を全て通す。汚れが有る物は軽く磨いて置く。フロートは3番が一番汚れていたのでこれも洗浄。プラスチックなので力を掛けないように慎重に行う。フロートバルブはどれも段付き無く綺麗だったのでバルブシートと共に洗浄のみ行う。このキャブは負圧式キャブなので、チャンバートップカバーを開けるとダイヤフラムが現れる。これが一番注意が必要である。薄い膜なので乱暴に取り扱うと破れたり穴が空いたりする。こうなると交換しかないが、これが目の玉が飛び出る程高価な物である。ダイヤフラムに付いた金属の可動部分に汚れがあったので磨いて滑りを良くして置く。後はジェットニードルの汚れを落とす程度だ。最後にパーツクリーナーと圧縮エアーで再度洗浄を行い組み立てる。ダイヤフラムはカバーに挟まないように特に気を付ける。車体から取り外した4連キャブジェット類を取り外したフロートチャンバー側ダイヤフラムとカバー一番汚れが酷かった3番のフロートとジェット類
2016.06.29
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ゼファーのアクセルを捻ってみると、戻りが悪い。悪いと言うよりは全然戻らない。よくこんなバイクに乗っていたものだ。慣れればこんなものと思ってしまうのだろうか?もともと戻りは悪かったので、この際分解して取り付け直して見ることにした。ついでに、キャブの分解も行ってみる事にする。前回はフロートチャンバーのみ外してチャンバー内の汚れを落とし、キャブ内部はパーツクリーナーを吹いただけにしていたので、今回はジェット類も外してみよう。ゼファーのキャブを外すにはバッテリー、2つに分かれるエアークリーナーボックスの後ろ側を外して、前側を後退させれば簡単にを外す事ができる。この車体は、キャブのインシュレーターが柔らかく外すのに力がいらないのは有り難い。車体から外したキャブに取り付けてあるアクセルワイヤとチョークワイヤを外す。外したアクセルワイヤをよく見てみると、2本とも油分が完全に抜けてワイヤにサビが発生している始末である。ワイヤインジェクターでCRCでもブチ込もうかとも思ったが、少しでも長く持たせるために、エンジンオイルを注入する事にした。封筒の切れ端をジョウゴ状にして、マスキングテープでアウターに固定する。ジョウゴをバイスに引っ掛けて、ワイヤをぶら下げる。ワイヤの下に出て来るオイルを受ける容器を置いて、ジョウゴにオイルを適量入れて、数時間おけば注油完了である。戻らないアクセルワイヤのグリップ部分油分が抜けてサビが発生しているワイヤ封筒で作ったオイル注入装置
2016.06.27
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ゼファー400のエキパイはスチール製にメッキ仕上げである。一度外して錆取りをしていたのだが、露天でカバー掛け保管をしていた為に、サビが一層酷くなってメッキが殆ど役目をしなくなっている。このままサビ落としを行っても直ぐに元のもくあみになってしまうだろう事が予想される。今回は思い切ってブラックの耐熱塗料で塗装して見ることにする。その前にサビ落としだ。グラインダーが届かないであろう所はサンドブラストを掛けて置く、後は赤サビの部分を粗めのペーパーディスクで磨く。錆が大方落ちたところで、カップワイヤーに付け替えて全体を磨いて行く。メッキが残っている部分にも、足付けのために、カップワイヤーで磨いて置く。サビ落としと磨きが終わったところで、赤サビ部分に黒サビ転換剤を塗っておく。これで塗装準備が整った。サビの酷いエキパイの内側最も酷い連結御パイプ部分エキパイの表側サビ落としが終わったエキパイの表側サビ落としが終わったエキパイの内側黒サビ転換剤を塗ったエキパイの内側内側の連結パイプ部分
2016.06.16
