PR
カレンダー
コメント新着
キーワードサーチ
舞台を日本、特急東洋での事件に移した三谷脚本第一夜は原作に忠実に作られたので、何も言うことはありませんねー
いいえ!
野村萬斎さんの喋り方が熊倉ポワロで、慣れるのに二時間半ほどかかったことや
謎解きのキメ台詞が、まるで狂言の言い回しに聞こえたこと
草笛光子さんの轟伯爵夫人が、高貴で威厳があって
ダウントン・アビーのバイオレットさまみたいに見えたこと
富司純子さんのお喋りマダムは、「あ~いるいる、こういうマダム」感たっぷりなこと
やっぱり杏ちゃんは昭和初期のもりもりのヘアスタイルが似合うことなどなど
大満足な第一夜でした
フグの一夜干しが何かの伏線かと思ったのですが、何も関係なかったです
そして第二夜犯人たち十二人が殺人を犯す決意そして実行の裏話
馬場先生が殺人の筋書を作ることになった理由が
いつもホームパーティを仕切っていたからだなんて!
そして能登大佐が加わることになったのが、
肝が据わっていて、統率力と経験があるからだと。
決意の理由が、大奥様への敬愛そして犯罪者にしないため
傷痍軍人になった大佐は、再び敵と戦うため
幕内くんの奥さまにベタ惚れっぷりが、痛々しくて微笑ましい~
そしてニンジンは馬の餌と言っちゃう能登大佐
ただの好き嫌いでしょwww
娘を誘拐犯の容疑者にされ、
獄中で自殺してしまった父で特急の車掌の西田敏行さん最初は反対していたのに、娘の写真を見て、泣き崩れるシーンは
思わず、もらい泣きです
計画には加わっていないのに、とばっちりを受けた
カフェ・トカトリアンのパインさん……山寺さんじゃんw
昼出川さんにオムレツをダメ出しされて、
試作してたところを清水に袋叩きにされた上に、
店は昼出川さんが代わりにきりもりって、可哀想すぎる~~~~
そして、特急に乗るまでのシリアスと打って変って、特急に乗ってからは三谷脚本の真骨頂w
倉庫から一人ずつ、時間差で特急に乗り込んでいく間の小芝居
そして、身重の妻の代わりに参加した安藤伯爵がいよいよ行こうとしたら
「来ちゃった」と杏ちゃん登場 キャーーーかーわーいーいーーー
勝呂に邪魔されないように晩酌に誘ったり、逆に寝させないように考えたり
時計を壊そうとしてなかなか壊れなかったり、
持ち帰るはずの脅迫状を燃やしちゃったり、
何かしたい杏ちゃん発案の赤いガウンの女とそれを許す伯爵
この伯爵が杏ちゃん可愛さで口を挟むたびに、計画がズレるのよー
そして、クライマックス笑っちゃいけないんだけど、
殺人のために廊下に一列に並んだ十二人
まるで面接待ちの学生みたい
すべての真相を知ってから、
犯罪を揉み消すことに難色を示しつつ、
最後は保土田さんに雪上を走らせて、
なかった足跡が消えたことにした勝呂さんw
結末が原作通りでほっとした~
全部終わって、列車を降りたら見知らぬ他人になる約束なのに、
完全犯罪を達成した興奮から、仕置き人になると言い出した幕内くん
大佐も馬場先生もいなくて、完全犯罪は無理ですよw
また誰かの秘書になればいいんじゃないでしょうかね~
二宮くんの秘書姿は、気弱なところがよかったです
オリエント急行殺人事件の裏はこんなことが起きてたり?三谷脚本のミステリーはやっぱり面白いw
家政夫のミタゾノ7 7話 2025.02.28
地獄の果てまで連れていく 8話 2025.02.26