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9月の読書メーター
読んだ本の数:31冊
読んだページ数:3720ページ

花狂ひ 花狂ひ
新刊!と思って喜び勇んで買ったのですが、最初の2編以外は再録でした。とにかく画力はあるし、ストーリーも飄々とした感じで悪くはないんですが、何かが足りない感じがするのですね~、この人の作品は。。。
読了日:09月02日 著者: 下村 富美


マンゴーの涙 (フラワーコミックス) マンゴーの涙 (フラワーコミックス)
上手い人というのはやはり最初から上手いのだなあ。マンゴーの涙、古典的なストーリーだけど舞台をベトナムに移したことで、素朴さがかえって味わいになった。女ホームレスの話は面白かった。自由に生きる、まともに生きるというのがどういうことなのか考えさせられる作品。
読了日:09月04日 著者: 小玉 ユキ


ふたりの証拠 (Hayakawa Novels) ふたりの証拠 (Hayakawa Novels)
離れ離れになった双子の片割れリュカの、半身をもがれたような喪失感が痛々しい。  「苦しみは減少し、記憶は薄れる」しかし消えうせることは無い。そんなどうしようもない痛みを心に抱えた人間は、他人に心を開くことは二度とはないのだろうか。一つ屋根の下に暮らしながらも気持ちが繋がらない。そんな不安さばかりが心に残った。
読了日:09月04日 著者: アゴタ クリストフ,アゴタ・クリストフ


第三の嘘 (Hayakawa Novels) 第三の嘘 (Hayakawa Novels)
どこまでが嘘で、あるいは幻想か悪夢なのか真実なのか、まるで万華鏡を見ているような気分になった。それにしても1冊1冊の印象がこんなに違うのに、一貫した物語と思えるのは何故なんだろう。あまりにも斬新で、あまりにもとりつくしまが無い。類稀なる物語だとは思う。理解はしがたいが。
読了日:09月08日 著者: アゴタ クリストフ


Beautiful Sunset (フラワーコミックス) Beautiful Sunset (フラワーコミックス)
表題作は、若いからこそ描ける、フレッシュで青くてそして爽やかな恋だなと思う。昔の魚喃キリコをちょっと思い出した。  じいちゃん上手いな。
読了日:09月08日 著者: 小玉 ユキ


眠れぬ夜の奇妙な話コミックス 幻想綺帖 一 (ソノラマコミックス 眠れぬ夜の奇妙な話コミックス) 眠れぬ夜の奇妙な話コミックス 幻想綺帖 一 (ソノラマコミックス 眠れぬ夜の奇妙な話コミックス)
文学作品の中でもしっとりとした幻想譚をコミカライズした作品。題材選びが波津さんらしいなあと思う。モンゴメリがあんな作品を描いていたとは全然知らなかった。原作も読んでみたい。
読了日:09月11日 著者: 波津 彬子


幻覚ピカソ 2 (ジャンプコミックス) 幻覚ピカソ 2 (ジャンプコミックス)
性同一性障害の話は切なかったな。  ピカソって、自分の事ばっかり考えてて他人に壁を作ってと、年の割に未分化なところを多く持つ少年だと思うのだけど、1巻に比べて、少しずつだけど友達が増えたり人当たりも随分ましになってきたような気がする。ピカソ自身がいつそういうことに気づくのかが気になるな。ジャンプでこういう作品を連載するのは意義のあることだと思う。子どもたちに読んで欲しい。 しかしだんだんピカソが不憫になってきたな~(笑)。
読了日:09月11日 著者: 古屋 兎丸


岳 10 (ビッグコミックス) 岳 10 (ビッグコミックス)
今回はさりげないエピソードが多かったけれども、山に出会って変わったもの、山に登って再認識したものなど、どれもふっと心に沁みる話だった。ナオタはかわいいねえ。「長生き」!
読了日:09月11日 著者: 石塚 真一


荒川アンダーザブリッジ (1) (ヤングガンガンコミックス) 荒川アンダーザブリッジ (1) (ヤングガンガンコミックス)
聖おにいさんから入ったので、絵を見てびっくり。成長。。。したんですね。しかし、すっごい話だなあ。先の展開が読めない。今はまだ面白いのかなんなのかよく分からないし。とりあえずも少し先まで読みます。
読了日:09月11日 著者: 中村 光


魚舟・獣舟 (光文社文庫) 魚舟・獣舟 (光文社文庫)
う~ん。どうも全体的に後ろ向きで感傷的に過ぎるのが気になる。 一番気に入ったのは真朱の街。百目の設定はぞっとして面白い。ぜひ高橋葉介さんに挿画を描いてもらって、連作希望。最後の話は何でここで終わるの?って思ってたら、別の作品の前日譚のようで。なるほど。この決着がどう付くのか、読みたい気がする。
読了日:09月13日 著者: 上田 早夕里


読書メーター

9月の読書記録です。この10冊の中では、悪童日記に続く連作の「ふたりの証拠」「第3の嘘」があまりにも衝撃的で呆然としてしまいました。この3連作ほど、1冊1冊の読後感が違う話をいまだかつて読んだ事がありません。誰もが戦争のトラウマを引きずっていて、愛の不在を実感させられる話なので、打ちのめされるし、そうとう辛いのですが、この不思議な読書体験は得難いものがあると思います。お勧めです。

コミックスでは波津さんの幻想綺帖、彼女の真骨頂と言いますか、それぞれの文学作品をモノにしているなあと思いました。小玉さんの初期作品は、お見事でした。最初から危な気無い仕上がりで、やはり上手い人だったんだなあと実感する2冊でした。

では次の10冊へ。






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最終更新日  2009.10.07 10:03:46
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