ん~~~(-。-)y-゜゜゜

俺は最初っから「リュープリン」を投与してます。

今は何も不都合はなし、、、

投与始め1年を経過するけど、今後注意とか様子観察が重要だ!って事ですか? (2013年03月18日 06時25分23秒)

最新情報 前立腺がんの診断と治療

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2013年03月14日
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カテゴリ: 前立腺がん
米国オーランドで開催された、

GU Cancers Symposium 2013 で、興味ある発表がなされていたので紹介します。

内分泌療法で以前から使われているリュープリン、ゾラデックス

2012年10月に発売されたゴナックス

リュープリン、ゾラデックスは1ヶ月毎と3ヶ月毎の注射があります。

ゴナックスは、28日(4週間)毎の注射。

これらは男性ホルモンの分泌を抑える薬剤

ただし、

LHアゴニスト:リュープリン、ゾラデックス


説明は省きますが、作用機序が少し違います。

最近、これらの薬の対比研究の結果が少しずつだが発表されてきています。

1.心血管病のある前立腺がん患者さんでは、ゴナックスの方が、心血管病の再発や心血管病による死亡が少ない。


1)心血管病(脳血栓、脳梗塞、脳出血、心筋梗塞)などの発生率と死亡率が、ゴナックスの方が統計学上有意に少ない

2)さらに、心血管病の既往のある人では、はっきりとゴナックスの方が
心血管病(脳血栓、脳梗塞、脳出血、心筋梗塞)などの発生率と死亡率が低いとのこと


→→ もし、心筋梗塞、狭心症、脳卒中などの既往のある人、発症のリスクのある人は、ゴナックスの方がいいかもしれません

2.進行前立腺がんの場合、骨転移はよく起こり、局所でも排尿障害や尿路感染を引き起こしやすいことはよく知られています。ゴナックスとゾラデックス/リュープリンの1年間の投与で比較しています。


1)PSAが50以上の人では、PSAの再発までの期間が、ゴナックスの方が有意に
 ゾラデックス/リュープリンより長い。

2)骨折や関節痛、尿路感染症に関して、ゴナックスの方が有意にゾラデックス/リュープリンより発生が少ない。

3)1年間の観察では、ゴナックスの方が生存率がいい。


ゴナックス、リュープリン、ゾラデックスはテストステロンの分泌を抑える薬剤。


ゴナックスにはフレアアップ(テストステロンの一過性上昇)がない。
FSHもLHも下げる。
4週間毎の注射であること、使い始めは、注射部位に腫脹、腫大、痛みが高率で起こるので、使いにくい印象はあります。

精巣からのテストステロンの分泌抑制はゴナックスの方が早いといわれています。

↑↑の発表では、ゴナックスが心血管系の合併症のある方、そして前立腺がんにまつわる症状に対してよいという話です。








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最終更新日  2013年05月11日 18時41分47秒
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おはようございます。  
ezison4145  さん

Re:おはようございます。(03/14)  
Uromaster  さん
メルマガの返事も済んでいませんね

今後不都合があれば、リュープリンをゴナックスにかえるのも一つの選択です。

いまのところ悪い材料は出てきていません。 (2013年03月19日 23時36分51秒)

Re:ゴナックス vs ゾラデックス/リュープリン(03/14)  
失礼いたします。
前立腺がんを患っております父が、しばらくリュープリンを使用した後、徐々に数値が上がってきたため、ゴナックスに変更して数か月たっていたのですが上昇が止まらず、リュープリンに戻したところ接種後数日で狭心症を起こし救急車で運ばれました。
発作前に調子の悪そうな様子はなかったことと、なにが変化があったかを思い出し、こちらへたどり着きました。
他科の医師が相談したほうが良いと言っていただき、お話ししたところ、聞いたことがなく関係はないとおっしゃったそうです。
ただ、狭心症を起こした回、その次の回、申し出てみた今回と、摂取後にニトロを使用する回数が増えています。今までは持っていても使用したことがありませんでした。
数か月前までは毎月使用していた薬ですし、全くの偶然であることも、他に要因があることも考えられますので、これだと決めつけていいものでもありません。ただ「聞いたことない」では非常に気持ち悪いのです。
もしよろしければ、この2013年の報告はその後の医療界でどう認識されているのか教えていただけると大変うれしいです。関係ないという見解がなされているのでしょうか? (2018年01月18日 20時42分07秒)

Re[1]:ゴナックス vs ゾラデックス/リュープリン(03/14)  
Uromaster  さん
はらっぱうさぎさんへ

リュープリンやゴナックスが直接狭心症や心筋梗塞の引き金となることはないと思います。

問題は、内分泌療法(男性ホルモンを下げる)治療を長期間継続すると、狭心症、心筋梗塞、脳血管病(梗塞など)の危険性が増すといわれています。

特にもともと狭心症を持っていたり、リスクの高い患者さんでは、そうでない患者さんとくらべて、内分泌療法による循環器系の危険性が増す可能性があります。

これは、リュープリンやゾラデックスやゴナックスなど薬剤にかぎらず、男性ホルモンをさげる治療を長期間継続することからによるものです。

高齢者は、もともと狭心症を起こしやすい年齢です。

心筋梗塞で命を落とせば、前立腺がんの治療どころではありませんね。

この記事は、ゴナックスのほうがリュープリンより、わずかに心血管病の発生が少ない可能性があるという研究結果です。

リュープリンもゴナックスもどちらも内分泌療法(男性ホルモンを下げる)ですので、行うことで、長期的には心血管病発生のリスクは上がるでしょう。

ただし、内分泌療法(男性ホルモンを下げる)を行えば、必ず心血管病になるというわけではありません。もともと心血管病がある方は内分泌療法は要注意です。







(2018年01月19日 12時22分39秒)

Re[2]:ゴナックス vs ゾラデックス/リュープリン(03/14)  
Uromasterさんへ
お忙しい中、返信ありがとうございます。
漠然とではありますが、どの程度かが見えた気がいたします。

元より心臓バイパス手術、ペースメーカー装着、腹部動脈瘤置換等を行っており、バイパスに至っては年月を経て再び詰まり始めており、腎臓も透析が見え隠れしているため、満足にカテーテル検査等にも踏み出しにくい状況です。80を前にして、長年なんの副作用もなく飲んできた薬でも堪えるようになりつつあるようです。
PSA800、リンパ転移で見つかった前立腺がんですが、2年ほどリュープリンで1以下に下がっており、かすかに動き出したためのゴナックス投与でしたが止まることなく(まだ1以下なのですが)といった状態です。

家族としての観察では、父の場合はゴナックスよりもリュープリンにおいて、いわゆる自律神経失調症という症状が強く出ており、次の摂取が迫ってきますとその症状もゆるくなっていくので、療法によって作り出されるこの体の状態が発作などの状況を呼び込みやすいのではないかと引っかかっておりました。

同じような状態でも、一人ひとり何が効いて何が効かないかも全く違い、はっきりしないところがもどかしいところですが、少しでも当人が楽にいられるスタンスが見つかればと思います。貴重なお時間をありがとうございました。 (2018年01月20日 12時30分19秒)

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