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2011年10月01日
テーマ： お勧めの本(7415)
カテゴリ： この本がお勧め！
途切れ途切れではありますが、自分はずっとドイツ語の勉強をしてきました。
実は今もお休み中。今は情報処理試験の勉強をしているから。
もう歳なんで残念ながら2教科並行は無理っす。
「なんでドイツ語を勉強しているの？」と、かつて通っていたドイツ語教室の先生から聞かれたときには、えー、理由なんて特にねーよ、とは思いながらも
「ドイツ文化、あるいは中欧の文化に興味があるからです」みたいに答えにもならないことを答えておりました。
子供ながらに魔笛の『 夜の女王のアリア 』を聴いたときの衝撃とか、アニメの ハイジ に出て来たスイスから南ドイツ辺りの風景とか、いろいろきっかけはあったんだろうけど、本当に子供の頃、中欧的な世界に強く惹かれるきっかけになったのがこの本↓であること、それは間違いありません。
領主様、森番、きのこ狩りの子供たち、賢い狐、
肉屋のシペイリクさん、、、
いや、そんなの、ロシアにも南仏にもあるでしょ、と言われりゃそうかも知れないけど、どちらかと言うと、ミッテル・オイローパー的な感じがするじゃないっすか、、、
そんなこんなで、つまり「この本に出てくる世界がすごく気に入った」というのがそもそもの始まりで、ボヘミアだったりチェコだったりオーストリアだったりドイツだったりするきわめて曖昧でいーかげんな、いわゆる中央ヨーロッパ的なイメージに惹かれ、ドイツ語をやり始めたわけです。
きっかけとなったとなったこの本は、出会った小学校時代から思い出しては読み返しておりました。
しかも作者の ヨゼフ・ラダ とは嬉しい再会もあった。
高校時代、本屋さんで岩波文庫から出ている ハシェク の 「兵士シュベイクの冒険」 をたまたま手に取ったら見覚えのある挿絵。
「あっ、この挿絵は『きつねものがたり』の人の絵だ！」
その棚にあった 「兵士シュベイクの冒険」 全4冊、即買いですわ。
さらにこの 「きつねものがたり」 イワン・クロウスキー さんが書いた「ヨゼフ・ラダのこと」というあとがきも実はひそかに気に入っているところです。
わかりやすいきれいな文章で書かれているんだけど、これは イワン・クロウスキー さんがご自分で日本語で書かれたもの。
ネットなんぞない時代、ガチンコの冷戦時代、東側に住んでいながらこれだけの日本語を習得できる人がいるんだ、ということに感動。
ならば、自分の生活にまったくドイツ語なんて関係ないけど、自分だってもっと語学スキルを上げることは出来る筈、と励まされます。
それはこの ヨゼフ・ラダ 「きつねものがたり」 です。
にほんブログ村
実は今もお休み中。今は情報処理試験の勉強をしているから。
もう歳なんで残念ながら2教科並行は無理っす。
「なんでドイツ語を勉強しているの？」と、かつて通っていたドイツ語教室の先生から聞かれたときには、えー、理由なんて特にねーよ、とは思いながらも
「ドイツ文化、あるいは中欧の文化に興味があるからです」みたいに答えにもならないことを答えておりました。
子供ながらに魔笛の『 夜の女王のアリア 』を聴いたときの衝撃とか、アニメの ハイジ に出て来たスイスから南ドイツ辺りの風景とか、いろいろきっかけはあったんだろうけど、本当に子供の頃、中欧的な世界に強く惹かれるきっかけになったのがこの本↓であること、それは間違いありません。
きつねものがたり
著者：ジョセフ・ラダ
価格：1,575円（税込、送料込）
楽天ブックスで詳細を見る
領主様、森番、きのこ狩りの子供たち、賢い狐、
肉屋のシペイリクさん、、、
いや、そんなの、ロシアにも南仏にもあるでしょ、と言われりゃそうかも知れないけど、どちらかと言うと、ミッテル・オイローパー的な感じがするじゃないっすか、、、
そんなこんなで、つまり「この本に出てくる世界がすごく気に入った」というのがそもそもの始まりで、ボヘミアだったりチェコだったりオーストリアだったりドイツだったりするきわめて曖昧でいーかげんな、いわゆる中央ヨーロッパ的なイメージに惹かれ、ドイツ語をやり始めたわけです。
きっかけとなったとなったこの本は、出会った小学校時代から思い出しては読み返しておりました。
しかも作者の ヨゼフ・ラダ とは嬉しい再会もあった。
高校時代、本屋さんで岩波文庫から出ている ハシェク の 「兵士シュベイクの冒険」 をたまたま手に取ったら見覚えのある挿絵。
「あっ、この挿絵は『きつねものがたり』の人の絵だ！」
その棚にあった 「兵士シュベイクの冒険」 全4冊、即買いですわ。
さらにこの 「きつねものがたり」 イワン・クロウスキー さんが書いた「ヨゼフ・ラダのこと」というあとがきも実はひそかに気に入っているところです。
わかりやすいきれいな文章で書かれているんだけど、これは イワン・クロウスキー さんがご自分で日本語で書かれたもの。
ネットなんぞない時代、ガチンコの冷戦時代、東側に住んでいながらこれだけの日本語を習得できる人がいるんだ、ということに感動。
ならば、自分の生活にまったくドイツ語なんて関係ないけど、自分だってもっと語学スキルを上げることは出来る筈、と励まされます。
それはこの ヨゼフ・ラダ 「きつねものがたり」 です。
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Re:ヨゼフ・ラダの「きつねものがたり」(10/01)
ちさの父さん さん
偶然にも先程、昭和４５年生の妹が小学生の頃に読んでいた「きつねものがたり」を現在7歳の読書ずきの娘に薦めてたところでした！
娘が違う本を読んでいた最中で「あとでね」と言われて、手持無沙汰となった私があとがきなどを読んでイワン・クロウスキー氏の日本語に感嘆していたところです。
インターネット上ではあまりイワン・クロウスキー氏の情報は載ってないみたいですね。どんな方かもっと知りたいです。 (2022年02月23日 15時28分37秒)
娘が違う本を読んでいた最中で「あとでね」と言われて、手持無沙汰となった私があとがきなどを読んでイワン・クロウスキー氏の日本語に感嘆していたところです。
インターネット上ではあまりイワン・クロウスキー氏の情報は載ってないみたいですね。どんな方かもっと知りたいです。 (2022年02月23日 15時28分37秒)
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