野澤武史の議  ~鳳凰編~

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野澤武史

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Jan 16, 2008
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カテゴリ: ラグビー
 「脚を使う」と言う言葉がある。


 書いてみると、非常に簡単に思えるが、このポジションを保つことは難しい。技術的にね。まず、股関節がしっかりと割れてこなければ、脚を使うことは出来ない。股関節から腰を落とし、膝が外に割れてくる。これには技術的な部分もそうだが、柔軟性なんかも加味してくる問題だ。

 この状態で腰がぐっと乗り、上半身を相手にぶつけられれば効果的な接点を作ることができる。その為には、先程も書いたが股関節周りの柔軟性、そして何より高いアジリティが求められる。

 アジリティを使って、接点へ移動する「道中」に脚を使えるポジションへ自分を持っていくことが重要である。

 そうなると、室内でのウェイトトレーニングなども、方法が見えてくる。「脚を使える状態にする」「脚を使った時に強い力を出せる」「その両方を持続する」この3項目を達成し得るトレーニングへと、自然となってくる。スクワットのポジションも変わってくるだろう。しっかり膝が体の外へ出るようなフォームになるはずだ。

 実際僕も、まだまだ修業中なのだが、やはり海外のトップレベルの選手はそれが出来ている。特に南アフリカの選手。単なるぶちかましに見えるが、理に適っている。日本でも、もちろん脚を使える選手はいる。トップリーグ初戦のサントリーー東芝戦の東芝スクラムハーフ、伊藤マモ~さんが相手を下からめくり上げたテイクアウトなど、非常に脚が利いていたと思う。録画されている方はぜひ、確認して頂きたい。

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Last updated  Jan 16, 2008 07:50:21 PM
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