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長男がKAWASAKI/ZX14R買ったと連絡があった。ゼファーをどかさないと置き場に困ると言う事で、ゼファーの行く先を検討していたら、次男が免許を取って乗ると言い出した。しかし、来年3月までは50ccでないと寮の許可が下りないので、1年間こちらで預かる事にした。またバイクが増えてしまうが仕方ない。長男が博多からゼファーに乗って帰ると言うが、この寒空で恐らく手入れもしていないであろうボロボロバイクは高速の5時間の耐久力が非常に心配であったので、博多見物も兼ねて助手と共に工作車を出動させ、1泊で回収作業を行う事にした。決行日は仕事の都合で、1月27日(日)午後2時と決まったのだが、この日は沖縄でも初雪を観測するほどの大寒波が襲来し、朝の高速道路情報では九州自動車道が通行止め。広島県の一部と山口県に雪用タイヤ規制が出ていた。チェーンはあるものの、高速が走れないとなると時間配分が全く分からない。最悪車中泊になる可能性もあるとみて、ここは潔く中止とした。この日、通行止めは山口、広島まで拡大したので行かなくて大正解だった。次なる日程は昼前に出発できそうな2月4日に決行する事にした。ラダー、タイダウンベルト、必要と思われる工具を工作車に積み込んで11時20分、回収プロジェクトが始まった。工作車のバッテリーは1月に12年ぶりとなる交換を行い、新品にしたばかりなのですこぶる調子は良い。17万キロ弱走ったエンジンも絶好調である。小谷SAで昼食の尾道ラーメンを食したのみで、そのまま博多まで一気に走りきった。到着時刻は4時25分であった。早速、ゼファーを積載しようと、車体カバーをはぐって、2箇所の盗難防止ロックを外しエンジンを掛けてみる。暫くセルを回して何とか掛かった。外観をざっと見渡してみると、ディスクローターや、フロントフォーク、メータカバー、チェーンなどにサビが出ている。あまり乗っていないようである。エンジンが暖まったところで、工作車に格納する。ハンドルをロックして前輪はオットマンから出したロープで固定。ハンドルとクラブバーの左右にタイダウンベルトを掛けて締め上げる。燃料コックはOFFだ。これで目的を果たしたので、取り敢えず工作車に軽油を満タンにする1L/88円だった。安くなったものだ。後は明るい内に住吉神社で初詣だ。参拝者は正面の鳥居から入れて貰えるのが有り難い。勿論無料だ。日が暮れて来たので、予約したホテルに向かう。博多駅近くの街中のホテルなので、駐車場がない。フロントの勧めで隣の有料駐車場を利用する事にしたのだが、この駐車場夜8時から翌朝9時まで300円となっている。驚きの低価格だ。チェックインしてネットで調べておいた博多駅近くの九州料理の店に出向く。九州は鶏料理が多いようだ。生ビールと千寿を2合ほど呑んだ所で仕事帰りの長男が合流。芋焼酎とモツ鍋で締めてお開きとなる。翌朝は、和食の朝食でご飯を2杯食べてしまった。このホテルネットで予約したのだが、2人で朝食付き8,800円。1人4,400円にしては良かった。博多は物価が安いのだろうか。全てが岡山より安いような気がした....。博多区役所で用事を済ませて売店で印鑑を買ったら、おばちゃんと岡山の話しになり、大箱キャラメルをお土産に貰うハメになった。区役所の駐車場は90分無料であった。さあ、今日はゼファーを積載して重くなった工作車で遅くなった初詣の続きだ。先ずは県庁横の十日恵比須神社だ。閑散としていたが、初恵比須には100万人の参拝者が訪れるらしい。本当だろうか...。次は筥崎宮だ。ここの鳥居は変わっている。梅が程良く咲いて、威風堂々とした神社である。帰着が遅くなるので、遅い初詣はこれくらいにして都市高速に乗る。これで妻の朱印帳にまた3社加わった。古賀SAで昼食となり、食べ損ねた博多ラーメンを食す。細麺だが思ったより量があるみたいで替え玉はしなかった。後は一気にと思っていたが、門司ICの1km手前で門司港レトロを見たくなって、急遽ICを降りてみた。駐車場に工作車を駐めて、歩いてみる凄い風で寒い。31階の展望室に逃げ込み対岸の下関を眺めるが韓国人ばかりなので、早々に退散。図書館や旧門司税関、旧大阪商船などを見て回る。煉瓦造りの明治の洋館がよく残されているがどれも屋根は新しく造ってあった。名物の焼きカレーには見向きもせずに、関門トンネルを初めて潜ってみた。このトンネル国道なのに150円の通行料がかかる。下関ICから宮島SAまで一走り。あとはのんびり帰ったので帰着は6時頃となってしまった。ゼファーを降ろして、ミッションは終了した。今年中にはこのくたびれたゼファーの修理も終えなくてはならない。帰って来たゼファー400フロントフォークにサビが....メ—ターケースにもサビが.....博多のど真ん中に鎮座する住吉神社商売繁昌の十日恵比須神社変わった鳥居の筥崎宮レトロ図書館と最新展望タワー
