わたしじかん

篤蔵は宇佐美さんのノートも返して、ほっとしてたのが前回
うっかり忘れてたけど、篤蔵は既婚者しかも婿養子だったっけ
みんなが三ヶ月で飽きるだろうと思ってたけど、飽きそうにないし、
俊子ちゃんには父が勝手に決めた離縁＆再婚話が持ち上がり、
自分でけじめをつけたいと、東京行きを決意
篤蔵の仕事も、俊子ちゃんとの関係も、
周りの人たちのキャラも立ってるし、思惑も手に取るようにわかって
これがNHK大河だったらいいのになぁと思ってしまう
何をやらせても続かない少年～フランス留学までを健んが、
天皇の料理番になってからを別の俳優さんで、半年ずつくらいにできないかなぁ

健んを留学まで、と区切るのは、単に老年期の健んが想像できないからです……だって可愛いんだもん

＜篤蔵＞
宇佐美さんのフランス語を一生懸命メモしたり、
先回りして、あれこれ段取りつけたり、頑張ってるねー
じゃが芋の選別、バターの小分けなどなど、気もきくし、
ペテ公（小さい奴）とあだ名までつけてもらって、
宇佐美さん直々に事務所へ呼び出し……素敵な予感ｗ
フランス語の辞書をいただきましたーーーー！
絶対に新太郎に渡したら駄目だよ、すぐに質屋に持って行かれるよ！
先輩にも可愛がってもらって、吉原へ突撃
そこに現れた俊子ちゃん！！！
「突撃！」なんて言ってるところを見られたら、滝汗ものだよ

今までの経緯を宇佐美さんに話す篤蔵
自分でも酷い行いとわかってるし、宇佐美さんは怖い顔だし、
緊張すればするほど、挙動不審になってく～～～
しかも俊子ちゃんと宇佐美さんのために料理を作れって
何このいきなり最終試験
俊子ちゃんの好みより、宇佐美さんの好みを気にする篤蔵
チキンカツにトマトソース、シンプルだけど難しい
残飯の味見と観察だけでよく作ったよね
自分が洋食を食べる時に失敗したから、
俊子ちゃんの分は切り分けて、箸で食べられるようにする優しさ
野菜の炒め具合や肉の火の通りを指摘されて、素直に吸収する篤蔵
ほんと、根っこはいい子なんです

思いがけず、俊子ちゃん懐妊がわかって、
夫・父親の自覚も芽生えた篤蔵妻子を養うとなれば、お金が必要
今は月給1円50銭だけど、家族を養うなら10円以上……遠いなぁ

拾った財布が英国公使館のシェフ五百木の物だったなんて、これぞ縁
早く稼げるシェフになるために、英国公使館でも修行をして、早く出世したいって
頑張れ！　いっぱい頑張れ！　走るの速いよ、健ん！

五百木に習ったコーンドビーフの応用を華族会館で採用され、
野菜係に大出世降格された辰吉が可哀想だけど、実力社会だしね～
それなら、まだ洗い場の新ちゃんの方がもっと可哀想だわ

＜俊子ちゃん＞
青い着物にオレンジの半衿、白い帯、ピンクの帯締め、臙脂の羽織
自分が着るには勇気のいる組み合わせ、でも可愛い
あれくらい衿をゆったり合わせると、日常着としての着物の着こなしに見えるのかぁ
お母さんの紫の絣っぽい着物に紫の半衿も落ち着いていい感じ
色柄の半衿の合わせ方が参考になります

篤蔵の作った料理を一人占めして、噛みしめる俊子ちゃん
縫い上げた浴衣に袖を通す篤蔵を見つめる切ない眼差し
なのに離縁を切り出さないといけないなんて
思わず、もらい泣きするよぉ
と思ったら、一転、おめでた！！！！

篤蔵には「子供は私が何とかする」と言い切ったものの、
お父さんからは出て行けと言われ、
義父には詰め寄られ、みんな妊婦に心労かけっぱなし　＞＜
篤蔵の実家で暮らしていても、リラックスなんかできないし
身勝手になっていいと言われても、そういう性格じゃないし
産みたいから産み、もし他に好きな人ができれば、子供を置いて再婚したらいい
と言ったのが、秋山家としては最大限の心遣い＆尻拭いですね

＜お兄ちゃん＞
ほんと、篤蔵ったら、世話の焼ける弟だよね
俊子ちゃんのことをどう思ってたと尋ねたのに
「喉仏みたい」って、なに、その禅問答
優柔不断なくせに衝動的な弟を、教え諭すのは大変だ

教授から大きな仕事を頼まれたのに、喀血したし……
この時代なら、肺結核だよね、きっと
亮平くんの２０ｋｇ減量の成果はここから見られる、と

＜宇佐美さん＞
篤蔵の熱心さに惹かれていますね
篤蔵を野菜係にしようとしたら、皆から反対されてしまいました
が！
篤蔵の腕を認めさせればいいと、方針転換
焼きすぎた肉に困ってたところに、
ブイヨンで茹でてから、焼き色を付ける提案をした篤蔵に乗っかって
その方法で料理を仕上げてしまったよ
しかも、内緒のレシピノートにも付記するほど。
トップシェフになっても、勉強を忘れない宇佐美さん、恰好いい～