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テレビを見てると言ったのにテレビをつけていない!慌ててテレビをつけようとするがリモコンが見つからないあわわわわっヤバい 怪しまれる? どうしよう どうしよう俺!とりあえず加奈のベットの上に飛び乗りうつ伏せ大の字で横になった。加奈が部屋のドアを開ける。上半身裸のままベットに横になっている俺を見て 風邪引くからと毛布を掛けてくれる。 加奈の優しさが辛くもあった。頭の中は加奈がスノボに行ってしまうことばかり考えてしまう。でも一つ救いだったのは 日帰りだと言うことと日帰りならいいと加奈が言っていたことだ。さて、どう阻止する?どうやったら阻止できる?いいプランは浮かばないものだなぁ。こんなプランはどうだろう。「週末、久しぶりに(俺の親友)剛先輩に会いに行こう!」だめだパンチが弱い もっとああそれ大事ね!って言うのはないかなああこの際 うちの両親の名前を使う作戦はどうかな?「週末うちの両親が是非来いって言うんだよ」これなら俺の家に行かなきゃと言う気持ちになるかも 待てよ こんなのはどうかな。逆ヤキモチ作戦「週末、俺、女性にコンサートか何かに誘われててどうしよっかな行って来ちゃダメ?」と言う。すると加奈が妬いてダメって言うじゃぁ俺が行かないように当日デートする?と言うことになる。妬かなかったらどうする?怒ってスノボ行っちゃったらどうする?悩んだ結果正直に聞くのが一番いいかなと思い聞いたんだ。「加奈!たしかスノボに行くとか言ってなかったっけ?いつ?」あくまでも携帯の内容は伏せる。「あぁ今週末よ」「ふ~ん いつ帰るの?」「日帰りだから夜にはいると想うよ」「そっか 誰と誰で行くの?」一瞬 加奈が反応した。「えぇえっとねーえぇぇえっとね・・・・」「ん? どうした?えっマサカ男と行ったりしないよね(笑)」「あぁあぁ男の人もいる」「もいるの?女何人で男は何人?」「・・・・えっとえっと」「おかしい!なんか加奈おかしくない?」おれはここだとばかりにつっこんだ「えぇっとね 初めにミクと男の人3人だったんだけど・・・・ミクが行けなくなっちゃって・・・でも断りづらいし・・・・・で、とりあえず日帰りだからいいかなって想ったんだけど」うんうんホントのことを言っている。「想ったんだけどなに?男3人と女は加奈だけで行っても俺に言わなくていいと思ったって事?それとも何?」「・・・・・日帰りだし 車で朝行って夜帰ってくるだけだから・・・・」加奈は小声で話す。「そんな話聞いて 俺がうん行っておいで。なんて言う間抜けに見える?絶対行くなよ(怒)」俺は汚い 汚いよ そう心に響きながらもここだけは譲れないモノがあったんだ。
2007.02.28
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それでも、俺は加奈の携帯を手にして開く 真実を知るために!残された時間は少なく見積もって3~5分以内(推定)風呂好きの加奈のことだからもう少しか。いや俺を気遣ってやはりそんなものか!相変わらず自分以外の携帯は使い辛いものやはり浩の言うとおり2回目は前回よりもスムーズだった。ん?んんん?新しいMailが来ていて、差出人は男の名前だ。そして題名が=さっきは楽しかったね!=だった。まだ未読のMailを開けるわけにはいかない。さっきは何で最後まで名前を言ってくれなかったのかまたまたヤキモチ度がアップする。聴き方が悪かったのかもだけど・・・・。それは置いておこう!お?少し上っていくとさっきの男とのやり取りがある。どうやら文面から見て今日なら逢えると誘っていたようだ。ガクッと力が抜ける。俺の中で加奈という聖女イメージが少しづつ崩壊していく。そしてボードの男の名前を思い出しつつ今朝覗いた以前のやり取りを探る。どうやら元の会社の同僚とその友達が加奈と俺も面識があるミクを誘ったらしい。男女3対3で行こうと言うことだったが加奈の仲のいい友人はサービス業が多いらしく週末出かけられない友人が多い。もしくは彼とデートでと言う事だった。それでミクと行く予定だったがミクがキャンセル 加奈は今シーズン一度も行ってない事から迷っていたみたいだが、やはり行く事になった様子だ。一泊旅行の予定だったようだが日帰りならいけると加奈が返事した様子だ。3人の男のうち彼女がいないのは幹事の男以外2人らしく合コンボードの予定(?)を企画していた様子。ダメだ加奈 そんな飢えた狼の中に自ら1人で行くのは危険だ!イカン!イカン!そうだ加奈の送信Mailを読むことになっていたんだった。送信Mailboxを開こうとした。興奮しているところに加奈が風呂から出てくる音がした。慌ててMailをオフにして電話を充電器に戻した。テレビを見てると言ったのにテレビをつけていない!慌ててテレビをつけようとするがリモコンが見つからないあわわわわっヤバい 怪しまれる? どうしよう加奈が部屋のドアを開ける。ドキドキ ドキドキ
2007.02.28
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お風呂に加奈と入り今日の話なんかをする。「朝はねあの後風呂に入って普通に仕事したよ で、夜浩と話したの」「あれ?浩さんと話すから遅くなるって言ったの?会議だからって言ってなかったっけ?」「あっああぁそうそう 浩と会議になっちゃったんだ 会社のは延期になって・・・ 浩の奥さんケンカしちゃって実家に帰られちゃったんだよ 加奈は?さっきまでどこで飲んでたの」「新宿のNSビルのお店よ」俺が聴きたかったのはダレといたかだったのに・・・。自然にダレといたんだい?と聴けない。何でだろう。ヤキモチが頂点に来ているのを悟られたくない気持ちがそうさせるのかも「ふ~んどんな話をしてたの?」「えっとねぇ まぁ仕事の話とか近況報告とか」だぁかぁらぁ~ダレといたか言っておくれよぉ「そっかぁ近況報告ね・・・・久しぶりにあったヒトなの?」この質問は実に的を得ている!「うんしばらく逢ってなかったヒトなの」ガクッ「そっ!いつのお友達?」「前の会社の同僚なの」もうダメだ! この話は終わりにしてそろそろ任務に移るとしよう。「加奈 俺なんか湯当たりしそう さきでるね」「えっもう?」「疲れてんのかな 先出てテレビ見てていい?」「うんいいわよ 私もう少し入ってる 平気?」チャンスが広がった。 「どうぞゆっくり」そう言うと俺はそそくさと風呂場を後にした。急げ 急いでカラダを拭き加奈の部屋に入った。加奈の携帯を取ろうとして一瞬ためらう。今なら安全な時間帯だがためらう原因はやはり加奈のプライベートを覗く後ろめたさと加奈ゴメン!と言う気持ちそれでも、俺は加奈の携帯を手にして開く 真実を知るために!残された時間は5分以内(推定)! 急げ俺!
2007.02.28
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焼鳥屋で、浩と加奈から来る電話を待っていた。浩は明るく接しようとつとめてくれたがどうもノレない。もうすぐ22時半だ。23時半過ぎに加奈のうちを出ないと俺の部屋には着かない。ドキドキドキ電話がなった。加奈だ。「加奈!今どこにいる?」「ケンさんが今夜は遠慮してくれって言うから友達と飲んでるの 新宿で」「あぁそう 今日やっぱりこれない?」「ええぇこれから?ちょっと難しいかな」「どうしてもどうしても加奈に逢いたくなっちゃって・・・・」「そうなの?何か不思議 ケンさんがそんなこと言うなんて」「そんなことないよ それより来れる?」「う~ん やめとくわ お兄ちゃんち洗濯物が溜まってるし掃除もしなくちゃいけないし」「そうかぁ・・・・」力が抜けた。これじゃぁ作戦通り行かないやと思ってたら加奈が「今晩はお兄ちゃんちに来ない?今晩お兄ちゃん当直だからお家にいないのよ」「うんうんうんいくいくいく!加奈と逢えるならどこでも行くよ」こうして俺は調査を開始することが許された。浩に礼を言うと電車で新宿に急いだ。 大きな要塞のようなマンションに着きベルを鳴らす。加奈がインターホンをで鍵を開けてくれた。魔王(加奈のお兄ちゃん 俺と同じ歳で大学病院の医者)の家は2回目だ。感じ悪いくらい広々そして綺麗だ。加奈が玄関を開けてくれた。そのままギューッとキツく抱いた。「ケンさん痛いって たばこ臭いし(笑)お風呂入ったら?」「加奈も一緒に入ろう!」「私今シャワー浴びたからいいわよ」「じゃぁこうしてやる!」焼鳥屋で付いた煙を加奈にコスリ付けた。「もーー!わかった入る入る」だだっ子をあやすように加奈が言う。加奈の部屋に上着を掛け自分のポケットの鍵や携帯や時計などを加奈の部屋の小棚の上に置く。おや?加奈の携帯は机の上で充電中だ。そして今からお風呂に2人ではいる。これはチャンスじゃないか???頭の中でシュミレーションしてみる。1 2人で風呂に入る 2 2人でカラダを洗った後湯船に浸かる 3 そして俺は先にあがる4 速攻着替えて加奈の部屋でMailを確認する5 加奈がカラダを拭き 着替え お肌の手入れをしている間に終了する。6 携帯を元に戻し悶々とする。完璧だ このパターンで任務を遂行しよう。シュミレーション上は完璧だ。見たことで悶々となるのは仕方ない 前進しようとにかく前進してみよう!
2007.02.27
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「おいケンやっぱり今晩大丈夫になったよ!どうだまだ空いてるか?」浩だ「あれ?奥さんどうした?」「怒って子供連れて実家帰っちゃったよ その話も聞いてくれよ なっなっ!」「逢おうか でもお前の相談聞けるほど余裕はないかもよ」「そうかいいよ 一人の家に帰りたくないんだよそんな早くから」俺たちはきずの傷の舐め合いをする事にした。傷ついた男2人、肩を並べてラーメンをススった。いつになく元気がない俺と浩。浩の哀愁漂う背中を見て少し話を聞いてやろうと想った。その背中はいつも姿勢がいい浩なのに今日は力が抜けきっている、猫背を越えて脱力状態。その後焼鳥屋に移動し話し込んだ。浩の悩みは簡単な問題だった。単純にどっちも折れない性格が災いして我慢の限界を先に感じた奥さんが実家に帰ったというわけ。アドバイスは簡単だ。「嘘でも言いから俺が悪かったと言って実家に迎えに行く それで解決だよ」「だって俺が悪くないのに?」「考え方だよ その件は奥さんも頭が冷えている頃だと想うからお前が悪かったよと言えば奥さんも、いえ私こそ、となるょ 今回謝るのは実家に帰るくらい怒らせてごめんね と言う意味でお前は謝る 奥さんはそのケンカの件について反省していると思う いずれにしろ家に奥さんが戻って元通りだ。」「謝るのは向こうだと想うんだが・・・・・。」「小学生かせいぜい中学生並みの意見を言うなよ」「あぁまぁやってみるけどよぉ」照れ笑いをした。「ところでお前も深刻なんだろ?」「そうそう・・・・」おれはいきさつを細々話しだした。「それはヤバいな 加奈ちゃんモテそうだからなぁ心配だね。まず確かめた方がいいのは加奈ちゃんが送信したMailを見る事だ!勿論日帰りか泊まりかどうかも それから・・・・・」「えっまた見ろって事かい?あんなのもう出来ないよぉドキドキ過ぎて頭変になったし(汗)」「平気さっ 絶対2回目は慣れてるよ 今週末がそのボードの日なら後3日しかないな、今晩も来るのか?」「いや断った。お前と遅くなると思ってて」「そっかそっか じゃあ今電話して来させろよ どうしても逢いたいとかいって」「え~そうか?そうだよな時間がないし」早速加奈に電話した。あれ?留守電だ もう仕事終わってるはずだし お風呂とかかな?その後数分おきにかけたけど返事がない。何でもないことかも知れないが 歯車がくるいだした今はそれだけで不安におそわれる。何か落ち着かない貧乏揺すりしたり 焼鳥屋のテーブルを指でカチカチ音を出したり落ち着かない。浩がそれを見て「まぁ何でもないだろうけど気持ちは分かる気がするよ」と同調してくれた。なかなかうまく行かないことが続くもんだ。運命が少しずつ変化しだしたのかも知れない。携帯を見なければ俺は加奈の愛情を感じる生活をしていたし今夜も既に加奈と俺の部屋でマッタリしていただろう。そんな別方向に進行していく別のシナリオも用意されていたのかも知れない。一手間違うと現実ではリセットボタンがあるわけではないから行動を考えないと行けないと思わされた。
2007.02.27
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「オッス玲子!久しぶり!元気?」「何かあったの?」「イヤ別に 玲子の顔見たくなっただけ」「イヤ違う!まぁいいわ私も逢いたかったし。」何となく見抜かれてる? 女って鋭くていやっ「あぁあの あのさぁ! これはさぁ俺じゃなくてなんて言うか あの」「何なのよぉ俺じゃなくて?」「うん 例えばさぁ玲子に彼がいるじゃん で、玲子は彼を愛してるわけだ。 でも彼は忙しく玲子が好きなスノボを連れてって貰えない。でもどうしても玲子は行きたいの そんなときに男友達が俺たち行くけど玲子も行く?って聴かれたらこれ幸いにと行く?」「誰の話なの?」「イヤこれはなんて言うのか と友達がさぁ困っちゃってて」「ふ~ん」ニヤニヤ笑う玲子「で?玲子ならどうするの?」「そんな質問じゃわかんないわよ だって日帰りなの?泊まりならまず行かない。日帰りでもどの程度の男友達かで変わるし、わかんない」あっそうだ慌ててたから泊まりか日帰りか確かめてないなぁ それからどの程度仲良しの男友達かも分かんないよね。「ああそうか じゃぁ玲子が多少でも気になる男がその中にいたら行く?」「多分行かない彼に悪いし」「じゃぁもし行くとするよ 行くことに決めました。その時彼には言う?誰と誰でボードに行くって それとも黙っていく?」「小学生じゃないんだし、いちいち聴かれもしないことを言うわけ無いでしょ 私なら黙っていくなぁ」「じゃぁ仮に彼が何らかの拍子にボードに行く前に玲子が男たちと出かけることを察知できました。で彼は行って欲しくないわけそこで! はいっ!玲子はどう言われるとその旅行をキャンセルする?」「う~ん 行くな! かな」「マジで?行くなと言えば行かないの???ふーん 見つかって面倒になりたくないから?それとも何?」「ちょっと何で興奮してるの?」「いやしてない」「いいえしてますぅ~! 面倒になるからもあるかも知れないけど彼を愛してたら止められれば行かないでしょ ハイって言って終了」「それは危険な賭だな・・・・」独り言を言う。「何でよ」独り言すら逃してくれないのも女だ。「玲子サンキュー!参考にしてみるよ。 じゃなくて参考にしなって言ってみるね」危ない危ない「もしそれでも行くって言ったら別れた方がいいよ。 それは置いておいて 私今フリーよ ケンさん良かったら立候補しない?」「えっ別れたの?ふ~ん知らなかった。玲子がフリーなんて事あるんだね!」「そうでしょ早く立候補しないとすぐにどこかで当選しちゃうから急いでね(笑)」「俺はまぁまぁ順調だし・・・・・(笑)」女って鋭い 完全にバレてんな(汗) あんまり参考になったか分からないが気分確実に違った。それに「行くな」と言えば行かないと言った玲子に感謝だ。最悪それを切り札にして懐奥に隠し持っていよう。
