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2012.07.24
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「生きる×2」時をこえて呼ぶ声 東京MXテレビ092チャンネルでの再放送が。

   (2008年8月3日 テレビ朝日で放送  青森放送制作

佐々木英明さん(59歳)は、かつて寺山修司が主宰する劇団「天井桟敷」に所属し、映画「書を捨てよ、町へ出よう」に主演し、ベオグラード演劇祭グランプリに輝いた「邪宗門」にも主演。しかし、やがて劇団を退団し故郷・青森県平内町に戻った。そして、新聞配達をしながら、二人の子どもたちを育てた。長い間、その消息は知られていなかった。だが、高校生の頃、寺山修司に認められた詩をその後も書き続けており、近年、詩の朗読のパフォーマンスを行い、注目されている。夜明け前と午後、一日二回の新聞販売店での仕込みと配達を続けながら、詩を書き、朗読する。60歳にならんとする一人の男の中に今も生きている1970年前後の時代の熱さと、静かな気骨を描く。

1960年代末から70年代初めの東京は、沸騰する文化のるつぼであった。その時代に「天井桟敷」にいた一人の男が、青森県の海辺の町に暮らしている。新聞配達をしながら家族を守り育て、シコシコと詩を書いている。近年、自作の朗読も行っている。佐々木英明。彼だけではない。あの時代に青春を過ごした者は、誰もが体の奥底に熱いオリのようなものを抱えているはず。もう誰に語ってもわかってはもらえないあの頃。彼には、絶えず時をこえて呼びかけてくる声がある。それは、過去への感傷ではない。彼が前に向かって生きてゆく力の源になっているものなのだ。ひるむな、生きろ、と。……この番組が広い世代への生きることへのエールになればと願う。 
  <ディレクター 藤田晴央>



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Last updated  2012.07.24 10:29:53
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