４５才からのぐうたら生活

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2012年12月02日

茶で酒のマネをする。

テーマ：癒しのある生活(735)

カテゴリ：ぐうたら日記

本日の「あがり茶」。
枸杞葉、大棗、甘菊花のブレンド茶。
眼精疲労と疲労回復に効果があります。

味は、ウーロン茶に似ています。
微妙な酸味のある、クソ不味いウーロン茶って感じかな。
後から大棗の甘みが追いかけてきます。

ウーロン→酸味→甘みの純ですね。

体調によって、生薬のブレンドを替えて作ります。
「あがり茶」は仕事あがりに飲むお茶です。

芸者さんが、仕事が終わってから飲む酒を「あがり酒」と言います。
必ず、何処かで１杯やってから家に帰るそうです。
他所で飲んで、リセットしてから帰りましょうって感じですね。
嫌な事を家に持ち帰らない、厄を落としてから帰宅する。

このシステムっていいなと思ったので、オイラはお茶で「あがり茶」です。
１日をリセットして、休みましょう。
って、もう、家に帰っとるんですがね、まあ、気分です気分。

でもそんな事、芸者さんと関わるまで知らなかったですね。
関わらなければ、一生知らずにいたでしょう。

温泉場でバイトする、芸者のお姐さんと顔見知りになる、その分野の知識が増える。

仕事が増えれば、知識も増える。

実入りってぇのは、お金だけではありません。
その付加価値が一番重要なのです。

付加価値は実戦で。
本を読んだり、DVDを見たりすれば、芸者に関する事は分かります。
しかし、実際に本人に会って話を聞いた人間には適いません。

体験する事が重要なのですよ。

だから「あがり酒」っていいな、なんか粋で、いい響きがする。
酒は今、作ってる最中だから、お茶であがっちゃおう。
薬酒は時間がかかるんですよ。
年明けに１瓶出来ますから、そしたらあたしも「あがり酒」が飲めます。

仕上がるまで日数のかかるものは、ワクワクします。
美味しく出来たり、不味かったり。
まだかな、まだかなぁ～、早く出来ないかなぁと思いながら過ごすって、ものすごく贅沢だと思いませんか？

今の時代、何でも早く早く。
本を注文したら、次の日には配送されてます。
そんな時代に逆らうように、石鹸作ったり、酒作ったり。

収入は、ＰＧ時代の半分以下だけど、そんな事に使える時間が出来たって、ほんと贅沢だよね。

必死に金を稼ぐ時代は、終わったのよ。
これからは、低収入で楽しく暮らす工夫をしていく時代なのよ。