2005年06月22日
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カテゴリ: 鍼灸中医
■中医学には、いくつかの特徴があります。
 以後何回かに分けてなるべく解りやすく解説をしていきたいと思います。

■「弁証論治」
 漢文風に翻訳すると

レ弁ジテ
 証ヲ
レ論ズ
 治ヲ

▼西洋医学で、各種の検査が重用のであるのと同じように、中医学は「証」と言う体と心全般に現れた現象を診断の拠り所とします。



▼この治療方法の差異を突き詰めていくのが「論治」と言う作業なのです。

 治療法を論ずるによって、あるいは漢方薬の生薬配合を患者によって変更したり、ツボの位地を変えるわけです。


■少々厳しい事を言わせてもらうと、誰にでも同じように効く漢方薬、ツボは無いのです。それが先人の出した結論です。

 現在でも日本の一流の漢方家の先生や、中国の漢方処方は、「何々が何グラム」「何々が何グラム」・・・・と生薬名が羅列されてあり、日本で発売されているような「■■湯」とか「▼▼散」と記されてはいません。

 「ある配合のパターン」が「■■湯」「▼▼散」になっていると言うのは専門家にとっては“常識”なワケで、それを目の前の患者に対してオーダーメイドする方式が、人間個人と向き合う東洋医療の姿なのです。
 ※日本で発売されているような漢方薬も「成薬」として市販されていますヨ。

▼ちなみにその“常識”を知らない先生は、単に勉強不足と言うわけです。

 従って、ナントカ湯とナントカ散「二剤を同時に出す」ことはありえないのです。


■で、なぜ「成薬」でなくて「処方」を求めるのか、と言えば当たり前の話なのですが、「副作用がある」からなのです。

 「東洋医学(漢方鍼灸)には副作用が無い」と言うのは欺瞞であって、スイカだって食べ過ぎればゲリをするわけですから、“無いわけは無い”のです。

▼漢方系古典の名著である『傷寒論』の中には、各種ヤヴ医者による誤治の例が沢山記載されています。







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最終更新日  2005年06月22日 01時30分27秒
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