2016.02.07
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ゼファー400を博多まで輸送する事になったので、オイル交換の後、バッテリーの充電を済ませて最後の点検を行う。前後のブレーキパッドの状態、空気圧、チェーン。あら、チェーンが弛んでいる。チェーン自体は2年程前に新品に交換しているのでまだ大丈夫だろうと言う事で張りの調整だけ行う事にした。ゼファーのチェンアジャスターは通常のバイクとは異なり、GP生まれのチェーン調整機構であるエキセントリックカラー式である。こんな最新装備が20年以上前のバイクに採用されていたのは驚きであるが、どうやって調整するの分からない。ネットで調べてみると、この機構はカワサキならではのユーザーフレンドリーメカニズムでもあり、片側のカラーに六角レンチ突っ込んで回転させればもう片方も連動する。よって一般的な引きまたは押しタイプのチェーンアジャスターとは異なり、左右を交互に確認しなくとも自動的に正しくかつクイックなドライブチェーンの張りが調整できるようだ。なるほど、先ず両方のチェーンアジャスタークランプボルト(8ミリのキャップボルト)を緩めて、カラーの穴に12ミリの六角レンチを突っ込む。ゼファーにはセンタースタンドが無いので、この作業を行うには後輪を持ち上げるスタンドが必要なのだが、幸い12ミリの六角レンチは電動インパクト用を持っていたので、サイドスタンドを立てたままインパクトで調整目盛りを合わせて行く。ネットでは片側だけで良いと書いてあったが、念のために両方で調整目盛りを合わせた。やってみると確かに簡単に調整できる。作業の早さがものを言うレースなどでは重宝する機構だろう。他のバイクも見習ってエキセントリックカラー式にして貰いたいものである。さて、整備も終わったので、いよいよ工作車にバイクを積み込み、空いたスペースに他の荷物乗せるのだが、段々と持って行く物が増えてとうとう満載となってしまった。走ってみるとブレーキの効きも甘くなっているようである。用心せねば....。仕事があったので、出発は午後1時30分頃となった。雨はまだ落ちていない。福山を過ぎた辺りから雨が降り出した。広島、岩国、徳山、山口、宇部、下関、門司、小倉、古賀と進んで行く内にも雨は降り続く。九州道の福岡ICから都市高速に乗って博多駅方面へ、午後6時30分熱いスープを飲みながら休憩。ゼファーと荷物を降ろし、替え玉1回の豚骨ラーメンにありつく。軽油を満タンにして、カーナビをセットしたら、一般道で福岡ICまで案内された。時間のロスだったが仕方がない。再び雨の中を帰路につく。美祢辺りのタイトな中国道を抜け、岩国辺りで運転交替。気が付いたら帰っていた。時計を見ると午前1時15分。無事で何よりであった。エキセントリックカラー式のチェーン調整機構工作車に積み込む前のゼファー400
2014.05.22
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KAWASAKIからフリクションプレートとクラッチカバーガスケットのみ取り寄せた。何とフリクションプレートは7枚も必要であった。オイル交換も兼ねてオイルとオイルフィルターも揃えた。準備が整ったので、作業にかかるべく四輪用ジャッキで車体を水平に保とうとフレームに掛け、ふとサイドスタンドの裏を見てみたらスイッチらしき物が付いているのが見えた。よく見ると電気ケーブルも繋がっている。このバイクにはサイドスタンドスイッチが付いていたのだ。