サブタイトルが「わたし、アスペルガー症候群」
帯には「わたしのままで生きるのは難しいですか……」
あくまでも小説です。
主人公は生きにくさを感じていた女の子。
小4のときにアスペルガー症候群と診断され、その後、家族間での葛藤、
クラスメートからのいじめ、無理解な担任による言葉と態度での暴力、
同じ特性を持つ人との出会い・会話・世界の共有による心の解放、
無条件で受け入れてくれる真の理解者の出現、
環境の変化による癇癪の激減、難しい慣用句を理解する方法、
「夢を見て前進していく」タイプと「夢をあきらめて、自分に合ったことを選ぶ」タイプ、
自分自身での成長、などなど。。。。。
軽度発達障碍の人が体験するであろうエピソードのオンパレード。
Zackと同じ4年生という設定もあり、一気に読めました。
目頭が熱くなってしまいました。
あ~~、こんな苦しみを味わっているのね……。
困ってる人に対して、どう接したらいいのか、どうしたら嫌なのかが
具体的にストーリーの中で触れられているので、困り感を理解するのに
とっても分かりやすいです。
いろんな人に読んでほしいです。理解してほしいです。
アスペルガーの主人公のことを「妖精の心を持つ人間」と表現してあります。
そしてその友達、別の仲良しの子と絶縁覚悟で付き合ってくれる人が
「妖精界と人間界のつなぎ役」。
私もそんな素敵な「つなぎ役」になっていきたい。
そして困っている人みんなに、つなぎ役がそばにいてほしい。
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