2007.02.27
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俺は普通にしている加奈が許せなくて 加奈の手を掴むとベットに押し倒し 驚きと俺の顔の剣幕とその行動にに嫌がったが無理矢理加奈に口付けした。お前は俺のものだ お前は俺のモノだ お前は・・・・・・ 何度も念を送りながら・・・・・「どうしたのケンさん 恐い顔して ヤな夢でも見たのね。」困った子をあやすように俺の頭を自分の胸に押しつけ頭を撫でる。「ごめん そうなんだヤな夢見て!」「いつでもこうしてあげるから」そう言う加奈はいったい何なんだ。ダメだ完全オーバーヒート 頭を冷やそう「加奈ごめんちょっとお風呂入ってから仕事行くから今日は先行ってね」ひきつっていた笑いになったかな とにかく平常心を装い普段通りに話したつもり「そう?平気なの?」「うん今日は少し遅れていくことになっていて・・・。だから平気だよ」親指を立てて返事する。「今晩もこっち来ていい?」「ごめん今晩は会議があるから遅いんだ!また近いうちに来てよ」「そ?いつ来ていいの?」「いつでも でも今夜は午前様になるかもだからサッ」「わかったぁ じゃぁご飯食べといてね」俺は返事する余裕がなくて再び親指を立て風呂場に向かった。しばらくして「行ってきまーす」と風呂の戸をたたく音がした。「はーい」間もなく玄関を閉める音がした。俺はそれを待っていた。さっそく風呂から上がりカラダを拭きながら携帯で浩に電話した。「大変大変大変おい浩!」「何だよ朝っぱらからにぎやかだな!」「ちょっと事件があってさ今夜頼むよ!」「ダメなんだよ今夜は うちの奥さんとモメてて」「何とか時間作ってくれよーだめ?」「今夜はごめん!」「うん分かった自分で何とかする」浩にも見放された。すぐに別の友人の顔が浮かんだがこんな事はなせるのはやっぱり浩ぐらいだな・・・・・と思い直した。さてどうする?そうだ女のヒトの意見を聴いてみようか玲子に連絡した。留守電だった。あっそうか出勤中かも 時間は午前9時少し前を指している。慌てると時間の感覚も狂う そうだMailにしよう。=玲子 lunchしてくれない?=返事はすぐに来た。=どうしたの?ケンさんから誘うなんて珍しいok=助かった。色々質問してみよう!玲子は加奈の一つ上だししっかりしているから平気だろう。それまで仕事だ。手に着くか分からないが。
2007.02.27
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加奈が女一人と男数人でボードに行く???あり?そんなの!断固抗議するべきだ!だけどそしたら俺が携帯を盗み見したことになる。たしかにボードに行く話は聞いていた。しかしフタを開ければこんな事になっている(汗)それにしてもこの小さな小さな携帯電話俺の知られていない加奈の殆ど全てが詰まったこのパンドラの箱 開けてしまうとキツいしっぺ返しが待っていた。と思う想いと結果は悪いことが知れて良かったと言う想いとがぶつかり合い大きな波になり俺の心を大いに乱した。 見れたのはこの2件だけだがそれだけで充分意味のある行動だった。とにかく寝よう!加奈が寝ている布団に戻って考えよう!寝れるわけ無いが早く戻らないと加奈が万が一起き出したら事だ!加奈はしっかり眼を閉じている。大丈夫だったろう!わずかに5分足らずの行動だったに違いないがすっげー長く感じられた。心臓が横になっても行つまでも高鳴っていた。 寝れない、寝れるわけがない!まったくいい案が出ない。だって この秘密を俺が知ってしまったのは当の本人の加奈は知らないのだ。タシナメようにも携帯を盗み見したのを告白する行為でもある。こんな事に刺し違えなど出来ない。悶々とするこの気持ちをずーっとしているのは辛いものだ。 そのうちに俺がいつも起こされる30分ほど前になると加奈の携帯アラームが鳴り出す。加奈が布団から俺を起こさないようにだろう。そーっと抜け出しアラームを止める。普段なら俺って愛されている。起きる行動一つにしても俺に気を使っている。愛されてる幸せと感じるだろうが今は違う愛情ある行動?なの?それすら疑問に感じるようになっていた。ちょっとした一つの変化が愛を信頼を疑い出すようになる。そして加奈がカチカチと俺の携帯をいじり出す音が聞こえる。頭が狂いそうになる。「う~ん」寝返りをしながらちょっと反応を目をつぶったまま感じ取る。まずハッとするときに出る慌てた音がする次に音を鳴るべくたてないように俺の携帯を閉じる音そして、テーブルに携帯を設置させるときの音。それ以降は通常通り 小さくて細くて可愛くてすこし甘えたがリの加奈がこんなに肝をどっしり構えられる事が出来るなんて。女はこわい。見かけと実体は絶対違う!こんなの何度も学習しているはずだが毎回同じ罠に引っかかってしまう。俺はとんだ間抜けだ。時間になり加奈がいつものように優しくゆすり起に来た。俺は普通にしている加奈が許せなくて 加奈の手を掴むとベットに押し倒し 驚きと俺の顔の剣幕とその行動にに嫌がったが無理矢理加奈に口付けした。お前は俺のものだ お前は俺のモノだ お前は・・・・・・ 何度も念を送りながら・・・・・ 「どうしたのケンさん 恐い顔して ヤな夢でも見たのね。」困った子をあやすように俺の頭を自分の胸に押しつけ頭を撫でる。「ごめん そうなんだヤな夢見て!」「いつでもこうしてあげるから」そう言う加奈はいったい何なんだ。ダメだ完全オーバーヒート 頭を冷やそう
2007.02.26
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携帯の光って真っ暗な中では懐中電灯としても使えるんじゃないかなと言うくらい強い光だ。開けたからには目標を達成しないと。ええっとどうやるんだ?あれ?あれ?使い方がわっかんないや。ああそうかこのボタンかぁ などとやっていると加奈が急に寝返りをうった。ササッと携帯を閉じて元に戻そうとした。ふーっ平気だ。熟睡しているようだ。もう一度携帯を開く 今度は光をしたに向けて開いた。Mailボタンを押すどれを見てやればいい??早くしなきゃ起きちゃう!!まず、これにしよう!西田?俺の聴いたことのない知らない男だ。Mailを開く。何だかヤなMailだ。加奈に気があるようなそんな感じのMail。俺の加奈に・・・・・・(怒)!おお?これは?スノボーいつにする?のMail これも知らない男だ。Mailを開くえええっ目を疑う内容!ミクがいけないの?加奈ちゃん女一人だけどいいんだね?ってMailだった。スノボに行くって言うのは聴いていたがそんなことになってるのかぁ!男って誰だ?しかも何人なんだ!?危険じゃないのか?女一人って!イカンイカンどうしたらいい?うわぁぁぁああ ヤバい ヤバいょこれはどうなってるんだ加奈 俺は職業柄怪我をするとまったく仕事が出来なくなれ種類だからスキーもボードもホントは大好きだが行けないんだよってはなしをしてたことがあった。ボード好きだからって他の団体としかも女一人で獣の中に飛び込むのか???どうする?どうするよ! どうしよー??おれ
2007.02.26
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「おい浩 加奈の奴また普通に携帯俺が寝てる好きに見てたぜ!どうすりゃいいんだよ」浩は自分の恥ずかしい話を正直に暴露してくれた。だから俺も安心して相談できる。「そうだなぁそりゃ常習犯かもょ!だって普通にしてられないと思うよ。ドキドキしてなんて言うかぎこちなくなるはずじゃない?」「確かにそうかもしれない!俺ならドギマギしておかしくなるかも」「だろ?それが普通の反応だよ。普通に出来るのは場数を踏んでいるかCTU(テロ対策ユニットの略)で訓練を受けたかどっちかに違いない!」浩の冗談を軽く流し「そっか 慣れているのかも そして何だかヤマシいところがみつからないから機嫌がいいのかも」「間違いなくそれだね!さぁどうするケン」「ヤマシいところがないから見られてもいいと言う訳じゃない やっぱり見られたくないよ」「今夜また作戦たてるか?」また浩のやつ酒飲みたいんだなしかし一人で考え事をしたいと丁重に断った。ここで俺が加奈の携帯を見ても悪くないはずだ。ハムラビ法典的にはね!ちょっと迷いどころだ。次の日も加奈が泊まりに来た。そして加奈の携帯は机の上に置いてある。加奈は俺の腕の仲で眠っている。既に夢の中だ。腕枕をそーっとはずしそーっとベットの外へでる。時計の針の音がすごく良く聞こえる。外で人が歩く音が聞こえる!携帯はすぐ手を伸ばせば届く距離にある。生唾をゴックンする。加奈が寝返りをうつ!その音でビクンとしてしまう俺!すっげ~ドキドキ すっげー小心者 思い切って加奈の携帯をひらく、驚くほど明るい光が出て慌てた(汗)
2007.02.25
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浩が言う。「お前彼女の携帯見たことある?」「こっそり?」堂々と見せ合いっこしたことはあるけどこっそりは無いな「そうこっそり見ないとダメだ」「ダメじゃんみちゃ(笑)」「ばか そこに彼女のプライベートのほぼ全てがぎっしりと詰まっているんだぞ 結婚を考えるなら何を考えているか分からない奴と一生共に出来ると思うのか」「いけな事だとだって思っているけど!それに見なくても平気だよ俺は。見たくないモノが入ってることもあるかも知れないしね」「そこだ それを見てそれでも一生を共にしたいと思うのか思わないのか怪しげなモノがなければオールOK 出てきた場合どうするかが問題だよ」「どうやら浩は見たことあるな(笑)」「ある!スッゴいことが書かれていた。だからマリッジブルーの時も結婚した後も子供の産まれた後も全部見たから知っているんだ自分の奥さんの気持ちが」「それで?なんて書いてた?」「あんな男やめなさい とか 結婚して苦しむ姿が目に見えるとか友達の中傷を反論してくれてたんだ。結局その反論していることでどうしようもない俺に決めてくれたところがあるようだよ(笑)」なんだノロケか「とにかくそれを初めてしたときはドッキドキでさ(笑)それが2度3度になるともう普通それに本心が知れて逆に優しくなれた時も多いよ」「そうかそれは良かったね」「罪悪感は初めだけだよ それにそれで家庭がうまく回ればそれもOKじゃないか」「う~ん・・・」「それになっ奥さんも俺のをのぞいているのを発見したんだよ」「逆に見られてどうすんだょ(爆)お前のやばくない?」「そうヤバいんだよ。でもだよ。ここが面白いところで 見るじゃん、奥さんが俺にそこで怒ったら俺の携帯は二度とほこりが出ない。なぜなら怒られたら証拠となるモノを全て隠すからだよ」「うんうんそれでそれで!」つづく
2007.02.25
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ハムラビ法典!の案を浩に突きつけられた!「そうだ 加奈ちゃんは多少の不安もあったんだろうお前に! だから確認しただけ、今度はちょっと不安なお前が加奈ちゃんのを見る。 もし見つかるような事は無いと思うけど、何か言われても加奈ちゃんも見てるじゃんと 切り札をだす。」「ホントにそれあり?」納得いかないが、不安が全くない訳じゃない。加奈ほどの美人を周りがほって置くだろうか??「ありさっ!愛してるなら不安解消しといた方がいいよ!」一日中そのことばかり考えていてもうすぐ大ボスが帰国することすらどっかに吹っ飛んでいた。特にやましくない俺の携帯 あえて言えばハートマークなど入れてくる女友達がいるが 加奈の話を送信しているし問題ない!問題ないモノを見ても問題ないじゃんと思う俺といやいや見たこと自体を許さない方がいいよと思う心と頭をかけ巡る。俺のパンドラ開けたから 加奈のも開けろってまたそれも幼稚な気がするし悶々と時間は流れる・・・・。みんなは見る方?見ない方?コメントくださいね!!
2007.02.24
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加奈なぜだ?俺の携帯をいじる加奈を見てしまった。どうして???不安にさせてしまっていたのかな?それともテレビでやっていた番組で恋人の携帯を見てしまったあれと同じなのか?見ているところを注意するべき?それとも様子を見るべき?俺は寝た振りをして横になっていた。加奈が起に来る。至って普通に振る舞う。俺の表情もいつも通りにしようとするがひきつる・・・・・。加奈と朝ご飯を食べ出勤前のキスを交わし出かけた。いつも通りだ いつも通りが不可思議だ「浩ちょっと聴いてくれよ 見てたよ加奈が 俺の携帯を見てた!」出勤途中 浩に電話した。「わっはっはっ!やっぱり!そうだろうそうだろう!」「目撃しちゃったんだよ カチカチって音するから見たらさー いじってんの 寝た振りをしてたから見つかったって知られてないけど・・・・」「カチカチ?あっはっはっ そうかそりゃぁいいや」こいつ他人の不幸を喜んでるな「おい!ちゃんとアドバイスしろよ(怒)「そりゃぁ決まってんだろう!ハムラビ法典だよ。」「眼には眼をってやつ?」おれはぎくっとした。ハムラビ法典のやられたらやり返せ的な発想があまり気に入らないからだ。どうしたモノだろうか!