この年式には付いて無いという先入観とスイッチが見えにくかったのが災いしていたのだ。再度良く考えてみた。クラッチが張りつくと言っても、つい先日までは毎日のように乗っていて何の違和感もなかったクラッチが突然張りつくものだろうか。しかも突然動いたり、また動かなかったりするものだろうか。張りついたクラッチが一度離れると数時間でまた張りつくような事は考えにくい。しかも一度動き出したら実にスムーズでクラッチの異常は全く感じられない。藤さんの言うようにどうもクラッチではなさそうであるが、エンジン回転を上げようが下げようが同じようにストップするので、火花のようではない。と言う事は一番怪しいのはサイドスタンドスイッチだ。早速バイクを反対側に傾け2本のキャップボルトを外しスイッチをバラしに掛かる。スイッチの内部にアクセスするにはゴム状のコーキングの下にある4本のプラスネジを外し、鉄板のプレートの蓋を開ける必要がある。内部は綺麗であったが、少量のオイルのような物が入っておりスイッチの端子が黒く汚れていた。ウエスで端子の汚れを取り磨いてプレートの蓋の上からコーキング用パテで埋めて元に戻す。スイッチの戻りも軽くなった。エンジンを掛けて試してみると、ビンゴである。スイッチが押し込まれた状態、つまりサイドスタンドが出ている状態では1速に入れクラッチを繋ぐとエンジンが止まる。スイッチが伸びた状態、サイドスタンドを格納している状態では1速に入れクラッチを繋ぐとエンジンは止まらず通常に発進できる。原因はスイッチの接触不良だったようだ。現在所有しているバイクにはサイドスタンドスイッチが付いているものは1台も無い。こんな装置はトラブルのもとだ。取っ払ってしまおうとカプラーを外したら、また動かなくなった。カプラーを外すとサイドスタンドを出した状態になるのね。今度壊れたらケーブル切断して直結にしてしまおう。それにしても、折角取り寄せたフリクションプレートとクラッチカバーガスケットが必要無くなった。もう返品は効かないだろうし、クラッチが滑るよりバイクが壊れる方が早いような気がする。その時にはヤフオクで売るかな。まあ、クラッチをバラさなくて済んだので授業料と思えば気も楽になる。サイドスタンドスイッチ/ゴム状のコーキングの下に4本のビスがあるFスプロケットカバーを開けた所にカプラーがある
2014.02.16
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車検準備(クラッチレバー交換)凍結路面で転倒の被害はクラッチレバーの先が折損した他にもあった。ジェネレーターカバー下方に擦り傷とタンクに3センチ×4セイン位の軽い凹み。(どこが当たったのだろう。謎である。)クラッチレバー以外は直すのが大変なので今回は触らない。このレバーは写真で見るとアジャスターダイアルがレバーに付いているように見えるが、実はそうではなくてアジャスターダイアルホルダーにクラッチワイヤーが繋がっており、このホルダーにピンでレバーがセットされるようになっているのである。従って、レバーのみ単体で交換する事が可能である。写真で見たのでは構造がよく分からなかったが、バラしてみると理解できた。ホルダーやレバーの煽動部の油分が無くなっていたのでグリスを塗ってKAWASAKIから購入した純正のシルバーレバーを装着。アジャスターダイアルで丁度良い切れ位置に調整して完成である。装着した新品レバーと先が折れたレバー車検準備(マフラー交換)このゼファーは前オーナーからオマケで貰ったスーパートラップマフラーに換装している。前オーナーによるとこのマフラーでは車検に通らないだろうと言うことであったが、一度そのまま付けて行って本当にダメなのか試してみたいのである。そのためには、バイクを純正マフラーと共に車に積むか、バイクの後ろに純正マフラーをくくり付けて車検場に乗り付けるか2つに1つである。どちらもめんどくさいので、マフラーを純正に戻す事にした。スーパートラップを外してみると、昨年排気漏れを修理したアルミテープが少し変色していたが、損傷もなく綺麗に残っていた。テープが巻かれていると純正は付かないので、テープを剥がす。