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カテゴリ: 人間
違う意見を言われると、自分自身が全否定されたような気になって、保身のためだけに頑是無くなるヤツがいる。

知性の乏しい幼稚なタイプに多い。

もうこうなると、こういうヤツは、一切相手の言葉を耳に入れようとしない。
相手の発言の途中でわざとさえぎってくる。
相手の発言はすべて、自分に対する攻撃のように錯覚しているからだ。
最後まで受け入れてしまうと、耐え切れずに自分が死んでしまうかのごとく。

頭には血が上り、もともと低い理解力が輪をかけて低下し、論理は破綻してくる。
客観性を失い、あるのはただただ、この場を言い負かそうという狂おしいまでの熱情のみ。


このジジイがいったんこのモードに入ると、誰も手をつけられない。
年齢がかなり上なこともあり、結局みんな遠慮とアキラメの境地になってしまうのだ。

こんな状況には関わりあいたくないので、ふだんは私も一切無視しているのだが、今日はたまたま私の番になった。

今の職場もどうせあと数日。
今まで3年間、我慢に我慢を重ねてきたことでもあるし、ここはひとつ、とことん食い下がってみてやれ、と悪魔の私が囁いた。

遠慮もアキラメも甘やかしも一切入れず、何が問題なのかを非常に冷静に相手に説明した。

「言い負かされたくないからというだけで、意地になってはいませんか?」
いいや違う、と言いながら、どんどんジジイがのぼせ上がってくるのがわかる。

こちらの発言をさえぎってくるのを、あえて情け容赦なくさえぎり返してこちらの説明を続ける。

めんどくせージジイだが、今日ばかりは私の方がもっと「めんどくさい奴」だ。

隣には、普段からそのジジイの相手をしないといけない立場の女性がいる。

彼女の心の中の、やんやの喝采が聞こえた。ような気がしたもの。





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最終更新日  2007年09月20日 22時01分27秒
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