2007.02.24
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次の日も加奈は俺の部屋にやってきた。ますます仲良くなって、結婚という二文字の目標に向かって前進している。今日加奈がやってくるのは、加奈パパがもうじき帰国するというからだ!加奈パパの予習もかねていろいろ質問する。「加奈のお父様は!何が好きなの?食べ物も音楽も趣味も全部教えといてよ!」嬉しそうに加奈が答える!「お父さん お酒が好き いつもワインとかブランデーを飲んでるの。でも日本に帰ったら日本酒が飲みたいんじゃないかなぁ あとね音楽はオペラ系だなー そして趣味はね模型作り(笑)」「おれお酒まったく知らないんだよ!お土産に持っていくのはどんなのがいいかな ちょっと調べてみよう!それからオペラ?? 全く分からん そして模型作り これも全く理解できな い。目が疲れる肩がこる。でも好きな人も多いんだよね!」とにかく3つないし4つの共通点を探し出しそこから輪を広げていけばいいんだよ!という教授の言葉を思い出す。俺みたいにドキドキ型の人間は予習がとっても大事なんだ!すこし落ち着く!昨日加奈と朝方まで話してたし今日はもう寝よう。明日は月曜だから身体を平日シフトに戻さないとね!朝、物音で目が覚めたんだ。 かすかにカチカチ音が聞こえる。それは俺の携帯のボタンの音だとすぐ分かった。ぇぇぇぇえええっ!加奈が俺の携帯をいじってる!??なんで? ショックとビックリで・・・・・。加奈は俺が目を覚ましたのにまだ気がついていない!そっと寝たふりをした。あれ?昨日 メールの返信をして そのままかも ってことはメール見られてるの?? 若干やばい?ふざけて絵文字でハートマークとか キスマークを着けてくる子がいる!やましくないけど・・・・・・。っていうか 俺じゃなく加奈がやましい!おれのパンドラの箱を開けてしまったね 加奈
2007.02.24
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浩のせいで加奈の携帯が気になる。この中に加奈のすべてが、加奈のすべてが隠されているのだぁ!!こんなに手の届くところにおいてあるそれを見れば何かが変わるだろう!変わるのは何?1.加奈に対する想い より愛が深まる!2.加奈に対する想い 加奈に対する不信感(合コン行ってたらどうしよう 浮気?ありえないか)3.加奈の秘密を知って より親密になれる4.加奈の秘密を知って 立ち直れなくなる5.自己嫌悪に陥る 6.その他どれでもいいや 浩の話を聴かなかったことにすればこのままだし俺の部屋では、おれも加奈も平気で机の上にいつも携帯を置いているから怪しさも特にない! きっぱりこの件は置いておこう! 俺の部屋で 加奈が料理をしている!今夜は加奈が泊まるってくれる日なんだうれしいね 彼女のエプロン姿 手料理 その後 妄想はつづく「ケンさんお醤油切れちゃったの 買ってきてくれない? 私火を使ってるから手が離せなくって!」「うん勿論!すぐ行ってくるよ!」財布だけもって近くのスーパーに買い物に行く結婚してこんなこともしばしば起こるんだろうな!そして醤油を手に帰ってきた。しあわせだふと携帯を見た。さっきと置いてた場所が違う。机を拭いたとき 動かしたのかな?さっきのようなこと考えてたから そんな事考えちゃった。ごめんごめん加奈加奈との甘い夜を過ごす この幸せが永遠に続くに違いない! よそはよそ 俺たちは俺たちだから平気だ!魔法にかかっているのなら魔法から覚めない方法を見つければいいよね!パンドラの箱にしっかりと鍵をかけておくことにした。
2007.02.23
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浩が言う。「お前彼女の携帯見たことある?」「こっそり?」堂々と見せ合いっこしたことはあるけどこっそりは無いな「そうこっそり見ないとダメだ」「ダメじゃんみちゃ(笑)」「ばか そこに彼女のプライベートのほぼ全てがぎっしりと詰まっているんだぞ 結婚を考えるなら何を考えているか分からない奴と一生共に出来ると思うのか」「いけな事だとだって思っているけど!それに見なくても平気だよ俺は。見たくないモノが入ってることもあるかも知れないしね」「そこだ それを見てそれでも一生を共にしたいと思うのか思わないのか怪しげなモノがなければオールOK 出てきた場合どうするかが問題だよ」「どうやら浩は見たことあるな(笑)」「ある!スッゴいことが書かれていた。全部見たから全部知っているんだ自分の奥さんの気持ち。」「それで?なんて書いてた?」「あんな男やめなさい とか 結婚して苦しむ姿が目に見えるとか友達の中傷を反論してくれてたんだ。結局その反論しているうちになんだか俺が可愛そうになって、どうしようもない俺に決めてくれたところがあるようだよ(笑)それに出来ちゃった婚だし!」なんだノロケか「とにかくそれを初めてしたときはドッキドキでさ(笑)それが2度3度になるともう普通それに本心が知れて逆に優しくなれた時も多いよ」「そうかそれは良かったね」「罪悪感は初めだけだよ それにそれで家庭がうまく回ればそれもOKじゃないか」「う~ん・・・なんだか不良が万引きでもするときに言ういい訳みたいだな」「それになっ奥さんも俺のをのぞいているのを発見したんだよ」「逆に見られてどうすんだょ(爆)お前のやばくない?」「そうヤバいんだよ。でもだよ。ここが面白いところで 見るじゃん、奥さんが俺にそこで怒ったら俺の携帯は二度とほこりが出ない。なぜなら怒られたら証拠となるモノを全て隠すからだよ」「うんうんそれでそれで!」つづく
2007.02.23
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加奈パパが帰国する。とうとう大ボス来襲か。日本の会社で働く加奈パパ 副ボス(加奈ママ)から情報を聞いているはずだ。作戦を練りなおそう!ここさえクリアしてしまえば後はどうって事ない。浩からアドバイスを貰うのは良くないなぁ 魔法から醒めてるし(No20辺りを読んでね)マイナスなことしか言わないだろうし。そうだな幸せそうな奴がいいな 例えばこないだ子供が産まれた努とかそうそう女性にインタビューするのも入れておこう!それじゃぁ 洋介の奥さんにしよう!こうして作戦を練ることにしたんだ。最後の大物!2人のためには間違いなどあっては許されない。用事があって浩から電話がかかってきた。で、ナンカの拍子にポロっと口が滑った。浩が「よぉ 魔法はまだ解けてねーか(爆)」「解けねーし 掛かってもねーよ(笑)」「俺のおかげでうまく行ったろ?わっはっは」うまく行ったのは少なくともお前のせいじゃないよ浩 そうは言わなかったが・・・・・・。「今度は父親と会うんだよ」「何!それは大変だ 今度はその作戦を一緒に練ってやるよ」「・・・・・。あんた特にアドバイスなかったじゃん。しかもお前が独身で羨ましいって言ってたじゃん(笑)」こいつまた酒をおごって欲しい(笑)様子。 前回ので味をしめたな。「そうだっけ?まぁよぉお前の顔もまた見たくなったし」「その時点で嘘じゃん(笑)」俺たちは元々仲がいいんだ。結局その晩 前回と同じ店で酒を酌み交わした。「(加奈パパ)会社の用事のついでにみたいなこと言ってるけど大ボスもあれだよね。目標(俺)確認!的なモノもあるよね。」「そそっ間違いねーよ その親父はお前を確認しに来るんだ!まっお前には俺が付いてる安心しろよ。」こいつ既に酔ってる。聴いて欲しい話でもあるんだなきっと。次回 禁断の行動 だよ
2007.02.23
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加奈を愛している。加奈を愛している。加奈を愛している。呪文のように唱える。浩に 「結婚とは修行だ」何て言われ加奈一人でずっと一人だけを愛していけるのか?自問自答する。そしていつものように頭の中で天使と悪魔が戦っているのだ。天)そうだよ ずーっと加奈だけ 加奈を愛していると何百回も言ってごらん 自分の中の加 奈への思いjが大木のように育っていくのを感じるから 絶対に加奈から目をそらさないようにしてなさい。悪)そらせないようにってお前、早速今あのミニスカートの女の顔を確認したじゃないか 何 の確認だそれは。大体加奈だけ見てろなんて、バッカじゃないの、馬車の馬じゃないんだ から眼の横に前しか見れないように何かくっつけとくのか 首を正面に固定して(笑) とにかく加奈を愛している。を唱える。邪念がすぐに入る。いやいやこれを大木にする!修行だなこれは 結婚とは・・・・。まぁやってやるさ加奈以外女じゃない 加奈以外女じゃない 加奈以外女じゃない!おっ今朝シャンのいい匂いが通り抜けたな! ってダメじゃん俺!その時だった加奈からMailが届く=生理が来ないと言うから責任取ろうとしてたの?それとも本心? もしもそれがなくても私を選ぼうとしているのならこんなに嬉しいことはないわ! これからも宜しくね!ケンさん p.s生理今朝来ました(笑) =おい!その後、これ以上仲良く慣れないんじゃないかと言うところまで二人は一つになろうとしていたんだ。↓もっと砕いて言うと二つのお餅が接近しすぎてくっついてごっちゃになって俺が加奈なのか加奈が俺なのか何が何だか区別つかなくなるほど一つになりそうだ。そんな感じだったってこと(笑)
2007.02.22
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そんなことがあったなんて・・・・。俺はひどく落ち込んだ。しかしもっと落ち込んでいる加奈が目の前にいるのだ。落ち着いて話しそう!珈琲を何杯おかわりしただろうか。言葉が見つからない。いくら考えても出てこない。謝るしかない ただ加奈の手をつかみ謝るしかなかった。手を握るといやがったがそれでも放さず握り続けた。そして謝り続けた。綺麗な夕焼けだ。二人肩を並べ明治神宮を散歩する。深く傷ついていた加奈は少しだけ分かってくれようだ。ただそれだけで俺には充分すぎた。大きな問題だが大きなモノが理解の方に少し転がってくれた。それで充分。ポツリと加奈が口を開く。「私も悪かったの。ごめんなさい。」うまく聞き取れなくて聞き返す。「ん?どうした?」「私も もう少し冷静になって考えればよかったよね。ケンさんが忙しいの知っていたわけだし 私もごめんなさい!」再び泣き出す。指でその涙を目元まで拭い その眼にキスをした。「もう泣かせないから ねっ!」夕日の黄金色の光は静かとなり 月の光が優しく二人を照らしてくれている。子供を真ん中に3人で手を繋いで歩くそんな日がもうすぐ来るのかこうして困難を一つまた乗り越えた。次回どうなる独身生活!
2007.02.22
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あんなに叱ったにも関わらず、加奈がどうしても逢いたいのとMailしてくる。3回返信を見送ったがそれ以降連絡が途絶えた。もう少しだもう少しで一段落が見えてくる。やっと加奈にも落ち着いて逢えるなぁ そんな事を思いながら仕事をした。ようやく落ち着きMailをする。=今度の週末久しぶりにゆっくり逢えるよ=返事がない。いつもなら10分以内に大抵返事が来るのに1時間待ってもう一度Mailしてみる。=仕事がだいぶ落ち着いたよ=返事がない ???? 忙しいのかな 気がついてないのかな次の日の朝もう一度Mailしてみる=逢えないなら別の仕事をするからいいよ 予定有ったら言ってね=加奈からの返事はない・・・・・。 ????昼過ぎに返信が返ってきた。「分かりました。」だけ? しかも絵文字も何にもなしいつもと違う。何だか陰気なモノを感じながら場所決めの返信を送ったんだ。=いつもの喫茶店に3時に待つね 加奈とゆっくりしたい=当日やはり加奈は 背中に何かを背負ってるかのように 俺の全てのギャグを聴こうともしない。この日のために用意した俺の自信作のギャグも今の加奈にとっては蚊が耳元で飛んでるやな雑音に過ぎなかったようだ。ダメだ こんな加奈は初めてだ 笑わない人を笑わせるのは無駄な体力を消耗するだけだ。作戦を変更しよう。鳴かぬなら鳴くまで待とうホトトギス作戦にシフトした。加奈が口を開くまで俺も黙る。ただ珈琲を口にするだけ。イッタイいつまでこの重たい沈黙が続くのだろうかだめだ 耐えられない 口を開きそうになった瞬間 加奈が初めて喋り出す。「私どうしても逢いたかったのは、逢って話したかったのは・・・・・」涙ぐむ加奈「うんうん」身を乗り出してみる「生理がこないの あの電話した日が10日目今日で3週間目 なのに なのにケンさんは・・・・ケンさんは仕事ばかりで私を見てくれなかった。孤独と不安に押しつぶされそうだった いえ 押しつぶされたわ!」泣き出す加奈。ガーン 鈍器で頭を思いっきり殴られたような衝撃が何を考えていいんだか 何から考えていいんだか そして何を加奈に話したらいいのか衝撃で時間が俺の中で止まる。1 妊娠?2 俺の2世?加奈の中に3 謝らないと4 別れるとか言い出しちゃうの??5 ロンドンの加奈パパの顔面パンチ攻撃に耐える6 逢えなかったいいわけ?7 告訴?押しつぶされた責任を今すぐ取れ8 思考不能 ぴーーーーーっ次回 俺たちの行く末とは
2007.02.22
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「愛しているという気持ちだけは分かって欲しいんだ。」忙しくて逢えないとしても このステージにたどり着けば二人の気持ちがちょっとやそっとじゃ揺らぐことは無い。そう思ってたんだ。いそがしかったんだとても。時間がいくらあっても足らないでもたまたま加奈から出た電話でホントに本気で今のこの仕事に取り組まないといけない時期だから。どっちが優先するべき?なんて質問され困り果て、そんな質問する加奈を叱った。「加奈!どっちが大事なの?なんて昼ドラみたいな事言うなよ!どっちも大事だよ。今が大事な時期なんだってどうして判ってくれない?それでもどっちと言うならお前が大事だ!でもたった今は仕事を完成させないとならないから仕事を優先しているんだよ。仕事が段落ついたらこっちから連絡するから!」「ごっごめんなさいごめんなさい!」とっさに俺の限界に気がついたのか 誤り続けた。電話の向こうですすり泣く声が聞こえた。そして最後に「愛しているという気持ちだけは分っていて欲しいんだ。」と言って電話を切った。加奈のすすり泣く声がいつまでも耳元から離れないでいたんだ。俺も深くため息をつき、仕事にすぐ戻るが何も手に着かなかったんだ。次回加奈がゴネた理由があった。おれは加奈に土下座でもしないといけないかなと思ったんだ。
2007.02.21
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加奈ママが帰国してから俺たちはますます仲良くなった。加奈ママがとても気に入ってくれたからだろうか。自分が気に入っているモノを第3者が褒めると、その気に入ったモノの価値が更に自分の中で高まるという法則がある。加奈が好きなヒトを母親が気に入れば尚更そのヒト(俺)の価値が上がると言ったとこだろうか。そんなある日、加奈が言ったんだ。「私たちずーっとこんな感じでいられるわよね。」「うんそうありたいね!」勿論本心である。そうに違いない。間違いなく二人はこのまま行くに違いない。ところで、その頃の俺はとても仕事が忙しく人事的なトラブルやらたくさんの仕事を抱え込む時期でもあったんだ。とても頭を悩ませる問題が続く そして追い打ちを掛けるように、加奈がその後の二人の展開を急がせる。「ねぇねぇねぇ!」「加奈、いいかい加奈、少しその話をストップさせてくれないか 仕事がひと段落するまで 頼むよ」少しキツメに聞こえた加奈は、泣いてしまった。判ってくれょ 頼むから!今は、今だけ仕事に集中させておくれ。終始無言・・・・・重たい雰囲気でも仕事も差し支えさせるわけに行かない!逢いたいMailも返信できないほど疲れきっていたんだ。返事をすれば次はいつ逢うという約束を入れてしまう。先日約束をキャンセルして貰ったことがあってかなりゴネられた。だからもう少し待っててね 加奈!