このアルミテープ意外に使える事が分かったのが収穫であった。エンジンを掛けてみると排気音がショボい。スーパートラップの方が断然よい音がする。タイヤの空気圧を調整して、試乗に出掛ける。主にフロントブレーキの効き具合を見るために、フロントのみのブレーキングを低速から徐々に高速で行ってみるが、大丈夫である。制動に問題はないようである。後は、ヘッドライトの光軸調整をして灯火類などの点検を行えば12日の車検を待つばかりである。装着した純正マフラーとスーパートラップ車検準備(クラッチの異常)日が暮れて来たので、明日の車検に備えて最後にヘッドライトの調整を行おうと、ゼファーのエンジンを掛け、動かそうとギアを1速に入れクラッチを繋ぐとエンジンが停止する。あれ~。エンジンを吹かしながら何度やってもダメである。昨日のテスト走行では調子が良く、何の問題もなかったのに.....。この時代はサイドスタンドスイッチは無いのだが、サイドスタンドを上げてもダメである。どうもクラッチ板(フリクションプレート)が貼りつている可能性大である。しかし、昨日の今日でこんな事になるのであろうか。仕方がないのでPCで取り敢えず明日の車検のキャンセル操作を行う。翌日の午後から、エンジンを掛けてタップリと暖機運転を行い、クラッチを十分温めて繋いでみたがダメである。ギアの入れ抜きを繰り返し、エンジンを吹かしながらショックを与えると突然繋がった。近所を一周してみるがクラッチ滑りも感じられず、何の問題もないが、暫く置いて動かそうとすると、またダメである。たまらずKAWASAKIにクラッチ部品の発注を行った。問題のクラッチ部分
2014.02.15
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ゼファーの車検が近づいてきたので、7日に京都から持って帰って来た。4日もあれば何とかなるだろうと、車検の予約を12日に入れたのだが、例の大雪でフィットのドッグ入りの件をHONDAと保険屋に折衝、フレンディーの修理、カーポートの見積で工務店との折衝などで時間をとられて少し焦り気味。先ずは一番厄介なフロントブレーキから取り掛かる。ブレーキレバーの遊びが大き過ぎるので、昨年OHをしたのだが改善出来ず、バイクセブンに持ち込むも更に悪化して帰って来た。色々考えるにキャリパーとマスターのシール類は交換していなかったので、その劣化の可能性が大きいとの判断により、シール、マスターピストン、スプリング、スナップリング等をKAWASAKIから取り寄せてある。ブレーキオイルを抜いて、マスターから分解にかかる。ピストンのダストブーツを精密ドライバーで外すと奥まった所にスナップリングが嵌っているのが見える。スナップリングプライヤーの先をリングの穴に引っ掛けるのだが、狭くて奥長のために上手く掴めない。格闘の末、執念で何とか外した。後はピストン、スプリングの順番で出てくる。マスターの中は綺麗なものだ。新しいピストンにゴムシールを嵌めるのだが、これがまた想像できないような突起を潜らせての装着となる。マスターにスプリング、スプリングパッド、ピストンを順番にセットしてスナップリングを嵌め込む。入れる時は最初にスナップリングドライバーにリングをセットできるので楽である。ダストブーツを装着すれば完成である。次は左右のキャリパーの分解であるが、昨年一度バラしているので、不安はない。ゼファーのフロントはダブルの2ポットでピストンの大きさが異なる。何時ものようにブレーキホースのネジ穴にボルトを突っ込み、ブリーダバルブから圧縮エアーを送る。2つの内どちらかのピストンが抜けたら、軽く元に戻して抜け留めに板などを挟んで再びエアーを送ると、もう片方のピストンが抜ける。ピストンが抜ける時にはかなりの力で抜けるのでウエスなどを当てて衝撃防止策をとった方が良い。左の大きい方のピストンを抜くのに手間取ったが、全て抜けた。ピストンに汚れがあったので、ピカールで磨いて良く拭き取る。新品のピストンシールとダストシールにブレーキオイルを薄く塗ってキャリパーに組み付け、ピストンを押し込む。