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2004年06月27日
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カテゴリ: カテゴリ未分類
世の中には不思議な世界というのがあるものです。
社会的地位があったりする人間が、専門化の知識を動員した挙句に、
相手を否定し罵倒し合うという世界。
そしてその中には、社会の最下層の、知識もない暇人も混ざっている。
それが「ネット議論」という世界です。

私は、歴史・政治・社会系の討論サイトに出入りしておりました。
主に参加していたのは通称「日本茶」および「歴真」というサイトでした。前者は今もあります。
http://www.nc4.gr.jp/
この辺の話題については、後日、詳しく書きたいと思うのですが、簡単にさわりだけ。


「反論を受ける=人格の否定」と勘違いをして受け取る人間が多いのです。
普通に考えれば、事実関係や論理などは、訂正や修正など起こって当然であり、
大きい場合などは、転向という事態も考えられる以上、
討論において認識が変わることは、簡単に起こるはず、なんですよ。
しかし、
ROMという観客がいるからか、実生活に支障を及ぼすほど本気で怒り、
自己の人格が否定されたと、ネット上とはいえ、縁を切る。

一つの事に意見が合わないだけで、口も利かなくなるという異常な事態が、
実は大して高くもないかわりに、決して低くはない知性の大人によって行われる。

「議論」を「試合」として認識できない人間が、討論サイトに参加していいのか?
というネットリテラシー?の問題は、小学生がネットに参加してよいのか?


ともあれ、私が参加していた時代の歴史・政治・社会系の討論サイトでは、
「左派」と「右派」が、相手のことを阿呆だの莫迦だのと罵るという生産的な娯楽が
果てしなく行われておりました。
「左派」というのは曖昧な概念で、進歩派、人権派、戦前暗黒史観、非武装平和主義、
護憲、戦後民主主義、そういったものの総称です。

国益主義、そして、自由主義史観の人達です。
勿論それぞれ一枚岩であるはずはないのですが、便宜上二つに分けます。

「左派」というのは、現在の社民党や共産党のように、かなりの絶滅危惧種です。
まぁ、民主党に一部生き残っているので、決して少なくはありませんが、
討論サイトでは、圧倒的に少数派であり、弱者でした。
かといって、「右派」が強者かというと、伝説の男・アドルフなんばなど少数を除けば、
実はそれほどの強者ではないけれども、「左派」よりは若干強者であり、
なんといっても多数派でした。見かけ上は「右派」の圧勝だったわけです。

しかし、現実はどうなのか?
現実と言っても、政治権力ではありません。思想討論上の勝敗、です。
実は私は、「右派」には大きな落とし穴があると、ずっと思っていました。
そして、事実、何度も揺さぶりをかけたこともあります。
<続く>





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最終更新日  2004年07月05日 18時24分50秒
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