先生の指示に従えないわが息子。
私には、
一番上の女子と一番したの男子の違いは十歳半。男の子と女の子では、まるで違う。同じ人間とは、思えない。
一番上は、生まれてからすぐに臍ヘルニアになり、野球ボールくらいの大きさのヘルニアが臍に出てきて、とても心配した。幸い、いろいろ治療している間に一年くらいかかって小さくなった。かわいくて、毎日のようにビデオを撮り、ソニーのビデオプリンター(今は、もう売っていない。一台14万くらいした。)で写真にして、親が楽しんでいた。デジタルカメラは、まだメジャーではなかった。もう一台、フロッピーの小さいのに映像を入れる、デジタルカメラみたいなのも買った。これは、フロッピーに画像を入れるのだが、デジタル記憶ではなく、アナログ記憶の代物だった。これも、10万くらいした。それから、カシオの有名なQV-10Aを買って写して遊んでいた。パソコンは、まだまだ高価でノートパソコンなど12.1インチの画面で50万円くらいしていた。15年くらい前は、まだワープロ中心の日本だった。ワープロも、最初のうちは、なんと2行くらいしか表示できなく、打たれる文字もがたがたしていた。フォントの24ドットなどという言葉が懐かしい。
このころは、パソコンは、NECのパソコン、PC-9801シリーズなどが学校に一台ないしは、2台くらいしかなかった。ワープロ専用機のほうが、文章を打ちやすかった。
二人目の女子は、長女が一歳半の時に生まれた。この次女で記憶にあるのは、足が痛い口が痛いと言っていたのに、すぐ近くの競馬場の公園まで連れて行って、次の日にぐったりして、急いで医者に連れて行ったことである。なんと手足口病であったのに、無理をさせてしまったのである。一週間ほど入院させてしまった。小さいうちは、言葉も多くないので、いつもとちょっと様子が違うと親が思ったなら、無理をさせたらいけない。そういう、実に当たり前のことに気づかせてくれた。もう半日、医者につれていくのがおそかったら、あぶなかったらしい。一番目と二番目は、顔がそんなに似ていない。書く文字もまるでちがう。まあ、今日は、これくらいにしておく。また、いつの日か、この二人については書くことにする。
さあて、問題は一番したの男の子である。上の娘たちからかなり離れて生まれたものだから、私がかなりあまやかした。自分のしたいことはする。したくないことは、全くしない。
小学校から連絡が毎日のように入ってくる。「今日は、朝から調子が悪く、プリントも何もしませんでした。」「授業中、たち歩きがひどかったです。」・・・・・・。
今日は、特別、強くいいきかせたが、はたして、学校でまじめに座っていることができるかどうか。そのときに必要なことは、二つ。先生のほめ言葉と、親のほめ言葉。ちゃんとできたという連絡があったら、力いっぱいほめてやりたい。
←
何人くらいに読んでもらえたかが分かるのです。
一回押していただけると幸いです。