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Jul 31, 2005
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円山四条派は墨を7つ以上使い分けるという話を昨日書いた。墨絵を描く上で最も大切な道具は、墨と紙であろう。そこで今日は墨の話にする。

習字の時間を思いだしてみよう。墨汁だけでは薄いといって、硯で墨を摺って足し、色を濃くしていなかっただろうか。だが、これは邪道とされる。墨汁に含まれる合成樹脂と固形墨に含まれる膠が化学反応を起こして、本来の墨の良さが失せてしまうらしいのだ。

そう。固形の墨は、主に煤(すす)と膠(にかわ)でできている。

蝋燭の火の上にガラスをかざすと煤がついて、すぐに黒ずんでいく。墨作りでは、油に灯心を入れて燃やし、上に傘を被せて煤を取る。

油には菜種油、胡麻油、椿油、桐油などいろいろあるが、特に菜種油の煤は粒子が非常に細かくて均一なので、伸び、つや、深みのある墨を作るのに最適とされている。

こうした油煙とは別に、松煤と言って松ヤニの煤を原料とするのもある。粒子が不揃い故に素朴さが現れ、また、古くなるほど微妙な青味が出るという特色を活かせる。

さて、新しい墨を和紙に垂らすと、黒点が滲んで次第に広がっていく。墨中にあった煤の粒子が膠を仲立ちにして水と均一に混じっている限り、水と一緒に煤の粒子もどんどん広がっていくから、最初の黒点と滲みの部分は同じ濃さになる。

ところが、古い墨を垂らしてみると、黒点の周りに広がる滲みは色が薄い。煤の粒子が、滲み広がる水について行けないからだ。線や字に立体感が現れ、見た目に思わぬ効果を生む。古墨(こぼく)が珍重される理由はここにある。

では、なぜ古墨は筆跡と滲みに色の濃淡が出るのだろうか。(続く)





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最終更新日  Aug 1, 2005 09:31:33 AM
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