2007.02.21
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No22 彼女のお母様!応援団を組んで意気込んできた加奈がウザいと思ったがいつの間にか 俺もそんな状態になっていた。相談したのは3人。しかしどこから漏れたのかたくさんの人から応援メッセージが届く。こんなに面白いこと見逃せない!みんなで楽しませろよ。とでも言いたいかのように興味津々の外野が大勢いる。大勢の応援団が見守るなか、俺は対戦に向けて動き出したんだ。今は真冬の為、いっそ風邪でも引いてしまえば今回は見送りになるかも 一生のことだしちゃんと考えた方が・・・・。とも思ったが「明日7時に新宿タイムズスクエアーのレストラン階の中華屋さんね」と加奈に言われ「了解。楽しみにしていると伝えてね」と言ったばっかりだった。俺ってさぁ思ってることと違う言葉がでる癖があるよね~と自分に腹をたてる。対戦は加奈も緊張していた。「彼を両親に会わせるのはケンさんが初めてなんだもん」「大丈夫だよ 加奈の母さんに気に入られるよ俺」ブツブツと3箇条を唱える。こないだの加奈と同じだ。加奈ママはイギリス淑女を思わせるスマートな振る舞いだ。「初めまして、2年ほど前から加奈さんとお付き合いさせて戴いてます。本日はお忙しい中時間をさいて戴いてありがとうございます。」台本通りにセリフを進める。見てる すっげー見てる 見てると言うより観察されてる。上から下まで何往復も・・・・・・加奈ママの視線がバチバチと感じる。感電しそうだ。「柔道や格闘技をしていたとか治療院の先生していると加奈から聴いてたものですからもっと大きな熊みたいなお方と想像してたのよ。おほほほっ」「そうでしたか」今日の俺の武器は笑顔 ただの笑顔ではない。昨日薬局で見つけた歯が真っ白になる消しゴムみたいなのを買ってキュッキュ磨いていたのだ。加奈パパは歯並びについて色々思うところがあるらしく歯が重要と聴いていた。だから今日の俺は歯が光っている。だから時々歯をキラッとさせるのも台本に書き込んであった。加奈ママが歯に気がついた。さっきから口元ばかり見ている。作戦はいい感じだ。その時だった。加奈が信号を送ってくる。えっ?なに?口に何かついてる?がーん 間抜けだ とっても間抜けだ。慌ててふき取り焦りながら 話を続ける。本番に強いはずだったが何だか頭の中が真っ白。気を使ってもらい、色々加奈ママが話しかけてくれる。そうそう 謙虚だったな 「はぁああそうでしたかぁ へぇぇェそれは知りませんでした。とても勉強になります。」褒め倒せだったな「ロンドンにお住まいなんて素晴らしいですね。深い歴史の国 紅茶や乗馬 ゴルフの国と言うイメージがありますがどれもお母様はお似合いそうですね。」全肯定だったな「ええまったくお母様のオッシャルトオリです。よくご存じで。 ハイ まったくその通りです。」「ケンさん今度ロンドンにいらっしゃいません?案内して差しあげたいわ ねぇ加奈!」「ええぇぇ宜しいんですか?しかも案内していただけるなんて 嬉しいです。加奈さんと是非訪問させて下さい。」疲れる この状況はボクサーがフルラウンド戦ったのに匹敵するかも知れない。「ケンさんデザートを別のお店でいかが?」気に入られたのかまだ放してくれない「はい勿論お供させて下さい。」加奈も加奈ママもニッコニコだ。結局解放されたのは11時をゆうに回っていた。最後に「今日はお会いできて本当に嬉しかったです。」と言って別れた。最後には結構打ち解けて自然体でいられた。疲れたが良かった。なんとも言えない達成感があった。俺と加奈はもう一歩次のステージに足を踏み入れたのだ。
2007.02.21
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No21 既婚者の悩み!浩は追い打ちを掛けるように 言いにくそうだが堰を切って話し出す。「もっとズバッと言うと抱けないんだよ 何て言うか抱けなくなったんだ」「えっ?インポ?」「それならまだ救われるよ 奥さんじゃぁタタナイんだよ」「まっ まさか なんで?」「そう言う気分にならないんだよ お前にだから言うけど・・・・・」ビールの注文をしながら話は続く「子供は可愛いよ これだけは間違いない真実。俺だけじゃねーよ。みんなそうなんだよ。いい旦那やいい父親で居るために 満足気の顔を作るために、金のある奴は風俗に行って発散 金がなければまぁDVDとかだな。俺はお小遣い制だから後者の方だが・・・・・。 」寂しそうだ。「お小遣い制ってなんだよ?」「なんだそれもわかんねーか 小遣い貰うって生活してんだよ。サラリーマンの殆どはそうらしいぜ」「お小遣い貰えていいじゃん」「俺が働いたモノはみんな奥さんが管理する。その中から月にちょこっとだけお小遣いを貰えるわけだ」「ひゃぁぁ全部渡すのかょ それで幾ら戴けるんだよお前の奥さんから」「3万円だな俺の場合は」「3万で す か?」「去年まで2万5千円ダったんだよ」「マジかよ 今日おごるよ」「そうか?すまねーなうちの奥さんも働いてたし子供が手を放れればまた働くって言ってたのにもう働く気ゼロだよ 1馬力(旦那独りが稼ぐこと)じゃキツいぜ~!」時間も遅くなり最後に質問をした。「じゃぁさぁ結婚とは何?」「修行だよ 修行そのものだよ 自分を殺していかに生活するかだょ 女王バチと働きバチの関係だよ 女王バチは子供にばかり専念働きバチは餌を運ぶのに専念 なっ判ってきただろう?」浩の言葉がいつまでも耳から消えない夜になった。修行か 魔法に掛かってるんだね俺・・・・・。そんな考えの奴もいるんだと思おう!実際うちの両親はとても仲がいいし加奈の両親も仲良しらしい。両親が仲いいところの家庭同士はきっとうまく行くに違いない。もし魔法に掛かっているのだとしても魔法から醒めない方法があるに違いない。そう思うことにして浩の言う修行に立ち向かおうと決めたんだ。
2007.02.21
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No20 彼女を抱けなくなる!? やはり加奈ママと対戦する前にアドバイスを戴いた方が良さそうだ。既婚の諸先輩方に話を伺う。フムフム なるほどと言う作戦をいくつか伝授していただいた。大作戦3箇条は以下の通りだ。一つ 褒めろ褒めろ作戦・・・・ とにかく褒めろ褒め倒せば何とかなる。一つ 謙遜作戦 ・・・・謙遜にしろとにかく低く構えろ 褒められても謙遜にしろ 謙遜にし続けると好印象。一つ 全て肯定しろ作戦・・・・否定はするなとにかくオッシャルトオリです。の姿勢を崩すな!この失敗してはいけないミッションはずっしりと俺の背に重たくのしかかっている。親身になってくれる友人は多い。居酒屋で既婚者の浩が熱く語る。「お前ホントに結婚したいのか?」「それがさぁ わっかんないんだよ」「(笑)俺もわかんないまま結婚しちゃったよ。」「何だよ同じじゃん。で?どうだい結婚生活。」「悪くはないよ ただ良くもないんだよ お前がさぁ羨ましくもあるよ」「何それ」「だから独身のお前が羨ましいんだよ」「ちょっと待てよ えっ?今なんて?」「何度も言わせんなよ 俺の周りもみんなそう言うよ」「はぁ?俺なんか羨ましいぜお前が。順調じゃん30過ぎで子供が二人居て綺麗な奥さんが居て」「そう 順調に見えるだろ!そこが悪くないところだよ」「で?そうじゃないとこは?」「漠然とし過ぎててどこが問題か判んないことも問題なんだが」「意味がわかんねーょ」「じゃぁ言うよ まず奥さんが女に見えねぇ」「じゃ男に見えるの?」「バカ そうじゃないよ 女性として見れなくなるって事だよ」「えっ?なんで?」「わっかんないかなぁ ケン いいかアッツアツな時期なんかなぁ、魔法使いに魔法掛けられた状態と一緒なんだよ」 「今の俺の状態も?」「彼女が好きなのか?愛してるのか?ん?」「照れるじゃねーかバカ あっ愛してるよ(ポッ)」「それが魔法に掛かってんだよ お前もメデタいよ俺と同じで(爆)」「ほーほー続きを聴きたいね」「魔法が解けると あら?私は誰?ここはどこ?状態になるんだよ」「じゃぁさぁお前の奥さんは女に見えないで何に見えるんだよ」「一緒に生活している人・・・・・だな」「えっ?間違って無いじゃん」「だから女じゃなくてただの共同生活者だよ 別の言い方すると子供の母親 ただそれだけ」「はぁ」追い打ちを掛けるように 言いにくそうだが堰を切って話し出す。「もっとズバッと言うと抱けねんだよ 何て言うか抱けなくなったんだ」次回 奥さんを抱けなくなった 浩
2007.02.21
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No19 攻守交代 加奈は俺の家族の反応をこと細かく聴きたがった。「なかなかの好評価だったよ。」だけじゃ済まない。どこがどのように好評価だったのか聴きたがった。話しに満足した様子で加奈は 木は熟したとばかりに次のカードを俺に配った。「来週末にお母さんが帰国するの!」来た来た来たぁぁぁあああ!なんとも配られたカードはいつの間にか一つの目標に向かい走り続けるレールに乗っている意味を指す。そんな気分だった。「ふ~ん いつ?」「だぁかぁらぁ 来週末だってば」「あぁぁそうか」レールに揺られてたせいかさっき聴いたばかりの事を質問してしまった。「お兄ちゃんの様子を見に来るって」俺の次の言葉を待っているようだ。ほらっほらっと「おっお母さん あ あ 逢う時間あるかな俺と」にんまり「逢いたいの?逢いたいんだぁ。そう逢いたいのね お母さんに聴いてみるね(笑)」今度は攻守逆転だ・・・・・。攻める方?守る方?どっちにしろ・・・・・。魔王は(お兄ちゃん)は充分持ち直しているはず 本題は当然俺の視察に違いない。そしてBigボス(加奈パパ)に報告されるのだ。ここ重要!とばかりにブルッと武者震い。決して勝ち負けはないが完封し好印象を得たいところだ。不思議なことにいつの間にかヒョイと加奈に担がれて流れは目標に向かっていく。そう言えば友人の子供のお受験も友達である旦那は 普通の小学校でいいよ。近所の友達と仲良くさせたらいい。と言ってたのに奥さんとその両親が勝手に盛り上がっちゃって 「ほらあなたも応援して!」ってついつい応援したらいい具合に乗って来ちゃっていつの間にか私立の小学校に入れてたと言うエピソードを思い出した。いいのかな?いいんだよね。いいことにしておこう。自己完結しとりあえず流れに身を任すことにする。こう言うのは通常女性が何とかブルーってやつにやられると言うが男もかかることがあるらしい。今までの人生すべてパワーゲームで押せ押せで来たのにこんなところではパワーが出ないなんて(笑)加奈が悩んでいたように今度は俺が悩み出す。やっぱりスーツでシャツ?は白色 それからお土産は花でも持っていく?どこで逢うの?魔王の城はちょっと勘弁だなぁ よく加奈は俺の家に乗り込んできたな。強いな女性は
2007.02.20
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No18 Good job 俺の実家がすぐそこになって加奈の足が止まる。ブツブツ独り言を言い出す。何かのおさらいをしている様子だ。「加奈 行くよ!」「ちょっと待って 独りにしないって約束してね ねっ!」「平気だよ 独りにしない」「それからご両親のことをなんて呼べばいい?いきなりお母さんて言って先方のお母様に噛みつかれた友達がいるのよ・・・。どうしよー 」噛みつかれたって叱られたって言う意味だと思うけど・・・・「ああじゃあケンさんのお母さんならいいんじゃない?」「うんうんそれいいそれにするね! 髪は平気?格好はどう?」「パーフェクトだょ ちゃんとフォローするから心配はこの場に置いていこうね。」「うんここに置いていく。」まず太郎が歓迎してくれた。クイィィンクイィィンと鼻を鳴らしながら近づいてくる。玄関を開けるとさっき無かったはずの大きな蘭がが飾ってあった。親父が無理して買ったんだろうか・・・・。母親がさっきの声(高い声)で出てきた。「あら~いらっしゃい 待ってたわよ ささっあがってあがって」すると加奈が「本日はお招きいただいてありがとうございます。ケンさんと1年ほど前からお付き合いをさせていただいております。中略。」深々と頭を下げる加奈を見て、凄い加奈って本番に強いタイプなのかな さっきまでの雀のように小さくなっていた加奈とはまったく違う。応接室にはいると親父がイスから立ち上がり「やぁ良く来たね ケンの父です。」と挨拶した。 散髪したてのもみあげがキチッと揃っていた。おっかしくて笑っていると早速加奈も挨拶をする。上着を脱ぐと加奈は細い腕を強調するような半袖の白いシャツを着ていた。独特の間が空き 「あっそうそう 加奈も料理一品作ってきたんだよ。ねっ」加奈はビーフストロガノフを用意してくれた。そのうちにぞろぞろメンバーがそろい家族会が始まった。視線はみんなが加奈に向けられる。おおお凄い視線攻撃だ。助けなきゃ「加奈の両親はロンドンに住んでるんだよ 凄いでしょ お兄ちゃんは医者で大学病院で働いているの それからねそれからね!・・・・・」「ほーほーロンドンですかロンドンのどのあたり?」親父は出張で海外によく出かけてたから詳しい妹の旦那も実はケンブリッジ大学を出ている。ありがたいことにようやく会話が盛り上がりだした。 加奈も一生懸命応戦している。何度もシーンとなる度に「あっそうそう加奈ってね・・・・・・」と助け船をだす。「ケンは幸せだね~こんなに素敵なお嬢さんとお付き合いしてもらって。ありがとうね加奈さん」母さんが『素敵』なんて言葉を使うのを聴いたのは初めてだ。その言葉は母さん使うの似合わないよ~(笑)とにかく初顔合わせはうまく行ったんだ。加奈も俺を少し見直した感があった。「ありがとう たくさん助けてくれたねケンさん!」加奈は今夜魔王の城に帰ることになってたので加奈を駅まで送り別れた。自分のバイクが実家に置いてあるので一端実家に戻ったんだ。母さんが「ああお帰りあんたも座って話しよ」「胸にバラ付けてたね(爆)授業参観のお母さんみたいだったね。」「うん付いてた付いてた!超ウケた」「みんなもそう思たの俺もだガッハッハ」みんなで笑った。全体的に加奈はいい印象で家族に気に入ってもらったようだ。「小さくて細くて可愛いのね」「今まで見た彼女の中で一番まともじゃない」上下の姉妹もなかなかいい反応だ。よかったよかった 俺も疲れたよ加奈はよく頑張ったね!
