韓国・ソラク山のふもとから・・・

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Comments

アントニー3309 @ Re:さよなら、みんな。さよなら、ソクチョ(06/24) 韓国を去る前に・・間に合えばよいのです…
lrie1023 @ お疲れ! 久々に登場したら・・・・・ 世の中いろ…
エルマチャイ13。 @ Re:さよなら、みんな。さよなら、ソクチョ(06/24) ああ、そういうことだったのですねーー。 …
カンノっ子 @ いつの間に?! 久々に来た見たら、こんな重大なことに。…
RIRI55 @ お疲れさまでした。 今は何も考えずゆっくりするのもイイかも…

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2007.05.20
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カテゴリ: らぶらぶとか
今週末は、昨日も今日もいい天気。

でも風が冷たくて、快晴のわりには涼しかった。



私はネットで日本のドラマを見ていて、

常来福は、アイスホッケーの試合を生中継で見ていて、

土曜の夜は寝たのが、午前6時。

つまり、土曜の夜の就寝じゃなくて、

日曜の朝に寝た・・・・。

週末、たまにこういうことしたくなる・・・。








今日(日曜日)も快晴!!

とっても気持ちのいい空。

やっぱり5月は、韓国で一番いい季節だ。



今週は、まだ冷蔵庫に肉も野菜も残っていて、

そんなに大量に買い込む必要はなさそうなので、

Eマートまでスクーターで行くことにした。




だけど、こ~んないい天気なのに、

Eマートまでまっすぐぶ~~んって飛ばすだけじゃ、面白くない。

それに、昨日買ったばっかりの つっかけ (サンダルというほどかわいくない)で出かけたいし。





そこで、Eマートへ行くついでに、







私たちのアパートの後ろ側は、

ソクチョ市の中心からはずれにあたる地域がある。

私が最初にソクチョで勤めていた学院の寄宿舎のある辺りなんだけど、

その辺をスクーターでぶいんぶい~んと走って回ってみた。

その辺りに住んでいたころは、スクーターどころか自転車も無かったし、



鶏が歩いたり、畑を耕したりしてるおじいさんたちを

わざわざ見て回りたいなんて思わなくって、

私はその辺を歩いたことがなかった。



初夏の済んだ日差しと、茂ってきた新緑のおかげで、

その辺はすっごくいい雰囲気だった。

たまーに通ると、心が洗われるような、のどかな風景。




山・・・・というか、林???の中の一本道。

左右を木に囲まれてずううううっと走っていくと、

アパートの横にある国道(だと思う)に出てしまった。

朝の常来福と私のジョギングコースだ。


てぃ 「へ~~~。こんなふうにつながってたんだ~。」

常  「へ~~~。知らなかったなぁ。」


とか、関心していると、





林の一本道の脇に舗装されていない山道があるのを発見!





初夏の新緑と新しい道を知ったプチ感動で、

俄然 探検精神 に火がついていたらしい私たち。


舗装はされていないといっても、トラックの通った跡があったので、

もっちろん行ってみた。






そこは、小さな小さな桜並木だった。

まだ植えられてそんなに経っていないと思われる若い桜の木が

たくさんあったので、

来年もしまだソクチョにいたら、

来年の春はここに桜を見に来よう!と思った。





さらに奥へ進んでいくと、道の脇に直径2mぐらいの を発見。

砂袋やタイヤでがっしりと作られているその穴は、

常 「これ、軍人が隠れるためだろうな。」


ほほ~~~。


特に仕掛けや地雷があるわけじゃなさそうです。

あたりまえか。笑  んなもんあったら、通れないってね。笑



道を進んでいくと、直径2mぐらいの穴はあちこちにありました。

朽ち果ててしまった、木製の電柱などもありました。



そう遠くない昔、見張りとして兵士がここにいたのでしょうか。


また今でも万が一の事態には、こういう山道は、

兵士が見張りのためにやってくるのかもしれません。




そう、ここは北朝鮮との軍事境界線からとても近い地域なんですよ。






ま、でも今現在そんな危険はまずないし、

その山道は出入り禁止でもなさそうだし、

誰がいるでもないし。



常来福と私はスクーターでさらに道を進んでいきます。


だんだん、道に枯れ葉や枯れ草などが多くなり、

道のでこぼこも増えてきて、

スクーターの後ろに乗っている私はでこぼこの度に尻が浮きます。


てぃ 「なんか、オフロードレースみたい~~~


常  「ああ。そうだね~~~。






スクーターでオフロードレース している自分たちが楽しくなって、


テンションはさらに



更に奥に進み、山道が 5mほどの急な下り坂 になりました。



さすがに、これは・・・大丈夫か・・・?


