旅の途中、寄り道の日々

旅の途中、寄り道の日々

Oct 24, 2007
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カテゴリ: 雑記
どうも、FFTA2のテーマは何でしょうね。僕です。

FFTAのテーマはコンプレックスでした。

というか主人公みんなが心に何かしらの問題を抱えてるっていうね。

個人的にはリッツの問題ってサラッと書かれてるけどかなり重いと思うんだよね。

始めだけ見れば白い髪が嫌って言う身体的なコンプレックスで他の二人から見れば軽く見えるよね。

でも、それはゲーム上でもあったように髪が白いことが嫌なんじゃなくて自分の髪の性で母親が悲しむ事が嫌なんだよね。

いや、マジで。

自分の事で親が悲しむっていうのは相当にキツイ。

小さい頃のアトピーの自分思い出しちゃうもん。



イヴァリースに来て何よりも嬉しかった人物はリッツ、そしてドネッドなんだろうなぁ…と。

というか簡単に表面的に考えればイヴァリースからst.イヴァリースに戻る理由は余り無いんですよね。

というか自分がマーシュみたいな家庭環境だったらすぐに元の世界に戻ろうなんて考えず、まずゲームの世界に来た事を実感したなら楽しんでみようとか考えるはず、元の世界に戻るって考えは二の次だろう。

そんな中で夢はいつまでも見ていられないって考えたマーシュはすごいと思う。

普通のゲームならなぜか主人公は0か1の排他的な考えが多いんだよね。

でも、このゲームの主人公は最後の方まで苦悩していた。

そこが好き。

本当にゲームのキャラって言うより人っぽいんだよね。

だからいい意味のめり込みやすい。

多分ここで世界を戻すって事しか考えていないようならこのゲームはそこまですかれていないと思う。

感動したのはレメディ戦のあのセリフ。


「今までの僕が全てだ!本当の僕なんて居ないんだ!」




自分を作り上げてきた物は過去でそれ以外の何物でもない。

そんな当たり前の事をゲームのキャラに教えてもらいました。

それだけじゃなくて、このシーンのレメディのセリフも結構重たいんですよね。

6回ほどプレイしてますがこのシーン見る度に考えてしまいます。

でもこれでも割り切ってるわけじゃなく、やっぱり心のどこかでイヴァリースの世界を望むんですよね。



楽しいもんね。

転校生としか呼ばれなかったst.イヴァリースには居なかった仲間がいるもんね。

それに世界を戻そうとしなければなんだかんだ言ってこのイヴァリースでも三人は仲良くしてたと思う。

ミュートが王宮に2人をお忍びで呼んだり。

でも、世界を元に戻すということは二人を敵に回すことなんだよね。

シャアラの「マーシュはもう、いじめられっ子じゃないよ」ってセリフは何気ない一言だけど相当大きな意味を持つんだよね。

それは「マーシュは世界を元に戻すわね」っていうリッツのセリフにも見て取れる。

また、話は変わるが毎回エンディングでは泣いてしまう。

今、あえてもう一度エンディング見たがやっぱり泣いた。

リッツは最後で救われるんだよね。ドネッドの最後パブから出る時に自分の足を見つめる一瞬のシーンが最高です。本を閉じる前にみんなにお別れも言えないのかと言いつつ空を見上げるマーシュ、そしてラストは空にアングルが行って終わる。このシーンでイヴァリースのみんなは何をしてるかとかってって考えてしまう。

ミュートがいじめっ子に対していったバイバイまた明日ってセリフだけでミュートの成長が分かるよね。

やっぱり、このシーン何10回見ても感動します。

見る度に新たな思いとかが生まれるしね。

このゲームは表面しか見て取れない人には結構微妙な印象だと思う。

ただ、サブストーリーとか汎用ユニットとかの日常とかそういうのを考えた人ほど主人公とモンブランのイヴァリースからの別れのシーンは印象深いと思う。

FF12も少し調べてみたけどプレイ要素はプレイヤー任せな部分が多いんだってね。

メインだけ楽しめばそこそこにしかならないようにワザとしてるんだとか。

FF12が楽しめなかったって人はやり込んでない人が多いんだろうね。

僕の身近ではそうでした。

サブ要素をめんどくさいって言う人はつまらないと。

やりこんだ人は最高だと。

まぁ、あの世界観があわないって人はその範囲外だろうけどね。

それはFFTAも同じだと思う。

全クエスト300種類の内普通にプレイしてたら大体60程度しかやらないしね。

やっても100とかかな。

でもその残りにイヴァリースの街中の様子だったり外部との接触だったりというのが見て取れる。

特にボルゾイ当たりはイヴァリースの影の部分が現れてて面白い。

通常ルートだけやった場合はストーリー上に出てくるヤクト程度でしか出てこない暗い部分が満載だったりする。

普通にプレイしてた場合は大体はクランと王宮とメインキャラ程度しか出てこない。

サブをやる事によってイヴァリースの世界の見る範囲が広がる。

そして、その後もう一度エンディングを見るとまた違った感動を覚える。

そんな要素を次のFFTA2封穴のグリモアにも期待している。

ではでは

今日はこの辺でノシ





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Last updated  Oct 25, 2007 02:45:37 AM
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Re:FFTA2が明日発売だからこそ語っておこうFFTA(10/24)  
さつき さん


記事を読んだうえで再度ed見てみました。
グッときますよね。 (Nov 15, 2015 05:05:10 PM)

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Comments

さつき@ Re:FFTA2が明日発売だからこそ語っておこうFFTA(10/24) 8年も前の記事に対するコメントで恐縮です…
勇者カカキキ @ また随分ご無沙汰な^^ まぁ元気にやってれば何よりですな。
勇者カカキキ @ それは思いますね^^ 私も上京してから一人暮らしも10年目。節…
勇者カカキキ @ SPIって事はそろそろ就職かい? 勉強は面倒だけど覚えた事は後のネタにな…
イスティス @ 同じく・・・ あたしも似たようなもんだ⇒ニコニコ中毒 …

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