2007.02.19
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No17 女性の心理 「ケンさんのご両親はどんな方なの?何に厳しいとか あっそうだ!すきな食べものは? 」加奈の機嫌は絶好調!久しぶりに見たなぁこんな会心の笑顔!こんなときは何でもやってくれる。頼みもしないのにどんどん部屋が綺麗になる。窓のサッシのほこりも無くなってる。流しの汚れもトイレの中も玄関も押入の中も引っ張りだしてきちっきちっと整頓されていく。A型の性質だけじゃない、本で読んだか人に聴いたか定かでないが部屋の綺麗さで女性の心理状態が分かるもんだなんて聴いたことあるが 驚いたねー(笑)ホントなんだもん。加奈の俺の実家への訪問は大事件らしく加奈の周りに応援団(様々な意見を言う外野)を結成して向かってくる様でちょっと驚いた。着ていくものは着物がいいんじゃないの?とか言葉遣い挨拶の言葉をチェックする担当とか 髪型をどうするべきかとか 正直ウザいね。盛り上がりすぎだって 俺が一人味方すればいいじゃん!女ってそうなのかな???大事にし過ぎだょ ただ家族会に参加するだけですから~「ねぇケンさん 私のことなんて紹介してくれてるの?私が行くって言ったらなんて??」「いやただ彼女を連れて行くよ今度の会に って言っただけ」「そっそれで?返事は?」「あらそう!って言ってたよ」「ホント?それだけ?」「ああそれだけだよ」「うれしぃ頑張っちゃおうっと」えっ?あらそう!って言葉が何で頑張っちゃおうに繋がる言葉になるのか疑問だったけど・・・・。絶好調のときは何でもプラスにしかも超プラスにとらえちゃうんだなぁ!ビックリだね ビックリしたのは当日実家に着いてからだった。加奈が来る前に時間があったからまず俺だけ実家に顔出したんだ。すると家自体が見たこともないくらいきれ~に片づけられていて部屋の中にはクラシックが流れ いつもより2オクターブも高い声で母親が「あら早かったわね~いらっしゃい」俺だけなのを確認するといつもの声で「なんだ一人か 今忙しいんだから」と奥に消えていった。唖然とした。庭の木もしっかり刈り込んである。愛犬の太郎もなんだかいつもより毛並みがそろってる。ひゃぁ~電話では「あらそう」だけだったのに熱烈歓迎風になっている。見たこともないような料理が勢ぞろいしている。異様だどうしちゃったんだよ母さん「父さんは?」「床屋さんよ」「母さんも何か髪型変わったね」「そうかしら?ちょっとどいてよ忙しいんだから」あり得ない うちが始まって以来の歓迎会になろうとしている。ただ事ではない(汗)加奈と最寄りの駅で待ち合わせた。どんな格好でくるのかドキドキした。着物は断ったし、まっスーツとかそんな感じだろうな「普通でいいよ、いつもの俺の好きな加奈でいたらきっと両親も気に入るよ」と言った。待ち合わせの場所に来た彼女は授業参観のお母さんみたいな格好をしていた。胸にはバラのブローチを首には真珠のネックレスを付けてた(笑)え~悩んだあげくにこれ?俺の口から出たのは想いと反して「とても良く似合うよ。」と言っていた。手を繋いで歩く。「ここが俺が育った町だよ」 ここが小学校 そして中学校はここ!この公園はねいつも野球をしてたんだ。ホームランバッターだったんだよ。多摩川の土手に連れていきいつも遊んでいた場所を見て回る。何となく結婚する人とは一度はこんなことが行われるんだろうな。そんなことを想いながら歩いた。家が近づくにつれ加奈の緊張は最高潮に達していった。次回俺のの両親と加奈 ファーストコンタクトやいかにリングに上がる前の格闘家の心境だろう がんばれ加奈 がんばれ父さん母さん
2007.02.19
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No16 とうとう面会 「ケンさん私だけなの?将来を考えているのは」あまりの迫力に押されて「そんなことないよ 考えてるよ 」「じゃぁどう考えてるのか教えて ねぇケンさん」今日はやたらと絡むなぁ いつもより何というか覚悟を決めた感がある。いきなりだとあれだし そうだ「あぁぁぁっと、そうだ来週実家で家族会があるから加奈も来る?」これには最高の笑顔を見せたねー☆「えぇぇ~家族に紹介してくれるの?ホントに???嬉しい えっ?来週かぁ 仕事ずらせるか聴いてみる、いやズラすズラしてもらうよ」自己完結タイプか(笑)加奈は独り言をぶつぶつ言って調整しているようだ。ずーっとブツブツ言っているから心配になったら洋服について悩んでいるみたい。「ねぇ加奈 洋服なんて何でもいいよ」「よくない よくないわよ 第一印象が70%なんだから。ケンさんの家族に気に入られたいわ、私」「そう?気楽に遊びにおいでよ」「全然気楽じゃない(汗)おとなしくしてればいいかな」「普通にしてればいいんだょ 俺が必要なことしゃべるから」「ホントに助けてくれる?お願いだから私を一人にして太郎(俺の愛犬)の散歩に行ってくるとか 買い物いってくるとか 長いトイレに行っちゃわないでね(泣)」「わかった分かってるよ トイレは分からないけど俺も頑張るし」俺たちは俄然盛り上がってきた。歴代の彼女を親に会わせたことはあるけど家族会に出席は初めてだ家族会について説明しよう家の家族は数ヶ月に1度姉夫婦、妹夫婦、おれと両親で会を開いている。ボーリングの時もあるし 料理もちあいとか 料理対決とか 行う会である。そこに自分の仲良しの友人を招待しても良いことになっている。とにかく来週加奈は実家に来ることになったのだ
2007.02.19
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No15 ロックオン どうやら加奈は『一緒に将来について考えて欲しい』と言う信号をよく送ってくる。例えば結婚した友達の話を以前から楽しそうにしてたし、カバンからはみ出している雑誌の表紙に結婚特集とかと言う文字を見たときもあった。コンビニでも雑誌コーナーで結婚特集の雑誌をパラパラ見てたり。テレビを一緒に見ていると結婚関係でチャンネルをとめる。ムムムムッこれは間違いない。勝手な俺だけの勘違いだとかなり恥ずかしいことになるが・・・・。でも、ある日確証を得た。デート中に喫茶店で俺はしばらく仕事の電話をしていた。退屈してた加奈は自分のカバンから雑誌を取り出し読んでいた。「ちょっと化粧室に行ってくるね!」と電話している俺に小声で囁いた。ちらっと化粧室のほうを見ると化粧室は2人待ちしている。俺が電話を終えてもまだ加奈は並んでいる。退屈になり加奈の雑誌でも読むかと手にした。彼にプロポーズさせる方法の実例集が並んでいた。あれ?先週こんな話を俺もされたなぁ 加奈によくにた話が出てて可笑しかった。いろいろ読んだとこに電話がまた来たので話をしてたらそこに加奈が帰ってきた。そして食事の際に言った言葉がさっき雑誌で読んだ言葉 話題だった・・・・・。あれ?マニアル化してる?この本の作戦を??何も言い出せないままおれも緊張してくる。種を知っている手品を相手が緊張しながら行っているのを見るのもこっちもなんか緊張して辛いような感じだ。どうしたらいい?このことについてどう触れようか!でも、もしそうならそれも嬉しいな!と言うか間違いなく言わせようとしている。ヒットマン加奈の標準は完全にロックオン状態にある。切り出しが難しいな。考えれば考えるほど難しくって数週間が経った。申し訳ないことに先に切り出したのは加奈だった。「ねぇケンさん 私のことどう思ってくれてるの?」「好きだよ(照)」「うんありがと 嬉しい でね!今後の私たちどうなるの どうなっていくの?」きた きた きたぁぁぁ!どう?ここ大事なとこじゃない?頑張れおれ なんて言う? 「ず~っと好きでいたい ず~っとそばにいて欲しいな!」「私と将来を考えてくれてる?」「ああ勿論!だからこうして部屋も借りて」「ウれしぃ なんか幸せよわたし」「幸せにしたいんだ」いつしか話はそっちの方の話しばかりになってしまった。ねぇねぇねぇと舞い上がる加奈が好きなんだけど少しペースが速くて付いていけないときがある。すっかり先走りしてしまっている。なんだか少し疲れてしまった。加奈との将来を考えない訳じゃないけど結婚てまだあんまりイメージできない。魔王から救いたいとか疲れをとってあげたいとか凄く思うんだけど。今は仕事に燃えていてとても大事な時期なんだ。自分ばかり先走りしている加奈が後ろを振り返った。遠くから歩いてくる俺を見つけたようで寂しそうにため息をついた。そうじゃないちゃんと考えているんだけどもう少しゆっくりとね・・・。
2007.02.19
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No14 彼女の気持ち 今夜は加奈が来てくれる日だ!何となく犬が嬉しいとしっぽを振り振りする気持ちが分かる。そんな嬉しい日だ。しかも今夜は初お泊まり!加奈は、仕事の後に来ることになっているからそれまでに掃除をしとこうかな~。試しに今夜は餃子を作って加奈を待とう。待つ楽しさ いいもんだね!お料理の本(簡単に出来る中華料理)を買ってきて書いてあるとおり品物をメモしてスーパーに行く今回の一人暮らしはちゃんと働いているしお金があるから何でも買えるんだ。大学生の時は1つのキャベツを大事に食てたときもあったなぁ成長したょ俺もそうそう大事なものを買い忘れてた。歯ブラシ買わないと 加奈の 赤いのがいいかな女の子だし(ポッ)照れるなぁレジの人が右から左のかごに歯ブラシを移すとき特に照れた。部屋に帰ってまずしたのは俺の歯ブラシの隣に加奈用の歯ブラシをそっと並べた。何か幸せ~おっとそんなのに浸ってられない餃子餃子料理がこんなに楽しいものだと思わなかったよ。買ってきた包丁でトントンニラやらニンニクやらショウガをみじん切りにしながら鼻歌を歌う。 加奈は思ったより早く着いた。成城の駅まで迎えに行く、手を繋いでMYROOMに歩く普段のデートとはまた違う足どり。「そんなにニコニコしてどうしたの」「うんんなんでもない」料理のことも歯ブラシのことも引っ越し後の段ボール箱を全部かたしたことも言ってない。驚くかな 喜んでくれるかな加奈の喜びようったら凄かった。うれしさに部屋の中でもずっと手を繋いできた。今夜は 魔王(加奈のお兄ちゃん)が居ないし明日は仕事が休み、加奈は俺だけのものだ。朝方まで二人は話していた。「一緒に生活するって楽しいと思うの!きっとケンさんはずっと優しいと思うし。」「そうだよね 絶対楽しいよ」「ねっ 家事も分担してくれしてくれる?」「わかんない でも出来ることはやるよ」「外食も連れてってくれる?」「連れてく連れてく!」「ああ あこがれちゃうなぁケンさんと暮らす将来」えっ?結婚をしたいと言いたいのかな ただの加奈の妄想かな???どうなのかなもしそうなると あの魔王が俺のお兄さまに???奴とは兄弟になれない!返事に困って一応「ねーっ」って言っといたんだ。とりあえずまだその時じゃない 今を楽
2007.02.19
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No13 彼女との格差 時々気になっていたんだけど加奈は高級志向のようだ。今はシステムキッチンなどを販売するショールームで働いていて髪型や服装にはきちんと気を使っている。言葉使いも正しく美しい日本語を使いこなし清楚系お嬢様系だ。アパート却下以来、今更だけど加奈が鞄はどこのブランドだとかコートはどことか観察してみた。そして色々身につけているのが分かった。鞄はルイビトン スカーフはディオール 時計はオメガ 靴やスカートにコートはバーバリー。表にブランド名が派手に記入されているのは一つもないせいか 何かいつもかっこ良く決めているなと思ってたらそう言うことだったんだ。俺なんかユニクロ GAP ヨーカドーにTakaQってとこ そうかやっぱりブランド品てかっこいいんだ!そして加奈もかっこいい 着こなしがいいそんな人はアパートには住まないね(笑)それでも結局俺は、マンションでなくとても綺麗なハイツを探し出しそこに決定したんだ。ロフトも付いている学生の時のアパートの100倍いい!成城学園前の駅から歩いて3分 近くにスーパーがあり遊歩道や公園もある。都内で有数の高級住宅街だが値段も悪くない。加奈も会社に近い。間違いない物件を手に入れた!俺は喜んでくれるとおもって加奈に写メを送った。早速、週末加奈を招待した。マンションを選ばなかった俺には少し不満そうだったが「ここならいい感じね。」と言ってくれた。俺はほっとした。「お金がないわけじゃないのに何でアパートを好むの?」「好んでいるわけじゃないよ。身の丈に合った生活をしようとしているんだよ。」なんて少し言い合いになりかけたことがあったからだ。住むのは俺、目的は加奈と幸せになること 魔王(お兄ちゃん)から彼女のストレスを軽くしてあげたいという事だから俺は アパートからハイツに 加奈の希望のマンションから一つ譲らせてハイツにしたんだ。俺にはもう一つの目的もあった。それは加奈の生活力(家事や生活に対する考え方など)を実際に確かめてみたいと言うことだった。
2007.02.18
