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2020年05月03日
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カテゴリ: 本の紹介
第1章 リバタリアニズムとは何か
第2章 リバタリアンな権利
第3章 権利の救済と裁判
第4章 政府と社会と経済
第5章 家族と親子
第6章 財政政策、あるいはその不存在
第7章 自主的秩序と計画
第8章 批判と疑問

11年前に読んだんだけど、ふともう一度手にとって読んでみた。
https://plaza.rakuten.co.jp/takupin/diary/200908260000/



以下、本を読んでの私見。

しばしば、国や組織は強制力をもって個人の自由と尊厳を侵害してきた。
個人の自由を尊重し、強制を認めないという考え方には賛同できる。
他人や、場合によっては動物にも、理由のない苦痛を与えることが不当であるということも賛同できる。
リバタリアニズムは、自立した個人どうしがお互いの合意のもとに取引が行われるのであれば、それは当事者の自由であって、国や組織などの第三者が外部から干渉するべきではないという考え方を支持する。
仮に、取引を行う当事者間に大きな力の差があって、不当な取引を強制される場合には、行政や警察が介入する必要があるが、それも最小限にとどめるべきなのだろう。例えば、雇用主と従業員との間の契約などがあげられる。
政府の機能・権限を国防、警察など最小限とし、法に実効性をもたせる以外は、民間に委ねたほうが低コストで迅速にサービスを提供できる。それにより、政治権力への執着、官民の癒着が防がれる。なぜなら、政府にはそれほどお金と権力がないから。
国や組織は個人の幸福のための道具であって、個人が国や組織のために犠牲を強いられることがあってはならない。最大多数の最大幸福という功利主義は、政治の原則とされるが、多数派の利益が優先され、少数派が不利益を被る場合がある。その点で、功利主義はリバタリアニズムと対立する。
リバタリアニズムは一時のブームとなる考え方ではなく、人類にとって普遍的な自由と尊厳を出発点とする考え方であると思う。




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最終更新日  2020年05月04日 11時20分41秒
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