と思ったのだけど、運転手(常来福)は 「ま、大丈夫だろ。」
というので、下り坂もびゅ~~~ん!!!



下り坂の先に出た開けたところは、お墓でした。



*韓国は伝統的に土葬なんです。

高速道路沿いの山腹などをみると、こんもりとした芝生の山をあっちこっちにみることができます。

でも山の中は今や墓だらけ!土地が足りない!といわれているらしいので、

最近は火葬の場合も多いそうです。

しかし、やはり火葬には抵抗のある人も多いそうです。
(朝日新聞の「スパイシー!ソウル」というコラムで読んだことがある。)*





************



そのお墓の先には、どうやら抜ける道がなさそうだったので、

私たちは、そこからUターン。

・・・と、思ったのですが・・・・・・・・・





「行きはよいよい、帰りは・・・ 」とはまさにこのこと!





さっきびゅーんっと下った急な坂道、

エンジン全開で半分まで上ったところで、

スクーターが うう~ん だなんて変な音を出し始めたので、

常来福も私も、スクーターから降りて押して上る。


でも、ダメだ~~~~。


ついにエンジンから 白い煙が!!!! 

しかも 焦げ臭い!!!







そこで一旦エンジンを切って、もう一度エンジンをかけようとしたら、

うう~ん、ぷすんぷすん・・・ とか、変な音立てて、

エンジンがかからなくなってしまった。

















その場にスクーターを横たえ、

常来福は、下った先の墓の向こうに抜ける道がないか、

歩いて見に行ってきた。

でも、無かった~~~~~。




5分ほど・・・。


ぽけ~~~~~と立ち尽くしてみたけれど、

スクーター置いていくわけにもいかないし、

まさか軍人さんの穴で暮らすわけにも行かないので、
(私一瞬、本気で考えた。笑)



常  「引っ張りあげるしかないな。」

てぃ 「うん。」

常  「てぃーかっぱ、手伝える?」

てぃ 「うん、手伝うよ。」





となり、 つっかけ を脱ぐ。

つっかけはいてきた自分を恨んだね。笑

山道は、浜辺みたいな小石が多くって、はだしだと痛いのなんのって。


*そこは本当に浜辺みたいな小石と砂で、松林でした。

 海からはだいぶ離れてるんだけどな・・・。*







常来福が、スクーターの頭のほうを持ち

私はブレーキを担当。

常来福の 「ブレーキ Off!」 という掛け声で ブレーキを緩め、

「ブレーキ On!」 という声で、 ブレーキをかける。


「ブレーキ Off!!」とともに常来福は、

スクーターを引っ張り揚げる。





私は大して力が入らなくて、

ほとんど手伝ってる<ふり>をしていたようなもんだったけど、

常来福、全身から汗を噴出して、顔を真っ赤にして

スクーターを見事2mぐらい引っ張り揚げた!!!





・・・すごいね~。

よく引っ張り揚げたね・・・。

ジムに通っててよかったね。



私、ガリ男君は好きじゃないけど、

あんまりマッチョも好きじゃないので、

なんで常来福があんなに一生懸命腕を太くしてるのか疑問で、

あんまり気に入らなかったんだけど、

今日は、ジムに通う意味をよ~~~~く理解したよ。









一番の難関な坂を引っ張り上げられたスクーターは、

どうやら機嫌を直してくれたようで、

その後はすんなりとエンジンがかかったので、

私たちも更に無理はすまい、と

おとなしくEマートへ向かったのでした。





楽しい週末でした。







常来福:今日得た教訓。


坂って、上から見たときと、下から見たときと、


・・・・・違うんだな・・・・・・・・・。
















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Last updated  2007.05.20 22:08:50
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