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No12 一人暮らし 一人暮らしは何度も経験している。大学の時、親父に反抗して家を出された。 もともと厳しい親父だったがこの時が一番きつかったよ。 だって19歳の俺をいきなり家出させるんだから。悪いのは俺 それは分かるのだが・・・・。 もともと治療院の先生になりたかったから、大学行かないでそのまま治療院に弟子入りするなり専門学校に行くつもりでいたんだ。しかし、親父は機械設計士であり、 「工学的なそういった技術を身につけサラリーマンで安定した生活をしなさい。これがお前の幸せなんだ。」 と言う。当時まだ学歴社会が色濃く、でも俺にとってはどうでもいい話しだった。職人になりたいんだから。まったく興味がないので断っていたが、ある時親父が別の言い方をしたんだ。「そんなに治療の勉強がしたいなら止めないよ。でも大学出てからでも遅くはないだろ?急いで治療の先生になることもない。ゆっくりじっくり4年間考え事しながら大学生活を送って見ろよ。」この言い方だと考え方を変えなくもない。確かに4年間いろいろ考え事してもいいかもなぁ そして、おやじが希望する工学部に入学したのだ。楽しかった。たくさん友達が増え毎日夜中まで遊んだ。勉強もしっかりやった。しかし将来を考えると化学や物理学をいくら学んでも将来とまったく関係ない分野だし、時間の無駄使いをしているように思えてならなかったんだ。そんなときに体育学部の学生と友達になったんだ。 「えっ?体育学部??何の勉強するの?」 「解剖学とか生理学とかスポーツ理論とか・・・・・・。」「すっげー もっと詳しく教えてくれよ。」これだ!どうせ治療院の先生になりたいんだから工学部より体育学部にすれば良かったよ。どうにも出来ないのかな それでいろいろ学生課に聴きに行ったり体育学部の授業を見学に行ったり で、学部変更(転学部)という裏技があることを知った。「でもまず受からないよ!過去に数例ある程度だからね。そんな簡単に考えられちゃぁね~君ぃ」学生課の職員は厳しいと俺に告げた。 そっか そんなに難しいのか。でも受ける。受けてダメなら親父の希望通り工学部をやり抜こう。 で、受けた。受かった。その通知が家で親父の眼に触れた。激怒!! あんなに怒った親父を見たことがない。 「出ていけ~ 今すぐ俺の家から出ろ」 ここまで怒らせちゃうと何を言っても無駄だ。仕方なく部屋で荷物を整理していると親父が乗り込んできて、 「バカモン!その鞄も洋服も本も俺や母さんが買ってやったものだ!今着ている洋服だけくれてやるからそのまま家を出ろぉぉ!」グルルルとまるで狼が吠えるかのように追い出された。そんなことで大学の近くのボロボロアパートにたどり着いたんだ。 ボロアパートだが自分だけの部屋 隣の部屋との壁はわずかベニヤ板1枚。話し声もテレビの音も丸聞こえ、二回の人が歩く度に揺れる。それにしょっちゅうゴキブリを見かける。 でも、何か落ち着く。初めての一人暮らし。貯金はある程度あったがアパートを借りたらもう底が見えそうになっている。必死でバイトして稼ぐが全然足りない。ドカチン(ドカタ作業)がいいとか警備員がいいと聴くとそれをした。何でもやった。当時付き合っていた彼女にも申し訳なかった。いい思いさせてやれなかった。でもちゃんと付いてきてくれた。家賃や高熱費をのぞくと1週間千円で暮らさないといけない日々が続く 1週間千円て言うと朝昼晩コーンフレークとかいいときはバナナを食べれる。いつも腹を減らせていた。近くのスーパーで試食品を食べに3周回ったこともよくある。 そんなときに手を差し伸べてくれたのが剛先輩だ。管づめやらお米やら何かと助けてくれた。倒れたこともある。そんな限界近い生活でも付いてきてくれた彼女と加奈を重ねていた。苦しくてもお金が無くても付いてきてくれる。そんな女性が彼女と思っていたんだ。 長い話になったがそんな経験があるし、一人暮らしは風呂やトイレが付いていれば全然ok 多少の汚さも味があっていい。そんな俺と良いところのお嬢様育ち(本人は否定)の加奈とでは物差しがズレているのも当然だった。「ケンさん、マサカと思うけどアパートなんか考えてないわよね(笑)」 「アパートも含めて考えてるよ」「えっアパートってどんな?(汗)」 質問の意味が分からなかった。「私、汚いとこは住めないし泊まりにくいなぁ」 「アパートっていってもいろいろあるよ きれいなとこ探すから平気だよ。」 「というかマンションで探してよ 木造だとちょっと・・・・。」 「木造のが暖かいんだよ。しらなかった?」どうやら話の方向が食い違っているようだ。「私ね以前にね、大学出て最初に東京にの会社に就職したんだけど地方に研修で行かされたの。そこでアパート暮らししたんだけどね、ゴキブリが出るし風で雨戸がガタガタ言うし知らない人がよくドアをノックするし洗濯物を盗まれるし恐くっておかしくなりそうになったことがあって金曜の夜行バスで毎週東京のおうちに帰ってきて日曜の深夜バスで帰る生活してたの。だからアパートはやめて欲しいの!」 「そうか恐い思いしたんだね。でも実際住むのは俺だし、加奈が独りで住む訳じゃないから。それになるべくマンションも含めて綺麗なところにするよ。ゴキブリ出たら俺が退治するし!」 加奈は終始無言だった。 住む場所について一応復習しておこう! @@荘(共同風呂 共同トイレ)→@@荘(風呂なしトイレあり)→@*アパート→@@ハイツ(軽鉄骨)→マンション(鉄筋コンクリート)→・・・・・・億ションとなるわけだ。 億ションや高級マンションは今の俺に似合わないとして、アパートからマンションまでで探していた。 でアパートは却下された。コメントくれると嬉しい!お気に入りに登録してくれるともっと嬉しいです!!!長くてごめんね。
2007.02.18
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No11 二人の幸せを考えると 加奈の生活は、お兄ちゃんの精神的ショック状態からの回復によりかなり楽な状態に変わっていった。拘束される生活から少しづつ解放されていった。加奈と一緒にいる時間を増やす為には 二人が幸せになるには俺が一人暮らしをする→加奈が可能な日に泊まってもらう→加奈をお兄ちゃんストレスから解放してあげる→二人が幸せになるこれしかない。加奈にお兄ちゃんの態度を聴いてはいたものの初対面であれだから、慣れてきたらどんなんだろう???おっそろしいよ まったく あれで普通なのが許されるのは俺の周りの世界ではあり得ない。俺にも妹がいるが召使いのように扱うなんて考えられないし、兄弟とは支え合うもの、助け合うものじゃないか。腹が立って仕方ない。ところで、加奈の周りは結婚ラッシュで友人の結婚の話をよく聞かされていた。例えば恭子の旦那さんは15歳も年上で でも共働きを希望してくるとか幼なじみの久美ちゃんは日本で式を挙げるより安いと言うからハワイで式を挙げたんだけど親戚中の旅費を持つことを計算に入れてなくて逆に高く付いた。とか旦那がこうでこうだと奥さんは幸せだとか。楽しそうに話をしている。おれはうんうん聴くだけだ。楽しそうな加奈を見ておれも楽しい。加奈のためにも早く実家を出て部屋を探そう。そしてもっと楽にしてやろう。加奈が話し終えるのを待って一人暮らしをしようと考えていると打ち明けた。加奈はホントにホントに喜んだ。治療院の昼休みは12時半から3時までと割に時間に余裕がある。その時間を利用して不動産屋を巡る。加奈が休みの日は一緒に回る。楽しい一緒に部屋を探すってドキドキする。いろいろ想像が膨らむ。エプロン姿の加奈 お揃いのパジャマ 夜のマッサージのし合いっこ 枕を二つ並べ腕枕をして寝る。朝方、しびれた腕をそっと加奈を起こさないように引き抜く。そして二度寝 起床は加奈が優しく起こしてくれる。加奈が作った朝御飯を食べ一緒に玄関をでる。出かける前の軽いキスも忘れてはいけない重要アイテム。妄想は止まらない。きっと楽しいはずだ いや間違いなく楽しいはずだ!楽しい生活がずっと続くに違いない。そのうち同棲が始まり、加奈とそのまま家庭を持ったりして!!!うふふふっ照れる 実に照れる。仕事が楽しくて家に帰ってまた楽しくて!一日中一年中バラ色の人生が俺を待っているのだ。さあ加奈一緒に光の射す方へ魔王(お兄ちゃん)の手から抜け出そうぜ!!天にも上る気持ちでいた。
2007.02.18
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No10 屈辱すら舐める リビングで抱き合っていた二人は、誰が見ても何事も無かったと思われる位置まで離れ 服装や髪型などを整えドアが開くのを待った。いくらお付き合いをしているとは言え、初対面の男が自分の家で、しかも妹と抱き合ってたら面食らうだろうし妹からしてもちょっと気まずいよね(笑) 扉を開けて目があった瞬間 お兄ちゃんは固まってた。 「どうも初めまして」 名乗ってお辞儀する。加奈が慌てて紹介をし出す。 「ああそう!どうぞ楽にしてくださいよ」 独特の初対面の間のあと俺から声をかける。「先生の話はいろいろ伺ってます。」 と言うとドキッとした顔になり慌てて聞き返してきた。 「えっあそう?どんな?」 まさか失恋の話やバツイチの女性の話が出てこないだろうと眼がまん丸になってる(笑) 「内科医でご活躍されている様子を加奈さんから聴きました。自慢の兄だと言ってましたよ」 「ああそう。そんなこと言ってましたか」その後何歳なのとか、どこに住んでるとか共通点を探す。対戦相手もさぐってくる。 昔大学の講義で初対面の人と3つの共通点を探しなさい4つなら尚いい。そこから共通項をたどり話に花を咲かせなさい。そうすることですぐにどんな人とでも仲良くなれると聴いたことがある。結局2つまで見つかったがどうしても1つ見つからなかった。こんなの初めてだ(汗) 職業を聞かれたとき治療院の話をした。するとたばこをくわえながら 「ふーっ(煙を吐きながら)何それ、そんなことしてさぁ儲かんの?一人来るといくらになるの?」とか「あぁそんなもんなんだぁ あんまり儲かんないね~ 俺はねさっきまで病院で70人見たからだいたいそうだなぁ150万くらい?もっとかなぁ まぁ俺が稼いでも病院のものだけどね(爆)はっはっはっ」何なんだろう?これって 歓迎はされてないのかな?初対面だしそんなこと無いよね?でも一つだけ確かなのは不快感やっぱおかしくない? 加奈の建て前上 「先生凄いですね~ それで新宿にしかもこんなに素敵なマンションを持って さすがです。」などとほめ言葉を連発し心で泣いた。もうこれ以上ココにいたくない。 「先生お疲れでしょうし、長居してしまってすいません。そろそろおいとまします。」 「あっ待って今デマイを取ろうと思ってたんですよ。いいでしょ晩飯一緒にしましょうよ おい!加奈 あの寿司屋に注文してくれ特上3つだ。」 ???さっきから見てたらこれじゃあ加奈が召使いじゃないか話には聴いてたがなんて横柄な人間なんだ。 帰ろうとした俺を加奈が手を合わせて お願い食べてってと言うジェスチャーをする。 加奈、君は大変な苦労を背負ったね。俺が何とかしたいよ。 自分を殺し、加奈の家族にいい印象を与えようとつとめた。 できれば横柄な人間とは・・・・・・・・。しかし、それが加奈のお兄ちゃんだ。 次回は 彼女と幸せになる方法 だよ
2007.02.18
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No9 彼女の家族と兄の恋愛事情! 困った出来事があった。加奈にロンドンの両親から連絡があり「お兄ちゃんの様子を見てきて欲しいのよって。お母さんから電話がきて行ってみたら大変なの。」「どうしたの?」「実はお兄ちゃん 彼女にフられちゃって仕事は何とか行ってるみたいだけど精神的にかなりやられちゃってて ほとんど食べないのにお酒ばっかり飲んでおかしくなってるのよ」「加奈のお兄ちゃんて医者じゃなかったっけ?」思わず吹き出しちゃった俺を加奈は黙ってみてる。「ごめんごめん!医者も人間なんだから傷も付くよね。 きっと深い付き合いをしてたんだよね。結婚前提とか」「そうなの、結婚を考えてたらしいし・・・・。顔なんひげがボーボーで 恐い人みたい。あんなあお兄ちゃんはじめて見たわ」「なんでお母さんが気付くの?ロンドンにいるのに」「何となく電話でおかしいから百合さんはお元気?って聞いたらしいの。百合さんがいろいろ世話してくれてたから。そしたらふられちゃったから・・・・。って」「大変だね お医者さんて責任ある仕事だしね」そう言えば、俺が二十歳の頃そんな経験をしたよ。かなり依存してたからその分立ち直るのに数ヶ月かかったもんな。この年でそれを経験したんだとすると恐ろしいね。そんなことを思った。「で、お母さんが私の住んでるところを引き払って兄の家に住んで欲しいのって言うのよ。」「えっ まじで??加奈の住んでるマンションお父さんのでしょ?」「そうだけど 誰かに貸したいらしいのよ そうすれば老後の貯金も増えるし、加奈が一人暮らししているって言う不安も減るからって言うの」「そっかぁ いきさつは分かったよ。で、いつ引っ越すの?」「多分来月 お母さんが帰国してお兄ちゃんと話してすぐらしいの。もうお兄ちゃんの家に私が引っ越すかもって話はお兄ちゃんにしたんだって。もう勝手にはなし進めるんだから。」