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今日は風が強かったけれど暖かったので、内房(千葉県の東京湾側)へ行って来ました。木更津からでる久留里線で馬来田という駅の近くです。マクタと呼ぶと思っていましたが、駅周辺にはウマクタという言い方が多いです。ウはほとんど発音しないでンマクタという感じかな。
で、目指すは馬来田駅の北東、武田川沿いのハンノキ湿原と、いっせんぼく、妙泉寺です。ところどころに万葉集の歌碑があります。ひとまわり、ゆっくりまわって2時間ぐらいでしょうか。


ハンノキは水辺に育つ木で、市原市の射撃場の近くに群落があったのを見たことがありますが、最近はほとんどなくなったようです。

その先にいっせんぼくという所があります。いっせんはたくさんと言う意味で、ぼくとは水がボコボコ湧いていると言う意味。合わせて湧き水の豊富な所という意味でしょうか。
周りを台地に囲まれた谷津のどんづまりですが、湧き水の出所は周りの台地ばかりでなく背後の君津市を含む上総丘陵全体にあると思います。
関東地方の地下水は東京湾に向かって、ちょうど、お盆の中心に向かうように流れています。木更津より高い所に降った雨がしみこんで、東京湾に向かって流れている途中、土圧の低いところで地表に湧きだしている。というか、湧きだしたところから地面を削って谷津が出来たのかもしれません。
クレソンも育っているし、ヤツメウナギ?もいます。

その後、妙泉寺という禅寺まで歩きました。妙泉寺の梵鐘は千葉県の文化財だそうです。
オオイヌノフグリも花盛り
約2時間、春真っ盛りのひとときでした。
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