後はバッドをセットすれば完成である。ブレーキオイルをマスターのタンクに入れて、レバーを握ってマスターの中のエアーを追い出す。次ぎにキャリパーのブリーダーバルブにビニールチューブを差し込み注射器で吸い出す。(この方法が一番良いような気がする。)エアーが抜けて来るとレバーに抵抗が出て来る。OH前よりは遊びが少なくなったが、まだ大きいように感じるので、各部を点検していると、なんと。マスター側のブレーキホースのジョイント部から、かすかにオイルが漏れているのに気が付いた。外して見ると、アルミのジョイントナットが腐食してそこからオイルが漏れている。社外品の高級メッシュホースだったのでまさかと思ったのだが、原因はこれだ。左右でホースの長さが異なるので外したブレーキホース2本を天満屋の紙袋に入れてバイクセブンに持参し、アクティブのメッシュホース購入した。晩酌の時間が来たので今日の所は終わり。翌日、時間が空いたのでブレーキホースの取り付けにかかる。古いホースからバンジョーアダプターを外して新しいホースにねじ込むのだがキャリパー側のバンジョーアダプターがねじ込めない。外したアダプターを良く見てみるとピッチが違うのである。(ガッカリ。)寒風吹く中、E4に乗って再びバイクセブンに30°のバンジョーアダプターの買い出しに走る。帰って来ると手が凍えてしまった。やっとの思いでブレーキホースをセットしてブレーキオイルを注ぎエアー抜きを行うと、レバーの抵抗が出てくる。今度は完璧だと信じていたのだが、思ったようなレバーの僅かな握りで制動が始まるような感覚にはならず、やはりある程度の遊びは残ってしまった。このバイクはこんなものなのだろうか。マスターに新品のピストンをセットするピストンを抜いたキャリパー腐食で壊れたブレーキホースのソケットピッチを合わせて追加購入したバンジョーアダプター
2014.02.14
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腹の調子が大分良くなってきたので、今年初めての岡山への所用のついでにKAWASAKIプラザ岡山に寄ってゼファーのクラッチレバーとフロントブレーキキャリパーとマスターのインナーキットの見積をお願いしてみる。店頭のパソコンでパーツリストを引っ張り出すと価格がわかる。車体番号か製造年が分かればネットでパーツリストが表示されるサービスはYAMAHAと同じであるが、KAWASAKIはMacのブラウザSafariでも閲覧できるのが嬉しい。価格までは店頭でしか表示されないのはYAMAHAと同じである。パーツリストを見るとクラッチレバーと調整ダイアルは別物でダイアルはレバーの上から被せるようになっておりパーツ番号が異なる。と言う事はレバーは単体で交換できるという事である。レバー1本1,281円であった。送料もかからないので、ネットで買うより安いので、ブレーキのインナーと共に発注を掛けたのだが、部品代は先払いであった。一番高かったのはマスターのピストンで2.625円で合計すると結構なお値段。まあ純正部品が入るということで良しとする。ゼファーのパーツリスト
2014.01.17
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昨日の朝一番に長男から私宛てに電話が掛かった。何時もそうだが私宛の電話はろくな事ではない。今度は何をやらかしたのかと思いつつ電話に出ると、朝一番で路面凍結によりゼファーで転倒。クラッチレバーの先っぽが折れて飛んでいった模様。更に左足にバイクが倒れて打撲を負ったようである。病院へ行くほどの怪我でも無いようなので様子見なのだが、ゼファーは2月に車検を控えているのでレバー交換は必須となる。確か、ゼファーのクラッチレバーにはアジャスト用のダイアルが付いていたようであるが、このダイアルはレバーに付いているのだろうか。それともホルダーに付いているのだろうか。良く分からないので、現物の構造をよく見て写真を撮って送ってこいと言ってあるが、どうなる事だろう。それにしても、京都の冬をナメてはならないのだ。オンロードのつるつるタイヤはたとえ新品であっても氷の上ではグリップはしないに等しい事が身をもって体験できた事だろう。また、東儀秀樹は2年ほど前にカタナ1100の古いカチカチタイヤのままで東京の街を走行中、交差点で転倒して大怪我をしたとブログに書いてあった。古いタイヤも命取りになる。
