思ったこと いろいろ



こんなに苦しくならずに禁煙出来るとしたら、

「いつでも禁煙出来ることが判ったから、また吸っちゃおう」

と思っていたかもしれない。

逆に

「こんな苦しいことはもうしたくない」と強く思ったので、

また吸い始めることはないと思う。(たぶん)

深酒しても大丈夫になったし、

「吸いたい」という気持ちが消えたわけでは無いけど、

欲求はとても軽くなった。



○約18年間の習慣というのは恐ろしいもので、

禁煙しているという意識があるのに

「あれ?タバコ、どこに置いたっけ?」

「タバコ吸えなくてイライラするから、とりあえずタバコでも吸って落ち着くか」

なんてことをすぐ考えてしまうんである。

朝起きる、本を読む、パソコンに向かう、クルマを運転する、

お茶を飲む、フロから出る、酒を飲む、

何気ない生活の1コマ1コマ全てに

タバコを吸う行為が絡んでいることに気付いた。



○禁煙前はどこに出かけるんでも、

カギ・財布・携帯・タバコ・ライターは常にポケットに入れていた。

そのうち2つのアイテムが無くなることで、楽になる反面、

調子が狂ってしまって、買い物に行くのに財布を忘れてしまったり、

携帯を持たずに会社に行ったりしてしまった。



○やはり、禁煙を破りそうになったのは「酒」がらみ。

「酒」が一番危ない。毎日飲んでましたけど・・。

あと危ないと思ったのは「手持ち無沙汰な状況」である。

例えば、

人を待っているんだけど時間をつぶす手段が無いとか、

電車待ちが10分もあるとか、

そういう状況には実際ならなかったけど、

そんな時が危ないと思った。



○何かを賭けて禁煙するのは有効だと思う。

わしの場合、あまり自信が無かったので、

禁煙出来なかった場合を想定して禁煙宣言も賭けもしなかったが、

「1ヶ月間で、吸ったら1万円払う、吸わなかったら1万円もらう」

みたいなことをしてれば良かったなぁ。



○吸い始めてしまったときの言い訳用の伏線

をちょっと張っておくけど、

多くの人間にとってタバコ・酒・コーヒーなどを

体に入れたいと思うのは本能だと思う。

あまり体には良くないと判っているけどやってしまう。

「わかっちゃいるけどやめられない」

「ダメって言われるとやりたくなる」

ってなあ、やっぱ誰もが持ってる本能すよ。

快楽を追求するってなぁ、体に悪いことなんすよ。

(まだ破ったわけではないのに開き直り口調)



○禁煙して良かったことは、正直あまり無い。

お肌の調子が良くなったわけじゃないし、

朝の寝起きもあまり変わらない。

・小金が増えた。

・気道が太くなったような気がする。

・クルマや部屋がタバコ臭くなくなった。

くらいだろうか。

家族にとっては良いことだけど、

本人にとっての良いことは少ないのかも。

激しい運動をした時に実感するのかもしれませんな。



○禁煙して一番困ったことは、

メシ・酒がうまくなってしまったこと。

禁煙のイライラも手伝って、

ものすごい量のメシを食ってしまうんである。

特にご飯(ライスね)が甘くておいしくて、

朝から3杯飯を食ってしまったりする。

お酒(日本酒ね)も今まで以上にうまくて、

朝から3合を(ウソ)。



○2003年のわしの目標は「禁煙とダイエット」

で、

「両方いっぺんには出来ないから、まず禁煙(1ヶ月)を片付けてからダイエットだな」

などと思っていたが、

会社の制服がキツくて苦しいほど太ってしまったので、

急遽3週間目から食事制限を少しだけ始めた。

ダイエットの方はうまくいくんだろうか・・・。









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