PR
キーワードサーチ
フリーページ
カレンダー
コメント新着
tankuroです。
なかなか長いシリーズになりそうですね。
たまには息抜きして下さいね。

◆ ◆ 今日は新郎K君と婚約者Yさんとのカップルで
進めたいと思います。
場面は招待状作成にブライダルサロンにやってきました。
担当は中堅のTさんです。◆◆
◆ ◆ 「では、さっそく始めましょう。まず、リストを
お 願いいたします。宛名書きは依頼されますか?」
Tさんは招待状印刷の発注書を出しながら言いました。
「はい、お願いします」
K君もYさんも顔を見合わせてうなずきました。
二人とも字には自信がありません。◆◆
◆ ◆ 招待状の宛名書きありなしでは、チェック方法が
異なるのです。
当然ある場合は細かいチェックが必要ですが、なければ
必要枚数の確認だけで済みます。◆◆
◆ ◆ 「では、ご新郎から始めましょう。一枚目は、、、。
ご本人・お父様・お母様は宛名書不要にチェックが
あります
次にお兄さんご家族ですね。
奥様が恵子さんにお子様が舞ちゃんに優ちゃんと、、、。
連名の囲い“ [ ”がありますね。
おや、住所が書いてありますね。
住所不要にチェックがないですから宛名書きありですね。
ハイ、OKです」と言う具合で続きました。◆◆
◆ ◆ 「え~と、この方はお勤め先の方ですか?」
「ハイ、社長です」、、、。
「え~と。住所もあって“肩書要”ですね?郵送ですか?」
「いいえ、手持ちします!」
「では、住所不要にチェックをしましょうね。
これでよしと。」◆◆
◆ ◆ 「次にこの方も会社の方ですね?上司ですか?」
「ええ、ここからは上司もいますが同僚もいます。」
「そうですか?では、お手渡しですね?」
K君は急に困った顔を見せました。
「相談なんですが、同じ課でも招待する人としない人が
います。それでも、手持ちした方がいいですか?」
「ふ~む、では郵送が無難ですね。」
「いいですか?」一瞬Kくんの顔から笑顔がのぞき
ました。◆◆
◆ ◆ 「今までの所で古い漢字使いはありませんか?」
Tさんは尋ねました。
K君もYさんも顔を見合わせました。
「多分大丈夫で・・す」
漢字には旧かな使いの物を苗字で使っている方が
多数おられます。
普段は新かな使いで正式な時に旧を使われます。
注意が必要です。
そうこうしながら二人のリストチェックが無事に
済みました。
同時に封筒と本状と返信はがきの必要枚数が割り
出されました。◆◆
◆ ◆ 「まずこの申込書にご記入下さい。お名前・間柄・
親ご様のお名前です。」新郎記入欄と新婦記入欄と
それぞれあります。
名前は本人名・間柄は長男次男などを書きます。
「では、確認です。挙式日ですが2021年9月25日
(土曜)大安ですね?」
「披露宴開始時間ですが午後0時ですね?」「ハイ」
「本状には午後0時の30分前までにお越し下さいの
案内になります」◆◆
◆ ◆ 「挙式時間は11時開始でいいですね?」「ハイ」
「では、お式に出て頂きたい方には、この本状の案内
時間では挙式に間に合いませんので挙式付箋をご用意
いたします。同封して頂く付箋には午前10時半までに
お越し下さいの案内に致します。よろしいですか?」
「ハイ」「では、必要枚数をそれぞれに教えてください」
まだまだ続きます。◆◆
◆ ◆ 「今度は返信はがきをいつまでに送ってもらうか
を決めましょう。本状の下のところに、勝手ではござい
ますが◯月◯日までにご返信下さいますようお願い申し
上げますと言う文が入ります。何時にしましょう」
Tさんはすでに日にちを決めていました。
承諾をもらうだけです。
Tさんは六輝表を二人に見せました。◆◆
◆◆ 「一ヶ月前から本格的打ち合わせを始めます。ですから
その2週間前位にしましょう。席決めの作業があります
からね。ゆとりを持ちましょうね。ああ、この日がいい
ですね。大安ですし。よろしいですか?」
ふたりはTさんの誘導に乗せられました。◆◆
◆ ◆ 「これから招待状の内容にはいります。まず、発信人
から決めてください。本人主導の披露宴にしたいのなら
本人発信にします。きっちりしたお招きにでしたら両親
発信にします。最近は50%50%です。 いかが致し
ますか?」
二人はあれこれと話し合いました。
そして、「では本人発信でお願いします」と結論を
出しました。◆◆
おつかれさまです
おられませんのでこの3つの例文からお選び下さい。
もし、ご両親もご挨拶なさるのでしたらこの連名文
2つからお選び下さい」
ふたりは例文を覗き込んでまたあれこれ相談を
始めました。
「これでいいです」例文は親が一言添える連名に
決定されました。◆◆
◆ ◆ 「ではこれで終わりです。見本がありますので
タイプを決めてください」
招待状は洋風の洒落たタイプからモダンな物の横書きと
和風の縦書きあります。
値段は340円から500円程度で、封筒と本状・返信
はがき・付箋・シールがセットされています。
宛名書き料は200円に必要数が掛けられます。◆◆
◆ ◆ 「お疲れ様でした。以上で終了です」
また、長くなりました。
書くのも大変ですが当事者は本当に大変ですね、◆◆
おしまい。
wedding 準備編 28項目 目次 2021.05.31
28 あっぱれwedding司会打ち合わせ~ホ… 2005.10.02
27 あっぱれwedding見積書~ホテルバン… 2005.10.01