2014.01.11
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朝6時前に何の予告もなく突然長男がゼファーで帰ってきた。バイトを終えて京都から下道を夜中じゅう走ったようである。元気なものだ。帰る前に立ち転けをしてマフラーとエキパイの連結部分が外れたので、直したが、帰宅寸前にまた外れたとの事。エンジンが冷えてから分解してみたら、スーパートラップ側のアルミ製ジョイントガスケットが見事に潰れている。よく見ずに無理矢理突っ込んだのだろう。ガスケットを外して再生しようとしたが、酷く潰れてどうにもならない。こんな物は直ぐに入手できそうもないので、エキパイ側にTLMで使ったアルミテープをマフラーの∅ぎりぎりまで巻いて補修した。このテープは僅かに弾力があるので、連結ボルトで締め付けるとうまく行きそうな感じである。エンジンを掛けて、連結部分に手をかざし排気漏れを確認してみると、ほんの僅かに排気が漏れているようであるが、当面は大丈夫であろう。それにしてもスーパートラップ用のジョイントガスケットなんか売っているのだろうか。それが心配である。ジョイントガスケットが潰れたマフラーアルミテープを巻いて締め付けた連結部分装着が完了したスーパートラップ
2013.08.15
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ゼファー400のフロントブレーキを握ってみると遊びが大きい。調整ダイアルを回して調整するがダメである。何処かでエアーを咬んでいるのだろうか。取り敢えずエアー抜きをすることにした。ブリーダーバルブにビニールホースを取り付け、ホースの端は空のペットボトルに突っ込む。ブレーキレバーをニギニギして10ミリのスパナでブリーダーバルブを少し緩めると、ブレーキオイルが出てくる。劣化色も無く綺麗だ。ゼファーのフロントブレーキはダブルディスクになっているので、両方行うが、いくらやっても気泡が出てこない。注射器の先にビニールホースを繋ぎ、ブリーダーバルブからの逆流を試しても変化無し。何処にエアーが咬んでいるのか分からない。ブレーキホースは社外品のメッシュタイプに替えてあり、大きな曲がりもない。キャリパーに不具合でもあるのだろうかと思い、とうとうキャリパーを分解することにしたが、2つもありしかも2ポットなのでめんどくさい。マスターからオイルを抜き、キャリパーを外し、バンジョーボルトを抜いて代わりに普通のボルトをねじ込む。ブリーダーバルブを外してエアーガンの先を突っ込みエアーを送る。作動中のキャリパーなので、ピストンは抜ける筈だ。ほどなくポンという大きな音をたてて片方のピストンが抜けた。抜けたピストンをキャリパーにもう一度軽く嵌めて、タイヤレバーをあてて飛び出ないように抑えておき、もう片方のピストンを外す。ピストンの汚れをコンパウンドで落とし、綺麗に磨く。キャリパーの中も掃除して組み付けるのだが、ここまでやったならピストンシールとダストシールを新品に交換するのが鉄則であろうが、注文していないので、そのまま再使用した。両側のキャリパーの分解清掃を終え、組み付ける。ブレーキオイルを入れてエアー抜きを行うと、気泡が出てきてタッチの抵抗力が増してくる。気泡が出なくなっても延々と左右のエアー抜きを繰り返しても修理前より少し良くなった程度で以前として遊びが多い。このバイクはこんなものなのだろうか。これ以上は私の技術の限界である。乗ってみたが、ブレーキはちゃんと効くので良しとするが、一度プロに見て貰った方が良いだろう。遊びが大きいブレーキレバーキャリパーから抜いたピストン
2013.07.03
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