どうやらこの家族の場合、加奈の意見はあまり尊重すると言うかききもしないで事が運ぶ事がたまにあるようだ。「来月ってもうすぐじゃない」 えっ?お母さんが帰国??加奈ママと対面式?あるの?ありえるの?どうなんだろう加奈の出方を待つ?それとも俺から言い出すべき?「母さんとあわせてくれ」って どうなの?どうするの?おれ!加奈の兄は有名某大学病院の内科医だ。もうすぐ博士論文を書き上げ2年以内にアメリカに専門知識を深めるために留学することになっている。その世界でもホープらしい。同い年だがずいぶん差が開いたもんだ(笑)俺も専門分野ではかなりの臨床数をこなしているしこの分野は負けないという自負は有るものの何となく一般的な世間の目は加奈の兄に注目されるに違いない。でも加奈は「人を治す分野が同じだし一般の人から見たら治してくれるひとが先生で医者よ。」と言ってくれる。加奈がそれでいいなら俺はいいんだ。誰か一人分かっていてくれる人が居ればそれでいい。ありがたい。加奈のように自分を理解してくれる人はありがたい。それにしてもお兄ちゃんしっかりしろよ!加奈と会いづらくなるじゃんきっと勉強に明け暮れてて恋愛に対する免疫がなかったんだろうね。お兄ちゃんの様子は少しずつ加奈の世話のせいか快方に向かい 加奈ママが帰国するには至らないほどに成っていた。快方に向かったのは、たまたまクラス会が開かれ、気分転換に出席した。そこで、バツイチで、さらに只今二人目の旦那と離婚調停中のクラスメイトがアプローチしてきて仲良くなり、おかげで笑顔がでることが最近あると言うのだ。当時クラスが同じだったときお兄ちゃんは彼女のことを好きだった過去をがある。青春のリベンジとばかりにお兄ちゃんたら・・・・。何となく近づく女の目的が見え隠れしている様子だ。加奈も一端はそんな人やめてと言ったらしいが、お兄ちゃんが笑顔になれるならとそれ以上は意見しなかったそうだ。毒を盛って毒を制すと言った具合だろうかそれ以上は何も言えなくなったらしい。 加奈の引っ越しの話も無くなるかと思ったがそれの方は着々と進行し、加奈は兄宅に引っ越していった。加奈と会う回数が減っていく。思うように加奈に逢えなくなってくる。加奈も逢いたいと言ってくれるが今までみたいに職場のすぐ近くでデートすると言うわけには行かない。週に3回は逢ってたのに週1か2週に1位しか逢えなくなった。逢えてもお兄ちゃんが帰ってくるまでに戻らないととチラチラ時計を気にする。2時間会う為に片道45分バイクで走る。あっという間に時間が過ぎる。加奈も仕事と家事などの両立などで、ずいぶんとストレスを溜めていて疲れていた。そして、ちょっと風邪をこじらせて寝込んでしまった。まったく逢えない。 数日後の週末「後熱が随分下がったし、ケンさんさえ良ければお兄ちゃん宅に来ない?」と誘われた。逢いたい!! でもお兄ちゃんのマンションかぁ平気かな?今夜は遅いからと言ってるし ちょこっとお見舞い持って行ってお話しして帰ってくれば平気だよね。お兄ちゃんと逢う事無ければ加奈とマンションでデート気分 いいかも!早速着替えて出かけた。お兄ちゃんのマンションは超高級マンション さすが医者だぁ!24時間管理人が常駐しているし ロビーにはグランドピアノが置いてるし!!!いったいここは何?10日振りに加奈と逢った。少し痩せてる。ドアを開けるなり加奈をぎゅーぎゅー抱きしめた。そして、中に入るとさらに驚き!!すごい凄いきれい リビングなんか30畳以上有るんじゃないかなこんなとこに住んでいる人もいるんだ。 有名画家の絵が飾ってたり 変な形の灰皿や変な花瓶 豪勢な家具・・・・・・・!住むランクが3つくらい上だね。俺がカローラであっちはベンツくらい差があるな。そこでのんびりくつろがせてもらって 加奈とゆっくりした。たくさん甘えてくる加奈を腕の中で抱える。まだ熱があるから大事に大事に加奈を扱う。こんなにゆっくりと加奈と居れたのは2ヶ月ぶりになる。嬉しかった。とッそこへ 開くはずのない玄関のドアがガチャっと開いた。青ざめる。。。。なんで、帰ってくるの?慌てて二人は離れる。リビングにお兄ちゃんがやってくる。 「やばい?」「普通にしてればいいのよ。ケンさん!私もびっくり。。。どうしよう・・・・。」リビングのドアが開く。家族との対面にドッキドキ鼓動が高鳴る。髪の毛を正したり、正座したりして目が合うのを待つ。次回 屈辱をなめる だよ☆
2007.02.17
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No8 彼女の言い分! 見つけたものは仕方ないよね。ちょっと頭を冷やそうとしたけどダメだ・・・。 三脚の1つの棒が倒れたように心はバランスを失っていた。何なんだよ!やり場のない怒りがこみ上げる。加奈は俺の次の言葉を待っている様子。「どうなってるんだ?誰なんだよそいつは。まずそこから話せよ」「ホントに違うの誤解させてごめんなさい!私の働いてるビルと同じところで働いている人なの。ミクとそのビルの飾り付けを眺めてたときに声をかけられて何回か会ったの」新宿のオフィスビルで加奈は働いている。大きなビルだから数百社がそのビルにオフィスを構えている。その中の一人というわけらしい。「それで?それでなんで家まで一緒にいくわけ?」「それは・・・・。多摩川でバーベキュウした帰りにみんなでその人の家に行って2次会みたいになってゲームしたりしただけなの。ホントにそれだけなの。やましいことは一切ないから。それだけは信じてね!」「何者?そいつは」「同じビルのIT関係の仕事をしている人だけど会社の名前も知らないの」「さっきのメールの文面から納得できないよ」「納得してもらわないと私困る。」しばらく沈黙がつづく。軽くパニクってる俺と信じさせようとする加奈の攻防はまだつづく「じゃぁ・・・・。」沈黙を破ったのは加奈の力ない言葉から「じゃあ 私何でもする。信じてくれるように何でもする!」すがりつくように手を伸ばし俺の肩にしがみつくしかし俺はその手を払い落としながら「この悔しさは受けたものにしか分からないだろう。今この場でその男に もう彼が出来たから連絡できないししないでくれと返信しろ!できるか?」「もちろんそんなことでケンさんを失わずに済むなら!」すかさずメールを作成しだしたが、相変わらず俺の頭は思考回路がほぼ停止している。加奈なりの誠意は見せている様だし嘘をついているようにも見えない。加奈はメールを送信するところだ。加奈を信じる事が出来ない自分とこんなところで大事な加奈を悲しませ失わせることになるかもよという想いと頭の中で天使と悪魔が戦っているのだ。天)許してあげなよ こんなに反省してるよ それにナンダイお前は 加奈に恐い声張り上げて 怯えちゃってるじゃないか もういい充分追い込んだよ 二度とこんなことは起こらないよ悪)ばっかじゃねーのこんな嘘も見抜けねーのかよ。適当に遊んでポイしちゃえよ お前と付き合う前の話だとかぬかすがわかんねぇよ 遊ばれてんじゃね~の?両方の声にうんうんいいながら 加奈に言った。「待って まだ送信してはいけない」加奈はビクッとした。 メールの内容を確認されるのかと思ったらしく携帯を差し出した。俺はその携帯を受け取るとクリアキーを押し加奈を抱きしめた。加奈は俺のすべての気持ちを悟り涙を流しているのを顔づたいに感じた。多少の後ろめたさを感じたのか「ケンさん福島さんをアドレスから消去するね ホントにホントにケンさんと付き合う前の話だからね」と言った。そばらくの間、加奈に初めて乱暴な言葉を使ってしまってしばらく自己嫌悪してたんだ。ちょっと甘かった?おれ みんなならどうしてた??意見を聞かせて欲しいで
2007.02.17
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No7 そこにある危機 ぎっくり腰って体験したことある?西洋では魔女の一撃って呼ばれてんだよ。調子いいと思ってるある日、調子に乗っていると魔女がやってきて腰をエイってやると動けないほどの激痛 ギックリ腰とにかく順調な俺と加奈の間に事件が起きたんだ。ある日加奈が相変わらずメールがなる携帯を見ながらの「ケンさんの携帯鳴ってばっかり・・・・。」「そうだね よくなるね。ほとんど用って程の用じゃないけど」「すごい気になるの。会ってない日もこうやって鳴ってるだろうし、私以外の人からもお誘いが来たりするだろうし・・・・。」重たい雰囲気が漂ってくる「えっ?じゃぁみせよっか?」あんまりやましい気持ちもないしそれで解決するなら 加奈と付き合ってから全部合コン断ってるし(笑)「いやそう言う事じゃなくて・・・・。」「多分こういうのは目で確かめないと納得しないと思うし」少し加奈の機嫌がなおっている。「判った判ったわ じゃぁどうしたらいいの?」「携帯はプライベートなモノだから見られて気持ちいいものじゃないよ だから5件だけ見せるよ。ただ何があっても加奈のことが一番だからね 自分だけ見てしまったっておもわないように加奈の次に来るメールは俺が見ても良いことにしようよ」うなずく加奈 すっかり笑顔に戻ってる。しかしおれもロシアンルーレット状態(汗)コマるメールは確かなかったよな多少品のないメールが有ったなぁ 若干まずいかな「じゃぁ 最近の5つ見せて」「いいよ ほら」俺の携帯はセキュリティーがかかってる患者様の情報を万が一の時守るためだ。セキュリティーを解いて見せた。ドッキドキだったが面目は保たれた。事件は終わった。ひと段落いや解決だ。と思う間もなく加奈の携帯が鳴った。容疑の晴れた俺はニヤニヤ今度は加奈の番だもん 手を差し出す俺を制して「ちょっとまってて私が確認してからね!」難なく余裕でしかも笑顔で携帯を確認していた加奈の表情が一変する。再び手を差し出す俺に 慌てて首を振る。???「ちょっと見せられないかも~」「それは良くないよ。加奈」「えっでも。。。」「加奈が不審な行動してどうすんだよ。言いだしっぺは加奈だよ。」「だってこんなメールが来るなんて・・・」なんなんだそれってやばいメールなのか?しぶしぶ差し出した携帯を見るとー加奈 またミク連れて俺んちで鍋して 楽しく過ごそうぜ!いつにする?-「加奈 なんでこんなメール来るんだよ(怒)」隙のない女だと思ってたのに・・・。裏切られた感があった。イメージはゆっくり作り上げていかなくちゃ!イメージだけが先行しすぎて実態以上に綺麗な妄想をしがちだが危険だ。加奈のイメージは浜辺に作った砂の城のように崩れ去った。イメージはゆっくり造ろうね おれ!がんばれ次回 みんななら何番目?1もう駄目だぞぉ!こんなことしないでね!と頭をコツんとやる2ひっぱたく>痛くて泣く>和解>何事もなかったかのように振舞う3問いただす>泣く>別れる>・・・・・・。4ギャグで済ます>加奈と軽く付き合う>適当に遊ぶ>時期が来て別れる5話を聴いてみる>メールの男に彼が出来たから連絡できませんとメールさせる>アドレスを消去させるどうする?どうするよ おれ! by Life Cardあなたならどうする
2007.02.17
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No6 合コン 加奈は同性の友達が多い 俺なんて親友と呼べるのは3人かなでも加奈の周りにはたくさんの仲のいい友人に囲まれている。しかもおれの親友級の友達が同性からこんなに好かれるのはホントにいい性格なんだろうな。加奈は次々と友達を紹介してくれた。「ケンさん 私たちだけ幸せなの 私の周り彼が居る人が少なくて」「それはあれだね 俺たちの幸せを分けてあげたいね。俺の友達と飲み会やろうか!きっと楽しいよ。 そんな中でカップルができたら最高だよね」「うんうんそれいいアイデア!」こうして彼女同伴の合コン(?)を開くことになった。男は何人でも集まる。すぐ7人集まった。「ケンさん多すぎ(汗)せめて5人にして!大人数だと大変じゃない?」「いいよ男は多くても 一組でも多く幸せになれるといいじゃん」加奈も6人集めてくれた。合コンは盛り上がったねー!楽しい 体育会系の奴を何人か入れたから盛り上げてくれるしで、2組いい感じになったんだ。友達が幸せなのもいいね。一緒に幸せに向いておる感があって 口べたなおとなしい友人もたくさん笑ってたなぁ アドレス交換はしてたみたいだし よかったよかった。ところで俺の携帯はその頃結構メールがよく届く時期だった。一日に仕事のメール患者さまからの予約メール 友人からのメール男女かまわずよく来る たまたまなのに加奈はそこがおもしろくなかったらしい。「今のは誰から?」「ああ今のは鈴木だよ こないだ話したあの鈴木」最初は普通に答えてたけど あんまり毎回聞くからさちょっと困っちゃったんだ。そしてあんな事件が起ころうとは まだそんなことを考えもしなかった。順調に来た二人
2007.02.17
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No5 ドッキドキの温泉旅行 初めての旅行は箱根だった。「加奈ちゃんと旅行したいんだ」「えっ?ホント?ホントに連れていってくれるの?」「そんなに喜んでくれるなんて 嬉しいよ」「だってケンさん仕事忙しそうだから いいの?」「加奈ちゃんの喜んでるのを見るのが最近の俺の喜び何だよ」「うれしい」ホントに愛おしい 仕事するのが楽しくって仕方ない。愛おしい人が居るって素晴らしい 楽しみがあるって素晴しい。温泉と言えばやっぱり浴衣だよね!照れる. 加奈の浴衣姿 綺麗だ。うなじにドッキリいい 非常にいい!何とも言えない至福の瞬間(笑)萌える!ますます大好きになっていく まずいかな?大学生の時に一年付き合って100%心を預けてた彼女にフラれたとき、がっくりきて廃人の様になったことがあってしばらく何も手に着かなかった事があった。だからその後恋愛をするときは少し構えてしまいがちになってた。100%心を預けてはいけない。特に社会人になってからは仕事ができなくなってしまう訳にはいかないのだ。そんな教訓もそのときは吹っ飛んでいる。至福の時 そんな言葉がよく似合う。加奈ちゃん→加奈と呼ぶようになったのもこのときからだ。名前だけで呼ぶときってドキドキだよね。最初から名前だけじゃなかったし、呼び方を変える儀式(笑)今までと違う呼び方だしどういう反応をするだろうか 布団は二つひいてるけど枕をこっちに持ってきて頭を並べて寝る。腕枕をしながら「加奈・・・」小さい声で耳元でささやくビクッと加奈が反応する。「加奈」もう一度ささやく「ケンさん・・・・。」手を繋いできた加奈はじっと俺を見つめた。このままずっと幸せが続くに違いない。手を繋いだまま寝ている加奈の寝顔を見ながらそんなことを考えてた。
2007.02.17
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No4 好きにさせるのがうまいよ 加奈は好きにさせるのがうまい。なんて言うかうまくいい表現の言葉が見つからないがとにかくグングン引き込まれていく。そんなある日加奈は、「ケンさんを私の親友のミクに紹介したいの」「もちろんだよ」嬉しかっただって親友に逢わしてくれるということはちゃんと仲良くなった証拠じゃない(?)親友に逢わせるのも儀式だよね(笑)付き合う→仲良くなる→親友に逢わせる→評価を受ける→別の友人に会わせる→両親に紹介される→何度か両親と会う→そろそろどうなの?的な発言をされ お嬢さんをください。えっ(汗)両親(?)・・・・・結婚(?)。いや まだ第一段階だし・・・・。俺も親友に逢わせたかくなった。親友に紹介される前の日美容室にいったりそわそわが止まなかった。いざ当日になると腹が据わる。俺は柔道を10年間やってた。参段までとった。試合の前もそわそわしてたなぁ ふと思い出す。試合が始まれば腹を据えられる。同じじゃん。へいきへいき自然体。当日もそわそわ今想うと加奈に対する想いが真剣だからこそ緊張するんだと想う。失敗できない!みたいなでも逢ってみると何でもない。たくさん話を聞いたしたくさん話したし、そしてたくさん笑った。「けんさん楽しそうだったね」「うん紹介してくれてありがとう!すごく楽しかった!」「気に入った?ミクのこと」「うん 気に入ったよ」「ミク可愛いでしょ」「うん可愛いね なんで彼がいないのか不思議だょ」「え~ミクのこと好きになっちゃったらどうしよう」「ちょっと待ってよ。加奈ちゃんの事が知れたし加奈ちゃんを大事に想ってくれてるから好感持っただけだよ」「ほんと?ほんとにほんと?」「ホントだよ(笑)」ホントに心配しているのかな 時として適度なヤキモチは二人の関係を良くさせる薬のようなモノだ。とにかく楽しかった。ミクの評価もよかったらしく俺たちは次のステージに上った気がした(笑)その後俺の方の親友にも逢う機会を作った。親友の剛先輩は浦安に住んでいる。すでに結婚していて子供が二人居る。奥さんとはうまくいってない。奥さんも高校時代の俺の友人だ。俺と先輩夫婦が出会ったのはカナダのホームステイの参加グループでだった。二人とも熱烈な恋愛をして結婚したのに今は冷めきった家庭だ。俺の理想のカップルだったため少し残念だ。それは置いておき 俺たちはディズニーランドに行く前日先輩と会ってもらった。加奈も俺の親友を気に入ってくれたらしくその夜ディズニーランドの近くのホテルでずっと先輩の話で大いに盛り上がった
2007.02.17
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No3 幸せにしたい加奈は女優で言うと竹内優子によく似てる。かといってモッテモテと言うわけではない。可憐さの中に少しツンとしたとこやクールなモノの見方が多少のプライドの高さを伺わせている。それに慎重さも伝わってくる。それって彼氏には良いことだなと思う。だって彼には甘えるくせに他人にはクールでツンとした女性は他に手を出される心配が少ないからだ。出逢ったときもそうだった。男性のほとんどは何となく近寄りがたいらしく加奈に話しかけるのはごくわずかだった。俺にはこんなに素敵な女の子を手に入れたんだぁ!と叫びたいほど幸せだったんだ。二人はどんどん仲良くなった。相性がいい。加奈と付き合ってから他人にも親切に接することができた。この幸せを周りにも分け与えたくなる。例えば横断歩道の婆さんを手を引いて渡ったり 困っている人には進んで手をさしのべたりした。自分が幸せ、満たされてるときって素晴らしいね!加奈に会える日は特に張り切る!患者様もビックリしている。(俺は世田谷の治療院で働いてるの)加奈の家でアルバムを見る儀式を終え 「もっと早く出会いたかったなぁ」「私も。でも付き合ってた人がいたじゃない!だから今のタイミングでよかったのよ」「そうだね そう言えば加奈の元彼の話を聞いてなかったな」ちょっと戸惑いながら「過去は必要ないの 大事なのは今とこれからだから」でもアルバム以降最近の写真はそういえば無かったな傷つけた奴がいたら許せない それに加奈は俺のモノだから過去の傷ついた思い出を想い出させたくない。でも知りたい。くだらない葛藤の末やっぱり聞くことにした。元彼は弁護士の卵 弁護士って試験を受かってからが大変で、その後の研修が大事らしい そんなときに加奈と出会い 忙しく忙しいであんまり逢えない 逢っても邪険に扱われたりするらしい。だからいい恋愛とは言えなかったらしい。終わり方もいいおわり方ではなかった。加奈の他に別の女性の陰が見え隠れしてたらしい。やっぱり聞かなきゃよかった・・・・。過去の男にやきもちを焼いても仕方ないけど。でもあれだな 元彼がいい人だったら加奈は俺の前に居る事はなかったわけで、今回の恋愛は幸せにしたいな 今回で結婚まですることになっても悪くないよ。幸せにしたい本気で想った。次は彼女の親友に紹介された。です☆
2007.02.17
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No2 告白!加奈と付き合うとき一波乱があったんだ。結婚式の2次会で出会ったとき、加奈は25歳 俺は30歳 結婚式の二次会ということもあって次は誰がとか どんな人としたいとか何歳までにはしたいとかそんな話で盛り上がってた。加奈に誰かがこんな質問をしていた。「加奈ちゃんは25歳だし次付き合う男性と結婚を前提に付き合うでしょ?慎重になったりする?」「別にいそいでしたいと思ってない 今は考えてないわ」余裕を見せた返事にキャリアウーマン系なのかなとも思ったものだ。加奈の両親はロンドンの日本企業で働いているため、加奈は両親のマンションに暮らしている。俺と同じ年の兄がいて内科の医師だ。そんな経緯があったから気軽に付き合うつもりでいた。もうすぐ付き合うことになるだろう、その寸前の時季 加奈が少し考え深そうな顔をしていたんだ。聞くと「父からお見合いの話が・・・・。で断ったんだけど先方にはもう逢いますってことになってて・・・・。 ケンさんどうしたらいいと思う?わたしこわいの・・・。」「えっ・・・・」急な展開に面食らった。おそらく かっちょよく「見合いなんかするなよ。俺が加奈を守るから」的な言葉が欲しかったに違いない。俺のスーパーコンピューターがフル回転した。その発言をすると「じゃぁ ケンさん私と結婚を前提にお付き合いしてますって両親が帰国したときに挨拶してくれる?」>>>>そして結婚(パターン1)10種類くらいのパターンを妄想してみた。結局まだ付き合ってもいない女性に結婚を前提に などと言えずに「付き合う前の段階の俺がなにを言えた義理ではないけど その話を聞いた上でも俺と付き合って欲しい。もう断れないお見合いならお見合いだけしておいで お父様の顔を潰してはいけないし。」結局告白させられた。加奈は泣いていた。しかし顔は晴れ晴れしていたよ。お見合い相手は35歳の医師だった。大学病院の研究室で働いているらしい。写真を見せてもらったが う~ん 研究室に閉じこもっていそうな様子がよく見えるような体格と顔立ちをしてた。 とにかく俺は加奈とちゃんと向き合って付き合っていこうと心に決めたんだ。少し前実はおれも強制お見合いを経験していたから(笑)そんな話もした。「えっ?聴いてないわよそんな話」「うん だって言ってないもん。」「いつしたの?相手は?何歳?」「先月だよ、女医さん内科の 年齢は俺より2つ下だったよ。」「・・・で、相手の方とはどうなったの?」「もともと乗る気じゃないお見合いだったし、加奈と付き合いたいと思ってたから でも紹介者の顔をたてるのも大事なんだよ。逢わずに断るより 頼むから逢ってから決めてくれと」「で?」「逢った。でも、消化試合みたいな感じだったんだよ。相手も気に入ってくれたか分かんないし それに長野県だったからちょっと遠いしね。」「ふ~ん なんかヤキモチ 妬いちゃった。」「平気平気 俺はね加奈に決めたんだから お・れ・は・ね!」「私も決めたもん 消化試合ならいいよね?ケンさん」こうして交際を始めたんだ。次は 「幸せにしたい」 だよ
2007.02.17
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30男 なぜ結婚できないのかと言う記事を読んだ。30代前半男性の2人に一人は独身 女性も3人に一人が独身 これでは少子化が進むわけだ。ってかいてある。俺はその30代男ドストライクだ! 独身を楽しんでいる。男だって結婚を考えなくもない。両親からは顔を合わせる度に「結婚はまだかぁ」「いい人いないのかぁ」「お前なぁアメリカじゃぁ30過ぎて独身男は同性愛者って言われんだぞ」って 気持ちは分かる でももうちょっと待っててそれからちゃんと女性好きだからね少し前まで結婚を前提にしたお付き合いをしてた。でもうまく行かなかったんだよ。よく話し聴くありがちな出会いだった。5年程前二人は出会った。結婚式の二次会で運命的(?)に出会った。逢って言葉を交わした瞬間、俺はこの子と付き合うことになる!と直感したが、当時俺には付き合っていた優香がいたわけで、特に発展などなさそうだった。勘違いかなとも思った。なぜか二次会で出会った数名は意気投合して男女で8名か9名のサークル状態になった。だから彼女とも月一か二で逢うことになったんだ。やがて優香とうまくいかなくなり、徐々に加奈とデートするようになっていった。優香は ポッチャリしててガリ股 大ざっぱ B型まるだし 自分本位で他人の200海里内までズカズカ入ってくるが 特に本人は気にしない。悪意がないのがよくわかるがでも度を超すことが多々ある。それでも何かいい感じで三年半も付き合ってしまったよ(笑)優香をホントに好きなのか判らなくなっていたところに加奈が現れたんだ。優香は俺が泊まりにいくといつでも朝俺が出勤する一時間前には起きて朝飯を作ってくれた。ご飯味噌汁とおかずが二品か三品つく。いつの間にかーお母さんみたいだな優香はーなんて思えちゃうときもあった。今考えると理想な奥さんだよな~なんても思うよでも後悔はしないことにしている。 加奈は優香と違って、言葉遣いがきれいだ。可愛い女の子っぽい感じ ちょっと昔で言うブリッコぎみ 声が甘い感じ (うまく伝わってるかな) とにかくその頃の俺にはストライクど真ん中!なのに俺がアプローチすると以外にクールにサッとかわされたりもする(笑)そのうまい駆け引きが男心を刺激しやがる。そんな駆け引き(罠)にハマった男はもう 女の思い通りになる。ジラされダメか諦めるかぁ と思いそうになると助け船を出し(助け船とかいってる時点でもう完全に飲み込まれてる)想いをつなぎ止める。「私、お付き合いしている女性がいる男性とデートするなんて考えられなかった。こんなの初めての体験よ。でも、彼女に悪いし私の気持ちが抑えられなくなっても怖いの。だから彼女と別れるまで逢えない!」これ程強烈なーさっさと片付けて来いよー的な発言をされれば即行動に移らざるを得ない!でも考えた。優香の奴 別れてくれと言って死なないかな?本気で心配した。三年半である。長い二人の歴史 想いでの数々 どっぷりとお互いに浸かっていた。冷めている状態と言えどもその言葉の重さに耐えられるのだろうか? 難しい でも気持ちはもう加奈に向いている。ヒドイ男だ。でも、好きかどうか(いや好きではあるが情)判らぬまま付き合いを続けるというのも失礼な話なわけで。。。昔、友人にそんな奴がいて非難の言葉を浴びせたことがあったな(汗)加奈と付き合うまで出会ってから半年、好きになってから半年かかった。優香も俺も精神的に結構やられたが何とかなった。死ぬかもと思ったが自意識過剰だよね!恥ずかしつづく!コメントくれるとうれしいです!!
2007.02.17
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